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説明 認知症による徘徊防止対策で、何をやったらいいのか分からなくて困っていませんか?認知症による徘徊防止対策というと、鍵の取り付けが思い浮かぶかと思いますが普通の鍵を何個も玄関に取り付けるだけでは効果がありません。今回は、認知症による徘徊防止対策(鍵以外も紹介)や鍵を取り付ける際の注意点などについてご紹介します。
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認知症による徘徊防止対策で、何をやったらいいのか分からなくて困っていませんか?
徘徊防止対策をはじめてやる場合、「これで大丈夫かな?」と思っていたら簡単に突破されてしまうなんてことがあります。
経験者がいれば話を聞けますが、話を聞ける人がいなかったり、人によって症状の度合いが違って効く対策・効かない対策が異なるということもあります。
そこで今回は、認知症による徘徊防止対策の一覧や細かい対策方法などについてご紹介いたします。
まずは、「まったくはじめて徘徊防止対策をする人」に向けて、認知症による徘徊防止対策の一覧をご紹介します。
GPS機器(位置情報がわかる機械)を常に携帯してもらうようにすれば、徘徊されてしまってもスマホなどで後から位置を把握することができます。
スマホや携帯電話を普段から持ち歩く方の場合は、そのスマホ・携帯にGPS追跡アプリ(見守りアプリ)を入れておくことで新しい機械を買わなくても位置を確認することができます。
スマホや携帯電話を持ち歩かないという人の場合は、靴や服などに取り付けられる小型のGPSを新たに購入するといいでしょう。
GPSなどの機器も持ち歩かないまま徘徊されてしまった場合に備えて、『連絡先がわかるもの』を常に携帯してもらう対策もしておくと安心です。
例えば、よく持ち歩く小物や服などに、連絡先タグを縫い付けておくと保護してくれた人が連絡してくれる可能性が高くなります。
「運動をすれば認知症の症状をやわらげられる」という話を聞いたことはあっても、実際に介護や家事をしながら運動まではできないという人は多くいます。
そういったときは、「運動の面倒も見てくれるデイサービスの利用」を検討してみるといいでしょう。
夜寝ているときや、家事をしているとき、「ふっ」と気づいたらいつの間にか玄関や窓が開いて徘徊されていたということはよくあることです。
そういった「別の場所に居て気づかなかった」という徘徊を防止するのに使われるのが「人感センサーアラーム」です。
ホームセンターやネットショップなどで「防犯グッズ・徘徊防止グッズ」として売られており、設置も両面テープなどで簡単にできるものがあります。
玄関や窓の近く、被介護者のドアなどに取り付けておくと外に出る前にアラームが知らせてくれます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
GPSや連絡先を携帯していても、「自分で迎えにいったりできない」という方はいます。
とはいえ、ずっと迎えに行かないわけにもいきませんよね。
そういったときに備えて、セキュリティ会社の「見守りサービス」に加入しておくことも検討しておきましょう。
セキュリティ会社の見守りサービスであれば、現地まで駆けつけてくれて、タクシーを手配して家に帰るまで付き添ってくれるサービスがあります。
ただし、サービスを提供している会社によって対応内容が異なるため、しっかりと内容を確認しておいたほうがいいでしょう。
自治体が運営している「地域包括支援センター」に、徘徊防止対策について相談しておくと、もしものときに力になってもらえるかもしれません。
地域包括支援センターとは、各自治体が運営している「介護・福祉」をしている人を支える機関です。
あらかじめ相談しておくと、徘徊してしまったときの対処法や介護での悩みを相談できます。「まったく介護がはじめて」という人は、相談しておいたほうがいいでしょう。
「夜寝るとき」などは、センサーアラームが鳴っても気づかないことがありますし、夜中の間ずっと徘徊して池に落ちたり、車にぶつかったりという事故に遭う可能性もあります。
そういったことを防ぐために、「内鍵の追加や、開けるのが難しい鍵への交換」も検討しておきましょう。
「鍵を使うのは抵抗がある」という人は、「夜寝るときだけ」「個室にはかけずに、窓や玄関、キッチン(刃物・火器)の鍵だけ」など時間や場所を限定するという方法もあります。
認知症による徘徊防止対策で、鍵の取り付けや交換を行う場合。「徘徊防止対策に使われる鍵を適切な場所に取り付け」なければ、トラブルが再発して意味がありません。
そこで今回は、認知症による徘徊防止対策で鍵の取り付けを考えられている方に向けて徘徊防止対策に向いている鍵の種類や鍵を設置したほうが良い場所、取り付けにかかる費用についてもご紹介しておきたいと思います。
最初に、認知症による徘徊防止対策で鍵を取りつけておきたい場所についてご紹介しておきたいと思います。
上記が認知症による徘徊防止対策でよく鍵が取り付けられる場所です。玄関や勝手口などは特に対策されていますが、窓(掃き出し窓)に関しては対策されない方もいらっしゃいます。窓から外に出て徘徊される方も多いので、できれば鍵の取り付けをした方が安心ですが鍵を取り付けること自体に抵抗がある方もいらっしゃるので家族でよく話し合ってから決められることをおすすめいたします。
認知症による徘徊防止対策でよく取り付けられている鍵の種類からご紹介したいと思います。
