さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 「庭木が大きくなりすぎて困った」という経験はございませんか?庭木は放っておく日当たりや風通しも悪くなってしまいます。庭木が生い茂っていると死角が生まれ、空き巣被害にも遭いやすくなると言われているため、庭木を小さくすることは防犯面においても重要なことです。今回、「庭木を小さくしたい」という方のためにに適切な剪定方法とその際の注意点などをご紹介します。
「隣の方から枝が邪魔だと苦情を言われた」「庭木が大きすぎて、市役所から切るように言われた」「庭木をさっぱりしてほしい」といったご要望をいただくことがしばしばあります。庭木の枝や葉、幹を切り整えることを剪定といいますが、ただ切ればいいというものではありません。庭木のトラブルを解決するとともに快適なお庭にするためには剪定について、基本的な知識は知っておくとよいでしょう。剪定の方法には種類があり、それぞれに目的が違います。目的に応じて、剪定の方法を選ぶ必要があります。例えば、いずれにしても生活空間へ支障を及ぼすほど伸びた庭木を小さくしたい時は「切り返し剪定」がおすすめです。
成長しすぎた庭木の縮小や、傷みなどが目立つ枝を新しい枝に生まれ変わらせるために行う剪定です。分岐した枝の若い方を残して、古い枝を途中から切り落とす作業を行います。大きくなりすぎた庭木を小さくしたいときや、傷んだ枝を新しくしたいときに行います。また、残した方の枝や芽が勢いよく育つので、花木、果樹の花や実を大きくしたいときに場合にも行われます。まず、庭木の中心線を決め、中心線を中心にして左右対称になるように樹冠を設定し、そこから出た枝を切るようにします。
植木バサミ、剪定バサミ、剪定のこぎり、高枝バサミ、脚立が必要です。
一般的に常緑樹は春の盛んな萌芽が一段落する6月頃と夏枝の伸びが止まる10月頃に、針葉樹は春と10月頃に、落葉樹は葉が落ちて休眠期となる11~3月頃に剪定するのが良いとされています。小さくしたい場合の剪定時期は、夏季は生長しすぎた枝葉を剪定して樹姿の形状を整え、冬季は所定の形姿に切り詰めたり不要な枝を切除するようにします。
剪定時期を間違えると生育に影響を及ぼし、最悪の場合は枯れてしまいます。例えば、年末に庭木をさっぱりしたいと剪定した場合、花芽を剪定で切り落としてしまったことにより、暖かくなっても花木の花が咲かないということもあります。
庭木の剪定作業を業者に依頼した場合、せっかく依頼したのだからと出来るだけ庭木を小さくしようと考える方もいらっしゃいます。しかし、枝葉を切り取る量が多くなると、樹木の枝葉を取り戻そうとする反応が大きくなり、剪定をした1年後には1m以上も伸びる「徒長枝」の発生や枝のあらゆる所から「枝葉の発芽」が目立つようになり、結果的に 枝葉が通路を妨げたり、お隣りへ伸びて迷惑をかけたりしてしまいます。
また、枝葉を大きく伸ばさなくなると、樹木が弱っている可能性があり、台風時に太い枝が折れることや倒木の危険性、病虫害の発生が心配されます。
庭木を小さくしたいと樹木にとって主枝の先端を切ってしまうと、その後の生育に影響します。主枝の先端を保持し、樹木の生育を保護するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。今回、「庭木を小さくしたい」という方のためにに適切な剪定方法とその際の注意点などをご紹介しました。ご自分で庭木の剪定ができない場合や知り合いの植木屋さんがいなくて困っているという場合は、生活救急車にお気軽にご相談ください。
ただ切ればいいと言う訳ではない。木も家族と同じだから、1本1本の個性を見て剪定してあげたいですね。大変過ぎるけど…。
参考になります
分かりやすかったです
ご苦労様です:)
大きくなつた庭木を、どのように切れば、かっこよく仕上げることができるかと、調べているところでした。参考になりました。 ありがとうございました。
高い木の成長が激しく、毎年切っても又すぐ伸びてしまいます。業者を変えて見ようかと思っています。安く誠実な庭業者さんを紹介してください。