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シロアリの点検にかかる費用はいくら?よくある疑問を解説

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シロアリの点検にかかる費用はいくら?よくある疑問を解説

説明 シロアリの点検費用の相場がわからなくてお困りではありませんか?はじめて業者に点検を依頼するときは『費用はいくら必要か』『どんな作業をするのか』などわからないことが多くて不安に思うかもしれません。そこで今回は、シロアリの点検費用や、点検作業でよくある疑問などを解説したいと思います。

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シロアリの点検費用の相場がわからなくてお困りではありませんか?

シロアリの被害は気が付かないうちに進行するケースもあるため、早期に対策するには定期的な点検を行うことが大切です。

しかし、はじめて業者に点検を依頼するときは『費用はいくら必要か』『どんな作業をするのか』などわからないことが多くて不安に思うかもしれません。

そこで今回は、シロアリの点検費用や、点検作業でよくある疑問などを解説したいと思います。


シロアリの点検はなぜ必要?点検を行う頻度・最適な時期とは

シロアリの駆除作業を行った後や、家を新築で建てた後は、シロアリが建物に寄り付かないように『予防・防除』を行います。

しかし、実は『1回の予防でずっとシロアリを防げるというわけではない』ため、建物には定期的に点検や追加の予防作業を行っていく必要があります。

まずは、シロアリの定期的な点検についての説明や、点検の頻度・時期などについてご紹介したいと思います。

シロアリの『定期点検』は毎年行っておくと安心

シロアリの定期点検では、床下などを調査してシロアリが発生していないかどうかをチェックします。

シロアリは床下から侵入することが多いため気づきにくく、また一年中活動・繁殖を行うため、なるべく毎年点検を行っておくと『知らない間に侵入されていた』という場合でも早期に発見できる可能性があります。


シロアリ駆除の保証サービスで年1回の点検を行えることがある

過去に業者による駆除や防除を依頼した場合は『保証サービス』で点検が行えるかどうかを確認してみましょう。

前回に駆除や防除を行ったときの保証で、保証の内容に『無料の定期点検』が含まれていれば無償で点検を行うことができます。

保証の適用条件は依頼した業者や保証内容によって異なるので、保証書を確認したり業者に問い合わせて確認してみましょう。

シロアリの本格的な点検は薬剤の効果が切れる『5年』が目安

シロアリの駆除や防除などの対策を行う場合、建物にシロアリが再び寄り付かないように、木材に消毒や防除剤などの薬剤を散布するのが一般的です。

また、建物を新築する場合も、シロアリが発生しないように同様の処理を行います。

しかし、シロアリ防止の薬剤の効果は『5年』が目安で、5年を過ぎると忌避効果が弱まってしまう可能性が高くなるため、この時期に再び点検や防除を行って薬剤の効果を取り戻しておくと安心できると思います。

>>>5年ごとにシロアリ防除をやり直す理由とは

シロアリの発生が疑われるときの点検・定期点検を行うときに最適な時期とは

『シロアリが発生しているかもしれない』という場合に点検を行いたいときは、薬剤の効果や季節に関係なく、なるべく早めに行っておくことをおすすめします。

シロアリは基本的に1年中活動しているため、もしシロアリが発生していた場合は長期間放置すると木材への被害が進行してしまうおそれがあります。

シロアリによっては繁殖や食害のスピードが速い種類もいるため、『羽アリがたくさんいるのを見た』『床がきしむ』などシロアリ発生の兆候がみられるときは、床下などの点検を行いましょう。

>>>シロアリの兆候について


シロアリの活動時期と定期点検の時期について

シロアリは基本的に『1年中』活動しています。

気温が下がる冬は活動が鈍ったり、寒い地域では休止する場合もありますが、最近の家屋は断熱性や暖房の性能が上がっているため、冬でも活動を続ける可能性は十分にあります。

また、4~9月は1年の中でもシロアリの活動が比較的活発になり、羽アリが発生するのもこの時期です。そのため、『時期を決めてシロアリ点検がしたい』という場合は、シロアリの活動が本格化する前の春先などに行うのがおすすめです。

