女性が一人暮らしを始めるときに行っておきたい防犯対策とは！賃貸で…

女性が一人暮らしを始めるときの防犯対策を探していませんか？

就職や進学など春から一人暮らしを始める女性も多くいらっしゃると思います。新生活となると楽しみな気持ちもありますが、気を付けておきたいのが防犯対策です。

女性の一人暮らしは特に不審者に狙われやすい傾向があるため、しっかりと対策を行っておくのがおすすめです。

そこで今回は、女性が一人暮らしを始めるときに行っておきたい防犯対策についてご紹介します。

女性が一人暮らしをするときに知っておきたい賃貸の防犯

女性が一人暮らしを始めるときは、賃貸の防犯性をしっかり確認しておくことがおすすめです。また、設備だけでなく周りの環境も見ておくことで実際に暮らし始めてからのギャップを少なくすることができます。

そこでここでは、一人暮らしをするときに知っておきたい賃貸の防犯についてご紹介します。

防犯性ができるだけ高い賃貸を選ぶ

賃貸を選ぶときは、下記のような設備や条件がそろった防犯性の高い部屋を選ぶことがおすすめです。

オートロックやインターフォンにモニターが付いていることで、不審者と接触する危険を避けることができます。知らない人が勝手にマンション内に入ることも極力防ぐことができるので安全性が高いといえます。

また、1階の部屋は上層階に比べて室内への侵入がしやすいためできるだけ一人暮らしでは避けた方がいいでしょう。万が一1階に住む場合は、必ずシャッターが付いている物件を選ぶのがおすすめです。

マンションに管理人が常駐している、大家さんが近くに住んでいる物件を選ぶと何かあったときにすぐに対応してもらえるというメリットがあります。

入居前に鍵の交換がしてあるか確認

契約時・入居時は鍵の交換がしてあるかを確認しておくようにしましょう。入居者が変わるタイミングで鍵の交換を行うことは『任意』のため、中にはそのまま次の入居者に同じ鍵を貸していることもあります。

前入居者が合鍵を作製して返却していなかった場合、その鍵で侵入される可能性を考えると鍵の交換は必ず行っておくことがおすすめです。入居前に確認し、管理会社負担で行う予定がないようなら自分で業者に依頼して交換することを検討しましょう。

>>>女性が一人暮らしをする前に鍵交換を行うときの費用

また、鍵の防犯性も事前に確認しておきましょう。特に築年数の古い物件は、ピッキングで簡単に開いてしまうような鍵を設置している可能性もあります。

女性が一人暮らしをするなら、一般的な刻みキーよりも防犯性が高い『ディンプルキー』を設置している物件を選ぶと安心です。

賃貸周辺の環境のチェックも忘れずに

一人暮らしをしているとき、当たり前ですが一人で家まで帰宅しなければなりません。夜道を一人で歩くのは危険が伴う可能性が高くなるので、できるだけ常に人通りがある場所に住むのが安心です。物件を探すときは、下記のような場所を選んでみてはいかがでしょうか。

最近ではオンライン内見なども増えているため、室内の印象のみで契約してしまう方も多いかと思います。しかし周辺の環境をチェックしておかないと意外と治安が良くなかった、人通りが少なくて歩くのが怖いと感じることもあるかもしれません。

また、昼間は活気があるように見える街でも夜になると閑散としている、街灯がなくて真っ暗だったという場合もあります。実際に訪れてみないとわからないこともあるので、周辺の環境は目で見て確認するのがおすすめです。

一人暮らしを始める前に知っておきたい不審者の侵入手口

不審者がどのような手口で侵入するかを知っていると、危機感も高まり防犯対策も行いやすくなります。オートロックが付いているマンションや2階以上の部屋に住んでいる方は警戒心が低くなりがちですが、さまざまな手口を使って侵入してくるため必ず安全とは言い切れません。

