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説明 夏になると心配になるのが台風の被害です。一般的な台風の対策といえばシャッターを閉めることですが、シャッターの使用年数によっては強風が原因で壊れてしまう可能性もあります。そこで今回は、台風でシャッターを閉めるときに確認したいことをご紹介します。
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夏になると心配になるのが台風の被害です。
毎年どの程度の規模の台風が来るかわからないため、できるだけ被害を抑えるためにも対策を行っておく必要があります。
一般的な台風の対策といえばシャッターを閉めることですが、シャッターの使用年数によっては強風が原因で壊れてしまう可能性もあります。
そこで今回は、台風でシャッターを閉めるときに確認したいことをご紹介します。
台風で窓が割れないようにするためにシャッターを閉めて対策をしますが、シャッターが壊れることはないの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
ここでは、台風でシャッターが壊れる原因をご紹介します。
台風のときにシャッターを閉めることで得られる効果をご紹介します。
台風による強風で周りに置いてあるものが飛んできたり、風圧に窓ガラスが耐えきれずに割れてしまう被害が多数発生しています。
飛び散ったガラスの破片が刺さったり、大きなものに当たったりすれば大けがを負う可能性もあり危険です。
シャッターを閉めておけば、ある程度の飛来物や強風から窓を守ることができます。
また窓ガラスが割れるのを防ぐだけでなく、外の強風の音をできるだけ小さくする効果もあります。外の音がダイレクトに聞こえると不安になりますが、シャッターを閉めることで多少は軽減されるため安心です。
メリットが多いシャッターですが、閉めて置けば必ず安全!安心!というわけではなく、実は壊れてしまうこともあります。
シャッターの耐用年数は使用頻度や環境よって異なりますが、一般的に10年程度です。耐用年数を超えて使用している場合は、力が加わると開かなくなったりすることがあります。
シャッターの種類や耐用年数によって台風の風圧に耐えきれない可能性もあるため、シャッターにも対策を行っておくのがおすすめです。
シャッターは寿命が近づいているとさまざまな症状が現れることがあります。このような場合は台風が来る前に対策を行いましょう。
ここでは、シャッターの寿命が近い症状と台風時の対策方法についてご紹介します。
下記のような症状が出ているシャッターは、台風が来た際の強風の影響で壊れてしまう可能性があるのでチェックしておきましょう。
上記のような症状が現れているときは、シャッターの寿命が近い可能性があります。これらの症状について下記の項目で詳しくご紹介します。
シャッターを取り付けしてから何年か経過すると、開け閉めする際に『ギーギー』、『ガラガラ』といった大きな音が鳴ることがあります。
これはシャッターを巻き上げたり下したりする際に稼働している『スプリングの劣化』や『シャッターのゆがみ』などが原因です。
このままシャッターを使い続けると台風の風圧により余計に負荷がかかって、開かなくなってしまうことがあります。
何年もメンテナンスを怠った状態で使い続けていると、シャッターの上げ下げの動作がしにくくなることがあります。
これは上記でご紹介した異音の症状が重くなった際に起こります。放置して使い続けると上げ下げの動作が行えなくなる可能性もあるので、しっかりメンテナンスを行うことをおすすめします。
内部部品の劣化が原因でない場合は、レールにゴミや砂などが溜まって動作が行いにくくなっていることも考えられます。
開かなくなってしまう前に掃除をしておきましょう。
鉄製のシャッターが劣化してくると、表面やレールに『サビ』が見られるようになります。サビが起こっているシャッターは気が付かない間に穴が開いたり、動作がしにくくなってしまいます。
サビが起こっている場合はかなりシャッターが劣化している場合が多いため、台風の強風によって壊れてしまう可能性も高くなります。
台風が来る前にメンテナンス、修理を行っておくと被害を小さくできるのでおすすめです。
シャッターの寿命が近いようであれば、早めに修理・交換を行うといいですが、すぐに対応できないという方は補強グッズを取り入れるのがおすすめです。
シャッターの補強は市販の「シャッターガード」で行うことができます。
一般住宅にある車庫や倉庫のシャッターで、対策に時間がない・すぐに交換できる費用がないというときは、シャッターガードの取り付けを検討されてみてはいかがでしょうか。
お手軽に台風対策ができるシャッターガードですが、窓のシャッターや電動シャッターの場合はシャッターガードを取り付けることができません。
不具合があるときは早めに修理または交換をしましょう。
台風直前でシャッターの修理や交換が間に合わないときは、ホームセンターで売られているベニヤ板やアクリル板を窓の外側に取り付けるなどの対策もあります。
外側に板を取り付けるときはビス止めされるかと思いますが、外壁の種類・状態によってはビス止めしない方がいいこともあります。
