さらに条件を追加する
LIBRARY

トイレのロータンクの水漏れ原因と修理方法とは

さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。

トイレのロータンクの水漏れ原因と修理方法とは

説明 トイレのロータンクの水漏れの原因や修理方法がわからなくて、困っていませんか?トイレのロータンクの中には、給水調整をする部品がいろいろと入っているのではじめて部品を確認する人にとっては、どこをどう確認していいのかわかりませんよね。そこで今回は、トイレのロータンクの水漏れ原因と修理方法についてご紹介したいと思います。

※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。

トイレのロータンクの水漏れは、大体がボールタップやフロートバルブの故障が原因で起こります。

「ちょっと・・ロータンクってなに?ボールタップ?全然わからない・・」

そうですよね。普段から聞きなれている言葉ではありませんよね。

とくに、今回はじめてトイレのトラブルに遭遇した人にとっては、まったくなんのことかわからないと思います。

そこで今回は、はじめてトイレのロータンクの水漏れトラブルに遭遇した人に向けて、水漏れの原因や修理方法、業者に依頼した場合の料金などをご紹介したいと思います。


トイレのロータンクの構造と水漏れ原因

最初に、トイレのロータンクの構造と水漏れの原因についてご紹介したいと思います。

トイレのロータンクとは?

トイレのロータンクとは、トイレ便器の上にある水を溜めておくタンクのことです。

人によってはトイレタンクと言うこともありますが、正式名称が「ロータンク」です。

また、ロータンクの中には下記の部品が入っています。

  • 【ロータンクの部品】
  • 1.ボールタップと浮き球
  • 2.オーバーフロー管
  • 3.フロートバルブ(ゴムフロート)
  • 4.くさり(チェーン)

上記の部品が故障することで、水漏れが起こるようになります。それぞれの故障内容や、故障すると起こる水漏れの症状についてご説明いたします。

1.ボールタップと浮き球

ボールタップとは、トイレのタンク内にある部品の一つで、主に先端に楕円形の浮玉がついており、根元はタンク外の給水管に繋がっています。

水位が下がると浮き球も下がって、ボールタップの給水弁が開いて水がロータンク内に入ります。

反対に水位が上がると浮き球が上がって、ボールタップの給水弁が閉じて水が止まります。

故障すると水が止まらなくなる

よくあるのが、ボールタップの給水弁本体もしくは浮き球が故障してしまい「水が止まらなくなる」というトラブルです。

給水弁本体が壊れている場合はボールタップ本体を交換し、浮き球だけ壊れている場合は浮き球のみ交換することで修理が可能です。

>>>ボールタップと浮き球の交換方法

2.オーバーフロー管

トイレのタンク内の水位が高いのか、低いのかを確認する際に使うのが、オーバーフロー管です。

オーバーフロー管は、フロートバルブの故障などでタンク内に水が溢れてしまいそうになった際に、水を排出する役割を持っています。

また、オーバーフロー管にはタンク内の水量が正常かチェックできる「標準水位」がプリントされています。

この標準水位よりも、水位が低かったり、高かったりした場合は何らかの不具合が生じている可能性があります。

オーバーフロー管にひびが入ると水が漏れる

オーバーフロー管は水漏れと直接関係がないと思われがちですが、オーバーフロー間にひびなどが入っているとそこから水が便器内に漏れていきます。

オーバーフロー管にひびが入っている場合は、新品に交換することで修理が可能です。

3.フロートバルブ(ゴムフロート)

フロートバルブとは、トイレのタンクの中にある部品の一つです。レバーの先に鎖で繋がれたゴムがあるのですが、このゴムの部分がフロートバルブです。

機能としてはレバーを回すことでフロートバルブのゴム玉が排水口を開けたり塞いだりすることによって、水を流したり止めたり調整を行います。

劣化すると便器内に水が漏れる

フロートバルブが劣化したり、位置がずれたりすることで「ロータンク内から便器内に水が漏れる」ようになります。

その場合は、フロートバルブを新品に交換すれば水漏れを修理することができます。

4.くさり(チェーン)

