さらに条件を追加する
LIBRARY

ドアクローザーからバキッ・ギーというきしむ音がする原因と対処法

さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。

対応カテゴリ
サブカテゴリ
タグ
ドアクローザーからバキッ・ギーというきしむ音がする原因と対処法

説明 ドアを開け閉めする度に「バキッ」や「ギー」といったきしむ音がして困っていませんか?その異音は「ドアクローザーに生じた異常」が原因で起きているかもしれません。原因を特定して修理したいという方に向けて、今回はドアクローザーからきしむ音がするときの原因と対処法を紹介いたします。

※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。

ドアを開け閉めする度に「バキッ」や「ギー」といったきしむ音がして困っていませんか?

その異音はドアクローザーのネジの緩みや油切れなど、「ドアクローザーに生じた異常」が原因で起きているかもしれません。

ドアクローザーの異常が原因なら、それに応じて対処すれば改善できますが、原因が特定できない、対処法が分からないと困ってしまう方が多いと思います。

そこで今回は、ドアクローザーから「バキッ」や「ギー」ときしむ音がするときの原因と対処法を紹介いたします。



ドアクローザーの役割とは?

ドアクローザーとはドアの上部にある金具のことで、ドアが閉まる勢いを調整する役割があります。

この役割によってドアが緩やかに閉まるようになり、ドアが勢いよく閉まることで起こるトラブルのリスクを軽減できます。


  • 【例えば】
  • ・ドアが閉まる際に発生する大きな音の軽減
  • ・強風が吹いてもドアが緩やかに閉まるようになる
  • ・ドアが緩やかに閉まるので指や手を挟むなどの怪我を防止できる

そして、ドアを開閉する際にきしむ音がするときは、この「ドアクローザー」になんらかの異常が起きている可能性があります。

例えば、経年劣化で内部の油が漏れると、正常な動作ができずに異音がします。

ドアクローザーに起こる不具合の原因については、次の見出しから紹介いたします。


ドアクローザーからバキッと異音がする原因

ドアクローザーからバキッ・ギーときしむ音がするときは、ドアクローザーになんらかの不具合が発生している可能性があります。

不具合の原因がわかれば、自分で修理できるものもありますが、その原因がわからないという人は多いと思います。

そこでここからは、ドアクローザーからきしむ音がする原因について紹介いたします。

原因その1:ネジの緩みで異音がする

ドアクローザー本体のネジの緩みが原因で異音がすることがあります。


  • ドアクローザーの異音の原因となりやすいネジは以下の4か所です。
  • ・ブラケット取り付け部分
  • ・アームとリンク連結部分
  • ・ストップジョイントのロックナット
  • ・本体取り付け部分

