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説明 家にクマネズミが入り込んで、困っていませんか?クマネズミによる被害は、人家におけるネズミ被害の9割を占めるといわれています。駆除をするときは、クマネズミの特徴や習性を把握しておくと、効率よく数を減らすことができます。そこで今回は、クマネズミの駆除方法と簡単な対策についてご紹介したいと思います。
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家にクマネズミが入り込んで、困っていませんか?
クマネズミによる被害は、人家におけるネズミ被害の9割を占めるといわれています。
クマネズミは高いところにのぼるのが得意なので、天井裏や屋根裏部屋でネズミの姿を見かけたり足音が聞こえたら、クマネズミが侵入している可能性が高いでしょう。
駆除をするときは、クマネズミの特徴や習性を把握しておくと、効率よくネズミの数を減らしていくことができます。
そこで今回は、天井裏や屋根裏部屋に住みつく、クマネズミの駆除方法と簡単な対策についてご紹介したいと思います。
人家に棲息するネズミは、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類がいます。効果的な駆除の方法や侵入対策は、ネズミの種類によって異なるため、駆除を行う前に「家に入り込んだのは本当にクマネズミかどうか」を確認しておく必要があります。
そこでまずは、家に入ったネズミがクマネズミかどうかを調べる方法についてご紹介したいと思います。
クマネズミは雑食ですが、その中でも好物なのは、穀物、種子、果実類などです。
ただし、これらはほかの種類のネズミも同じように好んで食べています。食害からクマネズミかどうかを特定するときは、別の要素と合わせながら調べるといいでしょう。
たとえば、次で紹介する「ラットサイン」を調べてみると、クマネズミかどうかがより正確にわかるようになります。
ラットサインとは、ネズミが出した糞や、外から侵入したときについた足跡、柱や壁に付着した汚れなどの「ネズミが通った痕跡」のことです。
ラットサインはネズミの種類によって異なるため、ラットサインを調べることでネズミの種類を特定しやすくなります。
ラットサインが見つけられないときは、ネズミの侵入経路となりそうな場所に小麦粉などをまいておくことで、足跡やネズミの通った後を発見できることがあります。
ここでは、家に侵入したのがクマネズミだった場合、どんなラットサインが見られるかについてご紹介したいと思います。
ネズミの糞は、ネズミの種類によって形状や発見できる場所が異なります。そのため、ネズミの糞から種類を特定できることがあります。
クマネズミの糞は、6mm~10mmくらいの大きさで、細長い形をしています。クマネズミは動きながら糞をする習性があるため、クマネズミがいる場合はボトボトと広範囲に糞が落ちています。
クマネズミは運動能力が高く、柱や電気コードなどを垂直に伝って立体的に移動するのが得意です。
そのため、ラットサインが屋根裏、天井裏や2階の窓、換気扇やエアコンなど高いところで見つかった場合は、クマネズミの可能性が高くなります。
クマネズミの外見の特徴は、大きな耳と長い尻尾です。
体の大きさは17cm~20cmと、小さめのドブネズミと同じくらいのため、大きさだけでは判別しにくいことがあります。
外見上でドブネズミと異なる点は、耳が大きくて、尻尾が体より長いことです。細かい部分だと、クマネズミの方がドブネズミより大きな目をしています。
クマネズミには、「スーパーラット」と呼ばれる進化した個体がいます。進化といっても突然変異のようなものではなく、殺鼠剤を食べたのに生き延びて毒に耐性を持ったクマネズミが、このように呼ばれています。
スーパーラットを毒餌で駆除するには、スーパーラットの対策に特化した強力な殺鼠剤を使用しなければならず、駆除の際は非常に厄介な存在となります。
スーパーラットに限らずですが、毒餌だけでは駆除しきれないこともあるため、駆除をするときは粘着シートも一緒に組み合わせて使うのがおすすめです。
家に侵入してきたネズミがクマネズミだと特定できたら、駆除の前に侵入経路の封鎖から始めましょう。
侵入箇所をふさいでおかないと、駆除の最中や直後に新たなクマネズミが入り込んでくる可能性があります。
まずは家の中を詳しくチェックして、クマネズミが侵入した形跡がある場所や、侵入の可能性がある隙間などをすべて埋めておくようにしましょう。
壁の亀裂からできた割れ目や、屋根と壁の間など、住宅にできた隙間が侵入経路となることがあります。クマネズミは壁をのぼることもできるため、屋根瓦など高い場所の隙間でも侵入口となる可能性があります。
クマネズミは、500円玉程度の隙間があれば侵入できてしまいます。クマネズミが侵入しそうな隙間には、金網を設置したり、金だわしをはめ込んだりして、通れないようにしておきましょう。また、ネズミの苦手な成分を含んだ「防鼠パテ」で埋めるのも効果的です。
クマネズミは鋭い歯を持っていて、石膏程度の柔らかい材質であればかじって穴をあけてしまいます。
そのため、壁材をかじったり、網戸を食い破ったりして侵入してくるケースも少なくありません。
壁材には定期的に忌避剤をまいて、網戸は雨戸などを閉めて封鎖し、クマネズミが近づかないようにしておきましょう。
身軽なクマネズミは、縦に取り付けてある雨樋や排水パイプからも入り込んでくる可能性があります。
排水パイプの内部を通って家の中に侵入し、屋根裏などに巣を作ることも考えられます。
パイプや雨樋の出口にも金網をかぶせるなどして、中を通れないようにしておきましょう。
