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説明 時間差で起こる雨漏りに、お困りではありませんか?雨が降っていないのに、突然天井から水が落ちてきたらビックリしますよね。しかし、実は雨漏りでこのような症状が起こるケースは珍しくありません。そこで今回は、雨漏りが時間差でおこる原因と対処法についてご紹介したいと思います。
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時間差で起こる雨漏りに、お困りではありませんか?
雨が降っているときは何ともないのに、雨が上がった翌日以降になると水が染み出してきたり、どこからかポタポタと水の落ちる音が聞こえてくるという現象が確認されることがあります。
雨が降っていないのに、突然天井から水が落ちてきたらビックリしますよね。しかし、実は雨漏りでこのような症状が起こるケースは珍しくありません。
そこで今回は、雨漏りが時間差でおこる原因と対処法についてご紹介したいと思います。
雨漏りが時間差でおこっている場合、雨漏りが遅れて発生しているという可能性が考えられます。
その場合、雨が上がってから数時間後や、遅いときでは雨が降った数日後に雨漏りの症状が現れることもあります。
そこでまずは、雨漏りが時間差でおこる原因についてご紹介したいと思います。
雨漏りは、屋根の破損や外壁のひび割れなどでできた隙間から雨水が侵入することで発生します。
しかし、建物の外側から侵入した雨水は、必ず真下に流れていくとは限りません。
雨水が建物のさまざまな部分を移動してから室内に浸出した場合、雨漏りの症状が確認できるまでに時間差が生じることがあります。
雨水の侵入箇所と浸出箇所は、簡単に予想できないケースが少なくありません。
たとえば屋根から雨水が侵入したとしても、流れる水が外壁と内壁の間を通って屋根裏や天井以外の場所から水が漏れてくるケースは十分に考えられます。
侵入箇所から浸出箇所までの距離が長ければ、その分雨漏りの発生が遅れます。さらに、侵入した雨水の量が少ないと、浸出までの時間がさらに長くなる可能性もあります。
侵入した雨水が一時的に溜まっていると、その場所でしばらく流れが留まって雨漏りの発生が遅れることがあります。
この現象は、屋根裏やマンションの屋上といった陸屋根などでもよく見られます。
劣化や破損で建物の平らな場所が部分的にへこみ、そこに雨水が流れ込んで溜まることがあります。へこんだ場所が雨漏りの原因箇所となっている場合は、溜まった水が少しずつ時間をかけて建物の内部へ侵入する可能性が考えられます。
雨が降っていないときに雨漏りが発生すると、「結露したのかな」「上の階から水漏れしているのかも」と、すぐに雨漏りとは気づかない人もいるかもしれません。
雨漏りを見つけるには、専門の知識を持った業者による調査が必要な場合もありますが、雨漏りにはどんな症状があるのかを知っておくと自分で発見できる可能性もあります。
そこでここでは、雨が降った翌日以降に起こる雨漏りを発見する方法を、ご紹介いたします。
まずは、建物の内部を移動してきた雨水が、室内に侵入していないかどうかを確認してみましょう。
天井や壁紙など、内装のクロスが濡れている場合は、雨漏りの初期症状が起こっている疑いがあります。
クロスが水で濡れてしまっても、水の量が少なければ自然に蒸発し、乾燥します。
しかし、継続的に一定以上の量の水が染み込むとクロスは乾燥しきれず水を吸収してしまい、くすんだ色の染みができる原因となります。
雨漏りでクロスに水が流れ続けると天井や壁に雨染みを作るため、この染みで雨漏りが発覚する場合があります。
天井や壁のクロスは、下地に接着剤を貼り付けて設置されています。
クロスが水分を含むと、接着剤の粘着力が弱くなって膨らんだり浮き上がったりします。この現象が進行すると、一部がめくれ上がる、剥がれ落ちるなどの症状になることもあります。
クロスや、クロスの下地を触ってみて濡れていた場合、雨漏りで起こった症状であることが考えられます。
雨が降っていないのにポタポタと水が滴る音がするときは、どこかで発生した雨漏りの水が流れ落ちてきている可能性があります。
室内に水が侵入した様子がない場合は、天井裏の木材や断熱材に水が当たって音がしていることがあるので、可能であれば天井裏なども調べてみましょう。
天井裏(屋根裏)を確認できる環境のときは、天井裏を点検してみると雨漏りが確認できることがあります。
点検口がわからなかったり、怪我をしそうなときは無理をせずに業者に点検してもらいましょう。
天井裏に雨漏りが発生している場合は、上記のような症状が確認できる可能性があります。
ここまで、時間差で起こる雨漏りは、水の移動や水が一部分にたまっていることが原因となっていることをご説明いたしました。
時間差ができるということは、その分建物が水に濡れている時間も長引いている可能性が考えられます。
建物が濡れている状態が続くと建物の腐食や劣化につながるため、なるべく早急に対処を行いましょう。
ここでは、時間差で起こる雨漏りの対処法を、自分でできるものと業者で行うものに分けてご紹介いたします。
建物の内部に入り込んだ水は、放置せずにできるだけ早く対応しましょう。雨染みやカビなどの被害が広がると、補修作業の手間も増えてしまうことがあります。
天井から水が落ちてくるときは、新聞紙やレジャーシートの上に、雑巾を底に入れたバケツを置いて水を受け止めましょう。
クロスやサッシ、窓枠などに水が染み込んでいるときは、雑巾でこまめに拭き取っておきましょう。箇所が多いときは大変ですが、なるべく内装を濡らしたままにしないことが大切です。
ゴム製の防水テープや、アルミテープを水の侵入口に貼り付けることで、雨漏りの応急処置ができます。
使用できる場所は、窓サッシや屋根裏などです。侵入口の水気を拭き取ってから、下から上にテープを貼って隙間を塞ぎます。
しかし、応急処置はあくまで一時的な対処となるため、応急処置の後は早めに業者に連絡して本格的な修理を行いましょう。
雨漏りが発生したら、症状が悪化する前にできるだけ早く専門の業者に相談して修理を依頼することをおすすめします。
修理の際は、まず原因箇所を特定するために雨漏り診断の調査が始まります。しかし、雨漏りの原因や建物の状態によっては調査が難しくなる場合があります。
時間差で雨漏りが起こっている場合、侵入した雨水の移動経路が入り組んでいるケースも多く、侵入経路の特定が困難になることがあります。
雨漏りの調査では、建物に水をかけて雨漏りを再現する「散水調査」がよく使われます。
しかし、時間差で起こる雨漏りだと散水してもすぐに雨漏りが発生しないため、調査に時間がかかったり、ほかの調査方法を使わなければ判明しない可能性もあります。
調査で雨水の侵入箇所が判明したら、その箇所を修理する作業が行われます。
補修箇所や被害の規模によって作業の内容が異なるので、事前に業者が作成した見積もりの内容をよく確認しておきましょう。
調査で雨漏りの原因がなかなか特定できなかったようなケースでは、修理の後に雨漏りが再発するということも考えられます。
そのような場合に備えて、多くの修理業者はアフターフォローとして保証制度を設けています。
もし雨漏りが再発したときは、保証期間であれば無償で修理を受け付けてくれるので、作業の前に保証内容について確認しておくと安心です。
今回は、雨漏りが時間差でおこる原因と対処法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
建物に侵入した雨水が時間をかけて移動したり、建物の一部分にしばらく溜まったままになっていた場合、雨が降ったときから雨漏りが発生するまでに時間差が生じることがあります。
雨漏りが発生したら、なるべく早く対処することが重要です。
生活救急車では雨漏りの調査と修理を承っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。