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説明 ネズミは夜になると天井裏を走り回るイメージがありますが、実際には昼間も活動することがあります。夜行性だと思っていたネズミが何故、昼間に活動するのか気になりますよね。今回は、ネズミが活動する時間についてや代表的なネズミの習性、ネズミの活動時間帯に合わせた効果的な対処法についてご紹介します。
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ネズミは夜になると天井裏を走り回るイメージがありますが、実際には昼間も活動することがあります。
夜行性だと思っていたネズミが何故、昼間に活動するのか気になりますよね。
そこで、今回はネズミが活動する時間についてや代表的なネズミの習性、ネズミの活動時間帯・習性に合わせた効果的な対処法についてご紹介したいと思います。
ネズミは夜行性のため、基本的には夜に行動することが多いといえます。昼間はそれほど活動せず、じっとしていることがほとんどです。
そのため、昼間は静かなのに夜寝るときに限って、天井裏をドタドタとネズミが走り回る音が聞こえてくることがあります。
しかし、エサを求めて日中に行動するネズミの姿を見かけることもありますよね。そこでまずは、夜行性のはずのネズミが日中に行動する理由を、ご紹介したいと思います。
先ほど、ネズミは「夜行性」だとお話しましたが、実は昼にも活動することができます。夜行性とは言っても、暗くならないと行動できない訳ではなく、外敵から身を守るためだと考えられています。
ネズミは自然界の中でも身体がひときわ小さく、常に捕食される立場にいる動物です。ネコやヘビなどの捕食者が活発に活動する昼間に、同じように活動していると捕食されてしまうため、捕食者が寝静まった夜に行動をするようにしています。
そのため、夜型の生活をしている場合や日中留守がちの家のネズミは、通常とは逆で昼間に活動するようになります。
また、屋外に生息するネズミの場合、日没から30~60分ごろと日の出前30~60分ごろが最も活発に活動する時間帯だと言われています。
被害が多いネズミは、「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類です。3種類共、基本的に夜行性であることに変わりはありません。
ドブネズミが活発に動き出す時間帯は、日の入り直前や日の出直後です。雑食で水辺付近を好む傾向にあり、下水道などにも多く生息しています。
クマネズミが活発に動き出す時間帯は夜間です。クマネズミは他のネズミと比較して、警戒心が強く、なかなか人前に姿を現しません。また寒さに弱く、暖かい季節にはより活発に活動する傾向にあります。
ハツカネズミもクマネズミと同様に、活発に動き出す時間帯は夜間になります。ハツカネズミは雑食性で、ペットフードや家畜の飼料なども好んで食べます。春と秋が繁殖のピークです。
ネズミの活動時間について、ご紹介しましたが他にどんなネズミの習性があるかご存知でしょうか。活動時間だけでなくネズミの習性を知り行動の予測を立てることで、効果的な駆除に結びつきます。
ここでは、代表的なネズミの習性をご紹介します。
ネズミの歯は「門歯(もんし)」と呼ばれ、一生伸び続けます。歯が伸びすぎてしまうと、エサを食べることができなくなってしまいます。そのために定期的に歯をけずる必要があり、硬いものをガリガリとかじって歯をけずります。
そのため、ネズミが住みついた家では家具や柱や壁をかじられてしまうことがあります。他にも石鹸や電気配線、通信ケーブルなどをかじってしまい火災の原因になったりするケースもあります。
ネズミは寒さに弱く気温が低くなると身体の動きがにぶくなり、気温が10℃以下になると動けなくなるといわれています。
そのため、ネズミは冬になると暖かく、食べ物が豊富にある家の中に侵入してきます。家の中に住みついたネズミは新聞紙や布などを集めて、暖かい屋根裏や押入れの奥、冷蔵庫の裏、ダンボールや新聞紙が置かれている倉庫などに巣を作ります。
ネズミには壁際や、家具のそばなどを行動する習性があります。部屋の真ん中を行動することはほとんどありません。他には狭いすき間を好んで行動します。
「ラットサイン」と呼ばれるネズミの痕跡のほとんどが、壁際や家具のそばに集中しているというデータがあります。このラットサインは効果的な罠の設置に利用することができます。
ネズミは人間や動物が食べるものであれば、ほぼなんでも食べてしまいます。チーズやパンだけが好物という訳ではなく、穀物から肉、石鹸まで食べてしまうこともあります。
ネズミの種類によって好物が変わり、クマネズミは穀物が好物です。他には果実や昆虫を好む傾向にあります。ハツカネズミも穀物や昆虫や植物を、ドブネズミは肉類や魚類を好んで食べると言われています。
先ほどはネズミの習性についてご紹介しましたが、ここからは効果的な対処法について、ご紹介します。ネズミは警戒心が非常に高い生き物です。ネズミの活動時間帯やネズミの種類別の習性を理解し、できるだけ警戒されない様にベイト剤や罠を設置することが大切です。
最初にネズミの活動時間についてご紹介しましたが、これからご紹介する対処法は「ネズミが活動しない時間帯」に行うようにしましょう。
ネズミの活動時間が夜の場合は「寝る前に」、昼の場合は「出かける前に」行うようにすると、ネズミに警戒されにくくなります。
既に設置している、粘着シートやネズミ捕り器、毒エサなどの取替えや設置場所の移動などもこのタイミングで行うのがよいでしょう。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
クマネズミは運動能力が高く、天井裏や屋根裏など高い場所に好んで巣を作る習性があります。そのため、クマネズミの対処法は、天井裏や屋根裏、通気口などの高い場所に罠を設置することをおすすめします。
しかし、クマネズミは非常に警戒心が高いため、巣の回りや通り道に粘着シートを設置する、好物の穀物油を混ぜた毒エサを設置するなどの対処が効果的です。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ドブネズミは、下水道や床下、キッチンの排水溝周りなど湿気のある水回りに近い場所を好んで生息します。そのため、ドブネズミの対処法は建物の低い場所、水場が近くにある場所に罠を設置するのが効果的です。
罠を設置するときは、毒エサと粘着シートの組み合わせがより効果的です。ドブネズミが好きな肉・魚類をまぜておくとより効果的です。
ハツカネズミは巣材となるダンボールや新聞紙が放置されていることが多い、倉庫や物置に巣を作る傾向にあります。クマネズミやドブネズミと比べると警戒心・学習能力ともに低く、捕まえやすいといえます。
ハツカネズミの対処法としては、巣の周辺や通り道にハツカネズミが好きな、ひまわりの種やコーン油などを毒餌に混ぜて設置する、毒エサの近くや家具のすき間などに粘着シートを設置しておくとよいでしょう。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
今回は、ネズミは夜行性かどうか、ネズミの活動時間帯やネズミの特徴的な習性、ネズミの活動時間や習性に合わせた効果的な対処法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ネズミは警戒心が強く、意外と学習能力も高い生き物です。そのネズミの習性を利用して、効果的な対処を行うことがネズミの駆除につながっていきます。
しかし、個人で行うのは、難しくなかなか成果があがらないケースもあります。生活救急車では、ネズミの駆除作業から侵入防止対策ご相談・お見積もりを承っておりますので、お困りの際はお気軽にお電話下さい。
とても役に立ちました。習性等よくわかりました。ありがとうございました❗
ネズミの事初めて知りました。
とても役に立ちました。 ありがとうございます。 参考にして、対処します。