静岡県静岡市駿河区のローカル情報

駿河湾が南にある静岡県静岡市駿河区

静岡県静岡市駿河区は、2005年に作られた行政区の1つです。静岡市には駿河区の他に葵区・清水区がありますが、駿河区は3つの区の中で人口も面積も1番小さい都市です。駿河区の南には駿河湾があり、新鮮な魚介類を楽しみたいという方にも楽しめる場所でしょう。静岡はマグロの水揚げ量が日本一ですし、季節によってはシラスや桜エビ・サザエ・金目鯛など、様々な魚を楽しめます。季節やお店によって取り扱っている魚が変わりますので、食事目的で訪れる場合には事前にお店に問い合わせしてから来店しましょう。また駿河区には、1999年にオープンした「駿河匠宿」もあります。伝統工芸や陶芸・ガラス細工などを体験できる施設で、名物のとろろ汁や安倍川もちを食べて楽しむことも可能です。1～4月は雛飾りの展示があり、観光客には人気の季節ともなっています。食べ物や伝統工芸など、静岡ならではのものを楽しめるのが駿河区の特徴でもあるというわけです。

静岡県静岡市駿河区の静岡県立美術館はお勧めの観光スポット

静岡県静岡市駿河区エリア周辺に観光を考えているのであれば、静岡県立美術館がお勧めできる候補地の1つです。静岡県立美術館はJR草薙駅からバス6分程で行けるところにある美術館で、日本平の麓にあって美術館の周りには自然が豊かな特徴があります。そんな静岡県立美術館では主に17世紀以降の山水や風景画、また静岡県に関わりがある作家が作った作品や、静岡県ならではとも言える富士山の絵画などが主に集められて展示されています。もちろんこの静岡県立美術館では様々なコレクションを鑑賞して楽しむことのできるのですが、それ以外にも参加型のプログラムがいくつもあります。例えば、子供と一緒に参加することができるフリートーキングデイや、粘土などで作品を作る実技室プログラムなどがあります。それ以外にも大人向けのプログラムとして講演会や美術の講座が開かれています。ちなみに展示されているコレクションなどは季節などによって頻繁に変わることがあるため、以前訪れた人でももう一度行くことを検討してみても良いでしょう。

静岡県静岡市駿河区の「登呂遺跡」で弥生時代を体験する

静岡県静岡市駿河区には、弥生時代の遺跡として有名な「登呂遺跡」があります。登呂遺跡が最初に発見されたのは1943年、第二次世界大戦中に軍事工場を建設するために行われていた工事で遺跡が発見され、のちに戦後、1947年にあらためて本格的な発掘調査が行われました。この発掘調査により、8万平方メートルもの水田や竪穴式住居、高床式倉庫の跡が発見され、これらが稲作が始まった弥生時代の特徴的な遺跡と判断されて1999年より復元工事が行われ、現在の「登呂遺跡」として見学できるようになったわけです。登呂公園内の登呂遺跡では、前述の通り発掘された8万平方メートルもの水田跡や2棟の高床式倉庫、12棟の竪穴式住居が復元されており、弥生時代の集落の雰囲気を体験することができます。また敷地内には「登呂博物館」という2階建ての登呂遺跡の体験ミュージアムも併設されており、登呂遺跡に関係する様々な展示物や弥生時代の生活を体験できる体験コーナーを楽しむことができるようになっています。公園自体は無料で、博物館も大人200円というリーズナブルな価格。是非社会見学を兼ねて訪れてみることをお勧めします。

徳川家康が埋葬された久能山東照宮の壮麗な御社殿を参拝

静岡県静岡市駿河区にある久能山東照宮は、7世紀ごろ、推古天皇の時代に久能忠仁が山をひらいて観桜菩薩の像を安置した補陀落山久能寺を建てたことに起源を持つ、非常に歴史のあるお寺です。葵区の駿府城で没した徳川家康が埋葬されたことでも知られており、徳川家康ゆかりの地として訪れる人も少なくありません。久能山の山頂近くにあるため、山下から表参道を登ると、1159段の階段を上って参拝することになります。ロープウェイあるので、ロープウェイを使えば社務所近くの久能山駅まで登ることも可能です。そこから歩いて社殿を巡るだけでもかなりの距離になりますので、味に自信がない人はロープウェイの利用をおすすめします。朱塗りの美しい楼門や神厩、鼓楼、神饌所、神楽殿、神庫、唐門、などはどれも重要文化財で、権現造りの御社殿は国宝に指定されています。非常に装飾の美しい壮麗な御社殿は圧巻です。境内にはさまざまな歴史的資料や宝物を所蔵・展示する久能山東照宮博物館もあるので、ぜひ見学していくとよいでしょう。

