さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 賃貸物件などを借りる際に、音はどうか、朝日は入ってくるか、エントランスは掃除されているか、「虫はでないか!」などなどチェックするポイントがたくさんあると思います。お気づきかと思いますが、今回はそんなチェックポイントの中でも「虫はでないか!」について、虫が出にくいマンションの見分け方などをご紹介いたします。
害虫のなかでも、ゴキブリの存在が一番嫌いだという人が多いと思います。今回紹介するチェックポイントは、害虫の中でもゴキブリが侵入しやすいか、住んでいないかを見分けるポイントを中心にご紹介いたしますので、マンションの下見の際はサイトを見ながら一緒にチェックしてみてください。
まず、ゴキブリの出現ポイントについてですが、下記のような場所がよくゴキブリが出現する場所になります。そのため、下見の際は下記の場所をしっかりと確認しましょう。
台所まわりは、ゴキブリの出現ポイントの中で一番重要なポイントです。台所まわりでチェックするポイントは、パイプ周りの隙間、排水溝の中、引き出しの中です。
台所のパイプ周りに隙間があるのが、当たり前だと思っていませんか?実は、この隙間からゴキブリが家の中に侵入してくることがあるのです。恐ろしいですよね。最近の新築タイプの家では、この隙間を資材で埋めてくれていたり、金属のカバーでフタがされていることが多いようです。しかし、全ての物件で隙間が塞がれているわけではなく、また金属のカバーなどは動くものが多いのでゴキブリが這い上がってくることがあります。
パイプ周りの隙間をパテなどでしっかりと塞いである物件は、ここから侵入してくる可能性が低くなるので覚えておきましょう。また、この隙間は後から業者に頼んで埋めることもできますが、その際は管理会社や大家さんの許可が必要になりますので注意しましょう。
排水溝の中は、虫が入ってこないような構造になっていますが、稀に入ってくることがあります。旅行などで長期間家を空けていると、排水溝の中の水が少なくなって虫が入ってきてしまうのです。
実は、今回チェックするポイントは、正確には「排水溝につながっているパイプ」の形です。今のマンションなどは大半がパイプがU字になっていると思いますが、中には真っ直ぐなものもあります。真っ直ぐになっているものは、U字になっているものと違って虫対策がされていません。なので、ゴキブリもすいすい上がってくる可能性があるので注意してください。
台所に引き出しなどが付いている場合は、ゴキブリがいた痕跡がないか調べてみましょう。なにかシミができたりしている場合は、ゴキブリがいた可能性があります。シミを見つけたら、既にゴキブリが定住している可能性があるので注意しましょう(調味料のシミもあるため、総合的に判断しましょう。)
洗面所も、台所と同じくらいチェックしておきましょう。洗面所は、台所と同じように配管周りの隙間やパイプの形をチェックするようにしましょう。
エアコンのホースと壁の接続部分に隙間がないか、しっかり確認しましょう。小さい隙間が空いていれば、家の外からその穴を通って虫が入ってきます。きちんと対策してくれているマンションでは、隙間をパテで埋めてくれていることが多いのでチェックしてみましょう。
窓やベランダ周りもチェックポイントがあります。まず、家の前に大きな木がある場合は、その木を伝ってゴキブリが飛んでくる可能性があります。6階、7階であっても木や近くにビルなどがある場合は、それを利用して侵入してくる可能性があります。
また、ベランダは隣の人がゴミを外に出していないかチェックしておきましょう。ベランダのゴミの臭いで虫が寄ってくるだけでなく、ゴミの中から虫が発生することもあります。また、ベランダにゴミを出している時点で部屋の中はゴミでいっぱいの可能性もあります。隣人トラブルの可能性もあるため、そういった部屋の隣は避けるようにしましょう。
今回は、害虫の中でも特に嫌われているゴキブリがいるマンションの見分け方についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。今回紹介したのは、自分の部屋周りでの見分け方でしたが、周辺環境(一階に飲食店が入っている、繁華街の近く)といった条件でもゴキブリが発生することがあるため、注意して虫の出ない素敵なマンションを探しましょう。
ありがたいです!