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説明 洗面所が急に下水臭くなって困っていませんか?暑い時期は下水臭を防いでいる封水が蒸発しやすくなることによって、洗面所が急に下水臭く感じる場合があります。そこで今回は、洗面所が急に下水臭くなる原因や対処法をご紹介します。
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洗面所が急に下水臭くなって困っていませんか?
暑い時期は下水臭を防いでいる封水が蒸発しやすくなることによって、洗面所が急に下水臭く感じる場合があります。
また日頃から蓄積された汚れが原因の場合もあるので、ニオイが発生する前に対策を行っておくことがおすすめです。
そこで今回は、洗面所が急に下水臭くなる原因や対処法をご紹介します。
洗面台の排水管や洗濯機の排水口は下水とつながっているため、悪臭を防ぐために排水トラップという設備が完備されていることが一般的です。
この排水トラップに溜められている『封水』がなくなると下水からのニオイを防ぐことができず、部屋中に充満してしまうことがあります。
封水がなくなる原因にはさまざまなものがあるので、対策を行う前にまずは原因の特定から行いましょう。
ここでは、洗面所が急に下水臭くなる原因をご紹介します。
洗面台の排水管はU字やP字になっていて、常に封水と呼ばれる水が溜まる仕組みとなっています。
この封水は下水から悪臭や害虫が上がってくるのを防ぐためのものですが、なくなると室内に不快なニオイが発生する原因となります。
夏などの暑い時期に長時間水を流していないと、封水が蒸発してしまうことがあります。
1日程度ではなくなることはほとんどありませんが、10日以上使用しないときは対策を行っておくことがおすすめです。
ほとんど毎日のように使用する洗面台はせっけんや皮脂汚れ、髪の毛などの汚れが溜まりやすくなっています。
中でも髪の毛は『毛細管現象』が起こり、封水がなくなってしまう原因となることもあるので注意が必要です。
毛細管現象とは髪の毛などの繊維状の汚れを伝って、排水管の奥へと水が流れて行ってしまう現象の名称です。
一度に流れる水の量は少なくても、継続して流れることで下水臭が発生することもあるので定期的に掃除することがおすすめです。
洗面台の排水管は収納棚の中に設置されていることもあるため、物を出し入れする際の衝撃などで破損してしまうこともあります。
排水トラップ部分に穴が開くと溜められた封水が漏れ出してしまい、下水からの臭いをシャットアウトできなくなってしまいます。
水漏れが発生すると封水切れのほかに床へのシミやカビの発生などのトラブルも起こることがあるため、放置せずに修理することがおすすめです。
床下の排水管とのつなぎ目には『防臭ゴム』が取り付けられていることが一般的ですが、劣化していたりもともと設置されていないと隙間から下水臭が上がってくることがあります。
ニオイだけでなく害虫が排水管を伝って室内に侵入してくる可能性も考えられるため、早めに対策を行っておくことがおすすめです。
洗面所に洗濯機が設置してある場合は、洗濯機の排水口に原因がある場合も考えられます。
洗濯機の排水口は洗濯機本体の真下に設置されていることもあるため、掃除しにくく汚れが溜まりやすいという特徴があります。
汚れが溜まると洗面台の排水口同様、不快なニオイが発生する原因になったり、毛細管現象によって封水切れを引き起こすこともあります。
また、建物の構造によってはもともと排水トラップが設置されていないこともあり、これも下水臭が発生する原因となる場合もあります。
洗面台には洗面ボウルから水があふれてしまわないように、オーバーフロー穴が取り付けられています。
このオーバーフロー穴は小さく、中を見ることができないためいつの間にかカビや汚れがびっしり溜まっていてニオイが発生してしまうことがあります。
ブラシや手で洗うことができないため放置しがちですが、市販グッズなどを使用することで意外と簡単にきれいにすることができるのでぜひ一度掃除を行ってみてはいかがでしょうか。
洗面所が下水臭くなる原因は、主に排水トラップの封水が切れていることが挙げられます。
封水切れが起こったときは水を足すことで解決できますが、汚れや排水管の故障が原因の場合は根本的な解決が必要となります。