上記のネジに緩みがないか確認して、もし異常が見つからなかった時は蝶番の摩耗や油漏れなどの他の原因がないか調べましょう。

原因その2:アームや蝶番のグリス・オイルの劣化で異音がする

ドアクローザーのアーム部分が異音の原因になる場合もあります。

アームには動きをスムーズにするためにグリスがつけてあるのですが、それの劣化やグリス切れで正常な動作ができず異音がするようになります。

また、ドアクローザーではなく蝶番が原因のケースもあります。蝶番の場合は可動部分の油切れが原因でドアの開閉時に異音がします。

何度かドアの開閉を行って異音の発生源を調べてみましょう。

原因その3:ドアクローザー本体からの油漏れで異音がする

ドアクローザーの開閉速度の調整は、本体内部に貯まっている油の「油圧」によって行われています。

そして、この油が漏れ出して油圧が低くなってしまうとドアクローザーが正常に動作しなくなり、異音がするようになります。

油漏れが起きている以上は、ネジ締めやアームなどのメンテナンスを行っても油が足りなくなっているので修理ができません。

油の補充はドアクローザーの構造上できないため、交換が必要になります。

原因その4:使用に適さない潤滑剤の使用で異音がする

ドアからきしむ音がする時の対処法として、異常のあるポイントへの潤滑剤の塗布があります。

この対処法は正しく行えば効果的ですが、適さない潤滑剤を使用してしまうと、元々つけてあるグリスを溶かし落としてしまいます。

その結果、動作の悪化と異音が起きるので、潤滑剤を塗布する際は各部品に適したものを使用するようにしましょう。


  • 【正しい対処例】
  • ・蝶番にはシリコンスプレーを使いましょう
  • ・アーム部分にはグリスを使いましょう

ドアクローザーからバキッと異音がするときの対処法

ドアクローザーからバキッやギーなどのきしむ音がする原因が特定できたら、その原因に応じた対処が必要です。

ただ、どんな対処が必要か分からない方もいらっしゃるかと思います。

ここからは、ドアクローザーからきしむ音がする原因ごとの対処法を紹介いたします。

緩んでいるネジを締め直す

ドアクローザーのネジの緩みが異音の原因の場合は、緩んでいるネジを締め直すことで改善できます。

ブラケット取り付け部分

ブラケットとはドア枠の上部にある三角形のプレートのことです。

これを固定する4本のネジに緩みがないか確認し、必要に応じてネジ締めを行いましょう。

一部のネジを紛失している場合は、丸皿小ネジがホームセンターなどで購入できます。用意できたら金属ボンドやロックタイルなどを使いながら締め付けましょう。

※購入の際は一本持参して見比べるとサイズを間違えずに済みます



アームとリンクの接続部分

アーム(ドアクローザー本体から伸びる棒)とリンク(ドア枠側から伸びる棒)の接続を固定しているネジを確認し、緩みがある場合はしっかりと締め付けます。

ストップジョイントのロックナット

リンクの中心部にある六角ナットを確認し、レンチなどを使って締め付けます。

この部分はドアクローザーによってはない場合もあります。

本体取り付け部分

ドアクローザー本体の側面にある2本のネジを確認し、緩みがある場合は締め付けます。

※開閉スピード調整ネジと間違えないよう注意しましょう

蝶番に注油を行う

蝶番の動作が悪く異音がする場合は、注油を行って動作が改善できると異音もなくなります。

使用するオイルはスプレータイプがおすすめです。蝶番の隙間から心棒に向かって吹きつけられるので、難しい作業なくメンテナンスができます。

※パーツクリーナーには潤滑作用がなくオイルも落としてしまうので、シリコンスプレーや専用の潤滑スプレーを使用するようにしましょう

  • 【蝶番の注油の手順】
  • 1.ドアを開き心棒に向かってオイルを吹きつける
  • 2.余分なオイルをティッシュで拭き取る

上記の通り簡単に注油できるので、蝶番から異音がするときは試してみてはいかがでしょうか。



ドアクローザーのアーム部分にグリスを塗布する

ドアクローザーのアーム部分のグリスが劣化したり切れたりすると、正常な動作ができずに異音がすることがあります。

この場合、アームの回転軸にグリスを塗布することで、動作が改善し異音がなくなるので試してみましょう。

また、防サビ潤滑剤やシリコンスプレーなどを使用すると、元々アームについているグリスを落としてしまい、動作や異音が悪化する恐れがあります。

ドアクローザーのアーム部分には、グリスを使用しましょう。



ドアクローザー本体を交換する

ドアクローザー内部の油漏れや油切れが原因で異音がすることもあります。ドアクローザーは、油の補充ができる構造になっていないため、油漏れや油切れが起こったら交換対応になります。

既存のドアクローザーと同じ型番か、取付寸法に対応しているものが準備できれば、ドライバー一本で自力で交換することもできます。

ドアクローザーは見た目が似ているものが多いですが、サイズが同じようなものでも取り付けネジの位置が違い、自分で工具を使ってドアに穴空けをしなければならないものもあるので注意しましょう。

  • 【ドアクローザーの交換手順】
  • ※下記はあくまで一例ですので基本的には説明書に沿って作業を行いましょう。
  • (取り外し方)
  • 1.扉を開けてアームのネジを外す
  • 2.扉を閉めてアームとリンクの間にドライバーを差し込み持ち上げて分離する
  • 3.本体側面にある本体を固定するネジを外す
  • 4.本体を手前に引いて外す
  • 5.本体取付板とブラケットを固定するネジを外す(※同じ機種を使う場合はそのまま使用可能です)

