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説明 台風が起こったことによる雨漏りで困っていませんか?台風による雨漏りの原因は強風による破損が多く、被害が大きくなることもあります。そこで今回は、台風による雨漏りが起きたときの原因と対処法をご紹介します。
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台風が起こったことによる雨漏りで困っていませんか?
台風による雨漏りの原因は強風による破損が多く、被害が大きくなることもあります。
そんな雨漏りの修理には多額の費用がかかることがほとんどで、多くの人が悩まされていると思います。しかし、この台風で起こってしまった雨漏りの被害には火災保険が適用される場合があります。
そこで今回は、台風による雨漏りが起きたときの原因と対処法をご紹介します。
台風が来たときに起きる被害といえば雨漏りです。この雨漏りは、屋根が原因と思う方が多いですが、原因は屋根だけではありません。
ここでは、台風によって生じる雨漏りの原因をご紹介します。
屋根にひび割れが起こっていたり、部品の劣化が進んでいる場合は台風が来た時に雨漏りが起こることがあります。
主に以下のことが原因で発生します。
台風により、屋根材が故障した場合は屋根からの雨漏りが起きてしまいます。
サッシから雨漏りが起こる原因は、窓枠周辺の劣化や雨の降り方が関係してきます。
窓枠と外壁の隙間を埋めるために使用されているコーキング材は、年々劣化していきます。使用状況によって異なりますが、コーキング材の寿命は5~10年程度です。
このコーキング材が劣化して、剥がれてしまうことによって雨漏りが起きます。
また雨の降り方によっても雨漏りが起こることがあります。特に台風などの風を伴った激しい雨の降り方は、自然と窓に雨が付きやすくなります。これによってサッシのわずかな隙間から雨水が侵入します。
外壁からの雨漏りは以下の原因で起こります。
換気口や換気扇は外部から直接室内へ繋がっているため、台風などの強い雨が生じたときに雨漏りが起こりやすくなっています。
換気扇には雨風を防ぐフードが設置されていますが密閉度は低く、余り期待できません。
換気扇には種類があり、雨が侵入しやすい造りの物もあるのでそれぞれご紹介します。
外壁に面して開口を取りプロペラが設置されている構造で、施工やメンテナンスがしやすい構造になっています。
しかし空気を押し出す力が弱いため外部に面した場所に設置する必要があり、雨風を防ぐためのシャッターは弱いものしか取り付けられず、またシャッター自体取り付けられていないこともあります。
このような特徴から、プロペラファンは非常に雨漏りがしやすい構造といえます。
近年の住宅で主に使用されている換気扇はこのシロッコファンです。
プロペラファンと比べ空気を送り出す力があり、外の風の影響を受けにくい造りになっています。排気口が小さいのも特徴で雨漏りをするリスクは低いです。
設置場所は決まっておらず、ダクトを使って本体と離れた場所に排気口が設置されてときは、排気口から雨水が侵入していることに気がつけないデメリットがあります。
換気口を設置するときは、外壁に穴をあけて排気用のパイプを通します。この外壁を貫通した換気口の周りには防水処理がなされています。
外壁とパイプの隙間には防水コーキングが施されていますが、これが劣化するとそこから雨水が侵入します。
台風の影響で雨漏りが起きたとき、対処法を知っておくと被害を最小限に抑えることができます。
ここでは原因別の対処法をご紹介します。
屋根から雨漏りが生じたときの対処法も、参考までにご紹介しておきたいと思います。
ただし屋根上での作業は非常に危険なため、ご自身でされる場合は安全に十分注意しましょう。
雨漏りの原因箇所が特定できないときはブルーシートを使い、屋根の広範囲を覆うことで応急処置が可能です。
屋根上の作業は危険を伴う可能性が高いため、ご自身で行う際は、必ず2人以上で晴れた日にしましょう。
また、屋根上での作業に慣れていないと瓦を踏み割ってしまい、そこから新たに雨漏りが起きるというトラブルもあるので注意しましょう。
雨漏りの場所が特定できているときは、ピンポイントで補修が行えます。
