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カバスターネオに鍵交換!費用と防犯性メリット・デメリット

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カバスターネオに鍵交換!費用と防犯性 メリット・デメリット

説明 鍵をどこかに失くしてしまった、空き巣に入られた、ひったくられたなど、鍵を使って誰かに入られてしまう不安を取り除くため、ピッキングなど不正開錠を防ぐためなどに防犯性の高い鍵に交換するならカバスターネオはおすすめのひとつです。カバスターネオがどんな鍵なのか、どんな特徴があるのか、交換するための費用などを交えて解説いたします。

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カバスターネオへ鍵交換した事例と料金

まずカバスターネオの鍵交換の料金ですが、生活救急車を通して施工された事例を、電子錠の製品別に取付け工事作業料金込みでご紹介します。

カバスターネオ マンション玄関ドアのシリンダー交換 43,200円 コミコミ価格 ※税込み

ご相談内容

使用していた鍵が合鍵を作ってすぐ回らなくなり、合鍵屋に問い合わせたら鍵穴側を交換したほうが良いとすすめられた。

取り付け作業は扉の種類や形状による加工、工事、調整作業、オプションや受け金具の使用の有無など含むため、掲載の料金はあくまでも概算を知るための目安としてお考え下さい。必ずしも掲載費用にて作業ができることを保証するものではありません。


カバスターネオの仕様や特徴(メリット・デメリット)

画像引用:カバスターネオ(カバ社) http://www.kaba.co.jp/media/442038/v3/File/kaba-star-neo.pdf

仕様

ピン配列:5列最大26ピン

理論鍵違い数:2兆2千億通り

鍵登録システム

高精度切削

※特許第4358471号、4864956号

高い防犯性能(ピッキング法による防犯性能表示)

耐ピッキング 10分以上

耐鍵穴壊し性能 10分以上

標準装備本数: 5本(標準キャップカラー:ブラック)

純正スペアキーキャップカラー:11色(ホワイト、レッド、ポピーレッド、グリーン、グラスグリーン、ブルー、イエロー、バイオレット、ライトパープル、カバブルー、ブラック)

耐腐食コーティングシリンダー6色

便利なリバーシブルキー

差し込み易いすり鉢状キーガイドキー

国内主要メーカーと適合

メリット

鍵登録システム

画像引用:カバスターネオ(カバ社) http://www.kaba.co.jp/media/442038/v3/File/kaba-star-neo.pdf

鍵の所有者情報を鍵登録システムに登録することで鍵の不正コピーを防ぐことができます。純正スペアキーの作製を日本カバ(株)で直接行うシステムです。つまり、鍵を持ち出して町の合鍵屋さんなどで勝手に作る、といったことはできないようになっています。また、鍵番号のみでスペアキーを注文といったこともできません。

リバーシブルキー

旧式の鍵だと向きが合ってないと鍵穴にキーが入らず、使いづらいですが、リバーシブルキーを採用しているため、キーの向きが鍵穴に対して上下どちらになっていても使うことができます。

すり鉢状キーガイド

画像引用:カバスターネオ(カバ社) http://www.kaba.co.jp/media/442038/v3/File/kaba-star-neo.pdf

シリンダーが鍵穴に向かってすり鉢状になっていて、キーを差し込むときに差し込みやすくなっています。夜間の帰宅時など鍵穴が見えづらいときにでもこのガイドによってキーが鍵穴に刺さりやすくなるのでイライラしません。

デメリット

費用が刻みキーに比べ高い

これはカバスターネオに限ったことではありませんが、ディンプルキータイプの場合、ギザギザの刻みキーに比べ部品の費用が割高になっています。防犯性は度外視してでも最安にしたい!ということであれば刻みキーのシリンダーに交換する方法となります。

しかしやはり、近年の犯罪の凶悪化を考えると少しでも安全に過ごせるよう備えたほうがよいでしょう。簡単な鍵ですと解錠技術のあるものなら1分以内に開けることも可能です。空き巣に浸入されTVやパソコン、現金や宝飾具など高価なものを盗られる、また、大切な財産を失うばかりでなく、強盗の被害に遭い命の危険すらあり得ます。

