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説明 ドアを開け閉めする度に「バキッ」や「ギー」といったきしむ音がして困っていませんか?その異音は「ドアクローザーに生じた異常」が原因で起きているかもしれません。原因を特定して修理したいという方に向けて、今回はドアクローザーからきしむ音がするときの原因と対処法を紹介いたします。
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ドアを開け閉めする度に「バキッ」や「ギー」といったきしむ音がして困っていませんか?
その異音はドアクローザーのネジの緩みや油切れなど、「ドアクローザーに生じた異常」が原因で起きているかもしれません。
ドアクローザーの異常が原因なら、それに応じて対処すれば改善できますが、原因が特定できない、対処法が分からないと困ってしまう方が多いと思います。
そこで今回は、ドアクローザーから「バキッ」や「ギー」ときしむ音がするときの原因と対処法を紹介いたします。
ドアクローザーとはドアの上部にある金具のことで、ドアが閉まる勢いを調整する役割があります。
この役割によってドアが緩やかに閉まるようになり、ドアが勢いよく閉まることで起こるトラブルのリスクを軽減できます。
そして、ドアを開閉する際にきしむ音がするときは、この「ドアクローザー」になんらかの異常が起きている可能性があります。
例えば、経年劣化で内部の油が漏れると、正常な動作ができずに異音がします。
ドアクローザーに起こる不具合の原因については、次の見出しから紹介いたします。
ドアクローザーからバキッ・ギーときしむ音がするときは、ドアクローザーになんらかの不具合が発生している可能性があります。
不具合の原因がわかれば、自分で修理できるものもありますが、その原因がわからないという人は多いと思います。
そこでここからは、ドアクローザーからきしむ音がする原因について紹介いたします。
ドアクローザー本体のネジの緩みが原因で異音がすることがあります。
上記のネジに緩みがないか確認して、もし異常が見つからなかった時は蝶番の摩耗や油漏れなどの他の原因がないか調べましょう。
ドアクローザーのアーム部分が異音の原因になる場合もあります。
アームには動きをスムーズにするためにグリスがつけてあるのですが、それの劣化やグリス切れで正常な動作ができず異音がするようになります。
また、ドアクローザーではなく蝶番が原因のケースもあります。蝶番の場合は可動部分の油切れが原因でドアの開閉時に異音がします。
何度かドアの開閉を行って異音の発生源を調べてみましょう。
ドアクローザーの開閉速度の調整は、本体内部に貯まっている油の「油圧」によって行われています。
そして、この油が漏れ出して油圧が低くなってしまうとドアクローザーが正常に動作しなくなり、異音がするようになります。
油漏れが起きている以上は、ネジ締めやアームなどのメンテナンスを行っても油が足りなくなっているので修理ができません。
油の補充はドアクローザーの構造上できないため、交換が必要になります。
ドアからきしむ音がする時の対処法として、異常のあるポイントへの潤滑剤の塗布があります。
この対処法は正しく行えば効果的ですが、適さない潤滑剤を使用してしまうと、元々つけてあるグリスを溶かし落としてしまいます。
その結果、動作の悪化と異音が起きるので、潤滑剤を塗布する際は各部品に適したものを使用するようにしましょう。
ドアクローザーからバキッやギーなどのきしむ音がする原因が特定できたら、その原因に応じた対処が必要です。
ただ、どんな対処が必要か分からない方もいらっしゃるかと思います。
ここからは、ドアクローザーからきしむ音がする原因ごとの対処法を紹介いたします。
ドアクローザーのネジの緩みが異音の原因の場合は、緩んでいるネジを締め直すことで改善できます。
ブラケットとはドア枠の上部にある三角形のプレートのことです。
これを固定する4本のネジに緩みがないか確認し、必要に応じてネジ締めを行いましょう。
一部のネジを紛失している場合は、丸皿小ネジがホームセンターなどで購入できます。用意できたら金属ボンドやロックタイルなどを使いながら締め付けましょう。
※購入の際は一本持参して見比べるとサイズを間違えずに済みます
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
アーム(ドアクローザー本体から伸びる棒)とリンク(ドア枠側から伸びる棒)の接続を固定しているネジを確認し、緩みがある場合はしっかりと締め付けます。
リンクの中心部にある六角ナットを確認し、レンチなどを使って締め付けます。
この部分はドアクローザーによってはない場合もあります。
ドアクローザー本体の側面にある2本のネジを確認し、緩みがある場合は締め付けます。
※開閉スピード調整ネジと間違えないよう注意しましょう
蝶番の動作が悪く異音がする場合は、注油を行って動作が改善できると異音もなくなります。
使用するオイルはスプレータイプがおすすめです。蝶番の隙間から心棒に向かって吹きつけられるので、難しい作業なくメンテナンスができます。
※パーツクリーナーには潤滑作用がなくオイルも落としてしまうので、シリコンスプレーや専用の潤滑スプレーを使用するようにしましょう
上記の通り簡単に注油できるので、蝶番から異音がするときは試してみてはいかがでしょうか。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ドアクローザーのアーム部分のグリスが劣化したり切れたりすると、正常な動作ができずに異音がすることがあります。
この場合、アームの回転軸にグリスを塗布することで、動作が改善し異音がなくなるので試してみましょう。
また、防サビ潤滑剤やシリコンスプレーなどを使用すると、元々アームについているグリスを落としてしまい、動作や異音が悪化する恐れがあります。
ドアクローザーのアーム部分には、グリスを使用しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ドアクローザー内部の油漏れや油切れが原因で異音がすることもあります。ドアクローザーは、油の補充ができる構造になっていないため、油漏れや油切れが起こったら交換対応になります。
既存のドアクローザーと同じ型番か、取付寸法に対応しているものが準備できれば、ドライバー一本で自力で交換することもできます。
ドアクローザーは見た目が似ているものが多いですが、サイズが同じようなものでも取り付けネジの位置が違い、自分で工具を使ってドアに穴空けをしなければならないものもあるので注意しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
交換用のドアクローザーが用意できなかったり、自力での作業に不安があったりと業者に任せたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、具体的な費用が分からないままで依頼するのも不安と考える方がいるかもしれません。
そこでここでは、ドアクローザーの修理・交換にかかる費用について紹介いたします。
ここではドアクローザーの修理・交換にかかる費用がイメージしやすいように、生活救急車で実際に対応した事例を紹介いたします。
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
この作業では、ドア本体の修理・調整作業も含まれています。
ドアクローザーから「バキッ」「ギー」ときしむ音がする時の原因と対処法を紹介しました。
ドアクローザーはドアが閉まる速度を緩やかにする金具で、経年劣化により部品が劣化したり内部の油が漏れたりすると、バキッやギーなどのきしむ音が発生します。
ドアクローザーの異音は原因に応じて対処すれば改善できますが、対処しても改善しない場合や自力での交換に不安がある場合は、業者への依頼がおすすめです。
生活救急車ではドアクローザーの交換・修理を承っております。お困りの際はお気軽にご相談ください。
油漏れはないのですが、アームに錆があります。 一応、アマゾンで、グリスを買ってから考えてみます。 ありがとうございました。
出来る事はホンの少し、「最終的にクローザーの交換」しか無いと云う事が良く判りました。
分かりやすくて良かったです。
ネジのゆるみ調整で 音がなくなりました。わかりやすかったです。本当に手が負えなくなった時 お気に入り登録しておきますので 修理依頼したいと思います。