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説明 玄関の防犯対策を強化しようと思ったけれど、何をしたらいいのか迷っていませんか?いざ対策をしようと思っても「何をどうすればいいのか説明してくれる人がいない」という問題があります。そこで今回は、玄関の防犯対策で「どういったことに、どのような対策をすればいいのか」をご紹介したいと思います。
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玄関の防犯対策を強化しようと思ったけれど、何をしたらいいのか迷っていませんか?
日本の場合、「何か被害に遭ってから、防犯対策をする人が多い」のですが、いざ対策をしようと思っても「何をどうすればいいのか説明してくれる人がいない」という問題もあります。
そこで今回は、玄関の防犯対策で「どういったことに、どのような対策をすればいいのか」をご紹介したいと思います。
空き巣や押し入りが、どのような手口で建物に侵入しているかご存じでしょうか?きちんと鍵は閉めているし、自分の家は大丈夫と思っている方は多いと思います。
玄関からの侵入手口の中で1番多いのが、無施錠狙いです。しかし、しっかり施錠を行っていても、玄関をこじ開けられて侵入されるケースもあります。
そこでここでは、複数の手口に対してやっておくべき対策についてご紹介します。
外出中も在宅中も、いつもしっかり鍵をかけているから安心と思っている方がほとんどだと思いますが、犯人は玄関を無理やりこじ開けて入ってくることもあります。
特に、ドアとドア枠(壁)の隙間からかんぬきが見えている場合は、その隙間にバールを入れ込みドアを破壊します。ピッキングのような技術力も必要なく、昔からよく使われている方法です。
バールによるこじ開け対策については、ページ下部で解説しています。
外の様子を確認するのに便利なドアスコープは、外からも中の様子が確認できてしまうというデメリットがあります。
はっきりと見ることはできないものの、不在かどうかは分かってしまいます。
ドアスコープの対策については、ページ下部で解説しています。
玄関の内側ロックをするツマミを「サムターン」といいます。「内側の鍵なんてどうやって開けるの?」と、疑問に思う方がほとんどだと思いますが、さまざまな道具を使うことで可能になります。
主なサムターン回しの手段は、
というものです。最近ではこのサムターン回しを防ぐため、カバーを付けて対策をしている人も見受けられます。しかし、このカバーはプラスチック製の物がほとんどのため、可燃性の物を入れて溶かされてしまうこともあるようです。
玄関からの侵入で最も多いのが、無施錠が原因の場合です。「鍵をかけないなんてありえない!」と思っていても、ちょっとしたゴミ出しや近所の人と思わず話し込んでしまった間の短い時間でも、空き巣などの被害が出てしまいます。
慣れている空き巣が、家の中を物色する時間は5分程度です。そのため無施錠の家は、空き巣にとってこの上ないチャンスになります。
玄関と同じく、空き巣などの侵入口で多いのが窓です。窓についているクレセント錠は「錠」といわれているものの、実際は窓の密閉度を高めるための閉め金具です。
鍵の役割をほとんどしていないため、防犯対策を行っていないとガラスを割られてクレセント錠を開けられてしまいます。
何も対策されていない窓ガラスは、簡単に割ることができます。アイスピックやマイナスドライバー、バーナーなどを使った方法は音がならないので周りに気づかれずに犯行を行うことも可能です。
家全体の防犯対策を強化したい人は、窓も忘れずに対策しておきましょう。
防犯対策といっても鍵は閉めてるし、他に何をしたらいいのか分からない人もいると思います。ここでは、玄関の防犯対策の具体的なやり方をご紹介します。
ドアとドア枠の隙間に特殊な工具を差し込み、てこの原理で無理やり開錠するこじ開けにはドアガードプレートで対策しましょう。
最近は、ドアガードプレートが当たり前のようについている家が増えましたが、新築時に必ず取り付けられるというわけではありません。
自分の家の玄関についているかどうか確認しておくことをおすすめします。
内側の鍵を回して開錠されてしまうサムターン回しには、サムターンカバーを使って対策しましょう。サムターンカバーは、ホームセンターなどで気軽に入手できます。
見た目を気にしないのであれば、ペットボトルを使ってサムターンカバーを自作することも可能です。
