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説明 ドアクローザーを自分で交換する方法を探していませんか?できるだけコストを抑えつつ交換したいという方は、自分で交換することがおすすめです。そこで今回は、ドアクローザーを自分で交換する方法をご紹介します。
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ドアクローザーを自分で交換する方法を探していませんか?
寿命を迎えたドアクローザーは異音や油漏れなどさまざまなトラブルが起こり始めるため、交換を考える方もいらっしゃると思います。
できるだけコストを抑えつつ交換したいという方は、自分で交換することがおすすめです。
そこで今回は、ドアクローザーを自分で交換する方法をご紹介します。
ドアクローザーは主に2種類あるため、交換する前にどちらを取り付けるのか確認しておくようにしましょう。
ここでは、ドアクローザーの種類と特徴についてご紹介します。
ドアクローザーの種類は『スタンダード型』と『パラレル型』の主に2種類があります。それぞれ下記のポイントで見分けることができます。
【ドアクローザーの見分け方】
スタンダード型 | パラレル型 | |
---|---|---|
設置位置 | ドアが開く方と同じ |
ドアが開く方と逆 |
アームの向き (ドアを閉めたとき) |
ドアとアームが垂直 |
ドアとアームが平行 |
種類によって取り付ける位置が異なるため、事前に確認してから新しいドアクローザーを購入することがおすすめです。
万が一今はスタンダード型だけど次はパラレル型を取付けたいというときは、新たに取付穴をあける必要があります。この場合取付穴を自分で開ける作業から必要になるので、DIY初心者では少し難易度が高いかもしれません。
作業に自信がないという方は、既存の取付穴を使った作業を行う方が失敗しにくいのでおすすめです。
築年数の古い建物でよく使われているのが『スタンダード型』のドアクローザーです。スタンダード型はドアの開く方に取付けられています。
基本的に室外に設置されることが多いため、風によって飛んできたホコリや砂が付着することによって汚れやすく劣化が早いといったデメリットがあります。
またスタンダード型のアームはドアに対して垂直になっているため、ドアから90度の位置に障害物があると取付ができなかったり、障害物がなくてもアームの影響によってドアを目いっぱい開くことができない仕様になっています。
最近の主流になっているのが『パラレル型』のドアクローザーです。ドアの開く方と逆側に設置します。
基本的に室内に取り付けることが多いため環境による影響を受けにくく、スタンダード型よりは汚れが付きにくいといったメリットがあります。
ただし、室内にドアクローザーが来るので人によっては景観が気になることがあるかもしれません。
スタンダード型と異なり、ドアから90度の位置に障害物があっても取り付けることが可能です。
ドアクローザーは、一般的に15~20年程度で寿命が来るといわれています。ドアクローザーの調子が悪くなってくるとドアが勢いよく閉まったりして思わぬ事故の原因になる可能性もあるため、できるだけ早めに交換することがおすすめです。
とはいってもトラブルの症状によっては交換ではなく、修理で改善できることもあります。
そこでここでは、ドアクローザーの起こりがちなトラブルについてご紹介します。
ドアクローザーは油圧によってドアの閉まる速度を調節しています。そのためドアクローザーの中にはオイルが入っていますが、このオイルが漏れ出したときは寿命が来ているので交換を行いましょう。
ドアクローザーから黄色っぽい液体が垂れていたら油が漏れている証拠です。この場合は修理では改善できないため、新しいものに交換する必要があります。
油漏れを放置していると、ドアが勢いよく閉まったりする原因になります。怪我をする前に交換することをおすすめします。
ドアクローザーから異音がするときは主に下記の2つの原因が考えられます。
これらのトラブルが起こると、ドアクローザーから『バキッ』『ギー』といった異音がすることがあります。
この場合はドアクローザーの交換ではなく修理で改善できることもあるので、この後ご紹介している修理方法を試してみてはいかがでしょうか。
ドアの閉まる速度が早い・遅いといった場合は、それぞれ下記の原因が考えられます。
ドアの速度 | 原因 |
---|---|
ドアが閉まるのが速い |
|
ドアが閉まるのが遅い |
|