そこでここでは、不審者の侵入手口をご紹介します。防犯対策を行う上でご参考になれば幸いです。

不審者の侵入手口1.玄関から侵入

空き巣が入ってくる場所で多いのが玄関です。玄関からの侵入手口は下記のようなものがあります。

玄関からの侵入方法で最も多いとされているのが無施錠によるものです。施錠する習慣がなかった、オートロックを過信していたなどで無施錠のまま過ごしていると、空き巣・居空きに狙われてしまいます。必ず鍵は施錠する習慣をつけておきましょう。

また古い物件などは鍵の防犯性が低く、簡単にピッキングができてしまうこともあります。防犯性の高いディンプルキーが設置してある物件を選ぶ、補助錠をつけて対策する方法がおすすめです。

しかし最近では防犯性の高い鍵を元から設置している物件も多く、ピッキングが難しくなったためドアスコープを用いたサムターン回しと呼ばれる手口による被害も増えています。

ドアスコープやサムターンにカバーを設置する対策も合わせて行っておくと、より防犯性を上げることができます。

>>>女性が一人暮らしをするときに行っておきたい防犯対策【玄関】

不審者の侵入手口2.窓から侵入

不審者が建物に侵入する手口で最も多いのが窓からの侵入です。窓からは下記のような手口が用いられることが多いです。

玄関と同じく窓も無施錠による侵入が多いため、たとえ小窓でも施錠をするのを忘れないようにしましょう。

しかし、きちんと施錠していても窓ガラスを破壊して侵入してくる空き巣も多いため、施錠するだけでは防犯対策として不十分です。最近よく用いられているガラスを破壊する手口は、目立ちにくく大きな音もしないため被害に気が付きにくいといった特徴があります。

そのため窓ガラスにフィルムを貼る、補助錠を設置するといった対策を行っておくことが大切です。

>>>女性が一人暮らしをするときに行っておきたい防犯対策【窓】

窓に付いているクレセント錠は鍵ではない？

引き違い窓に設置されているクレセント錠は、『鍵』と勘違いされている方も多いですが、窓とサッシをしっかり密着させるための締め金具です。

窓をロックする目的で設置されているわけではないため、防犯性はほとんどありません。

最近ではクレセント錠にダイヤルロックやシリンダーが付いているものもありますが、賃貸の部屋にこのような鍵が取り付けられているとは限りません。

クレセント錠の交換となると管理会社への相談や許可が必要となるため、補助錠の取付がおすすめです。

不審者の侵入手口3.ベランダから侵入

マンションやアパートなどの上層階は1階に住むより確かに防犯性は高いといえます。しかし2階・3階は必ず侵入が防げるかというと、そうではありません。

よじ登れる高さの外壁や配管が近くに設置されているときは、足場にしてベランダから侵入されることもあります。

1階に住んでいると侵入されやすいという危機感から防犯対策をきっちり行っている方も多いですが、上層階に住んでいると『ここまで登れるわけない』といった先入観で窓を開けっぱなしにしているところを狙われたケースも多くあります。

ベランダから侵入されることを想定して、上層階に住む場合でも防犯対策を行っておくようにしましょう。

>>>女性が一人暮らしをするときに行っておきたい防犯対策【ベランダ】

女性が一人暮らしをするときに行っておきたい防犯対策【玄関】

玄関は鍵、チェーンロックをしっかり閉めておけば安心と思って、何も対策を行っていない方も多いです。しかし、不審者はさまざまな手口を使って住居内に侵入して来るため、鍵だけでは絶対に安全とは言い切れません。

そこでここでは、玄関からの侵入を防ぐための防犯対策をいくつかご紹介します。

サムターン回し対策

最近は鍵の防犯性が高くピッキングでの解錠が難しくなってきたため、『サムターン回し』という手口が用いられることが多くなってきました。

このサムターン回しはドアスコープを取り外してそこから特殊な工具を差し込み、サムターンを直接回して解錠するという手口です。

何も対策を行っていないサムターンは簡単に回されてしまうため、下記のような対策がおすすめです。

サムターン・ドアスコープカバーは、ホームセンターやネットショップで購入することができます。価格もリーズナブルなため取り付けておくことをおすすめします。

郵便ポストがドアに設置されているときは、ここから手を入れて鍵を開けられる可能性があります。カバーやボックスを取り付けるなどの対策を行っておきましょう。

補助錠の設置

玄関の防犯性を上げるには『ワンドアツーロック』が基本ですが、賃貸の場合は鍵が1つしかついていないことも多いです。そんなときは、補助錠をつけておくことで侵入までに時間がかかるため、あきらめさせる効果があります。