鍵を内側から開けるときに使う「つまみ」のことを「サムターン」といいます。このサムターンを取り外しができる鍵に取り替えることで、夜中寝ているときに玄関の鍵を開けて1人で外に出られることを防止することができます。サムターンをしっかりと保管しておけば、夜に玄関を開けられる心配はないので落ち着いて過ごすことができます。
錠前の外側には鍵を差し込む鍵穴がありますよね。その鍵穴が扉の内側にもついている錠前を「両面シリンダー錠」といいます。外側だけでなく内側から鍵を開けるときも鍵が必要になるので、脱着可能なサムターンと同様に鍵さえしっかり保管しておけば夜1人で玄関の鍵を開けて外に出られるという心配はありません。
徘徊防止対策というと玄関の鍵だけを想像してしまいがちですが、実は窓から外に出て徘徊してしまうというトラブルもよくあります。しかし、窓にはサムターンもシリンダーもついていないですよね。そういったときに使われるのが、「窓用の補助錠」です。防犯対策にも使われる鍵ですが、窓の溝に設置して施開錠用のつまみを取り外せる補助錠があります。また、本格的な対策をしたい場合は窓用のシリンダー錠(小さい鍵で開け閉めできるもの)を取り付ける方法もあります。
日本カバ社という鍵の中でも非常に防犯性の高い鍵を取り扱っているメーカーが出している「セーフティサムターン」は防犯対策と徘徊防止対策ができるということで人気です。サムターンが取り外せるようになっているので、家に帰ってきたらすぐにサムターンを取り外して保管しておくことで玄関から外に出られるのを防止できます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
両面シリンダー錠になっており、家の内側から開けるときは鍵もしくは鍵付きのサムターンがなければ開けることができないタイプの鍵です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
電気を使わない機械式の番号を押す錠前です。外側も内側もボタンを押すタイプにすれば、防犯対策だけでなく徘徊防止対策にも使えます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
いざ、徘徊防止対策用の鍵を取りつけようと思ってもどこに依頼したらいいのか迷いますよね。
とくに、鍵屋は業者によって料金体系が大きく異なり、見積りも現地確認が必須になるので料金が分からなくて変な業者にあたらないか不安かと思います。
そこで、比較対象の1つとして生活救急車の鍵の取り付けの料金表をご紹介したいと思います。生活救急車でも、正確な見積りは現地で無料にて対応させていただいておりますので相見積りが必要な際はお気軽にお電話ください。
徘徊防止用の鍵取り付け費用・料金表 | ||||
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種類 | 作業内容 | 一般作業料金 (税込み10%) |
ハイセキュリティ (税込み10%) |
|
玄関 | シリンダー交換 |
11,000円+部品代 |
- | |
錠前交換 |
25,300円+部品代 |
- | ||
新規取付 |
11,000円+部品代 |
27,500円+部品代 | ||
調整作業 |
8,800円~ |
- | ||
基本料金 | 出張・見積り・キャンセル料 |
無料 | ||
時間外料金 | 夜間・早朝(※備考参照) |
8,800円 |
料金表だけでは、料金がイメージしづらいと思います。そこで参考例として、生活救急車で実際に徘徊防止用の鍵の取り付け・交換をした場合の料金実例もご紹介しておきたいと思います。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関ドアシリンダー交換 | 11,000円 |
MIWA 部品代 | 12,100円 |
合計 | 23,100円 |
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関ドア錠加工 重作業 | 33,000円 |
ACE 部品代 | 6,160円 |
合計 | 39,160円 |
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関引戸錠交換 | 16,500円 |
KABA 部品代 | 40,700円 |
合計 | 57,200円 |
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関ドアシリンダー交換 2か所 | 22,000円 |
KABA 部品代 数量2 | 44,000円 |
合計 | 66,000円 |
今回は、認知症による徘徊防止対策で鍵の取り付けをするときに知っておきたいことについてご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。
徘徊は社会問題にもなっており、徘徊中に起こした事故・トラブルの損害賠償などで悩まれている方もいらっしゃいます。事故が起きる前になるべく早く対策をすることを検討されてみてはいかがでしょうか。
勉強になりました。
とても参考になりました。 ケアマネジャーから鍵を付けると良い。とアドバイス頂き、実際どの様なものがあるのか?と調べてみました。 ありがとうございます。
玄関の外へ出さないだけでなく 室内の危険箇所、キッチンはお湯をわかすのに空でヤカンに火をつけ火をかけたことを忘れてしまう 我が家はキッチンにはガラスの引き戸があるのでなんとかドアに鍵を付けたい 2階にお風呂とベランダがあり危険なので 2階に上がらせたくないが鍵の付けようがなく悩んでいるのでアドバイスが読めるとありがたいです。