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説明 色々な病原菌を持っていることで有名な、ネズミ。もしも、ネズミに噛まれてしまったらいったいどうなってしまうのでしょうか?今回は、ネズミに噛まれたら際にどうなるのかについて紹介したいと思います。
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ネズミに噛まれると、鼠咬症(そこうしょう)にかかってしまう可能性があります。知っている人もいるかもしれませんが、鼠咬症は、モニリホルム連鎖桿菌感染症と鼠咬症スピリルム感染症と原因菌によって二つに分けられます。
モニリホルムレンサ桿菌が原因菌の病気です。これにかかると、悪寒、発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛などの症状が発症します。インフルエンザの症状と似ていますが、ネズミに噛まれた記憶がある場合はモニリホルム連鎖桿菌感染症の可能性も考えた方がいいかもしれません。
ネズミに噛まれるだけでなく、イタチやネコ、イヌなどげっ歯類を捕食する動物からも人間に感染されたという事例もあります。また、ネズミによって汚染された水などからも、感染することがあります。
症状としては、モニリホルム連鎖桿菌感染症と似ています。数日間の潜伏期間があり、リンパ節腫脹と発熱、黒色の発疹が体に現れるのが特徴です。発疹は、ネズミに噛まれた周囲から徐々に広がっていきます。稀に関節炎も伴うことがあります。
モニリホルム連鎖桿菌感染症に比べると、感染したという報告がまれにしか報告されないようです。主な感染源もネズミなどのげっ歯類で、人から人への感染もないとされています。
鼠咬症は、どちらの場合でも、自然治癒することがあります。しかし、必ず自然治癒するわけではなく、感染した後に肺炎、肝炎などの症状が発症したり、死亡してしまう可能性もある病気です。もしも、ネズミに噛まれてしまったときは、流水で流して消毒をし、応急処置を行ってすぐに病院に行くことをおすすめいたします。
ペットとしてハムスターやモルモットを飼っている人もいると思いますが、害虫のネズミだけでなく、こういったげっ歯類のペットについても鼠咬症の感染原因になる可能性があるため注意が必要です。
実は、ネズミに噛まれていなくても鼠咬症に感染してしまうこともあります。例えば、保存しておいた米の中にネズミの糞尿が入っているのに気づかずに食べてしまった場合などは、原因菌が感染する可能性があります。普段からネズミの足音がしている場合は、駆除などをして菌に感染しないように注意することをおすすめいたします。
ネズミに噛まれると、「アナフィラキシーショック」を起こすことがあります。アナフィラキシーショックというと、蜂などを想像する人が多いと思いますが、蜂以外にもアナフィラキシーショックを起こす原因は色々あります(食べ物がもっとも多く、次いで虫、薬物の順に多いといわれています)。
もしも、アナフィラキシーショックになると、体が腫れて呼吸困難などになり、最悪の場合は死亡してしまう可能性もあります。もしも、噛まれてすぐにアナフィラキシーショックの症状が出た場合は、急いで病院に行きましょう。
今回は、ネズミに噛まれたらかかってしまう鼠咬症についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ネズミには、様々な病原菌などがついているため、触らないだけでなく、ネズミが触ったものについても注意が必要になります。
また、もしもネズミに噛まれてしまった場合は、念のため、すぐに病院で診察を受けることをおすすめいたします。
お米に糞の件ですが、加熱してもダメということでしょうか? 消毒方法もあると尚良かったです。 有難うございます。
役に立ちました、ありがとうございました
参考になった。子どもの時にハムスターに噛まれたこと があり 結構 血が出ました。
熟睡中に急に指が何かに挟まれたような激痛が走りその跡何かが走りさる音がしました ネズミに噛まれました
初めての体験で驚いている次第です、大変参考になりました。
素手で捕獲しない様に気をつけていますが、 万一噛まれた場合どうすれば良いかが解って助かりました。