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説明 トイレの結露がひどくて、困っていませんか?毎回、結露ができるたびに雑巾などで拭いていると手間がかかって大変ですよね。とはいえ、換気扇や窓を開けてしっかり換気していても結露が出るから困りますよね。そこで今回は、トイレの結露の原因と対処方法についてご紹介したいと思います。
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「トイレの結露がひどいな~・・・何が原因なんだろう?」
最近、なんだかトイレの結露がひどくなって困っていませんか?
トイレは家の中で湿度が高くなりやすい場所なので、気温の変化やちょっとしたことで結露が発生するようになります。
また、トイレの便器やタンクに結露が発生するだけならともかく、壁や床が濡れてしまったり、便器と床の間に水がボタボタと落ちるようになると困りますよね。
とはいえ、便器や床などを拭いただけでは結露の解決にはつながりません。
そこで今回は、ちょっと結露がして困っている人から水たまりができるようなひどい結露で困っている人に向けて、トイレの結露の原因と対処方法についてご紹介したいと思います。
最初に、トイレで結露が起こる主な原因についてご紹介したいと思います。
トイレで結露が起こる際は、主に下記のことが原因になります。
よくあるのが「タンクや便器内の水と外気の温度差の違い」が原因で起こる結露です。
タンク内の水が冷たいのに、外気が暖かいとタンク表面で水が凝縮して結露が発生します。
夏場は冷房、冬場は暖房を使うことでタンク内の水と外気の温度差が広がります。
タンクや便器内の水と外気の温度差が原因で結露する場合は、タンクや便器下の床部分にカバーをつけるといった対処方法がよく使われます。
タンクや便器内の水の温度は自分で調整できないので、見つけ次第こまめに拭き取るもしくは換気をして水と外気の温度差が広がるのを防ぐといった方法がおすすめです。
部屋の快適な湿度は、40~65%程度と言われていますが、トイレなどの水周りになると65%を超えてしまうことがあります。
湿度が高くなると、それだけ結露が発生しやすくなります。
対策としては、除湿機や除湿剤を設置するといった方法があります。
除湿機は高価ですが、除湿剤であればドラッグストアや100円ショップなどでお手ごろな値段で購入することができます。
しかし、梅雨の時期でもないのに湿度が70%や80%を超える場合は換気が上手くできていなかったり、雨漏りや水漏れなどで家の中に水が入ってきている可能性があります。
そういった場合は、漏水調査や雨漏りがしていないかなどの調査をしたほうがいいでしょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
換気不足が原因で、トイレの中に湿気がこもって結露が発生することもあります。
また、換気扇にホコリがたまったり、フィルターの交換がされていなかったりすると換気不足が起こります。
対策としては、換気のカバーを外して本体を掃除したり、フィルターを新品に交換することで換気不足を解消できます。
トイレの結露でよくある原因と基本的な対策についてご紹介しましたが、今後は「場所別に結露が起こる原因と対策」についてご紹介したいと思います。
場所ごとによって、結露の原因がことなるのであなたが気にしている場所の結露の原因が何なのかを確認してみてください。
トイレの窓ガラスに結露が発生している場合、原因は「外気と内部の気温差」が原因で結露が発生しています。
窓ガラスの結露は冬場に部屋で暖房をつけているときによく発生しますが、夏でも雨などで外の気温が下がると結露が発生するようになります。
対策としては、結露防止シートなどを貼るといった方法がありますが、あまりにも結露がひどい場合は断熱ガラスなどへの交換を検討したほうがいいでしょう。
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トイレのドアノブや、ドア横のラッチ(三角のでっぱっている部品)に結露が発生している場合。
ドアノブやラッチは金属でできているので、エアコンをつけていると空気よりも早く冷たくなります。
空気よりも冷たくなると、ドアノブやラッチの表面で水が凝縮して結露が発生します。
対策としては、ドアノブにカバーをつけるといった方法と樹脂製のドアノブやラッチに交換するといった対策があります。
ドアノブやラッチは錆びると、故障の原因に繋がるので結露が発生していた場合は早めに水気を拭き取るようにしましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
このページの前半でも紹介しましたが、トイレのタンクや便器付近で結露が発生する場合。
タンクや便器内の水の温度と外気の温度の差が大きくなることで、結露が発生します。
対策としては、タンクや便器下にカバーをつけるといった方法があります。
また、DIYが得意な人はトイレタンク内に発泡スチロールを貼り付けるといった対策も有効です。
発泡スチロールは、ホームセンターで購入することができるので、タンク内の部品やタンクのサイズに合わせて発泡スチロールを切って貼り付けるという方法もあります。
ただし、水量の調整などが上手くできない場合や発泡スチロールを入れるスペースがないという場合は発泡スチロールは使えないので、カバーで対策をした方がいいでしょう。
もしくは、便器が古いのであれば結露が発生しづらい防露便器や防露タンクへの交換といった対策も検討してみてはいかがでしょうか。
トイレの給水管や止水栓には、水道管から上がってきた水が入っています。
また、給水管や止水栓は金属なので冬場などは室温よりも冷たくなり、結露が発生する原因に繋がります。
対策としては、タンクの時と同様にカバーを取り付けるといった方法があります。
今回はトイレの結露の原因と対処方法についてご紹介しましたが、最後に要点をまとめておきたいと思います。
トイレでの結露は、上記で記した「1.タンクや便器内の水と外気の温度差」「2.部屋の湿度が65%以上」「3.換気不足」が主な原因で発生します。
よくある勘違いとして、「湿度が高いと結露が発生する」と思われていますが湿度が高くなくても結露は発生します。
例えば、冬場の窓ガラスをイメージしてみてください。部屋は暖房をつけて乾燥しているのに、窓ガラスには結露がいっぱい溜まっていますよね。
結露は湿度が高くなくても、温度差が大きい場所で発生します。
そのため、たとえ湿度が低くてもタンクや便器内の水と外気の温度差が大きくなるような環境ならば結露が発生します。
また、上記は場所別で結露が発生しやすい場所ですが、タンクや便器以外にもいろいろなところで結露が発生していますよね。
とくに、窓ガラスや給水管・止水栓付近は結露が発生して困るという人が多い箇所なので徹底して対策をした方がいいでしょう。
結露は放置しておくと、黒かびなどの原因になるので見つけたらこまめに水気をふくといった掃除も大切です。
リフォームでトイレを新規で作ったのですが、便器と床の設置部分に結露して困っていました とても参考になりました。
とりあえず安心しました。
様子みます。
結露の出るしくみが理解できました。
なぜなのかがよくわかりました
マンションを退去した方からトイレの結露があった旨報告があり業者に調べて貰っても水漏れではないとの回答でした。 次に借りる方に説明が難しいと思ってます。マンションも古いので便器の取り替えも考えたほうがいいかと。参考になりました。