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説明 玄関の鍵交換にかかる費用は、「1万円~」と紹介されていることが多いですが、これは作業料金なので部品代が含まれていません。当サイトでは、こういったことがないように作業料金・部品代込みの料金相場をご紹介します。
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玄関の鍵交換にかかる費用や自分で鍵を交換する方法がわからなくて、困っていませんか?
玄関の鍵は頻繁に交換するものではなく、「壊れたから」「なくしてしまったから」といった突発的なトラブルで行うものなので、相場観が全然わからないという人が多いと思います。
そこで今回は、玄関の鍵交換にかかる費用や自分でできる基本的な鍵交換の手順などについてご紹介したいと思います。
鍵交換をされる方の多くは、「何らかのトラブル」が起こって初めて鍵交換を検討されます。
そのため、「急な出費は避けたいし、やらなくていいならやりたくないなぁ~」と思われる方がほとんどだと思います。
実際、鍵屋から見ても「本人が気にしないなら交換しなくてもいい」と思うようなこともあります。
一方で「それは交換した方がいい」というような状況もありますので、ここでは鍵を交換した方がいいタイミングをご紹介いたします。
「鍵番号から、家の住所って分かるんでしょ?」という誤った情報が一時期広まりましたが、鍵番号から家の住所は分かりません。
鍵番号は、「鍵の形状を調べる」ために使われる番号で、「メーカーから鍵を取り寄せるとき」に使われます。そのため、「鍵をなくしたから、必ず鍵交換が必要」というわけではありません。
鍵をなくしたからといって必ず鍵交換が必要というわけではありませんが、「心配事」がある人は念のため交換しておいたほうが安心です。
例えば、「鍵をどこかに落としたと思っていたら、元交際相手(元配偶者)に盗られていた(別れた後に家財を盗られた)」という話は鍵屋ではよく聞く話です。
鍵紛失時は、鍵交換の前に「鍵開け」の作業が必要になり、出費が高くなる傾向がありますが、保険などで出費を少なくする方法もありますので、心配なときは鍵交換をされることをおすすめします。
>>>家の鍵をなくしたら交換したほうがいい?鍵紛失時の出費を抑える手続きとは
「抜き差しがしづらい」「回りにくい」など、「使いづらいけど、とりあえず開け閉めができる」状態だと鍵交換をしない人が多いと思います。
不具合が起きた状態で放置すると「(症状はあったけど)急に開かなくなった!」というトラブルに発展してしまう可能性があります。
鍵が開いていない状態で鍵交換を依頼すると、鍵交換代以外に「鍵開け代」が必要になってしまいます。
無駄な出費を抑えるためにも不具合が起きたタイミングで、早めに鍵交換されることをおすすめします。
鍵は家の一部なので「家がつぶれるまで、一生使える」と思われがちですが、鍵の寿命は大体10〜15年ほどと言われています。
鍵が劣化するスピードは、玄関回りの環境と鍵の使用頻度でも変わってくるので10-15年経たず不具合が起きる場合もあります。
例えば、玄関が雨ざらしで雨や砂埃などの細かいゴミが入りやすい環境では、鍵の内部が汚れてしまい寿命が早くなります。
また、鍵の使用頻度が多いほど、鍵の寿命は早くなります。
例えば、「独身で出入りの回数が少ない」場合と「家族3人で出入りは毎日」という場合では、「家族3人で出入りは毎日」という場合の方が使用頻度が高くなるため寿命が短くなります。
鍵は経年劣化するものなので、定期的に鍵を確認しましょう。
新しい鍵にしてから3年くらいしか経っていないのに鍵が回りづらい・抜き差ししづらいという場合は、自己メンテナンスで症状が改善する可能性があります。
自己メンテナンスのやり方については、下記記事でまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
自分や知り合いの家で実際に空き巣被害に遭ってしまったタイミングや、引っ越しで新しい環境に変わるタイミングで改めて防犯を意識することが多いと思います。
防犯について考えることは、自分や家族を犯罪から守ることにつながります。玄関の鍵を防犯性の高い鍵に交換することも防犯対策のうちの一つです。
玄関の鍵を防犯性の高いものに交換することで、犯罪者へ防犯意識の高さをアピールすることができます。
鍵交換を検討する際、「結局どんな鍵を選べばいいのか?」という疑問もあると思います。
やみくもに高い鍵を取り付けるだけでは最適な防犯対策とはいえません。空き巣から家を守るには防犯の知識も必要です。
そこで、総合防犯設備士の資格を持つ生活救急車スタッフの玉置恭一が、知識と現場経験をもとに、空き巣対策に効果的な鍵を動画でご紹介します。