そのような場合は、最終手段として窓の内側に板や段ボールなどを養生テープで貼り付けて、ガラスの飛散や飛来物に備えるという方法もあります。
自分での台風対策もできそうにないときは、指定の避難所への避難を検討されてみてはいかがでしょうか。
避難所の場所や避難開始時期については、自治体によって異なるので、お住まいの市区町村役所に事前に確認しておくと、いざというときにスムーズに行動できます。
万が一台風でシャッターが壊れてしまったときは、どうしたらいいのか分からない人もいらっしゃると思います。
そこでここでは、台風によってシャッターが壊れてしまったときの対処法をご紹介します。
台風でシャッターが壊れてしまったときは、症状の度合いによっては自分で修理できる場合もありますが、基本的には業者に依頼するのがおすすめです。
台風の後に起こりやすいのが飛んできた砂やホコリが挟まって開閉しにくいといった症状ですが、これは自分で掃除すれば解決できる可能性があります。
しかし、シャッターの蛇腹部分がレールから外れてしまったり、歪んでしまった場合は自分で直すのは困難です。
シャッターの操作がしにくいまま使い続けてしまうと完全に開閉できなくなってしまう可能性もあるため、早めに専門の業者に依頼して修理を行うことをおすすめします。
シャッターの故障の原因が台風によるものだった場合の修理費用は、保険が適用されることがあります。
台風による被害の補償が受けられるのは、『火災保険』の中の『風災補償』です。加入しているプランによって異なるため、まずは契約内容を確認しましょう。
一般的に補償の対象期間が定められていることがほとんどのため、できるだけ早めに手続きを行うのがおすすめです。
賃貸のシャッターが台風で破損した場合、誰が修理費用の負担をするのか不安になると思います。自然災害による家財の破損は、借主の過失がない場合基本的には貸主の負担で修理を行います。
ただし『借主が外に放置していた家具が当たって破損した』のように借主の不注意で破損した場合は自己負担となるので、台風前はベランダには荷物を一切出さないようにすることをおすすめします。
台風によってシャッターが破損したら破損個所を写真などに収め、管理人にすぐに連絡します。退去時まで相談しなかった場合は、いつ付いた傷なのか曖昧になりトラブルに発展する可能性もあります。
管理人に連絡すれば今後の対応方法なども指示してもらえるため、まずは連絡することを最優先にしましょう。
家にシャッターがある人の場合、夜寝る前にシャッターを閉めておかれると思いますが、うっかり閉め忘れることもあると思います。
しかし、電動シャッターであれば、うっかり閉め忘れたときも家の中からシャッターを閉めることができます。
ここでは候補の一つに入れたい、電動シャッターのメリットやデメリットについてご紹介します。
シャッターというと手動で開閉するタイプをイメージする方が多いと思いますが最近はリモコンで開閉する『電動シャッター』というものがあります。
リモコンで操作ができるので、うっかりシャッターを閉め忘れていたときも外に出ることなく、リモコンひとつでシャッターの開閉操作ができます。
とくに、力のない女性や子供がいるご家庭の場合は、強風時に自分でシャッターを閉められないということもあるので、そういった場合に電動シャッターが役に立ちます。
ここでは電動シャッターのメリットをご紹介します。
電動シャッターの1番のメリットは開閉が簡単という点です。リモコンやボタンを押すだけなので、力も必要なく小さい子供や高齢の方でも開閉することができます。
また、最近ではスマートフォンと連動してタイマーで自動で開け閉めするような機能を持った電動シャッターもあります。
閉め忘れ防止や利便性を追及する人には、電動シャッターがおすすめです。
便利づくしのように感じる電動シャッターですが、もちろんデメリットもあります。ここでは、電動シャッターのデメリットについてご紹介します。
電動シャッターは便利な機能が付いている分、価格が手動タイプより高いというデメリットがあります。
また、設置の際に電気配線工事が必要になるため、建物によって工事が大がかりになることもあります。
そのため、『電動シャッターにメリットをあまり感じない』という場合は、普通のシャッターを選んだ方がいいいでしょう。
電動シャッターの具体的な製品を決める際ですが、「停電時や電気部品故障時の非常開閉手段」の使い勝手も確認しておきましょう。
製品によってはシャッターケースに鍵がついていたり、説明書をしっかりと確認しないとわからないようなワイヤー操作が必要なものもあります。
いざというときにシャッターがちゃんと使えるように、なるべく非常開閉手段も吟味されることをおすすめします。
今回は、台風の際にシャッターを閉めるときに確認することをご紹介しました。
取り付けてからシャッターのメンテナンスを行っていない場合は強風や飛来物によって壊れてしまう可能性もあるため、事前にシャッターの状態をチェックしておくことがおすすめです。
万が一シャッターの寿命が近い場合は早めに交換や修理を行うといいですが、難しい場合は被害を小さくするためにも台風の前に補強グッズを取り入れてみてはいかがでしょうか。