さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 子供がトイレの内鍵をかけてしまった、扉を閉めたら勝手に鍵がかかってしまったなど、トイレの鍵が内側から閉まってしまうことってありますよね。順番待ちをしていたら、なおさらパニックになってしまいます。鍵屋を予防と思ったけど、到着までに時間がかかってしまうということもあります。そこで今回は、トイレの内鍵が閉まってしまった時に自分でできる対処方法についてご紹介いたします。
まず、今回紹介する方法では、トイレの非常解錠装置を使います。非常解錠装置とは、室内扉などで鍵が誤ってしまったときに外側から開けられる装置のことをいいます。ドアノブにコインを差し込めるような溝があれば、恐らくそれが非常解錠装置ですので今回紹介する方法が使えます。ただし、鍵穴だけのタイプは今回紹介する方法は使えませんので、プロに連絡して開けてもらいましょう。
トイレの鍵開けに必要な道具は、10円玉のみです。100円でも500円でも溝に入って、非常解錠装置を回すことができればコインでなくても何でも可能です。
非常解錠装置の溝のサイズに合わない硬貨やドライバーを使うと、上手く回らずに、非常解錠装置の表面に傷がつくことがありますので注意しましょう。また、鍵穴と非常解錠装置は別物です。鍵穴に間違ってドライバーを突っ込むと、錠前の故障に繋がるのでやめましょう。
コインを溝にはめて回すだけですので、お子様が留守番している時に鍵を閉めてしまっても、練習しておけば一人で対応できるかと思います。
トイレに非常解錠装置がついているか確認する。
非常解錠装置がついていれば、10円玉などの硬貨を溝にはめてゆっくりと回して鍵を空ける。
3.鍵が開いたら完了です。もしも、鍵が勝手に閉まったという場合は、再発しないようにテープで側面を止めてから新しい錠前に交換することをおすすめいたします。
「非常解錠装置がない」「鍵がついていないのに開かない」「非常解錠装置が空回りする」などの場合は、今回紹介した方法では鍵を開けることはできません。このような場合は、錠前本体の故障、ラッチの故障、建てつけの不具合などが考えられます。錠前やラッチが故障している場合は、自分で新しい錠前に交換するといった方法もあります。ただし、地震や経年劣化などで建てつけが悪くなったという場合は、自分で修理するのは難しいと思いますのでプロに相談することをおすすめいたします。
トイレの鍵が内側からかかってしまって、初めて非常解錠装置を使ったけど、空回りして開かないといったトラブルはよくあります。また、非常解錠装置は壊れていなかったけど、ラッチ部分が壊れていたということもあります。ドアノブを無理やり叩くなどして壊してしまうと、取り外しが困難になったり、ドア本体が傷つくこともありますので注意しましょう。
プロがトイレの鍵が開かないトラブルに対応する場合は、まず鍵を開けてどういった原因で鍵が開かなくなっていたのかを確認します。そこで修理が可能なのか、錠前を交換した方がいいのかを判断して適切な作業をします。また、錠前を交換する際は、元々が非常解錠装置が付いていなかったものでも「新しく非常解錠装置が付いたモノ」への交換も可能です。
元々トイレに取り付けられていた錠前と違うタイプへの交換を行う場合は、扉の穴の加工や受け側の壁の穴加工などが必要になりますが、プロであればそういった対応も可能です。別のドアノブに交換したいけどドアの加工ができない、説明書の細かい手順を読むのが苦手、取り付け後のアフターフォローがあった方が安心という人は、一度プロに相談してみてはいかがでしょうか。
今回は、トイレの鍵が開かないときの対処方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。10円玉など身近なものを使えば、簡単に開けられることもあるので、内鍵が閉まってしまったときは試してみることをおすすめいたします。もしも、非常解錠装置がついていなかった場合は、プロに連絡して開けてもらってから、非常解錠装置付きの錠前に交換してみるといいかもしれません。
トイレを新しくリフォームしたばかり、鍵のタイプも全く異なる物でしたが、よくよく見れば確かに、この説明通りの丸穴に➖のしるしがあり十円玉で回すとドアが開きました‼️ ネット上で、探したら当社の説明が一番目にヒット。大変満足しております。
これ訳が分からず本当に困ってしまいますから今度試してみます!
勉強になりました。