フロートバルブには、レバーと連動してバルブを開閉できるように「くさり(チェーン)」が取り付けられています。

このくさりが千切れたり、絡まったりするとフロートバルブが閉じなくなって便器内に水が漏れるようになります。

くさり(チェーン)が切れてしまった場合は、新しいくさりを買って自分で交換すると水漏れを修理することができます。

フロートバルブとセットで売られていることが多いので、一緒に交換するといいでしょう。

>>>フロートバルブとくさりの交換方法

症状別のトイレロータンクの水漏れ原因

ロータンク内の部品や故障するとどういった水漏れの症状を起こすのかを説明しましたが、今度は「症状別の水漏れ原因」についてご紹介したいと思います。

といっても、ロータンクの水漏れ症状というと大きくわけて次の2つになります。

  • 【ロータンクの水漏れ症状】
  • 1.ロータンク内で水が止まらない
  • 2.便器に水が流れ続ける

1.ロータンク内で水が止まらない

ロータンク内で、「給水が止まらない」「水がチョロチョロ流れ続けている」といった場合。

このような場合は、ボールタップもしくは浮き球の故障が原因と考えられます。

ちなみに、ボールタップと浮き球のどちらが故障しているかは「浮き球を持ち上げる」ことで判別することができます。

浮き球を持ち上げてタンク内への給水が止まれば浮き球の故障です。浮き球を持ち上げて給水が止まらなければ、ボールタップ本体の故障です。

ボールタップも浮き球も、部品を購入して交換することで修理が可能です。

>>>ボールタップと浮き球の交換方法

2.便器に水が流れ続ける

便器内に「チョロチョロ水が漏れる」「ずっと水が流れ続ける」といった場合。

このような場合は、フロートバルブもしくはオーバーフロー管の故障が原因と考えられます。

オーバーフロー管にヒビが入っていないか、フロートバルブを触ってゴムが手につかないかを確認してみましょう。

オーバーフロー管にヒビが入っている、フロートバルブを触ると手が黒くなるといった場合は部品の交換で修理が可能です。

トイレロータンク内の部品チェック

トイレロータンクの水漏れ原因などについてご紹介しましたが、各部品が問題ないかのチェックについてもう少し詳しく説明しておきたいと思います。

  • 【ロータンク内の部品チェック】
  • 1.ボールタップ
  • 2.浮き球
  • 3.オーバーフロー管
  • 4.フロートバルブ

1.ボールタップの水漏れチェック

ボールタップが原因で水漏れしているかどうかチェックする際は、下記のポイントを重点的にチェックしてみましょう。

給水弁にゴミが詰まってないか

ボールタップには、給水を操作する給水弁があります。

この給水弁にゴミなどが詰まっていると、水が出ない・水が出続けるといったトラブルに繋がるので取り除きます。

ボールタップのパッキンが劣化していないか

ボールタップの給水弁にも、水が漏れないように小さいパッキンが取り付けられています。

給水弁を取り外して、パッキンを触ってみて手が黒くなる場合はパッキンが劣化しているので新しいものに取り替えましょう。

特に不具合がみられない場合

ゴミも詰まっておらず、パッキンも劣化していない場合はボールタップ本体の寿命と考えられます。

本体を新しいものに取り替えましょう。

2.浮き球の水漏れチェック

浮き球が原因で水漏れしているかどうかチェックする際は、下記のポイントを重点的にチェックしてみましょう。

浮き球が破れていないか

浮き球が破れている場合、水位が変動しても浮き球が沈んだままになり、ロータンク内への給水が止まらなくなります。

新しい浮き球に交換しましょう。

浮き球が水の中に沈んだまま

浮き球が水の中に沈んだままになっていると、トイレのロータンク内への給水が止まらなくなります。

一度、水の上に浮き球を戻してみましょう。それで正常に動くのであれば、交換は必要ありません。

もし、水の中に沈んでしまうという場合は、新しい浮き球に交換しましょう。

浮き球のアームが曲がっていないか