ドアの閉まる速度については、自分で調節することができます。上手くできていないとドアが勢いよく閉まったり、なかなか閉まらなくなるといったトラブルが起こります。この場合は基本的に速度を調節することで解決できます。
また季節の温度変化によって油の粘性が変化すると、ドアの速度が変わることがあります。ただし最近のドアクローザーでは改良されているため、気になる場合は新しいものに交換を検討してみてはいかがでしょうか。
ドアクローザーに不具合が起こって交換や修理が必要になったとき、『取り外したままでも大丈夫かな?』『そのままでもいいかな?』と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、ドアクローザーの必要性と取り付けるメリットをご紹介します。
ドアクローザーは、人によって開けられたドアを自動で閉めることができる装置です。ドアクローザーを設置しておくことでドアが閉まる速度がゆっくりになり、『バタン!』と大きな音が鳴るのを防いだり、急に閉まることで起こりうるケガを防ぐ効果があります。
また、製品によっては下記のような便利機能が付いている場合もあります。
【ドアクローザー便利機能】
性能 | 特徴 |
---|---|
速度調節機能 | ドアの閉まる速度を調節できる。 |
バックチェック機能 | ドアが75~80°程度開いた状態で強風が吹いた場合などに、急にドアが開くのを防ぐ。 |
ラッチング機能 | ドアが完全に閉じる手前で速度を上げ、ドアが半開きになるのを防ぐ。 |
ストップ機能 | ドアを開いたまま固定する |
特に玄関などの重い扉は危険な事故を起こしたり、ドア枠に負担がかかって寿命が短くなることもあるので設置しておくことがおすすめです。
ドアクローザーに不具合が起こったとき、交換ではなく修理で解決することができる場合があります。手順に沿って行えばDIYも可能なので挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここでは、ドアクローザーの修理方法をご紹介します。
ドアクローザーの速度調節は簡単に行うことができます。ただし高所の作業になるので、ケガには十分気を付けて行いましょう。
製品によって速度調節弁の数が異なるため、取扱説明書をよく確認してから行うと失敗しにくいのでおすすめです。
一般的なドアクローザーの速度調節弁の数は1~3個で、複数ネジが付いている場合は横の刻印を見ることでどこの範囲の調節を行えるかがわかります。
※詳細は使用しているドアクローザーの取扱説明書をご覧ください。
速度調節を行うとき、ネジの回しすぎには十分注意しましょう。回しすぎると徐々にネジが浮き始めて取れてしまうことがあります。ネジが取れるとそこから油が漏れてきてしまい、故障の原因となります。
また、ネジは少し回しただけでも十分変化を得ることができます。回しすぎると遅くなりすぎたり、速くなりすぎたりするので少し回したらドアを操作して速度を確認しながら行いましょう。
ドアクローザーを固定しているネジが緩んでいると、異音の原因となることがあります。ネジが緩んでいそうなときは締めなおしましょう。
注意点としては、固定ネジと速度調節ネジを間違えないようにすることです。速度調節ネジは回しすぎると外れてしまい、油漏れ・故障の原因となります。ネジの位置はしっかり確認しましょう。
また、ネジを紛失してしまった場合はホームセンターやネットショップで『丸皿小ねじ』を購入して締めなおすことができます。
ドアクローザーのアーム部分にはグリスがもともと塗ってありますが、長年使用することで劣化して異音の原因になることがあります。この場合は『アームの回転軸』にグリスを塗り直すことで改善することが可能です。グリスはホームセンターやネットショップなどで購入することができます。
ただし防さび効果のある潤滑剤やシリコンスプレーなどを使用した場合、もともとアームに塗ってあるグリスが落ちてしまい、症状が悪化する可能性があります。
購入の際は必ず『グリス』を選ぶようにしましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ドアクローザーから油が漏れていたり、破損しているときは交換する必要があります。交換はDIYでも行うことができますが、高所での作業となるため十分に注意して行いましょう。
ここでは、新しいドアクローザーに交換する方法をご紹介します。
ドアクローザーを交換するためには新しい部品を選ぶ必要があります。部品選びに自信がないという方は、下記のポイントを参考に探してみてください。
