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説明 トイレつまりを薬剤で溶かそうと思っていたけど、ドラッグストアやホームセンターなどで薬剤を見ていると種類が多すぎてどれを選んだらいいかわからないというあなた。トイレつまり解消用の薬剤は、つまりの原因やトイレの構造によって使える薬剤が変わってきます。そこで今回は、トイレつまりを溶かす薬剤(サンポール・デオライトなど)についてご紹介したいと思います。
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「トイレつまりの薬剤って色々あるなぁ~・・・どれを選んだらいいの?」
トイレつまりを溶かす薬剤は色々あるので、初めて使う人はどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
また、つまり解消用の薬剤を探しているけれども、見つからないという人もいらっしゃると思います。
また、トイレといっても、よくある洋式のトイレと学校や駅などの公共の施設にある小便器とで使える薬剤は変わってきます。
そこで、今回はトイレつまりを溶かせる薬剤について、どういったものがあるのか、使い分けはどうしたらいいのかなどをご紹介したいと思います。
トイレつまりを溶かせる薬剤は、つまりの原因によって使えるものが変わってきます。
そのため、「前はこの薬剤で溶かせたのに、今日は無理みたい・・・」なんてことも起こります。
薬剤はつまりの原因によって、適切なものを選ぶ必要があります。
そこで、最初にトイレつまりの原因の種類についてご紹介いたします。
よくあるトイレつまりの原因には、大きく分けて3つあります。
つまりを溶かす薬剤を選ぶ際は、つまりの原因特定が重要な作業になります。あなたのつまりの原因が、どれなのか調べてみましょう。
メガネやスポンジ、歯ブラシや置物などの「水に溶けないもの」を落とした場合。
このような場合は、薬剤で溶かすのは無理ですよね。
もしも、水に溶けないものを落としてしまった場合は、早めに業者に連絡して取り除いてもらってください。
一般的に、つまりの除去は排水口からつまりまでの距離が長くなるほど料金が上がっていきます。
そのため、つまりが浅い位置にある内に早めに業者を呼んだ方が修理料金を安く抑えることができます。
トイレットペーパーを大量に流してしまった、固い便が出たなどが原因のつまり。
このようなつまりであれば、薬剤を使って溶かすことができます。
「薬剤」と聞くと強力な化学薬品をイメージされると思いますが、昔から家の掃除アイテムとして使われている重曹を使ってつまりを溶かすこともできます。
小便器タイプのトイレでよくあるのが、「尿石」の蓄積が原因のつまりです。
学校や駅などの公共の施設、商業ビルなどの人が多い場所の男性トイレには、小便器が置いてありますよね。
きれいに掃除が行き届いている小便器もあれば、使用人数が多すぎて掃除が追いつかず、黄ばんでいる小便器もあります。
この黄ばんでいる小便器と繋がっている排水管には、尿が結晶化した尿石が少しずつこびりつき、急に水が流れなくなるような重度のつまりを引き起こすことがあります。
尿石はアルカリ性の汚れなので、塩素系の薬剤ではなく、酸性の薬剤を使います。
トイレのつまり解消薬や掃除用の洗剤は、基本的に塩素系です。
そのため、「いつも使っている洗剤で効果がなかった・・・」という場合は、尿石つまりが原因かもしれません。
トイレつまりを溶かすには、つまりの原因に適した薬剤を使う必要があります。
先ほど紹介しましたが、「紙や便つまり」には重曹、「尿石つまり」には酸性の薬剤が適しています。
それぞれについて、詳しい使い方や市販されているつまり解消の薬剤についてご紹介したいともいます。
この方法を使う際は、重曹以外にもお酢が必要です。
どちらも、スーパーやドラッグストア、100円ショップで購入できるので、家になかったとしても手に入れやすいですよね。
重曹とお酢はトイレのつまり以外にも、お風呂場やキッチンのぬめり・つまり解消にも使われる万能アイテムです。
しかし、トイレとその他の場所では使い方や使用する分量が変わってくるので、今回はトイレつまり用のやり方をご紹介いたします。
必要なものは、重曹とお酢(クエン酸)、お湯とバケツです。お湯は、「熱湯ではなくぬるま湯」を使います。
※熱湯はトイレ便器が割れてしまうので、絶対に使わないでください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
