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説明 キッチンの排水管の交換費用がわからなくてお困りではありませんか?はじめてキッチン排水管を交換する場合、費用の相場をあらかじめ知っておくと安心できると思います。そこで今回は、キッチンの排水管交換を業者に依頼した場合・DIYで交換した場合の費用についてご紹介いたします。
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キッチンの排水管の交換費用がわからなくてお困りではありませんか?
『排水トラップとのつなぎ目から水漏れしている』『掃除をしてもすぐに詰まるようになった』などの症状はキッチン排水管の交換で修理できる可能性があります。
はじめてキッチン排水管を交換する場合、費用の相場が大まかにでもわかると安心です。
そこで今回は、キッチンの排水管交換を業者に依頼した場合・DIYで交換した場合の両方の費用についてご紹介いたします。
キッチンの排水管を交換する場合、まず『費用がいくらかかるのか』が気になる人も多いと思います。
キッチン排水管の交換では、『部品代(排水管の購入費)』と、業者に依頼する場合は『作業費』が費用としてかかりますが、状況によってはそれ以外にも費用が発生することもあります。
たとえば、『排水管からの水漏れ』などの症状があるときは費用にかかわってくることもあるので、交換を行う前に必要なことを確認しておきましょう。
キッチンの排水管を交換したい場合、『排水管がつまって流れなくなってしまった』『排水管から水漏れが起こっている』といったケースが考えられると思います。
「キッチンの床から水がしみだしている」など水漏れが発生している場合、まずキッチン止水栓を閉めて応急処置をしておくことをおすすめします。キッチンに止水栓がついていないときは、水道の元栓を閉めておきましょう。
水漏れの被害が広がると床や家財などの修理費用も必要になることがあるので、早めに対策すると安心です。
また、「床下から水が染み出しているけれど、排水管が原因かどうかわからない」などの場合は、漏水調査の依頼を検討してみてもいいかもしれません。
キッチンの排水管からの水漏れは『シンク下の収納から水が流れていることで気づいた』など発見が遅れることもあります。
水漏れの影響で床が濡れてしまっているときは、床材の腐食や劣化を防ぐためすぐに乾燥除菌などの対策を行うことをおすすめいたします。
キッチン排水管を自分で交換する場合は、現在使っている排水管と同じ種類を選んだほうが交換作業が比較的楽になります。
また、業者に連絡をするときに伝えておくと見積もりなどのやり取りがスムーズに進めやすくなるので、作業を業者に任せる場合でも覚えておくと安心です。
そこでここからは、キッチンに設置される排水管の種類についてご紹介したいと思います。
排水パイプの部分がじゃばら状のホースになっているタイプの排水管です。最近のキッチンではこのタイプが比較的多く取り付けられています。
ジャバラホースは塩ビ(塩化ビニール樹脂)でできており、ジャバラ部分をある程度曲げた状態で設置することもできます。
キッチンシンクは場所によって微妙に高さや床下排水管の位置が違うことが多いですが、ホースを曲げることでさまざまな構造のキッチンにも取り付けやすいという利点があります。
ただし、ジャバラの溝(ひだ)になっている部分はホース内部に汚れがたまりやすい点に注意が必要です。流れが悪くなったら、ホースを外して掃除を行い、つまりを防止しましょう。
塩ビパイプは塩化ビニール製の排水管で、ジャバラホースのようなひだはなくまっすぐな形をしているタイプです。
洗面台の排水管と同じような形状ですが、キッチンの排水管は油や食品かすが溜まりやすいので太さや曲がり方などが異なります(カーブがないものもあります)。
カーブがあるタイプの塩ビパイプは曲がっている部分に汚れがたまりやすいので、定期的に分解掃除を行うのがおすすめです。
金属管は、ステンレスなどの金属でできた排水管です。
塩ビ製排水管よりも耐久性が高いことが特徴ですが、重くて加工がしにくいためキッチン排水管では少し珍しいタイプとなります。
熱に強い反面サビには弱く、ナットが塩ビ管と比べると外しにくいため分解掃除などのメンテナンスが少し大変という注意点もあります。
キッチン排水管の交換をはじめて業者に依頼するときは、『費用がどれくらいかかるのか』『どんな流れで作業を行うのか』などを知りたい人も多いかもしれません。
作業料金や作業内容は現場の状況によって異なりますが、「大体の相場や流れを事前に知っておきたい」という人もいらっしゃると思いますので、下記でご紹介したいと思います。
1.電話などでの問い合わせを受けて、作業員が現地へ向かう。