脅すわけではありませんが、最低限、防犯性の高い鍵にすることで安心を買うこともひとつです。

鍵をなくす可能性がある

これもカバスターネオに限ったことではありませんが、差し込んで使うキータイプの場合、失くす可能性があります。鍵は使うときのみ鞄などから取り出すのでどこかにうっかり置き忘れたり、落としてしまったりしても気付きにくいのです。常に持ち歩くことを考えると失くしにくい方法を考える必要があります。

例えばカードキータイプの場合、財布に入れておけば財布を失くさない限りはキーもなくなることはありません。また指紋認証や暗証番号式であればキー本体がなくとも鍵を開けることができます。その場合、基本的には電子錠になるので費用が高額になります。

鍵をなくした場合、開錠作業が高額になる

防犯性の高い鍵ということは、もしキーを失くしてしまって家に入れない状況の場合、開錠作業も困難となります。技術力の高いごく一部の職人であればカバスターネオのようなディンプルキータイプでも鍵穴から開錠することができますが、一般的には破錠といって、鍵自体を壊してしまって開錠することになります。

例外として、ドアスコープから開ける方法もあり、壊さないで開けるにはこの方法を取る事が多いです。いずれにせよ、通常の鍵に比べて困難性が高くなるため、鍵屋などに依頼して開錠する場合の費用も高額となってきます。

ディンプルキーとは

画像引用:カバスターネオ(カバ社) http://www.kaba.co.jp/media/442038/v3/File/kaba-star-neo.pdf

ディンプルキーの仕組み

カバスターネオの特徴はなんといってもディンプルキーであることです。ディンプルキーとは、まず見た目の特徴としてキーの表面にボコボコとしたクレーター上のくぼみが非均等に並んでいるのですぐ見分けがつきます。

この特殊な見た目が実際に作用する仕組みですが、まず一般的な鍵の仕組みを解説します。

鍵穴(シリンダー)の中で起こっていることとして、鍵がロックされている状態では細長い筒の中にタンブラーと呼ばれるバネ仕掛けのピンなどが不揃いの長さで互いに噛み合っています。キーを差し込んだとき、ギザギザとした山の形状がそれらの不揃いになっているピンを押し上げ、均等な長さに揃えるようになっています。この長さが揃うとシアーラインという一直線のラインができて、タンブラーを回転できるようになります。キーを差し込んだ状態、つまりシアーラインが揃っている状態でキーを回すことでタンブラーが回転し、鍵が開錠されるという仕組みになっています。

ディンプルキーの場合、このタンブラーのピンがギザギザの山の形状に比べ複雑化しているため、その組み合わせの多さや押し上げなければいけないピンの多さが遥かに多くなっており、鍵穴を覗いてひとつひとつピンを押し上げてシアーラインを揃える、いわゆるピッキングを困難としているのです。

KABA社について

KABAの歴史

画像引用:ドルマカバジャパン(カバ社) http://www.kaba.co.jp/media/633974/v14/File/dormakaba-japan.pdf

カバスターネオを開発したKABA社ですが本社はスイスにあります。発祥は1862年のスイス北部にあるチューリッヒでフランツ・バウアーという錠前職人が金庫の工場です。スイスといえば銀行が有名ですが、当時から盛況だったので金庫の生産も盛んでした。

その後、社長が代わり社名をBauer AGに変え、1918年に鍵の製造工場を設けます。1934年に地元の技術者によって両面シリンダー(リバーシブルディンプルキー)が世界で初めて発明され、創立者であるバウアーさんの作った金庫の名前KAssaBAuerを縮めてカバ(KABA)と名付けられました。そして1995年、このカバという製品名を社名としてチューリッヒ証券取引所に上場しました。

1981年に日本に日本カバを設立し、2000年頃から増加していたピッキング犯罪による需要からKABA社の業績は伸び、2008年にはRCIDという、触れるだけで扉の開閉を可能にする認証技術を新たに開発するなどしながら、2015年にはドイツでドアクローザーを主力としていたドルマ社と合併し、2016年にはリモコンでも遠隔操作可能な電動サムターンロックのkaba driveを販売、セキュリティ業界で世界第3位の会社規模、グローバルで約15,000名の事業因数、代理店/パートナーを含め世界130の国地域で事業展開するドルマカバ社(dormakaba)として現在に至っています。