浮き球とボールタップを繋いでいるアームが曲がっていないか確認してみましょう。

アームが曲がっている場合は、新しいアームに取り替えましょう。

3.オーバーフロー管の水漏れチェック

オーバーフロー管が原因で水漏れしているかどうかチェックする際は、下記のポイントを重点的にチェックしてみましょう。

ひびが入っていないか

オーバーフロー管にひびが入っていると、そのひびから水が漏れて、便器内に水がチョロチョロと流れていきます。

オーバーフロー管にひびが入っている場合は、新しい部品に取り替えましょう。

正しい位置からずれていないか

地震などでロータンク内の水が大きく揺れると、オーバーフロー管が正しい位置からずれて水が便器内に漏れていきます。

位置がずれている場合は、正しい位置にはめ直しましょう。

4.フロートバルブの水漏れチェック

フロートバルブが原因で水漏れしているかどうかチェックする際は、下記のポイントを重点的にチェックしてみましょう。

ゴム玉を触って手が黒くなるか

フロートバルブのゴム玉を手で触ってみて、手が黒くなる場合はゴムが劣化しています。

ゴムが劣化すると隙間が出来て、便器内に水が漏れるようになります。

ゴムが劣化している場合は、新しい部品に交換しましょう。





ゴム玉がずれていないか

フロートバルブのゴム玉の位置がずれていないか、チェックしましょう。

地震やくさりのひっかかりなどが起こった際に、ゴム玉がずれてしまうことがあります。

ゴム玉の位置がずれている場合は、正しい位置に付け直しましょう。

くさりがひっかかっていないか

フロートバルブとレバーを繋いでいる「くさり」が絡まっていないかチェックしましょう。

くさりが絡まっている場合は、ほどけば直ります。

くさりが千切れている場合は、新しいくさりに取り替えましょう。

トイレロータンクの水漏れ修理を生活救急車に依頼した場合の料金

ロータンクの水漏れ修理を業者に依頼する場合、気になるのが料金ですよね。

水道業者の場合、現地見積りが基本ですが、大体の目安を知っておきたいですよね。

そこで、比較対象のひとつとして生活救急車のトイレの水漏れ修理の料金表をご紹介しておきたいと思います。

トイレタンク内部品の修理・交換料金表
種類 作業内容 作業料金
(税込み10%)
トイレのタンク周辺

調整作業・パッキン交換など

11,000円+部品・材料費

タンク内部品交換(タンク脱着なし)

11,000円+部品・材料費

タンク内部品交換(タンク脱着あり)

33,000円+部品・材料費

追加修理作業(上記作業に追加して1か所あたり)

現場見積
基本料金

出張・見積り・キャンセル料

無料

時間外料金

夜間・早朝(※20:00~07:59)

8,800円

  • ※料金合計=作業料金+材料費+(追加作業+時間外料金)
  • ※高速のサービスエリアや離島など、有料道路を通らなければ行けない場所は別途3,300円(税込み10%)がかかります。
  • ※上記料金は標準価格であり、トラブル状況によって作業内容が異なる場合があります。最終価格は、作業前にご提示するお見積り書の価格となります。

生活救急車では、丁寧な対応力、きちんとした技術力を持ったスタッフが対応できるように料金を設定しています。

また、見積りは無料で対応しておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。


生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
生活救急車はフジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」「林修のニッポンドリル」「おたすけJAPAN」など、数々の"開かずの金庫"のテレビ番組でも取り上げられたことのある会社です。
  • 生活救急車YouTubeアカウント
  • 生活救急車Xアカウント
ユーザー評価: ☆☆  3.4 (8件)

大変よくわかりました、重要なところなんですね。

部品を外して、直接調べる又は交換する前の操作手順も知りたいです。