2.現地で状況を確認して見積もりを行う。
3.見積もりをもとに見積書を作成し、見積書の作業内容でお客様から了承が得られたら作業を始める。
4.作業が完了したら料金の支払いをして完了。
交換作業自体は1日で終わりますが、交換用の部品に在庫がなく注文が必要なときは取り寄せに数日かかる場合もあります。
キッチン排水管の交換を業者に依頼する場合、『相見積もり』を行って費用を比較し、相場を把握する方法がおすすめです。
『最低3社』を目安に見積もりを取って修理料金や作業内容を見比べてから、見積もりの内容で納得した業者にあらためて依頼を出しましょう。
また、相見積もりをするときは「出張料・見積料無料」の業者に相談すると見積もりのコストを抑えることができます。
キッチン排水管の交換を業者に依頼した場合の費用は、交換する排水管の種類など作業内容によって異なります。
正確な料金を知りたいときは現地見積もりをするのがおすすめですが、見積もりを行う場合は最低3社に連絡して見積内容を比較すると大体の相場がわかるので安心です。
ここでは費用をイメージしやすいように、生活救急車でキッチンの排水管交換を行った場合の料金事例をご紹介いたします。
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
キッチンシンクの水が流れていかないとのことで訪問しました。排水管のどこかで目詰まりしていることで水がなかなか流れていかず、シンク内に一定時間は水がとどまってしまう状況でした。シンクのすぐ下にある蛇腹状の排水ホース内で油分などが固まったものがつまっていたため、専用のポンプを使用してつまりを解消しました。排水ホースに頑固な汚れがへばりついていたため、ホース交換も行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
キッチン流し詰まり 高圧ポンプ | 11,000円 |
流し排水ホース交換 | 11,000円 |
SANEI 部品代 | 1,870円 |
合計 | 23,870円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
台所の排水管より臭いが上がってきて水の流れも悪いので見てほしいとのご依頼をいただきました。蛇腹排水管内にて油性分が原因で排水つまりを起こしている状態でした。臭いについては排水管トラップがついておらず、排水管内の臭いが直接上がってきていると考えられました。蛇腹排水管と排水管トラップの交換にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
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台所排水栓交換 | 22,000円 |
排水栓取り付けに伴う防水処理 軽作業 | 8,800円 |
SANEI 流し排水栓 部品代 | 2,970円 |
SANEI 流し排水ホース 部品代 | 1,870円 |
合計 | 35,640円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
シンク排水部分より水が漏れて下部棚に水が溜まるとのご相談をいただきました。排水栓の経年劣化による水漏れと思われます。部品交換にて水漏れを解消しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
台所 排水栓交換 | 22,000円 |
台所 排水ホース交換 | 11,000円 |
SANEI 排水栓 部品代 | 5,500円 |
SANEI 排水ホース 部品代 | 1,683円 |
合計 | 40,183円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
交換用のキッチン排水管を自分で購入するときは、キッチンの『排水トラップ』に合ったものを選ぶことが大切です。
キッチンの排水管は排水トラップとつながっているので、それぞれのサイズやつなぎ目の形が合っていないと、「排水管を買ったのに取り付けられなかった」「取り付けた後に水漏れした」などのミスが発生する可能性があります。
そこでここからは、キッチン排水管の選び方や費用目安についてご紹介したいと思います。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
先端ににネジのような溝が付いているタイプの排水管で、最近のキッチンでは比較的多く使われている種類です。
排水トラップ側の溝と合わせてから、排水ホースを回して取り付けます。
排水トラップとネジ部分の口径(接続部分の直径)が合っていないと取り付けられないので、購入時はサイズをしっかり確認しておきましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
