さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 家を建ててしばらくすると、屋根の塗装が剥がれてくることもあると思います。見た目を気にしなければ大丈夫と思っている人も多いと思います。しかし、そのままにしておくと雨漏りの原因になったり、屋根の劣化を早めてしまうこともあります。とはいっても、屋根の塗装について何も知らないとどうしたらいいのか不安ですよね。そこで、今回は屋根塗装についてご紹介したいと思います。
まず、どのような状態になったら屋根塗装が必要になるのでしょうか。目安で○年と設定されていることもありますが、塗装の時期は屋根のある環境によって異なってきますので注意しましょう。例えば、雨や雪が多く降る地域とそれほど降らない地域では塗装の頻度などは変わってきますよね。また、人によってメンテナンスに対する意識も変わってくると思います。そこで、屋根塗装を検討した方がいいサインについてご紹介いたします。
屋根塗装をした方がいい、検討した方がいいというサインについてご紹介いたします。定期的に屋根の点検をしている方は業者さんが教えてくれると思いますが、下記のようなサインがあると塗装などを検討した方がいいかもしれません。
簡単なサインですので、一般の人でも見つけられるかもしれませんが、高い場所での作業は事故に繋がる可能性もあるため業者さんにお願いするようにしましょう。
定期点検などで屋根塗装をすることになった後、実際に屋根塗装が完了するまで、どのような流れがあるのでしょうか。実際、すぐに終わると思ったら時間がかかってしまったということもあるため、簡単に屋根塗装の流れについてご紹介いたします。
屋根塗装をする際は、安全に作業できるように足場を設置するところから始まります。屋根塗装をする会社で足場を作れる場合と、足場作りを専門にしている業者を利用する場合があり、かかる費用や時間などが異なることがあります。足場ができたあとは、塗装する箇所以外を養生で保護します。
きれいに塗装できるように、今ついている汚れなどを高圧洗浄で落としていきます。
屋根材にヒビなどがある場合は、シーリングを使って埋めるなどの作業を行います。
塗装には、下塗り、中塗り・上塗りがあります。下塗りはシーラーやプライマー、フィラーを使って、中塗り・上塗りがしっかり屋根の表面に付くように行います。
シーラーやプライマーは聞いたことがあるけど、フィラーは聞いたことがないという人もいると思います。簡単に言うと、屋根材に凹凸や段差がある場合に平らにするために使われることがあります。どれを下塗りに使うか気になる場合は、屋根塗装をする業者に確認してみましょう。
屋根塗装を行った際に、屋根材の間に塗料が入って固まってしまいます。このままにしておくと、雨が降って屋根材の下に染みこんだ際に水が外にでなくなって雨漏りやカビ発生の原因になることがあります。そういったことを防ぐ為に縁切りを行います。
作業が終わったあとは、足場と養生の撤去を行います。屋根の塗装を塗り替えるだけでも、結構時間がかかりますので、早めに予定を組むことをおすすめいたします。
今回は、屋根塗装の時期や実際の流れなどについてご説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。塗装だけだからすぐに終わると思っている人も多いですが、初めての場合は想像していたよりも時間がかかることがあります。そのため、屋根塗装をするときは、早めに予定を組むように注意しましょう。