静岡県静岡市駿河区周辺で海を楽しみたいなら広野海岸公園がおすすめ

夏のシーズンになると海に遊びに行きたいと考える人が増えます。そしてもし静岡県静岡市駿河区周辺で海を楽しみたいと考えているのであれば、広野海岸公園がお勧めできる場所としてあります。広野海岸公園とは駿河湾と安倍川の近くにある公園のことです。しかし、ただの公園というわけではありません。目の前には駿河湾が広がっていますし、ジャブジャブ池で小さなお子さんも楽しむことができるようになっています。その他にも巨大な海賊船を模した遊具やコンビネーション遊具などもあります。またクロダイが釣れる釣り護岸もあるため、釣りに興味のあるお子様や大人の方でも充分に訪れる価値のある公園となっているのです。ちなみにこの広野海岸公園は開場時間が決まっており、朝の6時から午後6時までとなっています。また駐車場も合計で200台ほど駐車できるスペースがありますが、シーズンになると満車になって車を止められない可能性も出てくるため、心配な方はバスなどを利用することをおすすめします。

徳川家康公を祀る元祖東照宮・静岡県静岡市駿河区の「久能山東照宮」

静岡県静岡市駿河区にある国宝建造物「久能山東照宮」は、徳川家康公を祀る東照宮の元祖とされています。もともと推古天皇の時代（奈良時代）に久能寺というお寺が建てられたのが元祖で、更に時代を経て武田信玄（戦国時代）がここに「久能城」を建築。次いで徳川家康公が1616年に駿府城で没した際に「遺骸を久能山へ葬るように」という遺言を残したことからここへ埋葬し、「久能山東照宮」と相成ったわけです。同じ家康公の遺言によると、1周忌後に日光山へ勧請するようにとのことから、久能山東照宮を模した神社「日光東照宮」が建てられました。従って、「東照宮」として有名な両社ですが、元祖はこの久能山東照宮ということになるわけです。久能山東照宮の社殿は2010年に国宝に指定された他、徳川家康公を中心に、右に豊臣秀吉公、左に織田信長公と、戦国時代の3英傑を一緒にお祀りしている、日本唯一の東照宮としても有名です。また静岡市が誇る模型作りの職人さんたちの匠の技を評して、家康公をモデルにした「BB戦士徳川家康頑駄無」などのプラモデルも展示されています。ガンダム好きの人なら是非チェックしておきたいポイントですね。

日本平動物園で、たくさんの動物とふれあいのひと時を

静岡県静岡市駿河区には、地域の人に愛される静岡市立日本平動物園があります。有度山の自然を生かした造りになっており、飼育している動物は約180種類700点。気をつけの姿勢で有名なレッサーパンダの風太君の生まれた動物園でもあります。レッサーパンダは屋外と屋内に放飼場を2つずつ備えており、繁殖棟も隣接しています。血統管理園として繁殖に取り組んでおり、客からの観察もいろいろな方向からできるように工夫されています。その他、猛獣館299では、1階に帆マフアザラシやホッキョクグマ、2、3階にライオン、アムールトラなどの猛獣が展示してあります。フライングメガドームは国内最大級のフライングゲージで、中に入るとさまざまな鳥が飛び交う姿を見ることができます。また、中には猿島もあるので、猿の観察もできるようになっています。その他、オランウータン館や草食獣舎、夜行性動物館、爬虫類館、ペンギン館などもあり、アジアゾウやキリンなどの大型獣もいるので、非常に見ごたえのある動物園です。

静岡県静岡市駿河区の日本平動物園に行ってみよう

静岡県静岡市駿河区のおすすめ観光スポットに、日本平動物園があります。この動物園は昭和44年8月に動物123種、371点で開園しました。現在は約160種、700点の動物が飼育されています。2007年4月から2013年3月まで、園全体のリニューアルするための再整備事業を実施し、何度来ても飽きないような工夫をしました。ライオンやホッキョクグマといった猛獣がいる「猛獣館299」や「フライングメガドーム」、「ふれあい動物園」、「ふしぎな森の城」を新設したのです。動物たちのありのままの姿を観察でき、間近で見られることから人気となっています。園内は広すぎず、狭すぎず、ほど良い広さで小さな子どもから高齢の方まで楽しむことができます。特に子どもにはふれあい動物園や池の鯉の餌やりが人気です。小さな遊園地もありますので、飽きずに長く遊べるでしょう。園内のショップでお土産やグッズを買うこともできますし、レストハウスでは食事も楽しめます。しろくまカレーは大人用と子ども用があり、見た目もかわいらしいので人気メニューとなっています。一日かけてのんびり見て回るのをおすすめします。

