千葉県千葉市稲毛区のローカル情報

稲毛公園から続く浅間神社に参拝

千葉県千葉市稲毛区の浅間神社は、地元の人にとっても参拝や夏祭りなどでなじみの深い神社です。西暦808年に起源を持つ歴史ある神社ですが、昭和39年に社殿が焼失し、現在の社殿が建てられたのは昭和41年になります。改修なども行われているため、建物は比較的新しく近代的でもあるのですが、境内の老松は千葉市指定天然記念物として名所にもなっていて、歴史を感じさせる趣のある景観になっています。隣接する稲毛公園と合わせて散策する人も少なくありません。境内では、お札のお焚き上げを行うどんど祭や節分祭、十二座神奉納を行う祈年祭、夏の大祭、七五三祭、新嘗祭、月次祭など、大きな祭典が年間を通して行われています。また、日本に洋酒を普及させたとされる実業家神谷伝兵衛の別荘だった邸宅は、現在千葉市民ギャラリー・いなげとして使われています。建物は国登録有形文化財に指定されており、ロマネスク様式の建物は明治・大正時代を偲ばせ、内部にもさまざまな意匠がこらされています。

文人の別荘地として知られている、千葉県千葉市稲毛区

千葉県千葉市稲毛区は、千葉市の北部にある区です。区のほとんどが住宅街で、千葉市中心部や東京都心への通勤者が多く住んでいます。住宅が密集している市でもあり、その人口密度は千葉市全体の2倍以上です。また、文人に愛された別荘地としても昔から栄えている場所でもあります。ワイン王として有名な初代神谷伝兵衛の別荘である「旧神谷伝兵衛稲毛別荘」は隠れた名所です。神谷伝兵衛が来賓用の別荘として建てた洋館で、現在は入館無料で見学ができます。1階は洋室、2階は和室になっており、コンクリート構造の建物です。市内のコンクリート構造の建物としては一番古いもので、多くの方が訪れる人気観光スポットの1つとなっています。そして昭和12年、清朝最後の皇帝として知られる愛新覚羅溥儀の弟、溥傑とその妻が半年ほど住んでいた家があり、こちらも「千葉市ゆかりの家・いなげ」として開放されており、無料で見学可能です。海に近く眺めがいいことや、庭には花が咲いているなど歴史に詳しくない方も楽しめる場所として人気があります。

千葉県千葉市稲毛区「ツベッティ」

花が好きで、花を使った小物やインテリアも好き…という人におすすめのスポットが千葉県千葉市稲毛区にあります。「ツベッティ」はフラワーアレンジメントやハーバリウムの体験が気軽に楽しめる施設で、講師の丁寧な指導にも定評があります。花をふんだんに使った美しいリースづくりや、各種SNSでも話題となっているハーバリウムを自分の手で作ることができるので、好みの花の色やかたちを選んでお気に入りの一品を完成させましょう。ツベッティの好評の理由の1つが「デザインも自分で決められる」ということです。体験教室にありがちな決まったものを手順通りに作るだけではない、自分だけのオリジナルを大好きな花で作れる魅力をぜひ感じて下さい。体験教室の内容的に受講者は女性が多いですが、もちろん男性もOKですし、子供に花の魅力を伝えたいお母さんは子供連れでもOKなのも嬉しいところです。結婚式用、プレゼント用などの目的で訪れる人も多く、作る楽しみ、贈る楽しみ、飾る楽しみを教えてくれる教室です。

千葉県千葉市稲毛区のお勧め観光スポットは稲毛浅間神社

千葉県千葉市稲毛区周辺に観光する予定のある方におすすめしたいのは、京成稲毛駅から歩いて5分という好ロケーションの稲毛浅間神社です。稲毛浅間神社は始まりが西暦808年と比較的長い歴史を持つ神社の1つで、ちば遺産百選にも選ばれている実績を持ちます。そんな稲毛浅間神社では様々な事柄に関する参拝や祈祷をすることができます。例えば、一般的なご参拝をはじめとして、七五三のお参りや成人奉告祈願、さらには交通安全祈願などもこの神社で行うことができるのです。それに加えてお祓いや厄除などもお願いすることができるので、厄年の方などにも適した観光スポットと言えます。またこの稲毛浅間神社では、どんど祭りと呼ばれる正月のお祭りや節分祭、夏の大祭など定期的に祭典も行われます。そのような時期に合わせて訪れているのも良いでしょう。ただ、この稲毛浅間神社での祈祷などに関する受付については時期によって変更されることもありますので、何かしらの祈祷をお願いしたい方は事前にホームページなどで受付時間について確認しておくことをお勧めします。