シロアリ点検を個人で行うのが難しい理由とは

『シロアリがいるかどうかの点検くらいなら、自分でできないかな』と考える人もいらっしゃるかもしれませんが、シロアリ点検を個人で行うことはあまりおすすめできません。

とくに床下にもぐっての点検は安全面・費用面・効果などさまざまな点でのデメリットが考えられるため、なるべく専門の業者に任せたほうがいいでしょう。


自分で床下のシロアリ点検を行う場合のデメリット・注意点

安全面・衛生面
  • ・床下に生息する生き物(ムカデやネズミなど)に刺される、噛まれる被害が発生するおそれがある

  • ・床下の砂やほこり、虫の死骸などを吸い込んでアレルギー症状などが発生するおそれがある
費用面
  • ・点検に必要な防護服や防塵・防毒マスクなどの装備の購入費がかかる

  • ・場所によっては点検口の設置工事が必要になり、工事費がかかる
点検の効果

シロアリや建物について詳しくないと、建物ごとのチェック箇所を把握できず思ったような調査結果が得られない可能性がある

本格的なシロアリ点検を個人で行うのは難易度が高いですが、『装備が必要ない範囲』でセルフチェックを行うことは可能です。

自分で簡易的なシロアリ調査を行う場合のやり方は、下記でご紹介しております。

>>>自分でできるシロアリ点検のやり方


シロアリ点検の費用相場はいくら?

定期的なシロアリ点検は『建物が知らないうちにシロアリの被害に遭っていた』といったトラブルの予防に効果的です。

しかし、業者にシロアリ点検を依頼する場合は費用がいくらかかるのかが気になると思います。

そこでここからは、シロアリ点検に必要な費用や、業者に依頼した場合の費用相場などについてご紹介いたします。

業者がシロアリの点検をする場合に必要な費用を紹介

シロアリ点検で発生する費用は、『点検作業自体の費用』以外では『点検作業に必要な工事を行うための費用』などが発生することがあります。

床下への点検口がなく、床板をはがしたり、点検口を新設する必要があるときは点検工事を行う場合があります。

また、点検した結果によっては、予防作業を追加で行うことを提案される可能性があります。追加の作業を依頼する場合は、その作業の費用も必要になります。


業者のシロアリ点検で必要になることがある費用

点検作業の費用
  • ・点検作業費(床下・室内・小屋裏など)
  • ・床板をはがす作業の費用
  • ・点検口の新設工事の費用
  • ・基礎部分の斫り(はつり)工事
シロアリ予防の費用
  • ・木材、土壌への消毒液散布
  • ・穿孔処理(木材に穴をあけて内部に薬剤を注入する)の作業費
  • ・床上(室内など)の防除作業の費用

上記でご紹介した費用は、あくまで一例です。建物の構造や予防作業の内容によっては、上記以外の費用が発生する可能性があります。

また、駆除・防除作業の際の見積もりでは基本的に点検(事前調査)が行われますが、『見積もり料無料』の業者の場合は点検費がかからない場合もあります。

点検の結果シロアリの発生が発覚した場合は、駆除作業や木材の補強工事などの作業を提案されることがあるので、必要に応じて対処を行いましょう。

>>>シロアリ点検でシロアリの発生が発覚したときは

生活救急車でシロアリの対策工事を行った場合の料金事例

シロアリの対策工事を業者に依頼した場合の費用は、作業範囲や対策方法など作業内容によって異なります。

正確な料金を知りたいときは、業者に連絡して現地見積もりを依頼してみましょう。

ここでは費用をイメージしやすいように、生活救急車でシロアリ駆除を行った場合の料金事例をご紹介いたします。

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。


シロアリの対策

  • 項目内容 料金(税込)
  • 植木周辺薬剤散布 16,500円
  • 合計 16,500円

>>>この事例の詳細を見る


害虫の対策工事

  • 項目内容 料金(税込)
  • 害虫対策工事 ベイト剤設置 一式 33,000円
  • 合計 33,000円

>>>この事例の詳細を見る


白アリ消毒作業

  • 項目内容 料金(税込)
  • アリ予防(薬剤散布) 97,200円
  • 合計 97,200円

>>>この事例の詳細を見る


シロアリの対策

  • 項目内容 料金(税込)
  • シロアリ対策工事 ~20坪 143,000円
  • 防腐・防カビ処理 ~20坪 33,000円
  • 合計 176,000円