ここでは、洗面所が急に下水臭くなった時の対処法をご紹介します。
洗面台の排水管には髪の毛が溜まっていることも多く、毛細管現象によって封水が減ってしまう原因となります。
定期的に掃除をして排水管内をきれいに保つようにしましょう。
洗面台の排水管掃除は、市販の薬剤を活用することで手軽に行うことができます。キッチンや浴室など幅広い場所に使用できる液体タイプやタブレット状のもの、泡タイプとさまざまな製品が販売されているのでぜひチェックしてみてください。
一方でより本格的に掃除を行いたい方は、排水管を分解して丸洗いしてしまう方法がおすすめです。
取り外し・取り付け作業が必要になるので手間はかかりますが、隅々まできれいにすることができるため臭い対策に効果的です。
洗面台排水管の分解方法は下記のページでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>>洗面台の排水口の取り外し方とは!トラブルが起こったときの対処法も紹介
長期間家を空けるなど、洗面台を使用しない場合は下記のような対策を行って封水切れを防ぐことがおすすめです。
家をあける前にこの3つの対策を行うことで、封水の蒸発を効果的に防ぐことができます。
水を足すときは勢いよく流してしまうと、もともと溜まっていた水が排水管の奥へ流れて行ってしまうため、少しずつ流すようにするといいでしょう。
封水蒸発剤はインターネットショップなどで購入することができます。製品によって効果の持続期間が異なるため、家を空ける期間に合わせて選びましょう。
排水管のトラップ部分が劣化・破損して封水が漏れると、下水臭が発生する原因となります。この場合は新しい排水トラップへの交換が必要です。
トラップの交換は同じ部品を用意することができればDIYでも行うことができますが、不安な場合は業者に依頼すると安心です。
また、排水管と床下の排水管をつなぐ防臭ゴムが劣化している場合やもともと設置されていない場合は、新しいものを取り付けることで下水臭が上がってくるのを防ぐことができます。
キャップを取り付けるのが難しく感じる場合は、隙間パテなどを用いて床と排水管の間を埋める方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
排水管の交換作業となると、すぐにはできない!という方もいらっしゃると思います。このような時は一旦応急処置のみ行っておくことがおすすめです。
排水管などを補修するためのグッズで、『自己融着テープ』というものが販売されています。
防水タイプを破損している場所に巻き付けておくことで、一時的に水漏れを止めることができます。
一方で修理を行うまでの短時間の応急処置には、バケツで水を受けておく方法が効果的です。
床に水が垂れたままになるとシミの原因になるうえに、階下に部屋がある場合は漏水被害の原因になることがあるため対策を行いましょう。
洗面台の排水管同様に封水切れが起こると、下水からニオイが上がってくる原因となります。長期間使用しない場合は対策を行うことがおすすめです。
ただ洗濯機の真下に排水口が設置されている場合は、まず洗濯機を移動させる必要があります。2人以上で協力して行いましょう。
さらに排水トラップがもともと設置されていないときは、新たに取り付けることも臭い予防に効果的です。
洗濯機排水口の掃除方法や排水トラップの設置方法は、下記のページで詳しくご紹介しています。
ここまでの対策を行ってもまだ不快なニオイが充満しているという場合は、洗面台の汚れが原因となっている可能性が考えられます。
特にオーバーフロー穴の掃除は忘れがちなので、意識して行うことがおすすめです。
ここでは、洗面台のオーバーフロー穴の掃除方法をご紹介します。
今回は、洗面所が急に下水臭くなる原因や対処法についてご紹介しました。
下水からのニオイを防いでいる封水がなくなると、急に洗面所が下水臭くなることがあります。
不快なニオイを防ぐためにも日頃から掃除を行ったり、隙間をふさぐなどの対策を行うことがおすすめです。
万が一排水管の破損などで封水切れが起こった場合は、業者に依頼して交換してもらうことも可能です。生活救急車でも排水管の交換作業や排水トラップの清掃など対応しておりますので、お困りの場合はお気軽にお問い合わせください。