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説明 鍵を紛失したとき、見つかる確率を上げる方法をお探しではありませんか?鍵をなくしてしまっても、紛失後の行動によっては見つかる確率を上げられる可能性があります。そこで今回は、鍵を紛失したときに見つかる確率を上げる方法についてご紹介いたします。
鍵を紛失したとき、見つかる確率を上げる方法をお探しではありませんか?
鍵を紛失した場合、『鍵開けが必要』『賃貸住宅の場合は管理会社へ連絡』など面倒なことが多いので、なるべく自力で見つけたい方がほとんどだと思います。
どこで鍵を落としたのかはっきりしないときは見つかる確率が低いと考えるかもしれませんが、紛失後の行動によっては見つかる確率を上げられる可能性もあります。
そこで今回は、鍵を紛失したときに見つかる確率を上げる方法についてご紹介いたします。
『鍵を紛失した』と一口に言っても、その状況は人それぞれだと思います。
『玄関の前で鍵を開けようとして紛失に気づいた直後』『すでにいろいろなところを探してみたけれど、どうしても見つからない』などさまざまな状況があり、状況によって『見つかる確率を上げたい』ときの対処法も異なります。
そこでまずは、鍵を紛失したときに見つかる確率を上げるためにできることを『3ステップ』に分けて、それぞれご紹介したいと思います。
なくした鍵を自力で見つけるときは、まず『鍵が見つかりそうな場所から順に探していく』方法がおすすめです。
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実際に鍵を紛失されて対処法をお探しの場合は、ご自身の状況に照らし合わせながら見つけ方をチェックしてみましょう。
『鍵を紛失して玄関のドアが開けられない』トラブルが起きたときは、多くの人は慌ててしまってふだん通りに行動できないことも十分にありえます。
そのため、あせってすぐに鍵屋に連絡する人も少なくないですが、その前にまずはその場で身の回りを確認してみましょう。
『鍵をなくしたので開けてほしい・交換してほしい』という依頼を受けた後に、『やっぱり見つかったからキャンセルしたい』という連絡が来るのは鍵屋ではよくあることです。
キャンセルの連絡をする手間を省くためにも、まずは一旦落ち着いて持ち物を調べてみましょう。
鍵を紛失したときに最初にやったほうがよいのは、『身の回り品をチェックする』ことです。
鍵をなくしたと思った場合でも、実は『いつもとは違う場所に入れていた』という可能性も考えられるので、まずは身の回り品を念入りに調べてみることをおすすめします。
『こんな場所にあるはずない』と思うような場所にうっかりしまっていたというケースもよく聞きますので、先入観を持たずにいろいろな場所を探してみましょう。
車で外出した場合は、車の中に落としたり置き忘れている可能性も考えられます。
鍵のような小物を探すときは、たとえば下記のような場所を中心にチェックしてみましょう。
また、車を降りたときに落としているケースもあるので、車の下や自宅駐車場の付近なども探してみましょう。
『身の回り品を全部チェックしたけれど見つからなかった』ときは、次の段階に進んでチェックをしてみましょう。
心当たりのある場所に戻って探してみたり、訪れた施設に電話して問い合わせることも、鍵が見つかる確率を上げるのに効果的です。
外出したときに立ち寄った場所で家の鍵を取り出すことはあまりありませんが、財布などカバンから持ち物を出すときにうっかり落としてしまっている可能性があります。
外出先から帰ってきたときに鍵がないことに気づいた場合は、『その日1日の行動を思い出しながら、訪れた場所を探してみる』と、比較的鍵が見つかりやすくなると思います。
ショッピングモールなどの施設で鍵を紛失した可能性があるときは、施設の『忘れ物センター』など紛失物を一時預かり・管理している場所に問い合わせましょう。
注意点ですが、紛失物を取り扱う場所の名前は施設によって異なる場合があります。
問い合わせ先に忘れ物センターがないときは、『サービスセンター』『防災センター』などの窓口を探してみるといいでしょう。
外出に電車やバスなどの公共交通機関やタクシーなどを利用した場合は、移動時にICカードなどを出すときに鍵を落としてしまった可能性も考えられます。
このような交通機関で見つかった落とし物・忘れ物は一定期間であれば預かって保管されるので、早めに問い合わせて確認してみることをおすすめいたします。
