バイク・原付の鍵が開かない！キーを閉じ込めたときの対処方法

バイク・原付の鍵が開かないトラブルでお困りではありませんか？

『鍵をなくした』『キーを閉じ込めてしまった』など、鍵が開かないトラブルはバイク・原付のトラブルの中でもよくあることの一つです。

出かける前や外出先で鍵が開かないと焦ってしまいますが、無理に鍵を回したりこじ開けようとすると鍵が故障する原因となるため、落ち着いて適切な方法で対応を行いましょう。

今回は、バイク・原付の鍵が開かないときの対処方法をご紹介したいと思います。

バイク・原付の鍵が開かないときの対処法を『鍵が開かないパターン別』に紹介

バイクや原付バイクのお困りごとで比較的多い『鍵（シャッターキー）が開かなくなった』トラブルですが、一口に『鍵が開かない』といってもその症状や状況はさまざまなケースが考えられます。

そのため、バイク・原付の鍵が開かなくなったと思ったときはまず『どんな原因で鍵が開かないのか』を調べておくと、その後の対応もスムーズになる可能性があります。

バイク・原付の鍵が開かない原因から対処方法をチェック

バイク・原付の鍵が開かないトラブルでよくある原因は、たとえば下記のとおりです。実際のトラブル状況に近いものをチェックして、対処方法をパターン別に確認してみましょう。

※リンク先で各項目の説明を行っています。

また、バイクの鍵・鍵穴の劣化や故障が原因で開かない場合の対処方法については、下記のページでご紹介しております。

>>>車・バイクの鍵が回らない！エンジンがかからないときの対処方法

バイク・原付の鍵をメットインに閉じ込めた（インロック）場合の対処方法

バイク・原付のにはヘルメットを収納する『メットイン』がありますが、シート下にあるメットインは『ふたを閉じると同時に施錠され、解錠には鍵が必要』という仕組みになっています。

そのため、メットインに鍵を入れたままふたを閉めて開けられなくなり、鍵を取り出せなくなってしまう『インロック』のトラブルが発生することがよくあります。

鍵をメットインに閉じ込めてしまったときは、たとえば下記のような方法で対処することができます。

各対処方法については下記の過去記事で詳しくご説明しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>>原付バイクの鍵をメットインの中に入れたまま閉めたときの対処法

また、メットイン解錠を業者に依頼した場合の費用は、下記でご紹介しております。

>>>生活救急車で鍵開け・メットイン解錠を行った場合の料金事例

メットインを開けても鍵がなかった場合は『鍵作製・鍵の取り寄せ』で対処

『メットインの中にあると思っていたけれど、いざ開けてみたら鍵が見当たらない』というケースだと、メットイン解錠だけではバイクを動かすことができません。

この場合は『鍵作製・鍵の取り寄せ』が必要になりますが、ロードサービスでできるのは『鍵開け』までのため、インロックの対応をロードサービスに依頼する場合は注意が必要です。

『メットインにインロックしたはずだけど、本当に閉じ込めたか自信がない』という場合は、メットイン解錠から鍵屋に依頼しておくと、万が一鍵がなかった場合でもそのまま鍵作製を依頼することができます。

>>>生活救急車でバイク・原付の鍵作製を行った場合の料金事例

バイク・原付の鍵を紛失して開かなくなったときの対処方法

バイク原付の鍵を紛失して開かなくなった場合、下記のような対処方法を取ることができます。

各対処方法の詳しい説明については下記のページでご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>>バイク・原付の鍵を紛失したときの「損をしないための対処法」

また、『鍵を失くしたと思って鍵屋を呼んだけど、後でカバンの中から見つかった』など、実は紛失していなかったケースもよく見られるので、業者やバイク屋に連絡する前に、まずは注意深く探してみることをおすすめします。

鍵を探すときのコツは、下記の過去記事で詳しくご紹介しております。

>>>鍵を紛失したときに見つかる確率を上げる方法とは？～連絡先・紛失対策なども紹介～

バイク・原付の鍵作製をするときは『イモビライザー』の有無を確認

鍵を紛失して1本もないときは、鍵の取り寄せか鍵屋で鍵作製を依頼して、新しい鍵を入手されることをおすすめしております。

一般的なウエーブキー（刻みキー）なら、元になる鍵がなくても『鍵穴から鍵を作る』ことができ、出張対応の鍵屋に依頼した場合はバイクを移動させる必要がなくその場で新しい鍵を作ってもらうことも可能です。

ただし、イモビライザー搭載車の場合は対応できる業者が限られることがあるため、依頼の連絡をするときにあらかじめイモビライザーがついていることを伝えておくことをおすすめいたします。

バイク・原付の鍵紛失でシャッターキーが開かないときの注意点

バイク・原付の場合、『シャッターキーが開いているかどうか』も確認しておくと対応がスムーズになることがあります。

バイク・原付のシャッターキーには『マグロック』という磁石の鍵が採用されていることが多く、解錠するにはピッキングとは異なる方法で開ける必要がありますので、マグロックキーの解錠も行う場合は依頼時に伝えておくといいでしょう。

