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鍵を閉めたはずなのに朝になったら開いていたときに確認すること

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鍵を閉めたはずなのに朝になったら開いていたときに確認すること

説明 朝起きたら玄関の鍵が開いていたなんて経験はありませんか?夜寝る前に鍵をかけたつもりだったけど、よく覚えていないということはあります。かけ忘れならいいですが、寝ている間に誰かが開けていたら怖いですよね。そこで今回は、朝起きたら鍵が開いていた時の確認方法や、防犯対策についてご紹介します。

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朝起きたら玄関の鍵が開いていたなんて経験はありませんか?

夜寝る前に鍵をかけたつもりではいるけど、記憶があいまいで覚えていないということはよくあることです。ただのかけ忘れなら次から気をつければいい話なのですが、もし寝ている間に見知らぬ誰かが開けていたらとても怖いですよね。

そこで今回は、朝起きたら鍵が開いていた時に外から鍵を開けられたのか確認する方法や、もしも開けられてしまったときに備えられる防犯対策についてご紹介します。


鍵を閉めたはずなのに開いていたときの確認方法

「夜寝る前に玄関の鍵を閉めたはずなのに、朝になったら開いていた」なんてことがあったら不安になりますよね。

また、本当に外から鍵が開けられていたのか、それとも単なる欠け忘れだったのか確認しておかないと眠れないという人もいるかと思います。

そこでまずは、外から誰かの手によって玄関の鍵が開けられたのかチェックする方法についてご紹介したいと思います。

外から鍵が開けられたかチェックする方法

既に開いている鍵が、夜中に外から開けられたのかどうかをチェックすることはできません。

しかし、今後、同じことが起きた際は準備をしておくことで、本当に外から鍵が開けられたのかをチェックすることができます。

ここでは、その準備のために必要な道具を2つご紹介したいと思います。

監視カメラ

監視カメラは自宅の外だけでなく、室内に設置することも可能です。室内に設置されたカメラでは、もし犯人が侵入してきた際に顔などを捕えやすくなります。

玄関の外に設置したカメラは、どのように侵入したかを記録できることはもちろん、普段から防犯対策がされていて警戒心の高い家だと示すこともできます。

ダミーの監視カメラを玄関に取り付けている人もいるかと思いますが、本当に外から鍵が開けられていたときに、警察に証拠として提出できる本物の録画機能付きの監視カメラを取り付けるのがおすすめです。



ドアスコープカメラ

ドアスコープカメラとは、玄関のドアについているのぞき穴を取り外して設置する防犯カメラです。

監視カメラより価格もお手頃で、何よりカメラを設置していることが犯人に分かりづらいメリットがあります。

録画機能のあるものもあれば、静止画のみ対応のものもあります。また、画素数も製品によって違うので、犯人の画像をしっかりと確認したいときは高画質な映像・写真が撮影できるカメラを選ぶようにしましょう。


Ephram ワイヤレス内視鏡カメラ

※自分で部品や道具を購入する際は、サイズや種類間違いにご注意ください。

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本当に鍵をかけたか確認する方法

「確実に鍵をかけた記憶が残っている」ときなんてあまりないですよね。

鍵が開いていても「間違っていたら大騒ぎになるかも」と思って、なかなか警察にも相談しづらいと思います。

また、防犯カメラなどを設置するよりも、まずは本当に閉め忘れではなかったのかを確認する方法を知りたいという人もいるかと思います。

そこでここでは、本当に鍵をかけたのか確認する方法についてご紹介いたします。

電子錠を取り付ける

電子錠の中には、パソコンやスマートフォンで玄関の鍵が開けられたときの履歴を確認できるものがあります。

錠前そのものを取り替えるものとは別に、スマートロックのように既存の錠前に専用のカバーを取り付けることで履歴が確認できる製品もあります。

賃貸物件なのでドアへの加工は避けたい、一時的な確認だから費用は抑えたいというときは、工事の必要がないカバータイプのものを取り付けるのがおすすめです。



警報アラーム

鍵を開けられたときに犯人を追い払いたい、夜でもすぐに気づけるようにしたい、というときは警報アラームを取り付ける方法がおすすめです。

ホームセキュリティサービスに加入していると、プランによっては不正開錠されたときに警報が鳴る装置が玄関や窓などに取り付けられていることがあります。

そういったセキュリティサービスに加入していなくても、ネットショップやホームセンターの防犯グッズコーナーに、自分で取り付けられる警報装置が売られています。

錠前の種類や扉の形状によっては取り付けられないこともありますが、自分で取り付けられるものもあるので、気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。