>>>この事例の詳細を見る


シロアリの点検では何を行う?作業内容や作業の流れを紹介

シロアリの点検では、床下など自分で確認できない部分での作業が中心のため、『どんな作業をしているのか見えないから、作業風景がわかりにくくて不安』と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

業者が行う作業について質問があるときは現地で確認するのが一番ですが、あらかじめどんな作業をやるのかを知っておくと安心できると思います。

そこでここからは、シロアリ点検の作業内容や作業の流れについてご紹介いたします。

シロアリ点検ではどこを見ている?

シロアリ点検で確認するのは、おもに下記の3箇所です。

  • 【シロアリ点検作業で見る場所】
  • ・床下
  • ・水回りを中心とした床上
  • ・小屋裏(屋根裏など)

シロアリは床下の土に巣を作ることが多いため、とくに床下が重点的に調査されますが、湿気の多い浴室やキッチンなどの室内水回りや、雨漏りしている屋根の小屋裏など、床下以外でシロアリが発生しやすい箇所についても点検を行う場合があります。

シロアリ点検の作業の流れ

シロアリ点検の工程は業者の作業方針によって異なる場合がありますが、たとえば下記のような流れで行われることがあります。

1.業者が現地に訪問し、点検方法や点検箇所などの説明を行う。このときに、建物の図面(1階の平面図)があるときは渡しておくと作業がスムーズになりやすい。

2.建物の外観を点検する。枕木や木の柵などシロアリの発生源になるものがないか、外壁などに破損や雨漏り箇所がないかなどを確認。

3.室内を点検する。浴室、キッチン、トイレ、洗面所など湿気が発生しやすい水回りや、土壌に近い玄関などを中心にチェックしていく。

4.点検口や床板をはがした部分などから、床下に潜って床下を点検する。

5.点検結果を依頼主へ報告する。

点検作業は建物の大きさによって前後しますが、およそ1時間半~2時間程度はみておいたほうがいいでしょう。

5年ごとにシロアリ防除をやり直す理由とは

前回のシロアリ対策から5年程度経過して薬剤・消毒剤の効果がなくなっているときは、点検と同時に薬剤散布などの防除作業も行っておきましょう。

ただし、この『5年』という期間はあくまで目安の年数ですので注意が必要です。

雨が多いと薬剤が流れやすくなったり、日光が入る場所は分解が促進されやすいため、『薬剤散布から5年経っていないけれど、シロアリが発生した』など、状況によっては時期を前倒しして消毒を行うことを検討してもいいかもしれません。


薬剤の効果期間は環境や人体に影響を与えない範囲が設定されている

『5年では短いから、もっと長く持続する薬剤を使ってほしい』と考える人もいるかもしれませんが、5年以上効果が持続する薬剤は安全面・健康面への配慮から使用が禁止されています。

薬剤が強力すぎると建物にいる人が体調不良を起こしたり、土壌が汚染される可能性があるため、時間がたてば自然に分解される程度の強さの薬剤が使われています。

シロアリ点検でシロアリの発生が発覚したときは

シロアリ点検をした結果、シロアリが発生していることが確認された場合は、なるべく早めに駆除作業の予約を取られることをおすすめします。

駆除作業を行う場合は点検と同様に作業費用がかかるので、業者の現地見積もりで駆除方法や作業料金を確認しましょう。

シロアリ駆除の費用については記のページでご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>>シロアリ駆除の相場はいくら?料金事例から見る費用の目安を解説