玄関の鍵だけではない防犯対策

窓からの浸入対策

空き巣被害の6割が窓から

画像引用:警視庁の「平成28年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況」 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/higai/akisu/ppiking_house.html

玄関ドアの鍵をカバスターネオのような防犯性の高い鍵に交換したからといって万事安全ではありません。実は、空き巣の手口で最も多くなっているのは窓からの浸入で被害全体の6割を占めるとされます。そのため、鍵を堅牢なものに取り替えるだけでなく、窓ガラスにも防犯性の高いものを取り付けたほうが良いといえます。

ガラス破り対策には防犯ガラス(合わせガラス)

防犯ガラスという名前は一般的ですが、その仕組みはあまり知られていないのではないでしょうか。

防犯ガラスとは一派的に、合わせガラス(二枚のガラスを文字通り合わせたもの)の中間膜に特殊な素材を使ったガラスのことを指します。中華膜とは、二枚のガラスを貼り合わせるためにサンドイッチのように間に入っている樹脂などでできた素材のことです。防犯ガラスではこの中間膜を耐久性のある厚い素材にしたり、一緒にポリカーボネート板と呼ばれる板を入れたりして、防犯性を高めています。

ちなみに、ポリカーボネートとは、透明な金属とも呼ばれ、同じ厚さのガラスの200倍以上の強度(耐衝撃性)があり、また火元から離れていれば火が消える自己消化性のため燃えにくく、防犯だけでなく防火にも有効的となっています。

ガラス破りの手口は基本的にガラスを叩いて割ることですが、防犯ガラスの場合、上記のような中間膜の作用によって割れにくくなるため、浸入に時間がかかり、空き巣が犯行を諦めるのを期待されます。

防犯対策ならCP認証マークのものを選ぶ

画像引用:住まいる防犯110番(警視庁) https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_b/b_c_2.html

上述したとおり、防犯ガラスは非常に割れにくくなっているため、空き巣がガラスを割って侵入しようとしても、相当に時間がかかるため、誰かに見つかるのを恐れて立ち去るのを狙っています。

実は、空き巣の7割は建物の侵入に5分以上かかると諦めるということが警視庁の調査によってわかっています。そのため、防犯性能の有用性を示す基準として、「防犯性能の高い建物部品」の試験基準が設けられました。

この試験は警察庁、国土交通省、経済産業省が、住宅生産者団体および建物部品関連団体等からなる、官民を横断した「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」と建物部品関連団体としては、板硝子協会、日本ウインドウ・フィルム工業会、日本サッシ協会、日本シヤッター・ドア協会、日本ロック工業会の5団体が積極的に参加し、各種建物部品の防犯性能の評価方法とその運用に関する検討を行い、建物部品の防犯性能試験を実施しています。

その試験に合格し、「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載・公表された建物部品のみを「防犯建物部品」と呼び、「CPマーク」の使用が認められています。

CPとはCrime Prevention(クライム プリヴェンション)の頭文字を取った言葉で、犯罪の予防、つまり防犯を意味し、シンボル化されています。錠前や玄関ドア、ガラス、サッシ、面格子、雨戸、シャッターなど、2018年3月現在、17種類3,363品目が目録に掲載されています。

防犯ガラスなど含め、防犯対策を検討する際は、建物の部品にCPマークがついているか基準にしてみると良いでしょう。カバスターネオもこのCP認定を受け、マークの使用を認められています。

ホームセキュリティシステムを導入する

鍵やガラスをCP認定のものに取り替えれば、防犯性は高まりますが、それでもまだやれることはあります。侵入者を検知し、通報、警備員が駆けつけてくれるホームセキュリティシステムの導入です。

一般的には、ホームセキュリティシステムでは、玄関や窓など家の各所に取り付けられたセンサーが、管制室とつながっています。住人がセンサーのスイッチを入れておけば、センサーの前を何者かが通過したときに、センサーが反応して管制室に信号を送ります。このことを「発報」といいます。