「賃貸についている鍵は大家さんが合鍵を持っているから不安」「中古物件の古い鍵は前の住人が他人に渡している可能性があるから怖い」という人はたくさんいらっしゃいます。
正直なところ、大家さんが鍵を持っているか、前の住人が他人に合鍵を渡しているかどうかは調べようがありません。
なので、「入居者が不安に思う」「防犯対策はしっかりしておきたい」という場合は鍵交換をしたほうがいいという回答になります。
「賃貸の鍵交換が本当にされているのか」「中古マンションの鍵交換はしたほうがいいのか」については、別記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
鍵交換にかかる費用は、「作業料金」と「部品代」によって大きく変動します。
作業料金については、「作業の内容」によって変わり、作業内容は「対処するトラブルの内容」によって変わります。
そこでここでは、主な鍵トラブルの内容別と鍵の種類別に、玄関の鍵交換にかかる費用・料金相場をご紹介したいと思います。
「鍵を失くした」ので鍵交換をしたいという場合は、『シリンダーのみの交換』で対応します。
ただし、「鍵を紛失して、家の中に入れない(鍵を開けられない)」という場合は、『鍵開け作業』が必要になるため、上記相場に鍵開け料金が追加されます。
「鍵が開かない」状態では、鍵交換作業はできませんので、ご注意ください。
「鍵が回らない・抜けない」など、故障による鍵交換の場合は『シリンダー交換』または『錠前交換』で対応します。
錠前とは、「シリンダー、錠ケース、取っ手(ドアノブの場合)」など、鍵全体のことを指します。
「鍵が空回りする」「鍵が固くて全然回らない」という場合は、錠ケースの故障であることが多く、錠前交換になる可能性が高いでしょう。
「鍵が回らない・抜けない」トラブルは、『シリンダー洗浄』で直る可能性があります。
修理料金は交換料金よりも安く済みますが、修理は「新品の時と同じ状態になる」わけではなく、修理しても1週間くらいで壊れてしまう可能性もあります。
修理の場合は保証も付きませんので、長い目で見るなら、「鍵交換」されることをおすすめいたします。
「最近、近くで空き巣が出ているから、鍵の防犯性能を上げたい」という場合は、『防犯性能の高いシリンダー』への交換で対応します。
同じメーカーのディンプルキーでも、製品によって『防犯グレード』が異なることがあり、部品代も防犯グレードが高いものほど高くなります。
各メーカーごとのディンプルキーの性能・特徴・防犯グレードが気になる方は、下記記事で解説しておりますのでチェックしてみてください。
>>>ディンプルキーの交換費用と防犯性~大手メーカーの性能比較や見分け方を紹介~
「入居前の鍵交換」にかかる費用相場は、『1~2万円』に設定されていることが多いようです。
この入居前の鍵交換は、「管理会社・物件のオーナー」が行われるもので、鍵屋に依頼される場合は「シリンダー交換(ディンプル)3~5万円」が相場です。
価格差がありますが、これは「賃貸物件の入居時に行われる鍵交換は基本使いまわし」なので、部品代がかかっていないためです。
賃貸物件の鍵交換については、下記記事で解説しておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
「鍵の種類別に大体の料金を知りたい」という方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、鍵の種類別の大体の料金相場をご紹介します。
部品代・作業費込みで、2~3万円が目安。
ギザギザした形状の鍵を、「刻みキー」といいます。
ピッキングやバンピングなどの不正開錠に弱く、防犯性が低い鍵と言われています。
ただし、U9のような防犯性が保たれている刻みキーもありますので、「なるべく安く済ませたい」という場合は刻みキーを検討してみるのもいいでしょう。
部品代・作業費込みで、3~5万円が目安。
表面にデコボコした「くぼみ」がある鍵を、「ディンプルキー」といいます。
刻みキーと比べ、ピッキングやバンピングなどの不正開錠に強く、無断で合鍵複製ができない「登録制シリンダー」があるなど防犯性能が高い鍵です。
「頻繁に交換するものでもないから、しっかりしたものに交換しておきたい」という方は、ディンプルキーがおすすめです。
部品代・作業費込みで、2~3.2万円が目安。
デッドボルト(かんぬき)で施錠できるタイプのドアノブのことを「インテグラル錠」といいます。
古いアパートや勝手口のドアノブに取り付けられていることが多いですが、シリンダーがディンプルキーのインテグラル錠もあるので、防犯性が低いというわけではありません。
部品代が高くなりますが、防犯性が高い「KABA」にもインテグラル錠がありますので、防犯性能を上げられたい方は鍵屋に「KABAのインテグラル錠に交換したい」と相談してみてください。
