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説明 和式トイレの水漏れの原因や修理方法って、洋式便器と比べて紹介しているサイトなどがないので情報が少なくて困りますよね。最近のトイレはほとんどが洋式便器なのでしょうがない気もしますが、和式便器を使っている人からするともっと情報が欲しいと思います。そこで今回は、和式トイレの水漏れの原因と修理方法などについてご紹介したいと思います。
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和式トイレの水漏れは、洋式便器と見た目が違っているのでどこを調べたら良いのか迷いますよね。
ただ、よく見ると「トイレタンク」「給水管」「便器」「止水栓」と洋式便器と同じような構造になっています。
そのため、よく洋式便器と同じようなことが原因で水漏れが起こります。
とはいえ、はじめて和式トイレの水漏れを経験するという人にとっては、どこを調べたらいいのか、原因は何なのかなどはわからないですよね。
そこで今回は、和式トイレの水漏れの原因と修理方法についてご紹介したいと思います。
最初に、和式トイレの水漏れ原因についてご説明します。
冒頭でも説明しましたが、和式トイレは「トイレタンク」「給水管」「便器」「止水栓」の部品で構成されており、水漏れが起こる際は各部品に問題がないかを調べていきます。
今回は、わかりやすいように部品別に水漏れする原因をご紹介いたします。
和式トイレも洋式トイレも、同じようなタンクを使っています。
タンク内部の部品も、ボールタップ、浮き球、フロートバルブと和式トイレと洋式トイレで違いはありません。
そのため、和式トイレでも洋式トイレと同じようなことが原因で水漏れするようになります。
主なトイレタンクの水漏れ原因には、下記のようなものがあります。
「フロートバルブ?ボールタップ・・・コレってなんなの?」
普段の生活で耳にすることのない名前ですよね。全部、トイレのタンク内にある部品の名前です。
初めて聞くという人のために、それぞれの役割や写真、故障するとどんな水漏れの症状が出るのかをご説明いたします。
フロートバルブとは、トイレタンクの水が便器内に流れないように栓をしている部品のことです。
ゴム製で鎖が繋がっており、レバーを引くとフロートバルブが持ち上がって便器内に水が流れるようになります。
フロートバルブもゴムなので、年数が経つと劣化して隙間ができて水が漏れます。
フロートバルブの劣化やフロートバルブの鎖の破損などが起こると、「便器内にチョロチョロ水が漏れる」「レバーを元に戻しても水が止まらない」といったトラブルに繋がります。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
浮き球とは、トイレタンク内の水位の移動を感知してボールタップの給水弁の開閉を操作している部品です。
水位が低くなると浮き球が沈んで、ボールタップの給水弁が開きます。反対に、水位が高くなると浮き球が上がってボールタップの給水弁が閉じます。
浮き球が割れたり、動かなくなったりすると「タンク内への給水が止まらない」「タンク内に水が溜まらない」といったトラブルに繋がります。
給水管からタンク内への給水を直接操作しているのが、ボールタップです。
浮き球が下がると給水を開始し、浮き球が上がると給水しないように弁を閉めます。
ボールタップが破損すると「タンク内への給水が止まらない」「タンク内に水が溜まらない」といったトラブルに繋がります。
浮き球の故障と症状が同じですが、浮き球が正常に動いているのに給水が止まらないという場合はボールタップのみが壊れているとわかります。
壁もしくはトイレの床からタンクに繋がっているのが、給水管です。
給水管は壁や床の水道管とパイプの繋ぎ目、タンクと給水管を止めているナットなどから水が漏れることがあります。
給水管からの水漏れの原因は、下記のとおりです。
ナットの緩みやパッキンの劣化は、新しい部品に交換すれば直ります。給水管の経年劣化による破損が起こっている場合は、家の水道の元栓を閉めて業者に修理を依頼しましょう。
洋式便器の場合はタンクと便器は直接繋がっていますが、和式便器の場合はタンクから配管が伸びて便器に繋がっていますよね。