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エアコンを使用していないタイミングで、室外機に入り込んでホースの内部をのぼり、家の中に侵入してくることがあります。ホースと室外機をつなぐための開口部に隙間ができていると、そこが侵入経路となる可能性があります。
また、隙間がなかった場合でも、エアコンのカバーをかじって穴をあけて、部屋に侵入されたケースもあります。
秋~冬でエアコンを使用しないときは念のため、室外機に金属製のカバーをつけるか、忌避剤を近くに定期的に撒いておくといいでしょう。
換気扇にカバーがなかったり、カバーの隙間が広いものの場合は、壁をのぼって換気扇から侵入してくることがあります。
開口部やフードに、目の細かいカバーや金網を設置しておくと、侵入防止につながります。
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開けっぱなしになっていた2階の窓が侵入経路となることがあります。クマネズミは家の外壁をのぼるだけではなく、電柱や電線を渡ることもできるため、2階であっても油断は禁物です。
窓は換気が終わったら、きちんと閉めるようにしましょう。また、忌避スプレーなどを使って換気中にネズミが入ってこないような対策をしておくとより効果的です。
クマネズミは、とても警戒心が強く、臆病な性格のネズミです。そのため、罠を仕掛けてもすぐには効果があらわれないことがあります。
毒餌や捕獲器の存在に慣れるまで、1週間~10日程度はかかるものと思っておいたほうが良いでしょう。
駆除が長期化する可能性もありますが、根気強く続けていくことが大切です。ここからは、クマネズミの駆除に最適な罠の作り方についてご紹介いたします。
ネズミ用の毒餌は、ホウ酸団子などのそのまま食べさせるタイプと粉末タイプがあります。
そのまま食べさせるタイプは、毒餌をそのまま置いて仕掛けますが、粉末タイプはネズミの餌に振りかけて使用します。クマネズミの好物は穀類や種子なので、コーン油、ごま油、ヒマワリの種などを餌に混ぜるのがおすすめです。
しかし、いきなり毒餌を置いても、警戒心の強いクマネズミは怪しんで食べない可能性があります。毒餌の存在に慣れさせるために、はじめは毒を入れずに数日置いておくなど、ひと工夫加える必要があります。
スーパーラットに毒餌が効かないのは、「ワルファリン」という殺鼠剤の成分に耐性を持っているためです。
スーパーラットには、「リン化亜鉛」が含まれているスーパーラット用の殺鼠剤を使用することで、駆除できる可能性があります。即効性があり、食べるとスーパーラットの体内でガスを発生させ、数時間で窒息死させられます。
ただし、リン化亜鉛の毒餌を食べて死んだのを見たほかのクマネズミが警戒して、その餌を食べなくなる可能性があります。2回以上設置する場合は、毒餌を交換したほうが良いでしょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
ネズミ駆除用の罠には、毒餌のほかに、カゴ式罠、ばね式罠、粘着シートなどがあります。
設置する場所は、ラットサインのあった場所や餌場、クマネズミの好む高い場所にすると効果的です。罠に人間のにおいが付いていると警戒されてしまうため、設置は手袋や軍手をはめて行いましょう。
臆病なクマネズミは、罠を置いてもなかなか近づかない可能性が高いです。罠を設置した後は、1週間以上は様子を見ましょう。
粘着シートの罠は、一枚だけで設置するよりも、広範囲(できれば一面)に隙間なく敷いたほうが効果的です。
クマネズミは警戒心が強いため、たとえラットサインの場所や餌場であっても、いきなり置かれた見慣れないものにはほとんど近づきません。
また、スーパーラットのように毒に強い個体もいるので、粘着シートを設置するときはその上を通らざるを得ないくらい、びっしり敷き詰めておくと捕獲できる確率が高くなります。
※購入は、ご自身の判断・責任のもと行ってください。
クマネズミが警戒してしまって、設置した罠の効果があまり出ない可能性もあります。
そんなときは、「くん煙剤」を使ってクマネズミを追い出すという方法もあります。ネズミの苦手な成分を煙状にして散布し、近づかせないようにすることで駆除します。
ただし、すべてのクマネズミに効くとは限らないため、毒餌などの罠と同時に使うのがおすすめです。また、くん煙剤で追い出した後は再度侵入してこないように、家の隙間をふさぐのを忘れないようにしましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
今回は、クマネズミの駆除方法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
クマネズミは高いところにのぼるのが得意なため、屋根裏や天井裏など高い場所にラットサインがあった場合は、家の中にクマネズミが侵入している可能性があります。
罠を設置するときは、ラットサインのある場所に置くと効果的です。しかし、クマネズミは警戒心が高いため、なかなか効果があらわれないことがあります。また、毒餌の成分に耐性を持つスーパーラットもいるため、駆除は根気よく行う必要があります。
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最初の1匹は粘着シートで捕獲。2匹目以降がなかなか難しそう。学習するみたいなので、いろいろ設置場所を変えたり研究しています。
ネズミホイホイに昨日より3匹ハツカネズミがかかりましたがクマネズミがかからず困ってます
畑の種をほじられて食べられて困っていた、試してみます。
とても参考になります!
わかりやすかった