先端に逆三角形の差し込み口が付いているタイプの排水管です。排水トラップの下側に差し込んでから、付属のバンドで根本を締め付けて固定します。
差し込み口にはサイズに沿って線がついており、自分で切ってサイズを調整することができます。
サイズ間違いの心配は少ないですが、『取り付け後にゆるんで外れてしまう』トラブルに注意が必要です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
店舗のシンクなど、2層式(シンクが2つ並んでいる)のシンクに使われているタイプの排水管です。
ホースの長さは1m・1.5m・2mなど製品によって異なります。
接続部分が『ネジ式』の場合は、「トラップ接続部分とサイズを合わせる」ことが重要です。
ここまで、キッチンの排水管交換を業者に依頼依頼した場合の費用についてご紹介いたしましたが、「なるべく費用を抑えたいから、DIYで交換できないかな」と考える人もいらっしゃると思います。
ホームセンターやインターネットショップではキッチンの排水管が単体で販売されているので、必要な道具をそろえて手順に沿って作業すれば自分で交換することも可能です。
そこでここからは、キッチンの排水管をDIYで交換する方法と、交換作業に必要な費用などについてご紹介いたします。
キッチン排水管は比較的分解しやすく、手で部品を取り外せるタイプも多くあります。
特別な工具がなくても交換できる場合に必要なのは、『シンク下や手を汚さないようにする』下記のような道具です。
いずれも100均などで手軽に購入できるので、キッチン排水管では工具代の費用はあまりかかりません。
ナットが固くて回しにくい、または金属製のナットの場合はプライヤーやレンチなどの工具を用意しましょう。
キッチン排水管はナットの直径が大きいものが多いので、あらかじめナットの大きさを測って口開きが大きめのものを選ぶのがおすすめです。
劣化・破損したキッチンの排水管は交換が可能ですが、なるべく長持ちさせて交換の費用や手間をかけないようにできるのが理想的です。
排水管の寿命はは20~30年程度(塩ビ管の場合)ですが、使い方によっては劣化が早まってしまうこともあるので注意しましょう。
ここからは、キッチンが劣化・破損する原因と適切な使い方をするための対策をご紹介したいと思います。
『キッチンの排水管がつまって全く流れなくなった』という理由で排水管を交換するケースもよく聞きますが、キッチン排水管が詰まる原因のほとんどは油や食品によるものです。
汚れが固着してしまって掃除で落とすのが難しいときは、業者による高圧洗浄や排水管の買い替えを検討したほうがいいでしょう。
排水管の汚れを放置するとその後の費用が余分にかかる可能性もあるので、排水管は定期的に掃除をしておくことをおすすめいたします。
キッチン排水管のつまりは、こまめに掃除をして汚れをためないようにする対策が効果的です。
キッチン排水管の掃除方法は、例えば下記のような方法があります。
詳しいやり方やその他の方法については、下記のページでご紹介しております。
キッチンでは掃除や料理に熱湯を使うことも多いと思いますが、熱湯をそのままシンクに流すと排水管が劣化する原因になるので避けましょう。
キッチン排水管の素材に多い塩ビ管の耐熱温度は約60℃といわれており、熱湯をかけると変形や破損するおそれがあります。
「熱湯を流すときは時間をおいて冷ましてからにする」「掃除に使うお湯は50℃くらいまで」などの方法にすると、排水管に負担がかかりにくくなります。
排水管つまりが理由で交換を検討している場合、交換する前に業者による専門的な『洗浄』で修理できる可能性もあります。
業務用の薬品や強力な高圧洗浄機を使用することでつまりが解消する場合もあるので、つまりの症状があるときは業者に相談して現地で適切な修理方法を聞いてみるといいでしょう。
『洗浄』と『部品交換』どちらの費用が安くなるかも、現地での見積もりで確認することができます。
今回は、キッチン排水管の交換費用についてご紹介させていただきました。
キッチン排水管の交換を業者に依頼した場合の費用は『作業料金+部品代』が基本です。また、交換用の部品を自分で購入してDIYで交換する方法もあります。
キッチン排水管の交換を業者に依頼する場合、業者によって料金体系や提案される施工内容が異なるので、最低3社から見積りを取って確認するのが安心です。
生活救急車でも、キッチン排水管の交換作業を承っております。「他社の見積りと比較したい」といったご依頼でも承っておりますので、お困りの際はお気軽に現地見積もりをご利用ください。
大変分かりやすく助かりました。 ありがとうございました。