この配管部分から水漏れがしている場合は、下記のような原因が考えられます。
タンクの下から配管を伝って水が漏れてきてる場合や、ナット部分から水がポタポタ落ちてくる場合などは配管部分を調べてみるといいでしょう。
給水管には、止水栓が付いていますよね。
この止水栓部分からも水漏れがすることがあります。
あまり知られていないことですが、止水栓の内部にもゴムパッキンが入っています。このパッキンが劣化して、水がポタポタと漏れてくるといったトラブルが起こります。
止水栓の修理を自分でする場合は、家の水道の元栓を閉めてから作業をしましょう。
学校や図書館、駅などではトイレのタンクがなく「フラッシュバルブ」が取り付けられていることもありますよね。
フラッシュバルブは、公共の場所など、連続してトイレが使用されるような場所で水を連続して流せるように設置されています。
このフラッシュバルブからも水漏れすることがあり、下記のようなことが原因になります。
フラッシュバルブは、一般家庭で使われているトイレタンクと違って細かい部品が複雑な構造を作っています。
設計図などを見て細かい部品の分解と再組み立てを全部自分でできるという人でなければ、業者に依頼をしたほうがいいでしょう。
水道業者であっても、一度バラバラに分解された部品を完成系が分からない状態から組み立てなおすのは非常に大変です。
和式トイレの水漏れ原因の説明の中でも少し説明しましたが、水漏れの修理は主に下記の3つを行うことで直ります。
和式トイレのタンクも、洋式トイレのタンクで使われているものと同じでしたよね。
タンクの中の部品別に交換方法をまとめたページがありますので、水漏れの原因になっている部品の交換方法をチェックしてみてください。
水漏れ原因の説明で、たびたび出てきた「ナットのゆるみ」ですが本当に水漏れに繋がることの多い原因です。
ナットは、プライヤーやレンチといった専用の工具でしっかりと締めなおしましょう。
プライヤーもレンチも、ホームセンターやネットショップで購入することができます。
ただ、締め付けがきつすぎると配管やタンクにひびが入ってしまうので注意してください。
下記の箇所については、パッキンを交換することで水漏れを修理できる可能性があります。
それぞれ、止水栓もしくは水道の元栓を閉めてパッキンを取り外してホームセンターに現物を持っていくとサイズの測り間違いなどがなくなります。
部品が錆びて動かないといった場合は、サビ取りスプレーも一緒に使うとスムーズに作業ができます。
自分で修理ができなくて業者に依頼する場合でも、ひとつの比較対象があると便利ですよね。
そこで、参考例として生活救急車の和式トイレの水漏れ修理の料金表をご紹介しておきたいと思います。
トイレ水漏れ修理の料金相場【部品代除く】 | 料金相場 |
---|---|
フロートバルブの故障修理 | 8,000~11,000円 |
浮き球の故障修理 | 8,000~11,000円 |
ボールタップの故障修理 | 8,000~11,000円 |
くさり(フロートバルブ)故障修理 | 8,000~11,000円 |
便器とタンク間からの水漏れ修理 | 10,000~12,000円 |
便器と床の隙間からの水漏れ(便器交換) | 100,000~300,000円 |
最後に、生活救急車のトイレ水漏れ修理費用を紹介しておきたいと思います。
業者によって料金やサービス内容は異なるため、比較対象の1つとして参考にしてください。
トイレタンク内部品の修理・交換料金表 | |||
---|---|---|---|
種類 | 作業内容 | 作業料金 (税込み10%) |
|
トイレのタンク周辺 | 調整作業・パッキン交換など |
11,000円+部品・材料費 |
|
タンク内部品交換(タンク脱着なし) |
11,000円+部品・材料費 | ||
タンク内部品交換(タンク脱着あり) |
33,000円+部品・材料費 | ||
追加修理作業(上記作業に追加して1か所あたり) |
現場見積 | ||
基本料金 | 出張・見積り・キャンセル料 |
無料 |
|
時間外料金 | 夜間・早朝(※20:00~07:59) |
8,800円 |
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