ハンドルを押し引きすることで、ドアを開閉できる錠前のことを「プッシュプル錠」と言います。
プッシュプル錠では、シリンダー交換は通常の交換作業と同じくらいの金額ですが、「錠前交換」になると錠前本体の価格が高いので、その分最終価格が高くなります。
また、プッシュプル錠は『シリンダーが2個ついている』ことが多いので、両方交換する場合は通常のシリンダー交換×2の料金になります。
防犯や利便性を考えれば「2箇所交換」をおすすめしたいところですが、やはり『出費を抑えたい』という場合は1ヶ所のみの交換も「あり」でしょう。
部品代・作業費込みで、5~7.5万円が目安。
装飾錠(アンティーク錠)は、特徴的な掘り込みのある錠前です。
装飾錠は廃盤になっている製品が多く、交換する際は別デザインの代替品を取り付ける可能性が高いでしょう。
装飾が凝ったものほど部品代が高く、取り付け時に扉の加工が必要になることも多く、基本の作業料金とは別に加工代が必要になります。
部品代・作業費込みで、5~15万円が目安。
電池を使って施錠・開錠ができる鍵を「電子錠」と言います。
「電子錠から電子錠への交換」は錠前交換、「シリンダー錠から電子錠への交換」は新規取り付け作業になり、料金が異なるのでご注意ください。
電子錠は部品代が5万円を超えるものが多く、最新機種・高機能製品ほど価格が高くなる傾向にあります。
部品代・作業費込みで、3~5万円が目安。
引き戸の鍵(引き違い戸錠)は、「戸先錠」「召し合わせ錠」「戸先錠と召し合わせ錠」の交換で料金が異なります。
戸先錠とは「引き戸の先端」についている鍵のことで、召し合わせ錠とは「引き戸が重なる部分」についている鍵のことです。
引き戸の鍵は、基本的に錠前とシリンダーが一体型になっているので、特殊なものでない限り「錠前交換」での対応になります。
「できるなら、自分で鍵を交換してみたい」という方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、自分で玄関の鍵を交換する方法について解説いたします。
※作業レクチャーは承っておりません。お電話いただきましても、ご対応できませんのでご了承ください。
鍵交換のやり方目次
鍵交換をする際は、当たり前ですが「新しい鍵」を自分で購入する必要があります。
交換できる鍵を購入する際は、下記サイズを測っておきましょう。
玄関の鍵を購入する前に測っておくサイズ
ホームセンターで鍵を購入する際は、「取り付け可能範囲」が製品パッケージに書かれていますので、上記サイズが取り付け可能範囲内になっている部品を選びましょう。
ネットショップで購入する際も、取り付け可能範囲の記載があるはずですので、自分が測定したサイズがその取り付け可能範囲内の部品を購入するようにしましょう。
ただ、ショップによって取り付け可能範囲の記載がない場合があり、その場合はメーカー名・型番から交換できる部品を探すことになります。
ドア側面に設置されている『フロントプレート』に記載されている錠前の「メーカー名、型番」を使って、部品を購入する方法もあります。
「自分でサイズを測るのは大変」という方は、上記方法を使ってみてはいかがでしょうか。
上記は、MIWAの「BH/LD/DZシリンダー」の交換方法を説明した動画です。実際の交換作業シーンもありますので、初めて鍵交換をされる方は「自分にできそうかどうか」チェックしてみてください。
H / DZ / AH / LDSP / FF / SLNE / BHSP / LD / LDL / DN / UD / SL87 / BH / DZ / AH / LDSP / FF / SLNE / BHSP / LD / LDL / DN / UD / SL87
※扉の側面にあるフロントプレートに上記の記載があるかチェック
見直し用として、画像でも一般的なシリンダー交換の手順をご紹介したいと思います。
※動画でご紹介している鍵と画像が異なる場合がございます。予めご了承ください。
「鍵の交換はやっぱり、業者に依頼したい」と思っても、「どこに依頼したらいいかわからない」人は多いと思います。
そこでここでは、鍵屋の選び方について、「最低限やっておきたいこと」や「見積り書の見方」をご紹介したいと思います。
一番大事なことですが、「最低3社に相見積りを取る」ことをおすすめします。
3社も見積りを取れば、その地域での料金相場が分かりますし、「対応の良さ」「作業内容が適切かどうか」も比較することができます。
明らかに料金が安い・高い業者、現場見積りで態度が悪い業者は、依頼候補から省いた方がいいでしょう。
見積り書をもらったら、料金だけでなく「作業内容」もチェックしましょう。
「鍵をなくしただけなので、シリンダーのみを交換すればいい。だから、見積書Aが安くていい!」と思いませんか?