各交通機関への問い合わせ方法は、下記を参考にしてみてください。
交通機関 | 料金相場 |
---|---|
電車・地下鉄 | 最寄りの駅に直接または電話などで問い合わせる |
バス | 利用したバス会社に電話などで問い合わせる |
タクシー | 利用したタクシー会社に電話などで問い合わせる。 レシートをもらっているときは、レシートに記載されている車番を伝えるとスムーズ |
交通機関への落とし物・忘れ物は非常に多いので、専用の問い合わせフォームを設置しているところも多いです。
営業時間や電話の受付時間に関係なく、インターネットでいつでも問い合わせることができるので、問い合わせフォームがあるときはフォームから連絡を送るといいでしょう。
身の回りやその日の外出先などを確認しても鍵が見つからない場合は、最寄りの交番や警察署に『遺失物届』を提出することをおすすめいたします。
遺失物届を提出している場合、交番に届いた忘れ物が手元に戻ってきやすくなるので、紛失した鍵が見つかる確率も上げる結果につながります。
遺失物届は鍵を紛失した当日ではなくても提出できるので、場合によっては『先に鍵開けを行う』などの対応を行っても問題ありません。
遺失物届を提出するときは、最寄りの交番や警察署に行って『鍵を紛失したので遺失物届を提出したい』旨を伝えて用紙をもらい、記入・提出するのが一般的です。
遺失物届は警察署のホームページからダウンロードできるので、あらかじめ印刷して記入したものを持っていくこともできます。また、地域によっては、電話での届出を受け付けているところもあります。
遺失物届での主な記入事項は、下記のとおりです。
届けられた落とし物に遺失物届に書かれた特徴と一致するものがあれば、届出に書いた連絡先に連絡が入るので、鍵の特徴はなるべく詳しく書いておくといいでしょう。
警察に届けられた落とし物の情報は『拾得物情報』として警察署のサイトに掲載されます。
紛失した鍵が、すでに誰かに拾われて警察に届けられていた場合は、管轄の警察署のサイトで拾得物情報(落とした日時や物品の種類などで絞り込めます)を探してみるとヒットする可能性があります。
自分のものかもしれない拾得物を見つけたときは、リストの『問い合わせ番号』を控えて『問い合わせ先』に連絡をしてみましょう。
鍵を探したり外出先に問い合わせてみても鍵が見つからなかった場合は『自分の鍵を使う』以外の方法で鍵を開けることが必要になります。
鍵を紛失した状態で鍵を開けるときの手順は、家族構成や賃貸かどうかなどの状況によっても変わってくるので、これからご紹介する対処法を参考にしてみてください。
紛失した鍵が見つからなくて玄関ドアを開けられない場合、一緒に住んでいる家族がいれば『連絡して鍵を開けに来てもらう』などで対応ができます。
しかし、一人暮らしや家族が外出中などで鍵を開けられそうにないときは、鍵の業者に連絡して鍵開けを依頼することをおすすめいたします。
また、鍵の種類によっては『鍵穴からスペアキーを作成する』ことができる場合もあるので、現地見積もりで確認してもらうといいでしょう。
鍵開け・鍵作成の料金は鍵の種類や夜間料金かどうかなどで異なるので、費用が気になるときはまず見積もりで料金を調べることが大切です。
車やバイクの鍵を紛失してスペアキーもない場合は、ディーラーか鍵屋に連絡して鍵の取り寄せやスペアキーの作成を依頼することで新しい鍵を入手できます。
『急いでいるから、多少お金がかかっても早く鍵がほしい』ときは、出張対応ができる鍵屋に依頼することをおすすめします。
ただし、イモビライザーキーなど特殊な鍵は対応が難しいことがあるため、連絡時に確認しておきましょう。
鍵の取り寄せをディーラーに依頼した場合、鍵が手元に届くまでに1~3週間程度かかる場合があります。
外出先で鍵を紛失したときは車庫まで車を移動させる必要があるので、JAFなどに連絡してレッカー移動を依頼しましょう。
レッカー料金は保険が適用される可能性があるので、自動車保険に加入しているときは確認してみることをおすすめいたします。
マンションなど賃貸住宅の鍵を紛失した場合は、まず大家さんや管理会社に報告を行う必要があります。
貸主に無断で鍵開けや交換をすると契約違反などのトラブルになるおそれがあるので、必ず連絡を入れておきましょう。また、管理会社によっては鍵屋を手配してくれる場合もあります。
鍵の紛失は基本的に入居者側の過失となるため、鍵開けや交換の費用は自己負担となる可能性が高いので注意が必要です。