  • (取り付け方)
  • 1.ブラケットをドア枠につける
  • 2.ドア枠に取付板をつける
  • 3.ドアクローザー本体を組み立てる
  • 4.組み立てた本体をドアに取り付ける
  • 5.アームとリンクを接続する
  • 6.アームのネジを締めて固定する
  • 7.ドアの開閉を行って動作確認したら完了



ドアクローザーの修理・交換にかかる費用について

交換用のドアクローザーが用意できなかったり、自力での作業に不安があったりと業者に任せたいと考える方もいらっしゃるかと思います。

しかし、具体的な費用が分からないままで依頼するのも不安と考える方がいるかもしれません。

そこでここでは、ドアクローザーの修理・交換にかかる費用について紹介いたします。


生活救急車でドアクローザーを修理・交換した場合の料金事例

ここではドアクローザーの修理・交換にかかる費用がイメージしやすいように、生活救急車で実際に対応した事例を紹介いたします。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

不具合のあるドアクローザーの調整

  • 項目内容 料金(税込)
  • 玄関ドアクローザー調整 軽作業 8,800円
  • 合計 8,800円

>>>この事例の詳細をみる

外れてしまったドアクローザーの取り付け

  • 項目内容 料金(税込)
  • 玄関ドアクローザー修理取付 中作業 17,600円
  • 合計 17,600円

>>>この事例の詳細をみる

油漏れしているドアクローザーの交換

  • 項目内容 料金(税込)
  • 交換 ドアクローザー 16,200円
  • 部品代 16,200円
  • 合計 32,400円

>>>この事例の詳細をみる

油漏れしているドアクローザーの交換

  • 項目内容 料金(税込)
  • 交換 ドアクローザー 16,200円
  • 部品代 24,840円
  • 合計 41,040円

>>>この事例の詳細をみる

ドアが勢いよく閉まるドアクローザーの交換

この作業では、ドア本体の修理・調整作業も含まれています。


  • 項目内容 料金(税込)
  • 交換 ドアクローザー 16,200円
  • 建物>修理・作業>中作業 21,600円
  • 部品代 24,840円
  • 合計 62,640円

>>>この事例の詳細をみる


ドアクローザーから異音がする原因と対処法まとめ

ドアクローザーから「バキッ」「ギー」ときしむ音がする時の原因と対処法を紹介しました。

ドアクローザーはドアが閉まる速度を緩やかにする金具で、経年劣化により部品が劣化したり内部の油が漏れたりすると、バキッやギーなどのきしむ音が発生します。

ドアクローザーの異音は原因に応じて対処すれば改善できますが、対処しても改善しない場合や自力での交換に不安がある場合は、業者への依頼がおすすめです。

生活救急車ではドアクローザーの交換・修理を承っております。お困りの際はお気軽にご相談ください。


生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
生活救急車が運営するレスキューなびでは、暮らしのお困り事に役立つ情報として、トラブル解決に導くノウハウや当社の事例をお届けいたします。
株式会社小学館が発信するライフハックサイト「@DIME」でレスキューなびのお役立ち記事が紹介されました。
生活救急車はフジテレビの「世界の何だコレ!?ミステリー」「林修のニッポンドリル」「おたすけJAPAN」など、数々の"開かずの金庫"のテレビ番組でも取り上げられたことのある会社です。
  • 生活救急車YouTubeアカウント
  • 生活救急車Xアカウント
ユーザー評価:  4.6 (13件)

ネジのゆるみ調整で 音がなくなりました。わかりやすかったです。本当に手が負えなくなった時 お気に入り登録しておきますので 修理依頼したいと思います。

油漏れはないのですが、アームに錆があります。 一応、アマゾンで、グリスを買ってから考えてみます。 ありがとうございました。

出来る事はホンの少し、「最終的にクローザーの交換」しか無いと云う事が良く判りました。

分かりやすくて良かったです。