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給湯器の仕組みについて~ガス・電気・石油・マンションの各種構造と…

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給湯器の仕組みについて~ガス・電気・石油・マンションの各種構造とは~

説明 給湯器の仕組みや構造についてご存知ですか?毎日給湯器を使っていても、お湯が出る仕組みについてはあまり考えたことがない人も多いかもしれません。しかし、給湯器の仕組みを知っておくと修理や交換の流れをスムーズにできる、などのメリットがあります。そこで今回は、給湯器の仕組みや構造をご紹介いたします。

給湯器はどんな仕組みで動いているか、ご存知でしょうか?

お風呂やキッチンで毎日のように使っている給湯器ですが、「どのようにしてお湯が出ているのか」についてはあまり考えたことがない、という人も多いかもしれません。

しかし、給湯器の仕組みを知っておくと、業者による修理や交換の流れをスムーズにできる、などのメリットがあります。

そこで今回は、給湯器の仕組みや構造についてご紹介したいと思います。

給湯器の基本的な仕組み

給湯器は、水道水を温めて沸かし、給湯するための設備です。給湯器本体が水道管とつながっているため、お湯側の蛇口をひねることでお湯が出せます。

普段は何気なく使用している給湯器ですが、そもそもどのような仕組みでお湯が出ているのかについてはご存知でしょうか。

そこでまずは、給湯器の基本的な仕組みについてご紹介したいと思います。

直圧式の仕組み

給湯器には、2種類の給湯方法があります。1つは、配管の中を水が通るときに、配管を外側から温めて給湯する「直圧式」です。瞬間式とも呼ばれています。

直圧式の給湯器は、以下のような仕組みで給湯されます。

1.お風呂などの給湯栓をひねると、給湯器本体の配管に水が流れます。

2.水の流れをセンサーが感知し、給湯器が点火します。

3.点いた火が配管に当たり、中の水を温めます。火力の強弱で温度を調節します。

4.連続的に加熱された水がやがてお湯になり、蛇口やシャワーから給湯されます。

直圧式では水道の水圧をそのまま利用できるので、強めのシャワーや食器洗いでも快適にお湯を使えます。また、水は水道管から供給されるため給湯量に制限がありません。

貯湯式の仕組み

「貯湯式」の給湯器は、貯湯タンクに溜めたお湯から給湯する仕組みになっており、減圧式とも呼ばれています。

貯湯式の給湯器の場合、以下の方法で給湯されます。

1.貯湯タンク内に水を溜めます。

2.バーナーやヒーターでタンク内の水を加熱します。

3.給湯栓が開けられたら、タンク内のお湯から給湯します。

貯湯タンクには保温材が使用されているのでお湯が冷めにくく、頻繁に加熱し直さなくても湯温を保てる構造になっています。そのため、給湯栓を開ければすぐにお湯を出すことができます。

ただし、タンク内のお湯を使い切ってしまうと再び水をためて沸かすまでしばらく給湯できなくなる点に注意が必要です。

貯湯式・直圧式給湯器で水圧が異なる理由

貯湯式給湯器の貯湯タンクは、水道から水を溜めています。このとき、水道の水圧と同じ力でタンクに水を入れると、タンクが破損するおそれがあります。

そのため、タンクは貯水するときに減圧弁という部品で水の勢いを抑えています。この影響で、貯湯式の給湯器は直圧式に比べると水圧が弱く感じることがあります。

ガス給湯器の仕組み・構造

給湯器は、給湯方法だけではなく燃料のタイプでも種類が分かれています。

主な燃料はガス・電気・石油の3種類となりますが、まずはガス給湯器の仕組みについてご説明したいと思います。

ガス給湯器は、ガスを燃料にして稼働させるタイプの給湯器です。ほかの燃料タイプより本体価格が安い傾向があり、流通量も比較的多いため、給湯器といえばガス給湯器を思い浮かべる人も少なくないと思います。

