ツツジの特徴ツツジは、ツツジ科の樹木です。ツツジ属の特徴として、常緑性のものと落葉性のものとがあります。木の高さも品種によって、低木のものと高木のものがあります。開花時期は、大体4~5月ごろです。ツツジの仲間にサツキがありますが、サツキの場合は特殊で5~6月ごろに開花します。ツツジの育て方ツツジを庭に植える際は、日当たりのいい場所に置いてあげると花がよくつきます。日影でも育ちますが、枝ばかりが伸びて花つきが悪くなります。暑さや寒さには強いですが、乾燥には少し弱いため土が夏場などは土が乾燥しないように根元に水をあげるようにして、適度に土を湿らせるようにしましょう。病害虫ツツジの場合は、害虫に気を…
特徴ストロベリーツリーは、ツツジ科イチゴノキ属の常緑樹です。イチゴと付いていますが、バラ科のイチゴではありません。開花時期は、11~12月ごろです。特に、寒さや暑さに耐性があるというわけではありませんので、極端に寒かったり暑い場所で育てるのには適していません。低木なので、育つと2~3m程の大きさになります。ストロベリーツリーの育て方庭に植える際は、西日が当たらない半日陰に植えてあげるといいでしょう。また、珍しく塩分にも耐性がある植物ですので、海の近くで植物を育てたいと思っている人にもおすすめです。極端に寒い場所は適していないと説明しましたが、成木になると-10度でも耐えるといわれているので寒い…
特徴キンモクセイは、モクセイ科モクセイ属の常緑樹です。一年中、葉っぱがついており、9~10月ごろに黄色の特徴のある香りを出す花を咲かせます。もとは、ギンモクセイの変種でしたが、キンモクセイの方が知っている人が多いのではないでしょうか。キンモクセイの育て方キンモクセイは、寒さに弱いため温かい地域の人におすすめです。庭に植える際は、日当たりのいい場所に置いてあげると花がよく付くようになります。開花時期は、9~10月ごろで、育つと5~7m程になります。放っておくと、どんどん伸びてしまうため定期的に選定をして調整してあげるといいでしょう。また、夏場は土が乾燥してしまうと花つきが悪くなるため、適度に水を…
カツラの特徴カツラはカツラ属の落葉樹です。常緑樹ではないので、秋から徐々に葉っぱが落ちていきます。街路樹や庭に1本だけオシャレに植えられているのをよく見かけますが、高木なので順調に育つと30m程の高さになります。寒さにも暑さにも強く、初めて庭木を育てる人にも育てやすいですが、放っておくとすぐに大きくなってしまうため注意が必要です。カツラの育て方日当たりのいい場所もしくは、半日陰に植えてあげるといいでしょう。育つと樹高だけでなく根っこも伸びるため、庭に植える場合はなるべく家や塀などから離して植えてあげましょう。水やりは、土の表面が乾いたらあげるようにしましょう。特に、夏場の土の乾燥は避けるように…
クルミとはクルミ科クルミ属の落葉樹の総称です。日本に自生しているクルミの大半は、オニグルミで9~10月に熟します。オニグルミは種の栄養価が高く、リスやネズミの餌になります。クルミは高木のため、高さが5m以上になり15mを超えるものもあります。庭木として選ぶ際は、周りに充分なスペースを確保できるか確認するようにしましょう。クルミの育て方クルミは日当たりの良い場所を好むため、植える際は庭の中で日当たりが良い場所に植えてあげましょう。また、土は水はけがよく、いつもしっとり水を含んでいる土(適湿地)が適しています。庭植の場合は、土が乾燥したら水をあげます。実をつけたい場合くるみは1本だけでは、実がつき…
桜の特徴桜は、バラ科モモ亜科スモモ属サクラ亜属の落葉広葉樹です。百円玉に描かれているものも、桜です。春にお花見をする人もいるので知っている人も多いと思いますが、開花時期は3~4月ごろです。品種によって高さが変わるため、桜を植える際は庭の広さも加味して選ぶようにしましょう。桜は園芸品種がとても多い庭木ですので、お気に入りの1本をじっくり探してみるといいでしょう。ソメイヨシノとは桜と聞いて、ソメイヨシノを思い浮かべる人もいるかと思います。ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできた園芸品種です。日本各地にあるソメイヨシノですが、最近の研究でソメイヨシノは1本の樹をクローンしたもの…
サツキとはサツキは、ツツジ科ツツジ属の植物です。よく、サツキとツツジの違いなどについて質問されることがありますが、サツキはツツジの仲間なのです。サツキと言われているものは、正式には「サツキツツジ」といいます。他のツツジと花の形などが微妙に違ったり、開花時期が違うため、ツツジではないと勘違いされることが多いようです。ちなみに、通常のツツジの開花時期は4月~5月ですが、サツキといわれるものは名前通り5月~6月に開花します。暖かい地域に自生しており、暑さに強いイメージがありますが、実は耐寒性もあります。低木で、育っても50cm~1.5m前後なので庭木初心者でも育てやすいのが特徴です。サツキを植える場…
もみじとは「もみじ饅頭」でも知られているもみじですが、もみじは正確には「カエデ」のことをさします。カエデは葉っぱが、カエルの手に似ていることからカエデになったといわれています。カナダの国旗に描かれているのもカエデで、メープルシロップの原料もサトウカエデの樹液です。カエデ(もみじ)の特徴カエデは、落葉樹が多いですが、中には常緑樹もあります。高木のため、育つと20m以上になることもあります。日本では庭木のほかに、盆栽などで育てられることがあります。品種が多く、日本でカエデというと「イロハモミジ」を指すことが多いです。一般的には、緑色から徐々に赤色になりますが、最初から紫に近い色の品種もあります。ち…