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説明 イチゴのような実がつく木、「ストロベリーツリー」。日本では、イチゴノキという名前の方が馴染みが深いと思います。果実が成る木は、花が注目されないことが多いですが、ストロベリーツリーの場合は大きな丸い花が付くため花が好きで植えたいと思う人も多いかと思います。そこで、今回はストロベリーツリーの育て方や特徴などについてご紹介したいと思います。
ストロベリーツリーは、ツツジ科イチゴノキ属の常緑樹です。イチゴと付いていますが、バラ科のイチゴではありません。開花時期は、11~12月ごろです。特に、寒さや暑さに耐性があるというわけではありませんので、極端に寒かったり暑い場所で育てるのには適していません。低木なので、育つと2~3m程の大きさになります。
庭に植える際は、西日が当たらない半日陰に植えてあげるといいでしょう。また、珍しく塩分にも耐性がある植物ですので、海の近くで植物を育てたいと思っている人にもおすすめです。極端に寒い場所は適していないと説明しましたが、成木になると-10度でも耐えるといわれているので寒い場所で育てたいと思っている場合は成木を買うといいかもしれません。
水やりも基本的には、庭植の場合は土が乾燥した際にあげるくらいで充分です。鉢植えの場合は、乾燥させないように注意しましょう。また、土に関しては日本の場合は大体酸性土壌が多いので心配ないかと思いますが、アルカリ性の土でも育てることができます。
特に注意する病害虫はいませんが、一般的なカイガラムシやアザミウマなどの害虫に注意してあげるといいでしょう。病害虫がほとんどつかないのが、特徴的です。
ストロベリーツリーは、挿し木で増やすことができます。6~7月に新梢を切り取って、挿し木をしてあげるといいでしょう。挿し木をしたあとは、乾燥させないように水分管理などを行ってあげましょう。
細い枝がたくさん生えてくるため、自然のままでもある程度形は整ってくれます。そのため形が歪んできたら、剪定してあげるといいでしょう。剪定をする時期は実が終わった、2~3月ごろに剪定するといいでしょう。
ホームセンターや苗木の販売所などで、時々「ストロベリーツリーはジャムにできますよ」という話を聞いたことがあるかと思います。一応、食用可能と言われています。しかし、食べたことがある人は分かると思いますが、生食はほとんど味がありません。そのため、本物のイチゴのような味を想像して食用として買おうと思っている人は注意した方がいいでしょう。
ストロベリーツリーの実は、最初は緑色をしています。そこから徐々に、オレンジ色になり、またそこから赤色になります。食べる楽しみは少ないですが、見る楽しみが目的の人にはいいかもしれません。
ストロベリーツリーは、実だけでなく花の形が特徴的な樹木です。ストロベリーツリーの花は、白い小さな壷が逆さにぶら下がったような形をしています。小さい壷がびっしり付くので、遠くから見ても楽しむことができます。ストロベリーツリーは品種によって、花色などが変わるので色々調べてお気に入りの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。
今回は、庭木でストロベリーツリーを育てる方に向けて、育て方や特徴などについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。名前だけ見ると、畑で取れる甘いイチゴが成る木だと思ってしまいますが、全く違う実がなるので注意しましょう。食用の楽しみよりも、実や花の変化を楽しみたいという人におすすめです。品種によって、花の色や形が変わってくるのでお気に入りの1本を探してみるといいでしょう。
昨年購入しました。まだ花は咲かないのですが、咲く日をを楽しみに育ててみたいと思います。
可愛い花と実をくつけ、それを食べに雀達がやって来ます。 とても癒される樹木です。
近所の花屋で見かけたので、気になって調べました。参考になりました。
先日購入しました。 開花時期が11~12月ごろという事なので、楽しみにしています。
初めて知ったのですかこれから先楽しみです
ストロベリーツリーは食べられるものと思っていましたが、美味しくないとのこと。でも手が掛からないようですので植えてみることにします。