補助錠にはさまざまな種類がありますが、電子錠タイプなら室内外どちらでも施錠することができるのでおすすめです。

また、賃貸のドアには取付穴をあけて補助錠を設置することはできないため、基本的には両面テープなどを用いて設置するタイプを選ぶ必要があります。

ここでは、両面テープで設置するタイプの補助錠の取り付け方をご紹介します。

補助錠を取り付ける前に管理会社に相談をしておく

物件によっては管理会社が合鍵を所持していて、緊急時に鍵を開けられるようになっていることもあります。万が一の場合に、補助錠が設置されていることを管理会社が知らないと、鍵を開けることができません。

また、契約内容によっては補助錠の取り付けなどを事前に相談することになっている場合もあります。勝手に取り付けてしまうと後のトラブルに発展することがあるため、まずは管理会社へ相談しておくと安心です。

女性が一人暮らしをするときに行っておきたい防犯対策【窓】

空き巣などの不審者が建物に侵入する経路で、一番被害が多いのが窓といわれています。特に1階に住んでいる場合は狙われやすいため、対策を行っておくことがおすすめです。

ここでは、窓の防犯対策方法をご紹介します。

窓用の補助錠を設置

クレセント錠だけでは窓の防犯性が低いため、補助錠を設置しておくことがおすすめです。窓に設置する補助錠には、両面テープで固定するタイプや水差しに固定するタイプなどがあります。

どちらも原状回復が可能ですが、両面テープをはがす作業が面倒という方は、水差しに固定するタイプがおすすめです。

補助錠を設置しておくことで、ガラスが割られてクレセント錠を解錠されてしまった場合でも窓を開けられるのを防ぐことができます。

補助錠はホームセンターやネットショップなどで購入することが可能です。簡単に防犯効果を上げることができるので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

窓用防犯ブザーを設置

窓用の防犯ブザーを設置することで侵入犯を威嚇する、周りに異常を知らせることができます。

防犯ブザーは製品によって振動を感知して警報を鳴らす、窓が開いたことを感知して警報が鳴るものなどさまざまなタイプが販売されています。窓に取り付けるときには外から見える位置に貼っておくと、犯行を未然に防ぐことができるかもしれません。

製品によって音の大きさなどが異なるため、実際に手に取って確認してみたいという方はホームセンターでの購入がおすすめです。ネットショップで購入するときは、口コミを確認してから選ぶようにしましょう。

防犯フィルムを貼る

ガラス破りを防ぐには、防犯フィルムを窓に貼っておく対策がおすすめです。防犯フィルムにはクレセント錠周辺にだけ貼るタイプや、窓全体に貼るタイプなどがあります。

犯行に慣れている常習犯の場合はフィルムが貼ってある部分を避けてガラスを割り、鍵を開けることもできてしまうためできるだけ窓全体にフィルムを貼っておくのがおすすめです。

しかし、女性一人で作業するとなると高い位置に届かないこともあると思うので、難しいと感じるときは小さめのフィルムと合わせて補助錠など他の対策と併用すると安心です。

防犯フィルムを貼るときは、下記の手順で行いましょう。

女性が一人暮らしをするときに行っておきたい防犯対策【ベランダ】

2階以上に住んでいる場合でも、窓からの侵入が完全に防げるというわけではありません。配管や外壁をよじ登る、近くの建物を伝ってくる可能性もあるので対策を行っておくのが安心です。

ここでは、ベランダの防犯対策についてご紹介します。

洗濯物は室内に干す

ベランダがあるとどうしても洗濯物を外に干してしまいがちです。しかし、外に洗濯物を干してしまうと、女性が住んでいるということを特定されてしまうこともあるため、あまりおすすめしません。

