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玄関ドアが閉まりにくいときの対処法一覧

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玄関ドアが閉まりにくいときの対処法一覧

説明 玄関ドアが閉まりにくくて困っていませんか?原因を特定できれば、自分で修理を行うこともできます。そこで今回は、玄関ドアが閉まりにくい時の対処法をご紹介します。

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玄関ドアが閉まりにくくて困っていませんか?

ドアが閉まりにくいといっても、蝶番、ドアクローザー、ドア枠そのものなど原因によって対処方法が異なります。

しかし、原因を特定できれば、自分で修理を行うこともできます。

そこで今回は、玄関ドアが閉まりにくい時の対処法をご紹介します。



玄関のドアが閉まりにくい原因

玄関のドアは毎日何十回も開閉するため、負担がかかってしまいます。閉まりにくくなってしまう原因は、いくつか考えられるためご紹介します。


ラッチの滑りが悪い

ドアの横側にはラッチと呼ばれる金具がついており、このラッチがドア枠についているストライクという金具に入ることで、ドアが閉まるようになっています。

ドアノブを操作することでドアを開け、手を離すと自動的にラッチが元に戻り閉まる仕組みです。

この動作を繰り返すことでラッチが劣化し、滑りが悪くなってしまい、ドアが閉まりにくくなってしまいます。


ドアクローザーの調整不良

現在では、ほとんどのドアに設置されているのが、「ドアクローザー」です。これは、ドアがゆっくり閉まるようにする部品です。

ドアクローザーは油圧で動いているため、気温で硬さが変化することでドアが閉まりにくく感じることがあります。しかしこれは、自然な現象のため修理の必要はありません。

冬は油が硬くなり閉まりにくくなり、逆に夏はゆるくなるため勢いよくドアが閉まることがあります。

また、ドアクローザーは、スピード調整をすることができます。この調整がきちんとできておらず、遅くなってしまっていることも考えられます。


蝶番のネジの緩み

蝶番とは、ドアとドア枠をつなぐ役割をしている部品です。ドアを開閉するときの軸となっていて、これが緩むことでドアが閉まりにくくなることがあります。

毎日何十回も開け閉めをすることでネジの緩みが生じ、閉まりが悪くなるだけでなく、ドアがガタガタすることもあります。


ドア枠が歪んでいる

ドア枠はドアの開閉を繰り返すことで、歪みが生じることがあります。ドア枠の歪みは


  • ・枠の1部分が外れている場合
  • ・枠が歪んだ状態で取り付けられている場合
  • ・家自体が歪んでいる場合

が考えられます。このように歪みが起こると、ドアが閉まりにくくなったり、ドアが床に擦ってしまうようになります。


原因箇所の特定方法

ドアが閉まりにくい原因はいくつかあるため、どこに異常が発生しているのか特定する必要があります。以下の手順で行いましょう。


  • 1.蝶番のネジが緩んでいないかを確認する。
  • →緩んでいる場合は蝶番が原因
  • 2.ラッチを指で押し込んだり離したりしてスムーズに動くか確認する。
  • 3.ラッチにテープを貼り、押し込んだ状態で固定する。ドアを閉めてきちんと閉まるか確認する。
  • →閉まらないときはドアのゆがみが原因
  • →閉まったときはラッチが原因

玄関のドアが閉まりにくい時の修理方法

原因が特定できたら、以下の方法で改善することができます。


ラッチの滑りをよくする

ラッチの動きが悪いときは、シリンダー(鍵)専用の潤滑剤を使うことで改善することがあります。

ただし、注意して欲しいのですが「シリンダー専用ではない潤滑剤を使う」と、錠前(レバーやシリンダーと連動する部品が入った本体のこと)の中で油が固まり、部品の破損に繋がります。

ホームセンターやネットショップで潤滑剤を買うときは、シリンダー専用品かどうかを確認するようにしましょう。


※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。


ドアクローザーを調整する

ドアクローザーにはスピード調節ネジがついているため、これを回すことで調節できます。少しのネジの回転で、ドアが勢いよく閉まるようになってしまうこともあるため、慎重に様子を見ながら行いましょう。

一気に1回転させると故障の原因になります。45度を目安に少しずつ回す→スピード確認を繰り返すことがコツです。




蝶番のネジを調節する

蝶番のネジが緩んでいるようなら、プラスドライバーを使ってネジを閉めましょう。

しかし最近は、ネジでドアの位置を調節できるタイプの蝶番が使われていることがあります。蝶番のネジの締め方によって、ドアの位置をドア枠に対して上下・左右・前後に調節が可能です。

ただし、蝶番の種類や状態によってはネジの調整だけでは不具合が改善しないことがあります。そういった場合は、修理業者に依頼しましょう。


修理を業者に依頼する

上記の方法を行っても改善されないときや、作業を行うことに自信がない時は業者に依頼して修理・交換を行いましょう。

玄関は特に、防犯などのため構造が複雑な可能性もあります。なかなか改善されないときは、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。

修理の料金や対応内容については業者によって異なるので、できれば3社以上に相見積もりを依頼して比較すると安心です。


玄関ドアの寿命を伸ばすためにできること

玄関のドアの寿命は素材によって異なりますが、一般的に15~25年程です。しかし毎日の使い方によっては、壊れやすくなってしまいます。

できる限り長く使うために、以下の予防法を行っておきましょう。


定期的にドアの動きをチェックする

ドアは毎日使っているため、何かトラブルが起こっている時は気が付きやすいと思います。何か異変を感じた時は、放置せずにすぐに確認するようにしましょう。

不具合が起こったまま使い続けてしまうと、さらに調子が悪くなってしまったり、けがをしてしまうこともあり、危険です。

軽い不具合なら自分で対処することができますが、完全に故障してしまうと業者に依頼して修理・交換を行なわなければいけません。

定期的にドアの動きをチェックし、早めの対策を心がけましょう。


乱暴に扱わないようにする

ドアを勢いよく開閉したり、無理に引っ張ったりすると破損の原因になります。最後までドアノブを手から離さず、やさしく開閉することを心がけましょう。


玄関ドアが閉まりにくいときの対処法一覧まとめ

今回は、玄関ドアが閉まりにくい時の対処法をご紹介しました。

玄関のドアが閉まりにくくなってしまう原因は、主に部品の劣化やネジの緩みです。基本的に原因が1か所だけで特定できている場合は、自分で対処することができます。

しかし、対処法を行っても改善されないときや原因が分からない時は、むやみに修理をしようとすると、余計に悪くなってしまうこともあります。

自分ではどうしようもないときは、専門の業者に依頼するようにしましょう。

生活救急車でも玄関ドアや鍵の修理を行っております。お困りの方はお気軽にお問い合わせください。


生活救急車 編集部
生活救急車 編集部
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