千葉県千葉市稲毛区の千葉県総合スポーツセンター

1933年に千葉県総合運動場として開場したのが、千葉県千葉市稲毛区にある千葉県総合スポーツセンターです。1999年に千葉県スポーツ科学総合センターが運動場内に竣工され、この名称となりました。センター内には3000人を収容する日本陸上競技連盟第3種公認の陸上競技場をはじめ、総収容人数が5500人と大型のサッカー・ラグビー場、野球場や軟式野球場、ソフトボール場などを完備しています。庭球場や弓道場、屋内施設として体育館や武道館などもあります。また、スポーツ科学センターやトレーニングルーム、多目的アリーナ、フィットネススタジオと、一般的な総合運動場にはないような充実した施設が用意されています。千葉都市モノレールスポーツセンター駅から徒歩5分。JR稲毛駅からは京成バスの草野車庫行に乗り、スポーツセンター前で下車して徒歩5分。京葉道路穴川インターチェンジからは車で5分と、交通アクセスも比較的容易で、周辺住民の憩いの場と、スポーツ振興を担っています。

千葉県千葉市稲毛区「大日寺」

千葉県千葉市稲毛区にある「大日寺」は、日本全国に約3000寺の広がりがある真言宗豊山派のお寺の1つで、約800年の歴史を持っています。真言宗豊山派は奈良県の長谷寺を総本山に、また東京都には護国寺という大本山もあり、この2つを中心とした厚い信仰があります。大日寺は鎌倉時代に松戸・馬橋にて開かれたお寺でしたが千葉に移り、その後一度戦火にて焼けてしまったのですが、のちに現在の場所に移されたという歴史があります。境内には大日寺を開いた千葉氏16代の墓碑である五輪塔が安置され、これらは歴史がとても古く、鎌倉時代～室町時代のものであることから千葉市の重要文化財の指定も受けています。歴史あるお寺でありながら千葉市の中心に位置しており、周辺の観光スポットへのアクセスのしやすさからもさまざまな地域の人が訪れやすい場所となっています。実際のアクセスは西千葉駅から徒歩で10分となっています。千葉を訪れた際は散策スポットに加えてみてはいかがでしょうか。

稲毛観光農園は千葉県千葉市稲毛区エリアのおすすめお出かけスポット

千葉県千葉市稲毛区には複数のお出かけスポットがありますが、その中でも特におすすめしたいのが稲毛観光農園です。この稲毛観光農園は新検見川駅から歩いて約15分のところにある農園で、10月の上旬から14月上旬ごろまで利用できます。そんな稲毛観光農園がお出かけスポットとしておすすめできる理由は主に2つあります。1つ目の理由は数多くの野菜やフルーツを収穫して楽しむことができることにあります。一般的にフルーツ狩りなどではいくつかのフルーツのみに限られていることが多いのですが、この稲毛観光農園ではブドウやイチゴ、リンゴなどのフルーツはもちろんのこと、サツマイモやトマト、たけのこなど非常に多い種類の野菜やフルーツを自分の手で収穫することができるのです。そして残る2つ目の理由はそれぞれの農園の園主さん達と収穫を通して直接交流できることにあります。上記の通り、稲毛観光農園では収穫やそれを通じて生産者との交流もできるので、大人はもちろんのこと、様々なことを勉強したい子供達にとってもうってつけのお出かけスポットと言えるでしょう。

千葉県千葉市稲毛区の稲毛浅間神社

千葉県千葉市稲毛区には、県の文化や伝統、文化遺産や自然遺産を継承するために選ばれたちば遺産100選のひとつ稲毛浅間神社(いなげせんげんじんじゃ)があります。日本神話に登場する女神・木花咲耶姫命(コノハナノサクヤビメ)を主祭神として、808年(大同3年)に始まったとされています。かつてこの地域を治めていた千葉氏の信仰が厚かった他、源頼朝にもゆかりのある神社として伝わっています。現在の社殿は1966年(昭和41年)に再建されたものです。1187年(文治3年)に建てられた社殿は、これより2年前の1964年(昭和39年)の火災で焼失しています。この稲毛浅間神社には、市指定天然記念物に指定されている稲毛の松林があります。神社の創建から次第に形成されてきたといわれており、名勝地として一部が市の公園となって解放されています。また、一の鳥居はかつて海上に存在する海上鳥居だったとも伝わっています。現在は二の鳥居と新たに奉納された鳥居が存在しています。

