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説明 シロアリの予防方法を探していませんか?シロアリの被害に遭わないためにも定期的なメンテナンスや予防を行っておくと安心です。そこで今回は、シロアリ予防に効果的な方法をご紹介します。
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シロアリの予防方法を探していませんか?
家を建ててから何年も経つと心配になってくるのがシロアリの発生です。シロアリは家の建材を食べてしまうため劣化を早め、放置していると家全体に広がってしまっていたということもあります。
このようなシロアリの被害に遭わないためにも、定期的なメンテナンスや予防を行っておくと安心です。
そこで今回は、シロアリ予防に効果的な方法をご紹介します。
シロアリを予防するときに、むやみやたらに行っても効果が出ないこともあります。まずはシロアリが発生しやすい場所や環境・時期など、基本的な生態について知っておくことがおすすめです。
ここでは、シロアリの生態についてご紹介します。
シロアリは普段巣の中で活動していますが、特定の時期になると『羽アリ』となって巣から飛び出してきます。この羽アリが敷地内・家の建材に飛来してくることが、シロアリが建物に発生する原因です。
日本に生息するシロアリは主に3種類で、それぞれ羽アリとなる時期が異なります。
【種類と発生時期】
種類 | 発生時期 |
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ヤマトシロアリ | 4月~5月 |
イエシロアリ | 6月~7月 |
アメリカカンザイシロアリ | 7月~10月 |
このように気温が上がる4月ごろから羽アリの飛来が始まるため、できるだけ予防は春までに行っておくといいといわれています。
しかしあくまで春までに行っておくことが『理想』であって、予防作業自体は1年中行うことができるので気付いたときに行っておきましょう。
シロアリは特定の時期に限らず、1年を通して発生しているという特徴があります。女王アリが常に産卵を繰り返しているため、巣に一定数は必ずアリがいるようになっています。
基本的に暖かい時期に活発に動き回り、寒い時期になると『休止』しますが、冬でも気温が高い日にはエサや水を求めて動き出すため、時期問わず被害が広がる可能性が十分にあります。
シロアリが繁殖してしまうとどんどん被害が広がってしまうため、できるだけ予防を行っておくことが大切です。
シロアリが発生しやすい環境には、下記のポイントがあります。
シロアリは光や乾燥した場所が苦手なため、上記のような湿度が高く暗い場所に巣をつくる傾向があります。しかしシロアリの種類によって巣の作り方や場所などが異なるため、知っておくとより効果的に対策を行うことが可能です。
【種類別の発生環境】
種類 | 発生環境 |
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ヤマトシロアリ |
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イエシロアリ |
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アメリカカンザイシロアリ |
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シロアリの種類によっては、乾燥している場所でも活動することができる場合もあります。
シロアリが発生しやすい場所を知っておくと効果的に予防を行うことができるので、あらかじめ確認しておきましょう。
【シロアリが発生しやすい場所】
場所 | |
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屋内 |
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屋外 |
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シロアリは『セルロース』という栄養分を含んだ物を食べる傾向にあります。木材を好んで食べるイメージが強いですが、ほかにも畳や段ボール、プラスチックやコンクリートなども被害に遭う可能性があるので注意しましょう。
『鉄筋コンクリートだからシロアリ被害とは無縁』というわけではないため、どんな建物でも予防を行っておくと安心です。
シロアリの予防は業者に依頼することで、より本格的な対策を行うことができます。業者の行う予防方法にも種類があり、それぞれメリットやデメリットもあるため知っておくと決めやすいと思います。
そこでここでは、シロアリ予防を業者に依頼した場合の方法をご紹介します。
バリア工法は住宅の床下などのシロアリが発生しやすい場所に、液状の薬剤を散布する方法です。このバリア工法のメリットとデメリットは下記の表を確認してください。
【バリア工法のメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
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種類 | 施工方法 |
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帯状散布 | 基礎の内側の土壌に向けて散布する方法 |
面状散布 | 土壌全体に向けてまんべんなく散布する方法 |
加圧注入 | 高圧噴霧器などを用いて土壌の中へ注入する方法 |
【木部処理の施工方法】
種類 | 施工方法 |
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穿孔処理 | 木材に穴をあけて薬剤を注入する方法。内部への対策に効果的。 |
吹付処理 | ノズルで薬剤を吹き付ける方法。表面の対策に効果的。 |
穿孔吹付処理 |
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塗布処理 | 刷毛などで薬剤を塗る方法。薬剤を周囲にまき散らすことを防ぐことができる。 |
ベイト工法は建物の周辺にステーションと呼ばれるベイト剤(毒を含んだエサ)を埋め込み、シロアリの巣ごと根絶させる方法です。
ベイト工法のメリットとデメリットは、下記の表を確認してください。
【ベイト工法のメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
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毒が入っていると聞くと危険なのではと心配になる方もいらっしゃりますが、シロアリのベイト剤は脱皮阻害剤のため『脱皮を行う生き物にのみ』害となるものです。
そのため、人やペットなどに健康的な被害を与えることがない点がメリットとして挙げられます。
一方で根本的に巣を壊滅させる効果が期待できますが、効果が出るまでに1~3ヵ月の時間が必要なうえに定期的な点検が必要なため、費用が高額になるといったデメリットもあります。
ただベイト工法は、市販のグッズを使用して簡易的な対策を自分で行うこともできるため、取り入れてみてもいいでしょう。
