さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 「最近、水道料金が上がったな~・・・、あれ?今月、こんなに使ったっけ?」と思ったら、水漏れが起こっていないか自分で調べてみるといいかもしれません。「でも、自分でどうやって調べたらいいか分からない・・・」そんな人のために、今回は「水漏れを水道メーターから判断する方法」についてご紹介したいと思います。
水道メーターは、水道料金を検針する人でなくても、簡単に見ることができます。まず、水道メーターには下記のことが表示されています。
立方メートルの数字盤に表示されている数値は、水道料金の計算に使われています。検針日のメーターの数値から前回の検針日の数値を引いた数が、その月の水道の使用量になります。リットルの針は、1リットルが10周回ると10リットルが1周する、10リットルが1周すると目盛りが1つ進むようになっています。
水漏れが起こっているかどうかを判断するには、パイロットを見るといいでしょう。家の蛇口を全て閉じて、水を全く使っていない状態にしているのにパイロットが回っていればどこかで水漏れが起こっている可能性があります。水道の検針の方から「水漏れがしている可能性があります。」といわれるのは、これを見ているからです。
家の蛇口を全て止めて、全く水道を使っていない状態なのにパイロットが回っていた場合は水漏れしている可能性があることをご説明いたしましたが、その後の対応についてもご紹介したいと思います。
水道メーターから水漏れしていることが分かったら、場所の特定をしてみましょう。主に、止水栓、トイレ、お風呂場、キッチン、洗濯機、庭先を確認してみるといいでしょう。
まずは、止水栓から水漏れがチェックしていないか調べてみましょう。トイレや庭先など、色々な場所にあるためそれぞれ水漏れがしていないか確認してみましょう。もし、止水栓から水が漏れている場合は触らずに業者に相談しましょう。
トイレで水漏れが起こっていないかチェックする場合は、まず便器内に水が流れていないか確認しましょう。水を流してもいないのに、便器内にチョロチョロ水が流れている場合は、バルブなどタンク内の部品が故障して水漏れが起こっている可能性があります。この場合は、止水栓を閉めることで一時的に水漏れを止められます。ただし、根本的な解決にはなっていないため、壊れた部品の交換などをするようにしましょう。
お風呂場の場合は、シャワーや蛇口のところから水が漏れていないか確認してみましょう。特に、節水タイプのシャワーは蛇口の操作をしなくても持ち手部分に水を止めるボタンがついていることがあり、そこの不具合や劣化などで水がチョロチョロ漏れていることもあります。そういった場合は、蛇口をきちんと締めて使うか、シャワーヘッドを新しいものに交換するといいでしょう。もしも、蛇口の根元などから水が漏れている場合は、取り付け直しや交換をするといいでしょう。
キッチンの場合も、お風呂場と同じように蛇口部分と節水コマで水をきちんと止められているかを確認してみましょう。節水コマが劣化や不具合をしている場合は、蛇口操作で閉めるか買い替えをするといいでしょう。蛇口の根元などから水が染み出ている場合は、取り付け直しや交換をするといいでしょう。
洗濯機本体ではなく、洗濯機と蛇口を繋いでいるホースや蛇口の根元から水が漏れていないか確認しましょう。ホースが破損している場合は、新しいホースに交換するといいでしょう。
戸建てなどの場合、庭先に蛇口が付いていることも多いかと思います。そういった場合は、ホースに取り付けたシャワーヘッドから水が漏れていないか、蛇口から水が漏れていないかをチェックしてみましょう。
水漏れ箇所が分からない場合は、業者に調査を依頼することをおすすめいたします。そのまま放っておくと、水道料金が高くなったり、大規模な修繕が必要になってしまうこともあります。早めに対応するように注意しましょう。
今回は、水漏れを水道メーターから判断する方法と、水漏れ箇所のチェック方法などをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。もしも、最近、水道料金が高くなったという場合は、水道メーターを見て水が漏れていないか確認してみるといいかもしれません。
共同住宅のオーナーですが水漏れの原因を探しているところです。管理会社が入っていません。
わかりやすくて助かりました。 空き家となっている夫の実家、寒波が来る前に止水栓閉めに来なかったせいで、男性用トイレと浴槽用の蛇口がやられたらしく、激しく後悔しました。 こちらのサイトのお陰で落ち着いてチェックできました。ありがとうございました。
わかりやすかった
基本的な事では有りますが勉強になりました。
水漏れがなかったら 調べる事もない 事なので 今回勉強になりました
有り難うございました。