購入時についてきた鍵の場合は持ち手部分にマグロックを開けるための磁石が入っていますが、鍵作製で新しく作る場合はエンジンキーになる『ウエーブキー』とシャッターを開ける『マグロックキー』は別々の鍵で作られる可能性もあるので注意しましょう。

マグロックキーなしで鍵作製をするとシャッターキーを開けられなくなる

マグロックキー作製には別途料金がかかる場合があるため、『シャッターキーをずっと開けたままにしておけばコストをおさえられる』と思う人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、シャッターキーは『閉めるだけなら鍵がいらない』ため、いつもの癖でうっかり閉めてしまったり、駐輪（駐車）中にいたずらで閉められてしまった場合に鍵を開けられなくなってしまいます。

トラブル防止や鍵穴を保護するという観点からも、鍵作製をするときはマグロックキーを同時に作っておくと安心できると思います。

鍵折れが原因でバイク・原付の鍵が開かないときの対処方法

鍵は金属製で比較的じょうぶに作られていますが、繰り返し使用して同じ方向に力が加わり続けることで少しずつ金属に疲労がたまり、ある日突然折れてしまう可能性も充分考えられます。

ただし、鍵が鍵穴に刺さったまま折れた場合でも、折れた鍵の状態によっては自力で対応できることがあります。

たとえば『折れた鍵が鍵穴から出ていて、つまんで取り出せる部分がある』ときは、ピンセットなどを使って自分で取り出すことも可能です。

折れた鍵を取り出せないときは『鍵抜き・鍵作製』の作業で対応

『折れた鍵が鍵穴に完全に埋まっている』などで自力で取り出すのが難しい場合は、鍵の業者による鍵抜き作業で対処する方法があります。

鍵を抜いても折れた鍵をそのまま使用することはできないため、鍵抜きを行った後は『スペアキーの使用』または『鍵穴からの鍵作製』で対応する可能性が高い、という点に注意しましょう。

バイク・原付の鍵折れの詳しい対処方法や修理費用については、下記のページでもご紹介しております。

>>>バイク・原付の鍵が折れたときの対処法（抜く方法）と修理費用

バイク・原付の鍵穴にゴミや異物が入ったときの対処方法・やってはいけないこととは？

鍵穴にごみやほこりが入ったり、いたずらで小石を詰め込まれてしまうなどで鍵穴内部に異物がつまると、鍵を差し込んでもかみ合わずに開けられなくなってしまうことがあります。

この場合は異物を除去することで解決する可能性がありますが、このときに『針金など細いものを鍵穴に差し込んでかき出そうとする』のは避けましょう。

鍵穴に尖ったものを差し込むと、鍵穴内部が傷ついて故障し、異物を取り出しても症状が改善せず『鍵穴（シリンダー）の全体交換』での対応が必要になる可能性があります。

鍵穴に詰まった異物によっては除去作業での対応が難しいケースも

鍵穴に入ったものが細かいゴミやほこりの場合は、エアダスターなどを使って鍵穴の清掃を行うと改善する可能性があります。

しかし、小石やガムのような異物が入り込んでいる場合は、業者による除去を行っても完全に異物を取り除くのは難しく、交換をおすすめされる場合もあります。

>>>鍵穴異物除去！詰まり！接着剤で悪戯！木の枝や針金が抜けない！

バイク・原付から離れるときは必ずシャッターキーを閉めておくようにすると、異物の侵入対策に効果的です。

バイク・原付の鍵トラブルを業者に依頼した場合の費用について

バイク・原付の鍵トラブルは出張対応の鍵屋に依頼して解決する方法もあります。

しかし、業者に依頼する場合は費用がいくらかかるのかが気になると思います。

そこでここからは、バイク・原付の鍵トラブルを業者に依頼した場合の費用についてご紹介いたします。

生活救急車でバイク・原付の鍵開け・鍵作製を行った場合の料金を紹介

バイク・原付の鍵トラブルを鍵屋が対応した場合の料金は、バイク・原付の車種やトラブル内容などによって異なる可能性があります。

ここでは生活救急車がバイクの鍵開け・鍵作製を行った場合の料金表をご紹介しておりますので、ぜひ業者依頼を検討する際の参考にしてみてください。

バイクの鍵の料金表
種類	作業内容	一般作業料金 （税込み10%）	ハイセキュリティ （税込み10%）
バイク（国産車）	鍵開け（解錠）	8,800円～	16,500円～
	鍵作製	11,000円～	22,000円～
	鍵折れ/鍵抜き（ドア鍵穴）	8,800円～	-
バイク（外国車）	鍵開け（解錠）	33,000円～	-
	鍵作製	55,000円～	-
	鍵折れ/鍵抜き（ドア鍵穴）	8,800円～	-
基本料金	出張・見積り・キャンセル料	無料
時間外料金	夜間・早朝（※備考参照）	8,800円

