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説明 台風で瓦屋根が破損してお困りではありませんか?瓦が落ちたり割れてしまったときは早めに修理すると安心ですが、業者が来るまでの間は応急処置で対応しておきたいという人もいると思います。そこで今回は、台風による瓦修理をDIYで行う方法と必要な費用などについてご紹介いたします。
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台風で瓦屋根が破損してお困りではありませんか?
瓦が落ちたり割れてしまったときは早めに修理すると安心ですが、台風直後依頼が立て込んでいてすぐに業者が来られないこともあります。
このような場合に、まずは応急処置で対応したいという人もいると思いますが、はじめてDIY修理をするときはやり方や必要な費用などわからないことも多いかもしれません。
そこで今回は、台風による瓦修理をDIYで行う方法と必要な費用などについてご紹介したいと思います。
台風シーズンで予約が込み合っているなどですぐに修理ができないときの緊急手段として、瓦の応急処置をしておきたいという人もいらっしゃると思います。
瓦の応急処置は、1枚~数枚の瓦が破損している程度なら、DIYで行うこともできます。
DIYで修理を行うときは、安全に十分注意しながら作業をしましょう。
※高所での作業は危険を伴います。応急処置であっても個人での作業は推奨しておらず、業者の予約がどうしても間に合わない場合の最終手段としてご紹介しております。
瓦修理の場合、屋根上での作業が必要となります。
しかし、高所作業に慣れていない人が屋根の上にのぼると転落によるけがなどのおそれがあるため、安全のために屋根の修理はなるべく業者に任せた方が安全です。
どうしても高所の補修をしたい場合は、何かあったときにすぐに対応できるように、修繕作業は必ず上に1人、下に1人ずつの2人体制で行いましょう。
また、作業時は必ずヘルメットやハーネスなどの安全装備を着用した状態で行いましょう。
瓦屋根は横方向の力に弱く、歩き方によっては誤って瓦を踏み割ってしまう可能性があります。
また、瓦の山になっている部分も割れやすくなっているため、瓦屋根の上を歩くときは「瓦のへこんでいる部分を、縦方向に」踏みながら移動するようにしましょう。
瓦の修理をDIYで行う場合、補修材や補修用の工具、交換用の瓦などを自分で用意することになります。
補修道具はホームセンターやネットショップで販売されています。交換用の瓦もホームセンターで購入できることがありますが、瓦の形や種類によっては取り扱っていない場合もあります。
交換用の瓦がホームセンターにないときは、瓦屋や工務店などの専門店に問い合わせてみましょう。
補修道具のおおよその目安は、下記の通りになります。
補修道具 | 費用相場 |
---|---|
防水テープ | 500円~2,000円 |
瓦補修用パテ | 700円~1,500円 |
アルミニウム鋼板 | 300円~2,000円 |
交換用の瓦 | 400円~1,000円 |
※上記の相場はあくまで目安です。販売店や道具の種類によっては、相場が前後する場合があります。
完全に割れておらず、「瓦にひびが入った」程度の軽い破損の場合は、瓦に防水テープを貼って応急処置ができます。
ここでは、防水テープで瓦の補修をする手順についてご紹介いたします。
※高所での作業は危険を伴います。応急処置であっても個人での作業は推奨しておらず、業者の予約がどうしても間に合わない場合の最終手段としてご紹介しております。
1.破損した瓦を一度取り外します。ほかの瓦をずらしたり破損しないように気を付けましょう。
2.水分や油分があると粘着力が落ちるため、補修箇所(ひび割れの部分)汚れを乾いた布で取り除いておきます。
3.ひび割れをぴったりくっつけてから、下から上に防水テープを貼ります。テープを2重~3重に貼ると耐久力が上がります。
4.瓦を元の場所に戻して完了です。
瓦を外した際には、瓦の下にある下地(防水シートや下葺き材)の状態をチェックしておきましょう。
下地に穴あきや腐食があるときは雨漏りしている可能性があるため、業者に連絡して修理を行うことをおすすめいたします。
瓦が割れたり欠けてしまっている場合は、破片がなくなっていなければパテで補修しておくことができます。
雨漏り修理にはコーキングという充填材がよく使われますが、瓦を修理する場合はパテを使用する方が適しています。
瓦をパテで補修するのに必要な道具は、以下の通りです。
ここでは、パテを使って瓦を補修する手順についてご紹介いたします。
※高所での作業は危険を伴います。応急処置であっても個人での作業は推奨しておらず、業者の予約がどうしても間に合わない場合の最終手段としてご紹介しております。
1.破損した瓦を取り外し、乾いた雑巾で汚れを拭き取ります。
2.瓦の割れ目にパテを塗り込みます。瓦を両側から押さえて、割れ目がぴったりくっつくようにしましょう。
3.瓦をくっつけたときにはみ出たパテをヘラで削り取って、平らにしておきます。
4.アルミニウム鋼板を、瓦より少し小さいサイズになるようハサミでカットします。
5.鋼板を瓦と同じ形に曲げて裏に重ねてから(接着剤などでくっつけない)、瓦と鋼板を元の位置に戻して完了です。
防水テープでの補修と同様に、瓦を外したときに下地の劣化がみられた場合は、業者による修理を依頼することをおすすめいたします。
瓦屋根では、瓦同士が合わさっている部分に隙間がありますが、これは水はけをよくするためにわざと開けてある隙間です。
瓦屋根にある隙間をむやみにパテやコーキングでふさいでしまうと、かえって湿気がこもりやすくなり、屋根材の腐食につながる可能性もあるのでやめておきましょう。
DIYで瓦の補修をするときは、破損した瓦を直すまでにとどめておいた方がいいでしょう。
交換用の瓦や予備の瓦があるときは、割れた瓦を交換して対応することもできます。
割れた瓦を取り外して、交換用の瓦を元の位置に取り付ければ完了です。
業者によっては、瓦屋根の施工時に予備の瓦を渡していることもあるので、庭や物置などに保管していないか確認してみるといいでしょう。
※高所での作業は危険を伴います。応急処置であっても個人での作業は推奨しておらず、業者の予約がどうしても間に合わない場合の最終手段としてご紹介しております。
台風で瓦が破損したことで雨漏りが発生している場合は、雨漏り修理の業者に補修工事を依頼しましょう。
また、室内での水漏れが確認できなくても、屋根裏や外壁の裏など見えない部分で雨漏りが発生している可能性も考えられます。
このような見えない部分の雨漏りが進行すると、柱など建物の重要な部分が知らないうちにダメージを受けてしまうおそれもあります。
瓦屋根の破損の規模(防水シートや下葺き材に影響しているくらい)によっては、雨漏りしていなくても点検や漏水調査などを業者に依頼しておくと安心です。
今回は、台風による瓦のDIY応急処置と費用についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
DIYでの瓦修理は、防水テープやパテなどを使って応急処置する方法があります。しかし、屋根上での作業は危険を伴うため十分な注意が必要です。
応急処置を行った後は、業者による本格的な修理を依頼することをおすすめいたします。
生活救急車では瓦の修理を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。