新しいドアクローザーを選ぶときに一番簡単なのは、既存のドアクローザーと全く同じメーカー・型番の物を選ぶ方法です。
取付穴の距離を測ったり、細かい固定方法などを確認しなくて済む上に確実に取り付けることができます。
ブラケットの取付位置や穴の数は種類によって異なります。間違えると取付穴を新たに開け直す必要があるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
【ブラケットの取り付け位置一覧】
ブラケットの固定位置 | ブラケットの種類 |
---|---|
ドア枠の下面に固定 |
|
ドア枠の側面に固定 | ・L型ブラケット |
どのブラケットでも穴の数は、基本的に3つ穴と4つ穴の2種類があります。ブラケットの種類を確認したら、穴の数も一緒にチェックしてから購入しましょう。
ここでは、ドアクローザーの交換方法をご紹介します。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
既存の取付穴とサイズが合わないときは、自分で穴あけ作業から行う必要があります。穴の位置がずれると取付板を設置する段階で失敗してしまうことがあるため、DIYで行うときは慎重に行いましょう。
また、ドアの素材によっては難易度が高くなることもあります。自信がないときは業者に依頼する方が余計な穴をあけずに済むのでおすすめです。
自分で行うときは下記の方法を参考に行ってみてください。
ドアクローザーの交換は自分で行うこともできますが、高所の作業が不安・部品の選び方がわからないといった場合は、業者に依頼するのがおすすめです。
しかし業者に依頼したらどのくらいの費用がかかるのか、事前に知っておきたいという方もいらっしゃると思います。
作業内容によって料金が異なるため、正確な料金は現地調査を行ってからのみお出しすることができますが、大体の料金でいいから知りたいという方はここでご紹介する費用事例を参考にしてみてください。
ここでは、生活救急車で実際に対応したドアクローザーの修理・交換作業の費用事例をご紹介します。
※作業当時の料金のため、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
玄関ドアクローザーの油漏れによる交換のご依頼でした。MIWA製がついており廃盤製品のためRYOBIに交換させていただきました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ドアクローザー交換 | 16,500円 |
RYOBI 部品代 | 18,700円 |
合計 | 35,200円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
ドアクローザーから油がポタポタ落ちており、扉が勢いよく閉まる状態になっているとのご相談をいただきました。経年劣化による使用期限切れで交換サインの油漏れと勢いよく閉まる症状が起こっていました。既存のドアクローザーは廃盤商品のため別メーカーの製品に交換致しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関 ドアクローザー交換 | 16,500円 |
RYOBI 部品代 | 25,300円 |
合計 | 41,800円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
玄関ドアクローザーの経年劣化により誤作動を起こし、扉が勢いよく閉まる状態とのご相談をいただきました。20年以上使用のため、枠のカバーを外して加工とアジャスター部のかさ増しを行い、交換しました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
玄関のドアクローザー交換 | 16,500円 |
交換に伴う加工 軽作業 | 8,800円 |
RYOBI 部品代 | 25,300円 |
合計 | 50,600円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、ドアクローザーを自分で交換する方法をご紹介しました。
ドアクローザーのトラブルは原因によっては交換せずに解決することもできるため、まずは原因の特定から行うことをおすすめします。
万が一油漏れが起こっていた場合は修理では改善できないため交換を行いましょう。交換作業はDIYでも可能ですが、不安なときは業者に依頼すると安心です。
生活救急車でも、ドアクローザーの修理・交換作業を承っております。お困りの際はお気軽にご相談ください。