ただし間違った場所を補修してしまうことで、雨漏りの経路が変わって別の場所から雨漏りするなどのリスクもあります。
ブルーシートを使った方法と同じく、屋根上の作業となるため安全には十分配慮して行うようにしてください。
昔ながらの方法ではありますが、床材の損傷・劣化を防ぐために重要な処置になります。
室内に雨水がポタポタ落ちているのであれば、雨受けだけはきちんとしておくことをおすすめします。
窓サッシから雨漏りが起こっている場合は、下記の方法で応急処置が可能です。
雨漏りが起きている部分に雑巾やいらない布、ビニール袋を詰めておきましょう。こうすることで侵入してくる雨水の量を減らすことができます。
雨水の量が多く床まであふれてしまうときは、床にビニールシートを敷いておくのもおすすめです。
サッシの雨漏りが起きている部分に防水テープを貼ることで、雨水の侵入を防ぐことができます。以下の方法で応急処置を行いましょう。
外壁から雨漏りが起きた場合は,以下の方法で対処することができます。
屋根の応急処置だけでなく、外壁にも使えるのがブルーシートです。あくまで応急処置なので修理するまでの対策として利用できます。
雨漏りが起きている部分の外壁に、風であおられないよう壁に沿ってぴったり貼り付けておくだけで雨の侵入を防げます。
原因箇所を特定できているときは、防水テープを使った補修も可能です。
以下の方法で補修を行いましょう。
換気口や換気扇から雨漏りが起きたときは、下記のような対策方法を利用しましょう。
換気口・換気扇周りのコーキング材のひび割れで雨漏りが起きているときは、コーキングの打ち直しで水の侵入を抑えることが可能です。下記の方法で行いましょう。
台風の影響で雨漏りが起こった場合の修繕費用を、火災保険で支払うことができる場合があります。ここでは申請方法の流れや、注意点をご紹介します。
台風などの自然災害が原因で雨漏りが起きたとき、火災保険を受けることができます。
火災保険が適用される条件は、「自然災害による雨漏りかどうか」です。これが原因でない場合保険適用外となります。以下の自然災害が対象です。
これらが原因のとき火災保険の対象となります。あくまで対象のため、必ず適用されるわけではありません。経年劣化によるひび割れ等があった場合、風災と認められず、保険金が下りないこともあります。
保険会社の調査・判断によって異なるため、審査結果が出るまで火災保険が適用されるか断定ができません。
自然災害が原因で雨漏りが起きたときの、一般的な火災保険の申請方法をご紹介します。すべて完了するまでにかかる期間の目安は2~3ヵ月程度です。
火災保険を申請するうえでいくつか注意点があるのでご紹介します。
火災保険を申請する期限は、被害が起きてから3年以内と言われています。ただし、申請ができても保険が適用されるとは限りません。
とくに、本来であれば火災保険が適用されていたのに、時間が経過していたことにより当時の状況確認ができずに保険が適用できなくなるということもあります。
そのため、雨漏りで火災保険を使う際は、必ず事前に保険会社に連絡しておくようにしましょう。
申請を行ってから工事が完了するまで一般的に2~3ヶ月時間がかかります。申請が通るかわからないのに修理費を支払えない場合は、それまでの期間雨漏りを止めることができない状態が続きます。
雨漏りを放置することで被害が増えないよう、申請が通るまで応急処置をしておく必要があります。被害が増えてしまっても、火災保険が適用されるケースはほとんどありません。少しでも抑えられるように対策をしましょう。
今回は、台風で雨漏りが起こった時の原因と対処法についてご紹介しました。
台風による暴風が原因で屋根や外壁雨樋などが破損して雨漏りが起こるだけでなく、横殴りの雨の影響で換気口から直接雨が侵入してしまうこともあります。
どこから雨漏りが起こったとしても放置しておくのは危険なため、修理が必要です。業者に依頼する際は、家の中からできる応急処置をしてから、複数社に見積りを依頼するのが安心です。
生活救急車では、雨漏りの原因調査や修理、他社比較のためのお見積りも承っております。お困りの際は、お気軽にお電話ください。現地にて、ご相談・お見積りからご対応させていただきます。