犯人が外から鍵を不正開錠する手口

もしも、玄関の鍵が外から不正開錠されていた場合。どうやって、鍵を開けられたのか気になりますよね。

また、犯人が使った手口を知っておくことで、もしもの時に備えた適切な防犯対策を行うことができます。ここでは、犯人が鍵を不正開錠する手口についてご紹介します。

不正開錠1.ピッキング

ピッキングとは、ドラマや映画などで見られる金属製の工具を鍵穴に入れて開錠する方法です。ドラマなどだと、ヘアピンや針金がよく使われていますが、実際はピックと呼ばれる専用の開錠道具を使います。

古いギザギザの鍵(刻みキー)はピッキングがしやすいので注意が必要です。ピッキング対策を考えるのであれば、ディンプルキー(鍵の表面がデコボコしているもの)への交換がおすすめです。

不正開錠2.サムターン回し

ドアの外側からドリルなどを使ってドアに穴をあけ、そこから工具を使ってサムターン(ドアロック内側のつまみ)を回して開錠する方法です。

ドアに穴を開ける方法以外にも、「ドアスコープを取り外す」「ドアノブを破壊する」、「ドアと壁の隙間から工具を入れる」といった方法でサムターン回しをする方法もあります。

ホームセンターやネットショップでサムターン回し防止カバーや、ドアスコープ専用カバー、ドアガードなどが売られているので、自分で部品を購入して取りつけておくと安心です。


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


不正開錠3.カム送り開錠

シリンダーを浮かし、シリンダーとドアの間にできた隙間から工具を差し込んで錠前を直接操作して鍵を開ける方法です。

最近のものは、カム送り開錠への対策がされているものが多いですが、古い製品だと対策がされていないので注意が必要です。

ピッキングに強いディンプルキーでも、カム送り対策がされていないものは、この開錠方法を使うことで鍵が開けられてしまいます。古い鍵を使っている場合は、交換を検討してみるといいでしょう。

狙われやすい家の特徴と対策

泥棒やストーカー、強姦魔などの家に侵入してくる犯罪者に狙われやすい家には、いくつかの共通点があります。

特に女性が一人で住んでいる家は、鉢合わせになったときに力で抑え込めるのでターゲットにされる傾向があります。

女性の1人暮らし以外でも、侵入しやすい家の特徴などもあるので、参考までにご紹介しておきたいと思います。

玄関の鍵まわりの対策がされていない家

泥棒が盗みに入る家を物色する際に、玄関まわりの防犯対策がしっかりしている家とそうでない家とを見比べたら、侵入が楽そうな防犯対策がされていない家をターゲットにしそうですよね。

古い鍵を使っている、ワンドアツーロックが主流になっているのに鍵が1つしかついていないような玄関の家だと、「楽に入れそうな家」と思われてしまいます。

可能であれば、「ディンプルキーに交換する」、「ツーロックにする」、「防犯カメラやセンサーライトをつけておく」などの「目に見える防犯対策」をしておくといいでしょう。



留守であることがわかりやすい家

カーテンを開けたままで出かけてしまったり、ポストに郵便物をため込んだままにしていると、家を留守にしていることがすぐにわかってしまいます。

出張や海外旅行などで長期間留守にしている家の方が、買い物や仕事で出かけている家よりも家主が急に帰ってくる心配が少ないので、入りやすくなります。

外出するときは、カーテンを必ず閉めるようにしましょう。また、長期にわたり家を留守にするときは、郵便や新聞を止めるように手続きをしておきましょう。

木や車などで死角や暗い場所が多い家

外に車や植木などを置いていると、位置によっては家の2階の窓から侵入するための足場になったり、路上から侵入する姿を見られないための死角になることがあります。

玄関の防犯対策と同様に、死角が多い家は泥棒の標的になりやすいと言われています。

死角になりそうな場所に植木などを置くのは避け、暗くなっている場所には人が通ったら灯りがつくセンサーライトを設置しておくと安心です。

外から鍵が開けられていたときの対処法

鍵が開けられていた場合、警察に相談してもすぐに犯人が逮捕されるわけではありません。犯人が捕まるまでの間は、自分で自分の身を守らないといけないので怖いですよね。

一番いいのは、新しい家に引っ越す、実家や友達の家に一時的に避難する、などです。

しかし、持ち家だったり、いつ捕まるか分からないのに長期間、実家や友達の家に避難するのは相手に迷惑がかかると思って気が引けますよね。

そこで、引っ越しや他の人の家への避難ができないときにも使える防犯対策をご紹介しておきたいと思います。

ホームセキュリティーサービスに加入する

ホームセキュリティーサービスとは、365日24時間体制で生活の安全を守ってくれるサービスです。具体的なサービス会社の名前を挙げると、「セコム」や「アルソック」があります。