千葉県千葉市稲毛区「極楽湯　千葉稲毛店」

千葉県千葉市稲毛区にある「極楽湯　千葉稲毛店」は、野球場やサッカー・ラグビー場などがある県立総合スポーツセンターからすぐ近くの場所にあり、スポーツで汗をかいたあとにスッキリとリフレッシュするのにちょうど良い入浴施設です。内湯には水素風呂、電気風呂、サウナがあり、外湯には露天岩風呂、炭酸風呂、うたたね湯といったラインナップがあり、好みの湯をゆったりと楽しむことができるでしょう。施設内にはお風呂の他にも食事処、ゲームコーナーなどもあり、腹ごしらえやちょっとした時間つぶしにも十分です。「お風呂付きセルフ宴会」や「土・日・祝日7時オープンの朝風呂」「日本酒風呂」などの企画も豊富で、何度行ってもさまざまな楽しみ方のある入浴施設です。アクセスは（1）穴川インターすぐ（2）JR稲毛駅より山王町行き・オーツーパーク下車、または草野倉庫・こてはし団地行きにて草野団地入口下車で徒歩1分（3）千葉モノレール　スポーツセンター駅より徒歩15分となっています。

千葉県千葉市稲毛区でゆったりと1日を過ごしたいならspa resort 蘭々の湯がおすすめ

休日などに千葉県千葉市稲毛区周辺で日頃の疲れを癒すために1日ゆっくりと過ごしたい時には、spa resort 蘭々の湯がおすすめです。spa resort 蘭々の湯は稲毛区園生町にある大型のスーパー銭湯で、年中無休で9時から25時まで営業しています。利用料金については大人の場合平日は750円で、その他の土日祝日は850円です。小学生以下の場合は平日と土日祝日、どちらも400円となっています。ちなみにサービスの1つの岩盤温熱は大人は600円、小学生以下の子供は400円で利用できます。またこのspa resort 蘭々の湯で利用できる温泉の種類は様々なものがあり、天然温泉の露天風呂や壺湯、炭酸泉や洞窟風呂、熱塩風炉などがあります。その他にもエステやあかすりなどのサービスや、レストランなどもありますので、このspa resort 蘭々の湯は1日ゆっくり過ごすのにはまさにうってつけのお出かけスポットだと言えるのです。

千葉県千葉市稲毛区の気球連隊史跡

千葉県千葉市稲毛区には、気球連帯と呼ばれる大日本帝国陸軍の部隊の史跡があります。稲毛区には陸軍唯一の気球部隊があり、太平洋戦争のときに飛ばされた風船爆弾が有名です。軍用気球が日本で初めて飛ばされたのは、明治維新期の西南戦争といわれています。同じく明治時代に起こった日露戦争の際、戦況偵察として旅順での戦いで投入されています。その後も日中戦争や南京攻略戦などの陸戦において鉄道連隊や電信大隊などとともに、作戦の中心に使用されていましたが、航空機の発達に伴い、次第に活躍の場を失っていきました。しかし太平洋戦争末期に再び気球隊に光が当てられました。稲毛区をはじめ、茨城県と福島県が風船爆弾作戦に従事し、終戦までに9000個を超える風船爆弾がアメリカ本土に向けて放たれました。このうち300～1000発が到達したといわれています。稲毛区には、その気球連隊が使用した巨大な気球格納庫や、当時の建物などの遺構が残されています。

千葉県千葉市稲毛区の大正ロマン「千葉市ゆかりの家・いなげ」

千葉県千葉市稲毛区は、明治中期ごろから保養地として多くの別荘が建てられた地ですが、中でも有名なのが「千葉市ゆかりの家・いなげ」です。当時多く建てられた和風建築の意匠をかなり忠実に現代に伝える貴重な建築遺産であり、また中国清朝のラストエンペラー・愛新覚羅溥儀の実弟・溥傑氏が半年間ほどここで新妻・浩と新婚生活を送ったことでも有名です。この溥傑夫妻をテーマとして扱った平成27年10月7日放送のNHK総合「歴史秘話ヒストリア」でもこの「ゆかりの家いなげ」が紹介されました。建物は平屋の母屋と庭の離れで構成されており、ラストエンペラーの実弟が住んでいたにしてはこじんまりとした印象を受けますが、天井や亀甲格子の欄干、障子の結霜ガラス、木瓜窓など随所に施された細かく丁寧な細工は上品な佇まいを感じさせます。美しい庭と海の見える眺めは当時の仲睦まじい夫婦が見ていた風景を思わせ、大正ロマンに浸ることができます。周囲も自然が多くて静かなところ。ゆったりのんびり見学するのにお勧めです。