市販グッズを使った対策は、下記の項目で詳しくご紹介しているのでご覧ください。
ベイト工法はシロアリの特性を活かした施工方法です。シロアリはエサを巣に持ち帰り、仲間に分け与えるという習性があります。
ベイト剤を設置しておくことで毒入りのエサを巣に持ち帰らせ、巣の中で広めることによって巣全体を死滅させることが目的です。
ベイト工法は、主に下記の手順で行われます。
シロアリ予防に用いられる薬剤の効果は一般的に5年程度といわれています。設置環境によっては短くなる可能性もあるため、3~5年を目安に定期的なメンテナンスを行うことがおすすめです。
ただしシロアリ予防にかかる費用は高額なため、定期的に行うのは難しいという方もいらっしゃると思います。
このような場合は、メンテナンスではなく点検のみという選択肢もあります。点検だけなら予防作業に比べてコストダウンすることが可能です。
シロアリが発生すると駆除費用以外に家の修理費用もかかってしまうこともあるため、できるだけ対策を事前に行っておくと安心です。
最近では新築の建物に初めからシロアリの予防を行っていることも増えていますが、耐用年数は先ほどもご紹介した通り5年程度です。築年数が5年を経過したタイミングを目安に、点検やメンテナンスを行っておくことをおすすめします。
また、新築時にシロアリ対策を行っていないときは、できるだけ早めに予防をしておくと安心です。
最近の住宅は床暖房や断熱材などによって床下が暖かく保たれているため、シロアリが発生しやすいという特徴があります。
新築でもシロアリが発生するケースはよくあるため、対策を行っておくようにしましょう。
シロアリの予防を業者に依頼するときに確認したいのが、『アフターサービス』や『保証』の有無です。
シロアリは完全に防ぐことが難しく、防いでいても発生してしまうことがあります。そのため、ほとんどのシロアリ業者は5年程度の保証期間を定めていることが多いです。
定期的な点検や、シロアリが発生した場合に無償(もしくは割引価格)で防除作業を行ってもらえることがあります。
業者によって保証の有無や期間、条件が異なるため、依頼する際に確認しておくといいと思います。
シロアリの予防を業者に依頼すると高額になることも多いと聞くから、自分で対策がしたいという方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、シロアリの予防をDIYで行う方法をご紹介します。
シロアリの対策で簡単に行えるのが、シロアリが好む環境をできる限り作らないようにする方法です。先ほども説明したようにシロアリは湿度が高く暗い、エサが豊富な場所に発生しやすいという特徴があります。
このような環境を作らないためにも、下記のポイントを参考に対策を行ってみてください。
木材や段ボールなどはシロアリのエサになります。特に大きなものを置いていると日が当たりにくくなって湿り、シロアリが好む湿度が高くて暗い場所ができ、シロアリが発生する原因になります。建物周辺には、必要なもの以外置かないようにしましょう。
また、定期的に換気を行って室内に湿気をため込まないようにすることも大切です。紙や木材を放置していると、たとえ室内でもシロアリのエサとなることがあるので注意しましょう。
このような日々の積み重ねでもシロアリを防ぐことにつながります。シロアリ好む環境を作らないように注意しておきましょう。
建物に雨漏りや水漏れなどのトラブルを放置していると、木材が湿ってもろくなりシロアリのエサや住み家になります。
建物の建材がシロアリ被害に遭うと、雨漏りや水漏れの修理費用+シロアリ駆除費用+建物の修繕費が必要になり、高額となってしまうので注意が必要です。
雨漏りや水漏れなど建物のトラブルが起こった場合は、できるだけ早めに修理を行うことをおすすめします。
業者に依頼すると高額になってしまうベイト工法も、市販のグッズを使って自分で行うことでコストを抑えることができます。ただ業者の施工同様にベイト工法は効果が出るまで時間がかかるため、根気よく行うことが大切です。
ここでは、市販のベイト剤を設置する方法をご紹介します。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
シロアリの予防を業者に依頼するときに気になるのが、『費用がどのくらいかかるのか』だと思います。
用いる方法や広さによって費用が異なるため、正確な料金については現地での見積をご確認いただく必要がありますが、大体の費用でもいいから知りたいという方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、シロアリの予防を業者に依頼した時の費用相場をご紹介します。
ここでは、生活救急車で実際に対応したシロアリ予防作業の費用事例をご紹介します。
※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
シロアリが出てきてしまったので見に来てほしいとのご相談をいただきました。ご相談の結果、シロアリ対策として穿孔処理、隙間・穴埋め、薬剤散布作業を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
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害虫対策工事 一式 | 88,000円 |
合計 | 88,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
羽アリがたくさん出るようになったとのご相談をいただきました。現場を拝見し、床下への薬剤散布、お風呂場と柱に穿孔処理を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
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シロアリ対策工事 24坪 | 105,600円 |
合計 | 105,600円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
シロアリを確認したうえで駆除してほしいとのご依頼をいただきました。現場を拝見し、床下・外周に薬剤散布し、穿孔処理を行い、床下の防腐・防カビ処理を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
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シロアリ対策工事 ~20坪 | 143,000円 |
防腐・防カビ処理 ~20坪 | 33,000円 |
合計 | 176,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、シロアリ予防に効果的な方法をご紹介しました。
シロアリは4月ごろから活動が活発になるため、春までに予防を行っておくことがおすすめです。
コストを抑えつつ対策したいときは、自分でシロアリが好まない環境を作っておくようにしましょう。
シロアリ予防は業者に依頼することで本格的に行うことができますが、施工方法によってデメリットもあるため確認しておくと安心です。
生活救急車でもシロアリ予防や駆除作業を承っております。シロアリにお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。