鍵を紛失した場合、『悪意がある人に拾われて悪用されないか心配』と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、『鍵だけを落とした』場合は悪用の可能性は低いでしょう。
これは『鍵だけではどこの家のものかがわからない』ことが理由です。しかし、鍵といっしょに免許証など『住所がわかるもの』を落としたり、家の近くで落としてしまったときは防犯面が心配という方も多いと思います。
このようなときは、拾った鍵が使えないように鍵を交換しておくと安心です。
鍵の交換は業者に依頼する方法もありますが、交換用の鍵と簡単な工具があれば自分で交換することもできます。
>>>玄関鍵交換の費用・料金相場はいくら?自分でできる取り替え方法も
SNSは情報の拡散力があるため、情報提供の募集などを行うときに有効な面もありますが、『鍵を紛失した情報をSNSに投稿する』のは危険なのでやめましょう。
紛失した鍵を拾った悪意ある人が書き込みを見つけた場合、ふだんの投稿から行動範囲などを特定されて鍵を悪用されるおそれがあります。
同様に、『拾った鍵の写真をSNSにアップする』などの行為も鍵の持ち主にとって不利益になる可能性があるので、誰かの鍵を拾った場合も速やかに交番などに届け出るようにしましょう。
『鍵を紛失して鍵を開けられない』『鍵を紛失して防犯面が心配』などの場合は、鍵の業者に鍵開けや鍵交換を依頼する方法があります。
しかし、業者に作業を依頼するときは費用がいくらかかるのかが気になると思います。
そこでここからは、鍵開け・鍵交換を業者に依頼した場合の費用についてご紹介いたします。
鍵開け・鍵交換を業者に依頼した場合の費用は、鍵の種類など作業内容によって異なります。
正確な料金を知りたいときは現地見積もりをするのがおすすめですが、見積もりを行う場合は最低3社に連絡して見積内容を比較すると大体の相場がわかるので安心です。
ここでは費用をイメージしやすいように、生活救急車で鍵開け・鍵交換を行った場合の料金事例をご紹介いたします。
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
紛失した鍵が見つかった、見つからなかったので新しい鍵にした、いずれの場合でも、手元にある鍵はこれ以上なくさないように管理すると安心です。
『なくさないよう気を付ける』という心がけをすることも大切ですが、それだけでは不安という人もいるかもしれません。
そんなときは、鍵紛失の防止効果が期待できる対策グッズを試してみてはいかがでしょうか。ここでは、鍵の紛失対策のやり方をご紹介したいと思います。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
鍵にGPSタグをつけてスマートフォンと接続させておくと、紛失したときにスマートフォンの専用アプリで位置を確認することができます。
また、接続した状態で鍵と距離をとると警告音で通知する機能がついているものもあります。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
GPSの設定やアプリの操作が面倒なときは、鍵に『鈴が付いているキーホルダーをつけておく』方法もあります。
シンプルな対策ですが、落としたときにすぐに気づくことができるのである程度の紛失防止効果が期待できます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
鍵を使わずに解錠できる『キーレス錠』を使えば鍵を持ち歩く必要がなくなるので、鍵紛失のリスクを下げるのに効果的です。
最近では家庭用の玄関にも設置できるキーレス錠が増えているので、『鍵をなくしやすい』といった場合はキーレス錠への交換も検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、鍵を紛失したときに見つかる確率を上げる方法についてご紹介させていただきました。
鍵を紛失したときは『周囲を探す』『訪れた場所に問い合わせる』『遺失物届を提出する』などを実践すると比較的見つかりやすくなります。
鍵をなくしてしまうと思わぬトラブルであせってしまうかもしれませんが、なるべく落ち着いて、できることを1つずつやってみましょう。
鍵が無事に見つかったら、再びなくさないように紛失対策をしておくと、より安心できると思います。