準備:水位が高くなっている場合は、あらかじめバケツなどに汚水を汲み出しておきます。また、便器の電源コードはあらかじめ抜いておきます。
1.最初に、重曹をカップ1/4量トイレの中に入れます。水の中に落ちるように入れてください。
2.次に、お酢(またはクエン酸)を100ml(カップ1/2)入れます。
3.最後にお湯を入れると、泡だってきます。このまま、1時間ほど放置してください。
4.1時間放置したら、水をバケツに入れて少し高い位置から少しずつ流していきます。これで、きちんと水が流れるようになればつまりが解消した証拠です。
トイレといっても、洋式トイレ用のつまり解消方法ですので、小便器には使用しないように注意してください。
小便器の尿石つまりは、「サンポール」と呼ばれる酸性のトイレ用洗剤で落とすことができます。
昔からある洗剤なので、小学校の掃除の時間に使ったことがある人もいるかと思います。
使用方法も簡単で、適量をかけてブラシでこすって水で流すだけです。
これで、浅い尿石つまりや小便器の黄ばみは落とすことができます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
排水管の奥にびっしり尿石がつまっているような場合は、尿石除去剤デオライトを使用するという方法もあります。
尿石除去剤デオライトは、サンポールと同様に酸性のトイレ用洗剤です。デオライトはシリーズになっており、業者しか購入できないものと一般の人でも購入できる製品に分かれています。
ネットショップなどで一般の人が買えるのは「デオライトL」です。
使うときれいに尿石を落とすことができますが、強力な洗浄剤なので必ず製品の使用説明を読んで適切に使うようにしましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
必要な道具は、給油ポンプ、ゴム手袋、掃除用ブラシ、バケツ、雑巾です。
1.小便器のカバー、トラップを外します。
2.給油ポンプを使って、小便器に溜まった水をバケツにくみ出します。
3.尿石除去剤デオライトを小便器の中に入れて、放置します。
※入れる量や放置する時間は、デオライトの説明書をよく読んで適切な量・時間行います。
4.ブラシで小便器とカバー、トラップをきれいに磨いて水で流したら、尿石除去は完了です。
※注意点:浄化槽の場合は、デオライトの調整が必要になることがあります。使用方法などについては、説明書を確認して正しく使用しましょう。
小便器の尿石つまりの解消方法には、薬剤以外の方法もあります。下記ページにまとめていますので、気になる人はチェックしてみてください。
ここまで、薬剤を使ったトイレつまりの解消方法についてご紹介してきましたが、つまりの種類によっては薬剤での対処ができないこともあります。
上記のような原因の場合は、薬剤で直せないことがあります。
固形物は素手で取り出すか、業者に便器を外してもらっての作業になりますが、大量の紙づまりや排水管内でのつまりであれば、つまり解消道具を使うことで修理できる可能性があります。
つまり解消に使える道具や、道具を使った解消方法については下記ページで紹介していますので、薬剤が効かなかった人はチェックしてみてください。
トイレつまりを薬剤で溶かす場合は、原因によって適切な薬剤を選びましょう。
例えば、下記のような選び方があります。
特に、尿石のつまりはアルカリ性の汚れであるため、塩素系の薬剤ではつまりを溶かすことができません。
また、薬剤を使う方法以外にも、家にあるものや定番のつまり解消アイテムを使うといった方法もあります。
薬剤以外のつまり解消方法も知りたいという人は、下記ページをチェックしてみてください。
>>>トイレつまりで修理道具がない?すっぽん以外の解消アイテム6つまとめ!
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長年使っていた2階のトイレをリフォーム工事で取り替えした翌日に屋外の1階排水配管が詰まってしまい、別の業者さんに高圧洗浄機で直して頂きましたが、かなり高額で、55,000円かかってしまいました。今後の予防方法としては、自分で出来る程度の内容としては、参考になりました。
とても参考になりました。有難う御座います
お湯で温めてからペットボトルを使い、無事つまりが解消しました。 ペットボトルだけでも良かったかもしれません。 ありがとうございました。