さまざまな暮らしに役立つ情報をお届けします。
説明 営業停止になることもある「飲食店のネズミ」問題。飲食店にはネズミの餌となる食料がいっぱいあるので、何も対策をしていないとすぐに数が増えてしまいますよね。今回は、飲食店のネズミ駆除を自力でやる方法や業者に依頼した方がいいケースなどについてご紹介したいと思います。
※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載しています。
最悪、営業停止になることもある「飲食店のネズミ」問題。
飲食店にはネズミの餌となる食料がいっぱいあるので、何も対策をしていないとすぐに数が増えてしまいますよね。とはいえ、できることなら自力で駆除をやってみたいという人もいるかと思います。
そこで今回は、飲食店のネズミ駆除を自力でやる方法や業者に依頼した方がいいケースなどについてご紹介したいと思います。
※電話では、駆除のご依頼のみ承っております。駆除作業のやり方などのレクチャーは承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
普通の戸建て住宅であってもネズミ駆除は迅速に行うのが大事ですが、飲食店のネズミ駆除はそれよりも「もっとスピード」が大事です。
ネズミを1匹でも見つけたら、その場で駆除をはじめる位のスピード感が大事になります。
なぜ、飲食店のネズミ駆除はそこまで「スピード」感が大事になるのか。まずは、その理由についてご紹介したいと思います。
飲食店とはいえ、ネズミが出たらすぐに営業停止になるわけではありませんよね。しかし、ネズミがいたことが原因で食中毒になった人が出ると営業停止になることもあります。
最終的な判断は行政に任せることになりますが、その営業停止の判断が下される前にもっと早く「実質的な営業停止」状態になる可能性があります。
最近は、SNSで何でも情報が拡散されるようになりましたよね。
「田舎の島でネコがたくさんいる場所がある!」「家の近くのパン屋さんで食べ放題やってる!」などなど、「今まで誰も見向きもしなかった場所・お店」の情報もSNSで拡散されることで全国に一気に広がるようになりました。
その一方で、「ネガティブな情報」も「場所を問わず」拡散されるようになりました。とくに、「食の安全」「サービスの質」に関するネガティブな情報はすぐに拡散され、お店に「利用していない人からも」苦情の電話がくることもあります。
もしも、飲食店でネズミが出てそれをお客さんの1人がSNSで拡散すれば、そのお店はまともな営業ができなくなる可能性もあります。
そういったことにならないためにも、ネズミが出る前、増える前にネズミ駆除を行う必要があります。
飲食店でのネズミ駆除でスピードが大事なのは、お店の営業に関する理由だけではありません。もう一つ、「飲食店はネズミが増えやすい環境」にあるため対応が遅れるとネズミの数が増えすぎて駆除が長期間化することがあるからです。
また、ネズミが増えると糞尿による悪臭や虫の発生、電気ケーブルをかじって火災事故に発展するといった物理的にお店の営業ができなくなるケースもあります。
このような理由から、飲食店でネズミを発見したときは「とにかく迅速に」ネズミ駆除をすることをおすすめいたします。
最初に申し上げると、飲食店のネズミ駆除を自力でやるのは非常に難しいでしょう。
というのも、一般家庭と違って飲食店はネズミの餌となる食材や残飯の量が多い、排水設備・換気設備などのネズミが侵入できる経路が多いといった「ネズミにとって天国のような環境」が整っているからです。
基本的な駆除方法を紹介することはできますが、ネズミの種類別の罠の調整、駆除の段階別の駆除法の使い分け、建物の構造別の駆除法および防除法の選定などの知識や経験が必要になることまではお伝えができません。
そのため、ここで紹介する方法はあくまで「基本的なネズミの駆除法」と覚えておいてください。
※飲食店でのネズミ駆除は、専門の駆除業者に依頼されることを強くおすすめします。ここで紹介する方法は、自力での駆除を推奨するものではありません。
飲食店でネズミ駆除を行う場合、忌避剤のような「臭い」が残るような薬剤は使用できませんよね。そのため、飲食店では臭いがつかない「粘着シート」を使ってネズミ駆除を進めます。
粘着シートを設置する際は、設置箇所に「隙間なく」敷き詰めていきます。四隅はもちろん、壁にもぴったりと粘着シートを設置しておきましょう。
なぜ、ぴったりかというとネズミは壁づたいに移動することが多いので壁側に隙間があると粘着シートが避けられてしまうからです。
また、飲食店のような「油」をよく使う場所だとネズミの手足に油がべっとりついていて、粘着シートが1枚だけだと素通りされてしまうことがあるためです。
粘着シートの種類や選び方などについては、下記ページで紹介されていますので気になる方はチェックしてみてください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
飲食店でネズミ駆除をする場合も、一般家庭と同様に「ネズミの侵入口」を塞いで新しいネズミが入ってこないようにします。
よく侵入口となるのは、通風口、換気扇、配管と建物の隙間、開いている窓、厨房の排水設備(下水)、そのほか外壁の穴、エアコンのドレンホースなどがあります。
こういった侵入経路となる隙間は、すべて金網のような金属を使って塞いでしまいます。これをしておかないと、お店の中のネズミを駆除しても新しいネズミが入ってきてしまうので注意しましょう。
飲食店に限らず、基本的なネズミ駆除のやり方・死骸の処分方法などは下記ページにまとめております。侵入経路の見つけ方、ラットサインの利用方法などは下記ページをご参照ください。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
自力でやるネズミの駆除方法でも少しお話しましたが、基本的に「飲食店などの商業サービスを提供する店舗」でのネズミ駆除は専門の駆除業者に依頼することをおすすめします。
一般の戸建て住宅であれば、自力で駆除してどうしてもできないときなどにご依頼くださいと言えるのですが、商業施設の場合は自力でできなかったら「お店がつぶれる」ようなこともあるからです。
食中毒による営業停止、SNSで急速に拡大する風評被害、風評被害からの嫌がらせ電話などの営業妨害などなどのリスクは大手の飲食店でも起こりうることです(某大手ハンバーガーチェーン店や焼肉店、スーパーのお惣菜コーナーなどなど)。
また、そういった「食品に関する問題」が起こらなかったとしても別のリスクもあります。例えば、ネズミが起こした火災で保険が適用できずにお店の建て直しができないケースもあります。
飲食店だけでなく、一般の住居用物件にも言えることですが、ネズミによる火災は「保険が適用されない」ことがあります。というよりも、「ネズミによる火災を補償してもらえる保険に入ってないと適用されない」といった方が正確かもしれません。
火災保険はその保険商品によって、「保険で補償できる範囲」が決まっています。そして、基本的に「ネズミによる火災」は保険適用外になることが多いようです。
ネズミが電気ケーブルをかじって火災になることは珍しいことでなく、どんな建物でも起こりうることです。もしものときに備えて、ネズミ駆除対策だけでなく保険の内容確認もしておくことをおすすめします。
今回は、飲食店でネズミ駆除を早くやった方がいい理由、自分でできる駆除法、業者に依頼した方がいいケースなどをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
ほとんど「駆除業者に依頼してください!」と宣伝のようになってしまいましたが、実際、飲食店のようなサービスの対価にお金をもらうような場所では衛生環境の確保は非常に重要です。
とくに、日本のような「衛生大国」では、1匹でもネズミがお客様の前にでればSNSで瞬く間に「ネズミが出る店!」と悪いイメージが拡散する危険があります。
そのため、飲食店でネズミを見かけたら素早く駆除対策をされることをおすすめいたします。
わかりやすかったです。