しかし最近ではベランダの壁面に洗濯物干しが設置されていて、外から見えない仕様になっていることもあります。このような場合は乾きにくいタオルや衣服をベランダ、外に干すのが不安な軽いものや下着類は室内といったように分けて干すのがおすすめです。

またベランダの種類によっては目隠し効果がなく、部屋が見えてしまう場合もあります。室内の様子を外から覗かれるのを防ぐために目隠しシートやすだれなどを設置しておくといいでしょう。

ベランダにセンサーライトを設置する

ベランダにセンサーライトを設置することで、万が一不審者がベランダに近づいたときにすぐに気が付くことができます。

不審者などは何度も現場に訪れ、周辺の環境を把握したうえで犯行に及びます。センサーライトが設置してあることに気付けば、『ここは防犯対策がしてあるからやめておこう』と犯人から狙われるのを防ぐことができるかもしれません。

センサーライトは電気や乾電池、太陽光などで稼働します。ベランダに電源がない場合もあるので、乾電池タイプの使用がおすすめです。また雨に濡れる可能性も考えて、防水タイプの物を選ぶようにしましょう。

女性が一人暮らしをする前に鍵交換を行うときの費用

物件によっては、入居時に自分で手配して鍵交換を行わなければならない場合もあります。自分で業者を手配するときに気になるのが、どのくらいの費用が必要なのかだと思います。

自分で業者を手配するときは、できるだけ3社以上の業者に見積を取って料金を比較することがおすすめです。

しかし、一旦大体の費用を知りたいという方もいらっしゃると思うので、ここでは鍵交換を業者に依頼した場合の料金相場をご紹介したいと思います。

生活救急車で鍵交換を行った場合の料金事例

ここでは、生活救急車で実際に対応した費用事例をご紹介します。

※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

防犯強化のためにディンプルキーに交換

実家の鍵が古く手キーの把握もできていないので不安、安心のために交換したいとのご相談をいただきました。しばらく実家には帰っておらず、今後人の出入りも少なくなるので防犯性を上げたいとのことでした。コストはできるだけ抑えたいとのご希望でしたので、玄関の鍵1か所を防犯性の高いディンプルキーに交換致しました。

項目内容	料金（税込）
玄関　シリンダー交換	11,000円
KABA　部品代	11,000円
合計	22,000円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

防犯強化のための鍵交換

知り合いに預けた玄関鍵が戻ってこず、防犯面が不安とのことでした。現状より防犯性と利便性の高いディンプルキーに交換致しました。

項目内容	料金（税込）
玄関　シリンダー交換	11,000円
AGENT　部品代	22,000円
合計	33,000円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

防犯強化のための鍵交換

誰かに侵入されているような気がして防犯上不安を感じることがあったとのことで鍵交換を御希望されていました。本日中の対応をご要望でしたのですぐに交換できる複数種類の鍵をご提案し、お選びいただいたカバエースに交換致しました。

項目内容	料金（税込）
玄関　シリンダー交換	11,000円
KABA　部品代　数量2	22,000円
合計	33,000円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

防犯強化目的の玄関鍵交換

空き巣被害で鍵の交換をご希望でした。2年ほど前にも鍵の交換をさせていただいていましたが、今回はセキュリティを高め、登録制のKABAに交換させていただきました。

項目内容	料金（税込）
玄関ドアシリンダー交換	11,000円
KABA　部品代	35,200円
合計	46,200円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

女性が一人暮らしを始めるときに行っておきたい防犯対策まとめ

今回は、女性が一人暮らしを始めるときに行っておきたい防犯対策についてご紹介しました。

初めて一人暮らしを始めるときは楽しみな半面、犯罪に巻き込まれないか不安になってしまう方もいらっしゃると思います。特に女性は狙われやすい傾向にあるため、自分でできる対策は行っておくと安心です。

最近ではホームセンターやネットショップなどで簡単に防犯グッズをそろえることができるので、安全な生活をおくるためにも活用してみてはいかがでしょうか。