【サムターンカバーの自作方法】
ペットボトルの底から1/3程度を切り取り、底をサムターンが入る大きさに切り取って取り付ける。
ただ、人が来たときに自作のサムターンカバーが目に入ってしまうので、見栄えが気になる人はホームセンターで市販品を購入するのがおすすめです。
サムターンの中には、「ツマミが取れる」サムターンもあります。
ツマミが取れるサムターンは、防犯対策や認知症による徘徊対策などに使われます。
「市販品のサムターンカバーでも、ドアにつけたくない」という人は、ツマミが取れるタイプのサムターンを使うのがいいでしょう。
賃貸などでよく見られる「ポストが取り付けられているドア」の場合。
実は、このドアのポスト部分から工具などを使ってサムターンを回すという手口があります。
この手口に対しては、「ツマミが取れるサムターンにする」「ポスト部分を板で塞ぐ」といった対策があります。
ただし、賃貸の場合はドアに加工をしたり、勝手に鍵を交換したりといったことができませんので、大家さん・管理会社に相談するようにしましょう。
最近の玄関の鍵は「ワンドアツーロック」が主流ですが、築年数の古い住宅や建物は鍵が1つしかついていないことがあります。1つの鍵ではかなり防犯性が低いため、補助錠を付けておくことをおすすめします。
玄関の外に補助錠を付けておくことで「防犯対策をしている」ことが目に見えて分かります。わざわざしっかり対策を行っている家を狙うよりも、何も行っていない建物を狙うでしょう。
防犯効果だけでなく、抑止効果もあるため一石二鳥です。
ドアスコープは外から中の様子を見られたり、サムターン回しに利用されたりと危険を招く恐れがあるため防犯対策が必須です。
ドアスコープカバーを設置して、自分が使わないとき以外は塞いでおきましょう。カバーの中には、貼り付け方法がシール・マグネットなど、賃貸でも使えるような種類もあります。
また、インターフォンにモニターがついていない家は特に、ドアスコープモニターを設置するのもいいかもしれません。
玄関の無施錠を防ぐためには、電子錠の取り付けがおすすめです。オートロック式の電子錠にしておけばちょっとした外出だからと鍵を閉め忘れても、自動で施錠が可能です。
しかし、電子錠にもさまざまな種類があるため、どれを設置したらいいか迷うと思います。ここでいくつか電子錠の種類をご紹介します。
暗証番号を入力し、開錠するタイプの電子錠です。無施錠で外に出てしまうときは、ゴミ捨てなどちょっとした外出が目的の場合が多いと思います。
これは鍵を持ち歩く必要がないため、閉め出しの被害が出にくい点がメリットです。オートロック式なら、鍵を持ち歩かない暗証番号式がおすすめです。
差し込み式の鍵に変わってカードやリモコン、スマートフォンを使って開錠するタイプの電子錠です。一般的な鍵と異なりピッキングの心配がなく、複製も難しいのが特徴です。
しかし、外に出るときに鍵を持っていないと家に入れなくなってしまうため、鍵の持ち歩きが必須になります。
玄関同様、侵入盗が入ってくる場所で多いのが窓です。そのため、玄関だけでなく窓にも対策を行うことをおすすめします。
そこで、窓の防犯対策方法をご紹介します。
クレセント錠だけでは鍵としての役割を果たしていないため、補助錠を付けることをおすすめします。補助錠といっても、最近はさまざまなタイプが販売されています。
両面テープで貼るタイプは設置も簡単で、比較的リーズナブルな値段で購入することができます。テープが強力でなければ、シールはがしやドライヤーを使ってきれいに取れるので賃貸でも安心です。
また、水返しに挟んで設置するタイプなら、取り外しがもっと楽になります。
賃貸は退去時に原状回復が義務となっているため、基本的に防犯ガラスの設置はできません。しかし、簡易二重窓を取り付けることで、内側のガラスを防犯ガラスにすることができます。
二重窓といえば新しく取付穴を開けるイメージが強いと思いますが、簡易二重窓なら賃貸に傷を付けずに設置が可能です。
今回は、玄関の防犯対策のやり方をご紹介しました。
玄関は鍵をかけていれば大丈夫と思いがちですが、実は侵入犯はさまざまな手口を使って鍵が閉まっていても無理やり入ってきます。
そのため、補助錠やドアガードなどを使って開かない対策と、この建物は警戒心が強い厄介な場所という印象付けをすることが大切です。
玄関の鍵交換、電子錠の設置などは生活救急車でも行っております。防犯対策をしたいと思っている方は、お気軽にご相談ください。