しかし、センサーは機械にすぎませんから、ボールが飛んできたり、あるいは犬や猫が横切ったりなどの些細なことにも反応してしまいます。ホームセキュリティを含めた機械警備では、発報が100件あったとしたら、そのうち「真報」、つまり実際に 「侵入があった」というケースはわずか10件以下といわれています。

つまり、残りの90件は「誤報」なのです。こうした住宅の防犯、防災システムはホームセキュリティ、セキュリティシステムと呼ばれていますが、つまるところは「機械警備」。誤作動、誤操作、故障などのトラブルはつきものなのです。

警備員はどこまで頼りになるのか

100件に10件以下の割合でしか真報がないにしても、その10件の侵入犯をちゃんと取り押さえてくれれば問題ないと考えることもできます。ところが、その10件のうち、実際に検挙につながるのは意外に少なく、一件あるかないか、なのです。つまり、100件の発報で検挙になるのはわずか1件という割合です。

警備会社の運営は、警備業法という法律にのっとっておこなわれます。警備業法では発報があった場合、警備員は25分以内に現場に駆けつけることが義務づけられています。警備会社によるホームセキュリティシステムでは、発報から10~20分程度で現場に駆けつけられるように体制を整えています。

空き巣の侵入から脱出までの所要時間は、平均5~10分です。10件の真報のうち、一件程度しか検挙につながらないのは、”間に合わない”ケースが多いということなのです。このため都心部の警備会社では、さらに早く現場に到着できるように、待機所の網の目を小さくする努力が続けられています。

現場に駆けつけた警備員は、異常がないかどうか確認をします。警備員は警察官ではありませんが、犯罪に対する専門的な指導教育を受けています。そして、警備員には現場維持が義務づけられています。

もし、空き巣が家内に残っていて、身の危険があるときには踏み込みません。では、警備員が何をするのかといえば、まず、外回りや家の様子、クルマや人影の有無を調べます。目で見て侵入があったか否かを確認し、管制室へ通報します。侵入者が内部にいて危険な場合は、外で監視を続けます。たまたま侵入犯と対面しても、拳銃やナイフを持っている可能性もありますから、取り押さえることはできません。

対面したら、侵入犯に向かって「カラーボール」を投げつけるなどします。カラーボールは塗料が入っており、割れると、洗っても落ちない塗料が皮膚や衣類などに付着します。ホームセキュリティシステムは、ときには警察も関わってきます。

警備業法では、警備員が現場に出動して真報であるなどの事件性を認めたら、ただちに110番通報することが義務づけられています。しかし、警備員が駆けつけるのにすでに10~20分。そこから警察が駆けつけるのに、さらに時間がかかっているようでは、侵入からかなり時間が経過していることになります。

それではあまりに追跡が後手になってしまうということで、警察の所轄によっては発報と同時に110番通報をするよう義務づけて、警備員と同時に警察官が駆けつけられるように指導しているところもあります。

警察がやってきてはじめて、警察の指示のもとに警備員は家の中に入ります。まず、警察官が先に入って空き巣がいるかどうかを確認します。いれば逮捕につながりますが、いなければ警備員を呼んで、センサーのありかや発報の原因などを確かめることになります。

防犯対策はコストパフォーマンスとの相談

カバスターネオの有効性は伝わったでしょうか。昔ながらの刻みキーでは安心して過ごせません。多少割高になってもディンプルキーのカバスターネオは信頼でき、安心した生活を送るための一助になります。とはいえ、防犯対策を徹底するのならさらに窓ガラスやホームセキュリティといった選択肢も増えてきます。

どこまで徹底して対策するかはご自身の安全への考え方、コストパフォーマンスとの相談となるでしょう。まずは手軽にできる鍵交換から安心を得てみてはいかがでしょうか。

カバスターネオへの交換なら生活救急車へご相談下さい。出張見積りは無料です。




生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
生活救急車はフジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」「林修のニッポンドリル」「おたすけJAPAN」など、数々の"開かずの金庫"のテレビ番組でも取り上げられたことのある会社です。
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Zeiss Ikon社からKABA社の鍵に交換。この記事を読んで鍵を追加して1door 2locks としたいと思うようになった。