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中古物件のシロアリ防除と購入前のチェックポイントとは!

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中古物件のシロアリ防除と購入前のチェックポイントとは!

説明 「購入した中古物件にシロアリがいた」「中古物件を買いたいけど、シロアリがいないか気になる」といったことで困っていませんか?中古物件を購入する際にシロアリがいるかどうか一目でわかる人はそうそういないですよね。そこで今回は、中古物件にシロアリがいるかどうか購入前にチェックするポイントや中古物件を購入した後のシロアリ対策などについてご紹介したいと思います。

「購入した中古物件にシロアリがいた」「中古物件を買いたいけど、シロアリがいないか気になる」といったことで困っていませんか?

数千万円のお金を出して購入した物件に、シロアリがいたらショックどころの話ではありませんよね。

とはいえ、中古物件を購入する際にシロアリがいるかどうか一目でわかる人はそうそういないかと思います。

そこで今回は、中古物件にシロアリがいるかどうか購入前にチェックするポイントや中古物件を購入した後のシロアリ対策などについてご紹介したいと思います。

シロアリがいる中古物件の特徴・チェックポイント

最初に、これから中古物件を選ぼうとしている人に向けて「シロアリがいそうな中古物件」の特徴を紹介いたします。

ここで紹介する特徴に当てはまるからといって必ずシロアリがいるわけではありませんが、「あ!ここはもしかしたらいるかも!」と下見の段階で注意できるようにご紹介しておきたいと思います。

シロアリ中古物件の特徴1.築5年以上の木造住宅

中古物件といっても、築1~5年の築浅物件もあれば、築30年以上の築古物件などさまざまな年代の物件がありますよね。

シロアリに限らず、ゴキブリやネズミなどの害虫・害獣が出ない目安のラインは「築10年」ほどと言われています。

しかし、実際に中古物件を購入する場合は、「築5年以上」の木造住宅はすべてチェックしておいた方が安心です。

新築時のシロアリ防除の保証期間は5年まで

新築で家を建てるときには、「シロアリ防除」の施工を行いますよね。土壌処理や木部処理など、シロアリの侵入経路となる床下に薬剤を注入してシロアリの防除を行っているかと思います。

実は、このシロアリ防除の保証期間は、「5年まで」とされていることが多いのです。

昔は10年保証が一般的でしたが、現在は健康に影響を及ぼすような強い薬剤を使えなくなっているので「5年まで」に縮小されています。

そのため、築5年以上の中古物件については売りに出すという理由でシロアリ防除を行っておらず、シロアリが住み着いている可能性があるので床下や後述のチェックポイントを確認しておいたほうがいいでしょう。

シロアリ中古物件の特徴2.天井に雨漏りのシミがある

「雨漏りしている家にはシロアリがいる」という話は有名ですよね。必ずいるというわけではありませんが、濡れた木材があるとシロアリが寄って気安くなるので注意が必要です。

中古物件の下見の再には雨漏りのチェックもされると思いますが、天井や壁に雨垂れの跡はついていないか、トイレやお風呂場などはカビ臭くないか、黒かびが生えていないかなどはしっかりチェックしておきましょう。

シロアリ中古物件の特徴3.外壁の基礎に蟻道がある

シロアリは、基礎と土間コンクリートの隙間から床下にもぐって家の中に侵入してくることがあります。

シロアリは地上の日光や乾燥した空気を避けるために、「蟻道」と呼ばれる土のトンネルを作ります。

この蟻道が、外壁の下にある基礎と土間コンクリートにできている場合はその家にはシロアリがいたということになります。

巣を作らずに通っていただけということもあれば、木材を食べつくして去っていった、現在進行形で木材をバリバリ食べている途中とさまざまな状況が考えられます。

もしも、蟻道を少し崩してシロアリがでてきたら、現在進行形でシロアリが木材をバリバリ食べている可能性があるので注意しましょう。

シロアリ中古物件の特徴4.窓の近くに羽アリの死骸がある

4~7月になると、新しい巣を作ろうとして羽が生えたシロアリが飛び立ちます。シロアリは主に地中に巣を作りますが、飛んでいった羽アリが家の外壁などに止まることがあります。