ガス給湯器は直圧式が多い

ガス給湯器はガスを燃料にして点火し、配管の中の水を温めて給湯します。

ガス給湯器には直圧式、貯湯式どちらの給湯器も販売されていますが、ガス給湯器では直圧式のタイプが比較的多くみられます。

ガスの供給が都市ガスからの場合は、ガス配管を引けば給湯器本体のみで使用することができます。プロパンガスを使っている場合は、プロパンガスのボンベが必要になります。

ガス給湯器にも電気が必要

ガス給湯器はガスだけで動かせる、というイメージを持たれることがたまにありますが、ガス給湯器を使うときはガスのほかに電気も必要となります。

本体のスイッチを入れたり、水の流れや温度を感知するセンサーには電気が使われるため、電源プラグが抜けていたり停電している場合は給湯器が使えなくなってしまう点に注意しましょう。

電気給湯器の仕組み・構造

電気給湯器は、電気でヒーターを稼働させて水を温めて給湯します。「電気温水器」とも呼ばれています。

電気給湯器は基本的に貯湯式で、タンク内の水道水を電気代の安い夜間のうちに温めておき、日中はタンクからお湯を出しています。

電気給湯器は貯湯式が多い

電気給湯器は、ほとんどが貯湯式となっています。

直圧式の製品もありますが、現在の直圧式の電気給湯器は「水道直圧式」という、本来の直圧式の給湯とは少し異なるものとなっています。

お湯を出すときは基本的にタンクの中に沸かしたものを使い、給湯時に水道の水圧を利用して水の勢いを強くしています。そのため、ガスや石油の直圧式給湯器のように、貯湯タンクなしで給湯できるわけではありません。

1ヶ所用の直圧式電気給湯器はある

最近では貯湯タンクが必要ない、本来の意味での直圧式電気給湯器も販売されるようになりました。

しかし、現在あるのは手洗いや食器洗い用など限られたスポットでの利用向けの小さな製品のみで、お風呂のお湯はりなど大量に給湯できるものはまだ販売されていません。

石油給湯器の仕組み・構造

石油給湯器は、石油(灯油)を燃料にしてバーナーを点火させ、水を加熱してから給湯します。仕組み自体はガス給湯器と共通する点も多いです。

石油はガスと異なり配管などによる供給ができないため、給湯器本体とは別に灯油タンクを設置して、そこから燃料を補給します。灯油タンクの灯油が少なくなった場合は、自分で給油を行う必要があります。

燃料となる灯油はガスや電気より比較的安いためランニングコストを抑えやすく、お湯をたくさん使う寒い地域では石油給湯器がよく使われる傾向にあります。

マンションの給湯器の仕組み・構造

マンションなど集合住宅に設置されている給湯器は、一戸建ての給湯器とは仕組みや構造が少し異なる場合があります。

給湯器の設置方法によって料金体系も異なるので、入居や更新の際は給湯器の設置方法についても把握しておくと安心です。

ここからは、マンションの給湯器の仕組み・構造についてご紹介したいと思います。

個別方式

個別方式は、部屋ごとに小型(一般家庭用)の給湯器を設置する方法です。給湯器本体は、ベランダやPS(パイプスペース)内に設置されることが多いです。

使用料金は部屋ごとに請求されるため、使った分だけ使用料金がかかります。

セントラル方式

セントラル方式では、地下などに建物全体の給湯設備を設置し、そこから給湯を行っています。

燃料費はマンション全体(同じ給湯施設を使用している部屋)で分担する基本料金制か、「〇リットル〇〇円」といったようなプリペイド制で支払う形となっています。

最近の集合住宅はほとんどが個別方式

セントラル方式での給湯設備は、現在では比較的築年数が古いマンションでしか見られなくなっています。

理由としては、「基本料金制ではお湯の使用量しだいでは入居者間で不公平が生じる場合がある」「プリペイド制では事前に使う分だけお湯を購入する手間がある」などがあげられます。

そのため、最近のマンションではほとんどが「手間が少なく、使った分は自己責任」の個別方式が採用されています。

給湯器の仕組みについてまとめ

今回は、給湯器の仕組みについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

給湯器の給湯方法には直圧式と貯湯式があり、それぞれ構造や特長も異なります。また、燃料タイプによっても違いがあるため、交換を検討しているときは給湯器の種類ごとに特性を把握しておくと安心です。

給湯器の特徴を知ったうえで業者に作業を依頼することで、業者からの説明が理解しやすかったり、見積もりなどがスムーズになることが期待できます。

生活救急車では給湯器の修理や交換を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。

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