シロアリの発生は業者が撮影した『現場写真』で確認できる

『床下にシロアリがいます』『床下の柱がシロアリに食べられています』と口頭だけで伝えられても、『本当に被害が出ているの?』と不安になってしまう人もいらっしゃると思います。

診断内容が確実かどうかを確かめるには、業者に現場写真を見せてもらうのが最も手っ取り早いでしょう。

『シロアリが移動している姿』や『シロアリが土で通り道を作った箇所』の写真などがあれば、実際にシロアリが発生していることを確認できます。

シロアリの点検・駆除作業後のシロアリ対策を紹介

シロアリの予防対策では、『シロアリが建物に寄り付きにくい環境にする』ことが重要です。

業者のシロアリ対策では『木材に消毒剤を散布する』ことがおもな方法ですが、木材への対策以外にも、たとえば下記のような方法があります。

  • 【薬剤以外のシロアリ対策方法(一例)】
  • ・床下に調湿材(乾燥材)を設置する
  • ・断熱材を施工、劣化した断熱材の張り替え
  • ・外壁のひび割れを補修する(シロアリの侵入や雨漏りの湿気を防止)
  • ・床下に床下換気扇を設置する
  • ・浴室など水回りの設備を防水性の高いものにリフォーム

シロアリの予防に床下換気扇の設置が効果的なケース

シロアリは湿気を好むため、湿気がこもりやすい床下に『床下換気扇』を設置して対策する、という方法を聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、『床下換気扇をたくさん設置すればシロアリを効果的に防ぐことができる』というわけでもないので、業者に設置を依頼する場合は注意が必要です。

シロアリ対策で床下換気扇を設置するときは、下記のような適切な設置方法のポイントを押さえたうえで検討されることをおすすめいたします。

  • 【シロアリ予防で床下換気扇の設置が効果的なケース】
  • ・1つの建物に対して2~4個程度設置する
  • ・トイレや浴室、キッチンなど水回り付近の床下に取り付ける
  • ・床下点検口があって、換気扇のメンテナンスがしやすい
  • ・換気扇を動かすための電源を引くことができる

床下の湿気対策は、『調湿材の設置』など床下換気扇以外にも方法があるので、業者と相談しながら適切なやり方で対策を行いましょう。


自分でできるシロアリ点検のやり方

業者が行う点検より調査できる範囲は限られますが、セルフチェックでもある程度シロアリの発生を調べることができる可能性があります。

定期点検のタイミングではない場合でも、自分で建物をチェックしてシロアリの発生や初期症状などを確認しておくと安心です。

そこでここからは、自分でシロアリの点検をやる方法についてご紹介したいと思います。

シロアリのセルフチェックのやり方

建物の周囲や屋内を見回って、シロアリの兆候や活動のサインを調べることで、自分でシロアリの発生を見つけられる可能性があります。

  • 【シロアリのセルフチェックで確認すること】
  • ・柱に穴が開いている、叩いたときに空洞音がする
  • ・柱や木材の周辺に木くずや砂粒のようなフンが落ちている
  • ・床を踏んだ感じがふわふわしている
  • ・外壁の基礎部分に土のようなものでできた細い道(蟻道)がある
  • ・羽アリが玄関など室内にいる

上記のような症状があるときはシロアリが発生しているおそれがあるため、業者に点検や調査を依頼されることをおすすめいたします。


シロアリの点検にかかる費用まとめ

今回は、シロアリの点検費用やよくある疑問などについてご紹介させていただきました。

シロアリの点検では、点検作業費用、点検できる状態にするための工事費用などが必要になる場合があります。

また、シロアリ対策の薬剤が切れるタイミングの時期では、点検と同時に予防作業も行っておくことをおすすめします。

生活救急車でも、シロアリ点検・防除作業を承っております。「他社の見積りと比較したい」といったご依頼でも承っておりますので、お困りの際はお気軽に現地見積もりをご利用ください。

生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
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