しかし、「錠前丸ごと交換して、シリンダーのみの交換と5,000円しか変わらないなら、10年以上前のものだし見積書Bで交換しておこうかな?」という人もいます。
金額が似ていても、「作業内容」が違うということはよくあることですので、見積書をもらったら作業内容も確認しておいたほうがいいでしょう。
賃貸物件の鍵を交換する場合は、必ず「管理会社」から許可を取る必要があります。
管理会社によっては、指定の鍵屋があったり、自社の社員で鍵交換をするなど色々な決まりがあるためです。
そのため、賃貸物件で鍵交換をしたい場合は、最初に管理会社に連絡するようにしましょう。
鍵交換の作業・費用について、よくある質問をご紹介します。
シリンダーのみの交換であれば、「作業料金11,000円(税込み)~+部品代」が料金構成になっております。
部品代は製品によって大きく変わりますが、大体「3~5万円」が目安になっております。
当サイトでは、鍵交換のやり方について、画像や動画などを用いて解説しております。
「自分でやってみたい」という方は、下記記事をチェックしてみてください。
A.状況や求める防犯性能によりますが、「Kaba star neo」がおすすめです。
kaba star neo(以下カバスターネオ)は、「理論鍵違い数 2兆2千億通り」「耐ピッキング性能 10分以上」「耐鍵穴壊し性能 10分以上」「登録制シリンダー」という防犯性能が非常に高い鍵です。
特におすすめなのが「登録制シリンダー」という、「登録した人以外は合鍵を勝手に作ることができない」仕組みです。
誰かが鍵を盗んで合鍵屋さんに持って行っても、鍵の元になる「ブランクキー」が一般には流通していないので、合鍵を作られることはありません。
カバスターネオや防犯性の高いディンプルキーについてもっと詳しく知りたい方は、下記記事をチェックしてみてください。
ご依頼の流れについて
正確なご料金は現地見積りになりますが、ご参考までに生活救急車の料金表をご紹介したいと思います。
作業内容 | 作業料金(税込み) |
---|---|
鍵交換 | 11,000円+部品代~ |
引き戸錠前交換 | 16,500円+部品代~ |
錠前交換(開き戸) | 25,300円+部品代~ |
夜間・早朝料金 (20:00~07:59) |
8,800円 |
料金表だけでは作業内容や部品代が分かりづらいと思いますので、実際の作業料金事例もご紹介いたします。
玄関引戸の子鍵を紛失。しばらく家を空ける予定もあり防犯のために鍵交換しておきたいとのご依頼でした。
お客様にご安心頂けるよう、すぐに交換できる事をお伝えしました。交換出来る錠前も複数あり、説明の上、お客様に選んで頂きました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関 引違戸錠交換 | 16,500円 |
ALPHA 部品代 | 11,000円 |
合計 | 27,500円 |
引っ越しに伴う鍵交換のご依頼でした。以前にお住まいの方が鍵を持たれている可能性があり不安とのことで、新しいシリンダーに交換させて頂きました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関 シリンダー交換 | 11,000円 |
KABA 部品代 | 18,700円 |
合計 | 29,700円 |
鍵を紛失されたとのことで防犯上の不安を感じてらっしゃる状況でしたので、新しい鍵(カバエース)に交換させて頂きました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関 シリンダー交換 | 11,000円 |
KABA 部品代 | 22,000円 |
合計 | 33,000円 |
鍵はあるがかなり回し辛く、なかなか家に入れないとのことでご相談をいただきました。
主に経年劣化によるシリンダーの不具合ですが、日頃からご自分でシリンダーに使用不可のオイルを使用されていたことも影響しています。新しいシリンダーに交換させて頂きました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関 シリンダー交換 | 11,000円 |
KABA 部品代 | 22,000円 |
合計 | 33,000円 |
長年鍵が抜き差ししづらいのを放置していて、本日シリンダー交換をしたところでした。記事にある通りの内容、説明だったので、記事にも、本日お願いした業者さんにも満足です。
どのぐらい料金がかかるとかわかって、ためになりました。
おおよその料金がわかって助かります
セキュリティ向上のため、鍵を追加または交換しようと思ったので参考になりました。
鍵の構造がよくわかりました
利用を検討