羽アリが止まったからといって、いきなり外壁などに巣を作るというわけではありませんが、基礎の隙間などから家の中に入って木材をかじるということはあります。

巣がなかったとしても、天井や壁がボロボロになっていることがあります。新築であっても起こり得ることです。

下見の際は、「窓の近く・外壁の基礎の近辺」に羽アリの死骸が落ちていないかを確認しておくといいでしょう。本体の死骸がなくても、羽が残っていたら注意が必要です。

シロアリ中古物件の特徴5.植木鉢やプランターが外壁の近くにある

植木鉢やプランターが外壁に面するような形で設置されている場合は、要チェックです。外壁の下の基礎の部分には、床下に溜まった水気を抜くために隙間が空いています。

前述しましたが、この基礎の隙間部分に蟻道ができてシロアリが床下に侵入してくることがあります。

とくに、植木鉢やプランターで隙間を塞いでいると床下に湿気が溜まりやすくなるのでシロアリが湿気のある床下に引寄せられやすくなります。

また、植木鉢やプランターを置いていると蟻道が隠れてシロアリの侵入が遅れて、すでに柱を食べられているなんてこともあります。

植木鉢やプランターが置いていないか、蟻道ができていないかは要チェックしておきましょう。

シロアリ中古物件の特徴6.庭にウッドデッキや木材が置きっぱなし

シロアリは木に含まれているセルロースを分解して、栄養を摂取しています。とくに、生きている木ではなく「枯死」した木を食べているので「木の加工品」も餌になります。

そこで注意したいのが、庭に置いてあるウッドデッキや木製の椅子・テーブル・柵などの木材です。

おしゃれアイテムとして人気のグッズではありますが、こういった場所は雨で濡れた翌日などにシロアリが出てくるポイントとして有名です。

下見に行った際は、ウッドデッキなどにシロアリが食べた跡はないか、蟻道などができていないかをチェックしておいた方がいいでしょう。

シロアリ中古物件の特徴7.花壇や家庭菜園にウッドチップが敷いてある

購入する物件の庭に花壇や家庭菜園の跡がある場合。このような場合は、「ウッドチップ」が敷かれていないかチェックしておきましょう。

ウッドチップとは、名前の通り「木の破片」のことを言います。わかりづらい人はおがくずをイメージされるといいでしょう。

このウッドチップですが、「雨で濡れた翌日にひっくり返してみるとシロアリがいた!」というトラブルが起こることがあります。

農薬などを使って駆除・防除をしている人もいますが、売りに出されているとそういった手入れがされていないことがあるのでチェックしておいたほうがいいでしょう。

シロアリ中古物件の特徴8.枯れ木や切り株が放置されている

庭に枯れ木や切り株が放置されている物件があったら、その枯れ木や切り株がシロアリに食べられていないかチェックしておきましょう。

枯れ木や切り株を放置しておくとシロアリがよってくるので、伐採・抜根して木を取り除くか、薬剤を注入してシロアリがよってこないように防除処理するのがいいのですが、義務ではないのでやっていない人もいます。

家の床下の防除処理がしっかりしていれば、庭にいても大丈夫ということもありますが、高額な買い物になるのでしっかりとチェックしておきましょう。

シロアリ中古物件の特徴9.廊下を歩いていると床が沈む

下見に行った際に、床の上を歩いていると「沈む(たわむ)」ような場所はありませんでしたか?

シロアリは主に床下から侵入して、床材や大事な基礎(木材)を食べます。そのため、床の上を歩いていて沈む部分があれば、シロアリに床材を食べられている可能性があります。

湿気の多い場所で床が腐っていることもありますが、そういった物件も問題ですよね。「古いから沈むのは当たり前」というわけではないので、床が沈む(たわむ)ようなときは床下を必ずチェックしておきましょう。

中古物件を購入した後のシロアリ対策

中古物件を購入した後にシロアリが出てた、床下にはいないけれど庭でシロアリを発見した、対策を何も考えていなかったけど購入してから不安になるということはあると思います。

そういったときは、適切な手順で損がないようにシロアリ対策を進めていきましょう。

床下にシロアリがいたら瑕疵担保責任をチェック

中古物件の購入後に、床下にシロアリがいたらまずは「契約書の瑕疵担保責任」の項目をチェックしましょう。

瑕疵担保責任とは、購入した物件に瑕疵(欠陥や不具合)があったときに売主が責任を負うという意味です。

実は、契約書に「瑕疵担保責任を負う」とあれば売主がシロアリの駆除費用などを補償することになります。

瑕疵担保責任は「期間と責任の有無」に注意

中古物件を購入する際は、契約書の「瑕疵担保責任」はしっかりとチェックしましょう。

物件によっては、建物の価格を下げる代わりに「瑕疵担保責任を免責(免除)」している物件もあります。

また、瑕疵担保責任の期間以降にシロアリなどの欠陥・不具合が起こった場合は売主に駆除費用などを請求することができなくなります。

この瑕疵担保責任を確認せずに「安いからいいや!」と言って契約を結んで、後から後悔する人がいるので必ずチェックしておきましょう。

シロアリがいたら検査と防除・駆除を実施

瑕疵担保責任について紹介しましたが、瑕疵担保責任があるにしろないにしろ、シロアリが家の床下にいる可能性があれば、シロアリの検査・防除・駆除作業を行いましょう。

シロアリ駆除業者が使う施工方法やサービス料金などは、業者によって異なります。

そのため、複数の業者に相見積りを取って、金額や保証期間の有無、保証期間中の定期点検サービスなどの料金・サービス内容を比較して納得できる業者に作業を早めに依頼されることをおすすめいたします。

中古物件のシロアリ防除と購入前のチェックポイントまとめ

今回は、中古物件を購入する前にシロアリがいるか確認しておきたいチェックポイントや、購入後にシロアリがいた場合のシロアリ対策の流れなどについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

”中古”といっても、家具や電化製品と違って数千万円もする買い物なので、シロアリがいるような物件は購入したくないですよね。

今回は自分でチェックできるポイントについてご紹介しましたが、できることなら契約前にシロアリや家の構造に問題がないかを調べる調査会社に調査を依頼しておいた方が安心ですので検討してみてはいかがでしょうか。