※高速のサービスエリアや離島など、有料道路を通らなければ行けない場所は別途3,300円（税込み10%）がかかります。

※夜間・早朝（20:00～07:59まで）の作業は、別途8,800円（税込み10%）の時間外料金がかかります。

※上記料金は標準価格であり、トラブル状況によって作業内容が異なる場合があります。最終価格は、作業前にご提示するお見積り書の価格となります。

上でご紹介した料金はあくまで相場の目安となりますのでご注意ください。

具体的な料金を知りたいときは、業者に依頼して現地見積もりを行い、見積書の内容を確認する方法がおすすめです。

また、次の項目では実際に作業を行った場合の料金事例を掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

生活救急車でバイク・原付の鍵開け・メットイン解錠を行った場合の料金事例

バイク・原付のキーをメットインに閉じ込めた場合は、メットイン部分の鍵開けで対応することが可能です。

ここでは、生活救急車でバイク・原付の鍵開けを行った場合の料金事例をご紹介したいと思います。

原付バイクのメットイン解錠

ホンダの原付バイクのキーをメットインに閉じ込めてしまったとのご相談をいただきました。鍵穴から解錠用のキーを作製し、解錠いたしました。

項目内容	料金（税込）
バイクメットイン解錠　国産バイク　刻み	11,000円
合計	11,000円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

バイクのメットイン解錠

バイクの解錠依頼で訪問しました。車種はヤマハのビーノ　2019年製で鍵をメットインしてしまったとのことでした。バイクの性質上ピッキングをすると破損してしまうため、新しく鍵を作製して解錠いたしました。

項目内容	料金（税込）
バイク解錠　国産バイク　刻み	22,000円
合計	22,000円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

バイクのメットイン解錠と鍵作製

バイクのメットインに鍵を閉じ込めてしまったとのご相談をいただきました。マグロックと子鍵を作製して解錠いたしました。

項目内容	料金（税込）
バイク鍵作製　国産バイクマグロック	16,500円
バイク解錠　国産バイク刻み	22,000円
合計	38,500円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

生活救急車でバイク・原付の鍵抜きを行った場合の料金事例

鍵が折れてしまったり、古い鍵や合鍵などを使っていて鍵が抜けなくなってしまったときは、鍵を開けたり鍵作製をする前に『鍵抜き』の作業を行います。

ここでは、生活救急車で鍵抜き作業を行った場合の料金事例をご紹介いたします。

抜けなくなったバイクの鍵抜き

バイクの鍵が抜けなくなってしまったとのご相談をいただきました。車種はホンダのPS250で、鍵抜き作業にて対応いたしました。

項目内容	料金（税込）
バイクの鍵抜き　軽作業	8,800円
合計	8,800円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

抜けなくなったバイクの鍵抜き

バイクの鍵が抜けなくなったとのご相談をいただきました。別の鍵をさしてしまったとのことでしたので、ホンダVTRのイグニッションの鍵抜き作業にて対応いたしました。

項目内容	料金（税込）
バイク鍵抜き　軽作業	8,800円
合計	8,800円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

生活救急車でバイク・原付の鍵作製を行った場合の料金事例

鍵を紛失したり、1本しかない鍵が折れて使えなくなったときは、バイクの鍵穴から鍵作製を行って対処する方法があります。

ここでは、生活救急車でバイク・原付の鍵作製を行った場合の料金事例をご紹介いたします。

鍵紛失によるホンダTODAYの鍵作製

原付バイクの子鍵を紛失したとのご相談をいただきました。車種はホンダTODAYで、鍵作製にて対応いたしました。

項目内容	料金（税込）
バイク鍵作製　国産バイク刻み	22,000円
合計	22,000円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

鍵紛失によるホンダ製の原付バイクの鍵作製

ホンダ製の原付バイクの鍵を紛失したとのご相談をいただきました。シリンダー内を覗いて鍵作製にて対応いたしました。

項目内容	料金（税込）
バイク鍵作製　国産バイク刻み	33,000円
スペアキー　刻みキー	1,100円
合計	34,100円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

鍵紛失によるYAMAHA　JOGの鍵作製

原付の鍵を失くしてしまったとのご相談をいただきました。現場を拝見し、ヤマハジョグの鍵作製にて対応いたしました。

項目内容	料金（税込）
ＹＡＭＡＨＡ　ＪＯＧ　鍵作製　国産バイク刻み	33,000円
スペアキー作製　刻みキー	1,100円
合計	34,100円

※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。

>>>事例の詳細はこちら

バイク・原付の鍵が開かないときの対処方法まとめ

今回は、バイク・原付の鍵が開かないときの対処方法についてご紹介させていただきました。

鍵が開かないトラブルにはいくつかパターンがありますので、鍵が開かない原因に合わせた方法で対応を行いましょう。

鍵開けや鍵作製・異物除去などの作業は、出張対応の鍵屋に依頼する方法もあります。

生活救急車ではバイク・原付の鍵トラブルに対応しておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。