契約する会社やサービスプランの内容にもよりますが、防犯機器を使って家の外と中、両方を監視し、何か異常が見られた場合にはいつでも警備員が駆け付けてくれるサービスです。

利用方法には、主に「レンタル(防犯機器を借りて利用する)」と「買取(防犯機器を買い取って利用する)」があります。どちらを選ぶかによって月額の料金が異なります。

参考までに、レンタルの場合と買い取りの場合でサービス内容にどのような違いがあるのか比較した一例をご紹介したいと思います。

ホームセキュリティーの料金比較(レンタルの場合)

  • ・防犯機器を借りて利用するプラン
  • ・初期費用が安く、月額利用料が高い
  • ・防犯機器が故障した場合、無料交換・修理が可能
  • ・年単位での契約期間が多く、更新年より前に解約すると違約金がかかる

急なトラブルで、初期費用を抑えたい、まずは利用してみたいという人におすすめです。

ホームセキュリティーの料金比較(買取の場合)

  • ・防犯機器を買い取って利用するプラン
  • ・初期費用が高く、月額利用料が安い
  • ・保証期間を過ぎてから防犯機器が故障した場合、実費負担
  • ・いつでも解約可能で、違約金もかからない

持ち家で徹底的に対策をしたい、5年後・10年後もずっと同じ家に住むという人には、月額料金が安くなる買い取りプランがおすすめです。

鍵の交換をする

賃貸の場合、大家さんや管理会社が部屋の鍵を交換する行為は、あくまで努力義務のため、引っ越し前に鍵が交換されておらず、前の住人が合鍵を持っている場合もあります。

またピッキングされやすいシンプルな鍵は、勝手に開錠されるのを防ぐために、ディンプルキーなどへの交換がおすすめです。

しかし、賃貸で鍵の交換を行う場合は、大家さんや管理会社への許可が必要になるので事情を話して許可をもらっておきましょう。

鍵の種類と防犯性一覧

鍵といってもさまざまな種類があります。シンプルな構造の鍵はピッキングしやすく、防犯性は低いです。

使用している鍵がディスクシリンダーなど、防犯性が低いものの場合は、ディンプルキーのような防犯性の高いものへの交換を検討してみるといいでしょう。

鍵の種類 性質
ディスクシリンダーキー

一般的に使用されているシンプルなものです。ピッキングで簡単に開けられるため、防犯性は低い。

ロータリーディスクシリンダーキー

ディスクシリンダーの改良版です。キーを鍵穴に差し込むと、ディスクが回転することからロータリーディスクシリンダーと呼ばれています。防犯性は高め。

ピンタンブラーキー

キーを差し込むと、鍵穴の中にあるピンと呼ばれる部品が持ち上げられることで筒が回転して開錠する錠前です。防犯性は低い。

ディンプルキー

鍵の表面にでこぼこのくぼみがあるのが特徴です。複雑な形状のためピッキングされにくく、防犯性の高い鍵です。現在は、新築などではディンプルキーが取り付けられるのが一般的になっています。

マグネットタンブラーキー

鍵の表面に入っている磁石とタンブラーの磁石が反発し、内筒が回転する仕組み。配列が一つでも合わないと回転しないため、防犯性が高い。

自分で交換する

シリンダー錠は、自分で交換することも可能です。自分で玄関の鍵を交換する方法については、下記ページに画像つきで紹介しています。

>>>玄関ドアの鍵交換!鍵穴シリンダー変更方法自分でDIYやり方

業者に依頼する

防犯性の高い特殊な鍵を取り付ける際は、ドアの加工や部品の仕入れなどが業者でないとできないこともあります。

ただ、急いでいるときでも料金がどれくらいになるのかは確認しておきたいですよね。下記ページに、玄関の鍵を新しく取り付けるときにかかる料金相場や実際に作業をしてかかった料金の実例を載せています。

気になる人は、チェックしてみてください。

>>>玄関の鍵取り付けの費用・料金相場

鍵を閉めたはずなのに朝になったら開いていたときの確認まとめ

今回は朝起きたら鍵が開いてしまっていた時の確認方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

鍵を開けっ放しにして就寝してしまうのも危険ですが、知らない人が勝手に開けていたとなるとゾッとしますよね。

もし、鍵を閉めたはずなのに朝になって鍵が開いていたら、今回紹介したチェック方法や防犯対策をやってみてはいかがでしょうか。




生活救急車 編集部
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