静岡県静岡市駿河区の日本平ロープウェイは景色を楽しみたい人におすすめの観光スポット

観光する際にグルメなどを楽しみたいと考える人もいれば、風景などを楽しみたいという人もいます。そして風景を楽しみたいという人に対して静岡県静岡市駿河区に1つお勧めの観光スポットがあります。それは日本平ロープウェイです。日本平ロープウェイは静鉄グループが運営しているロープウェイで、日本観光地百選で1位になったこともある日本平の山頂と、家康公が祀られている初めての東照宮である久能山東照宮を結んでいます。この日本平ロープウェイは約5分間乗車できるようになっており、乗車している間は知識を持っているガイドから久能山東照宮に関する説明を受けることができたり、日本で最も有名な山の1つでもある富士山を観て楽しむこともできるようになっています。ちなみにこの日本平ロープウェイではロープウェイの往復乗車券と久能山東照宮の拝観料、また日本平ホテルのケーキセットをセットにした特別価格でのプランなども用意されていますので、訪れる方は毎年一度ホームページをチェックしておくと良いでしょう。

大人も子供も楽しめる！静岡県静岡市駿河区の「日本平動物園」

「日本平動物園」は、静岡県静岡市駿河区にある市営動物園。2005年に一世を風靡した千葉市動物公園の「直立するレッサーパンダ・風太くん」は、実はここ、日本平動物園生まれで、当時から直立していたと言われています。そんな「スターの実家」とも言える日本平動物園ですが、風太くんの名声に関係なく、今でも静岡市で人気の動物園として家族連れやカップルに愛されています。その人気の理由の1つは、動物たちとの程よい距離感。あまりに動物との距離が遠すぎると興ざめしてしまいますが、日本平動物園では通常の動物園のような距離感の他、少し位置を変えてみると同じ動物でもかなり間近にまで接近して見ることができるようになっています。特に人気はシロクマエリアで、シロクマが泳ぐ水槽を真下から見ることができるようトンネル状になっています。シロクマたちが水中で遊ぶ姿は可愛らしく、かつ迫力満点です。また日本平動物園にもオオアリクイやマレーバクなどの変わった動物、迫力満点のオオアナコンダを展示した爬虫類館など、大人でも十分楽しめるスポットが盛りだくさんです。丁度良い適度な広さなので、半日デートにもお勧めです。

教科書で見た登呂遺跡で本物を見る！竪穴式住居に入ることもできます。

静岡県静岡市駿河区には、弥生時代の遺跡として教科書でも有名な登呂遺跡があります。昭和18年の埋め立て工事中偶然に発見されたこの遺跡は、戦後本格的に調査が行われ、12の住居跡、2つの倉庫跡などが見つかりました。また、土器や木器なども数多く発見さえており、弥生時代の人々の生活ぶりを解明するために、多大な貢献をしています。遺跡の周辺は登呂公園として整備されており、竪穴式住居や高床式倉庫など、教科書でみたものを実際に見ることができるほか、中に入ることができるものもあります。出土品は敷地内にある登呂博物館に収蔵・展示されており、発掘の家庭を学んだり、遺跡について学ぶほか、道具や物に触れて遊んだり、建物の中に入ったりと、体験型の博物館としても面白いつくりになっています。すぐ近くには、静岡市で活動し、人間国宝にも指定された芹沢けい介さんの功績をたたえる芹沢けい介美術館があり、美しい染色の魅力を満喫することができます。

家族連れに特にお勧め！静岡県静岡市駿河区の広野海岸公園

静岡県静岡市駿河区にある有名な海岸公園が「広野海岸公園」です。広野海岸公園は駿河湾の用宗海岸から漁港を挟んで1㎞ほど続く海岸公園で、その一番のシンボルとなっている、長さ31.5m・幅6.6m・高さ18mの真っ二つに割れた巨大難破船は、タイタニックを彷彿とさせます。「難破した海賊船」をイメージして作られた子供にも大人気のアスレチックで、胴体部分にトンネルやネット、すべり台やつり橋などの仕掛けが施され、探検できるようになっています。海賊船以外にもすべり台とネットでできたドーム、ターザンロープやコンビネーション遊具など、子供が大喜びする遊具が設置されています。水場の遊びスペースも用意されているので、夏場は特に家族連れでにぎわいます。また、公園内には「見晴らし山」と呼ばれる小高い丘があり、晴れている日はここから富士山が小さく姿を見せます。知る人ぞ知る富士山ビューポイントとして写真を撮るのもよし、釣り護岸で釣りを楽しむもよしです。また海岸沿いの歩道の路肩にはヤシの木が植えられていて、朝夕には爽やかな南国気分を味わいながらジョギングをする地元住民の姿も多く見られます。