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説明 土でできた蜂の巣があったり、土の中に蜂の巣ができていて困っていませんか?土で巣を作る蜂は「ドロバチ」や「オオスズメバチ」などがいますが、蜂は種類によって危険性や「自力で駆除できるのか」などの判断基準が異なります。そこで今回は、土でできた蜂の巣の駆除方法や、蜂の種類と巣の違いについて解説します。
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土でできた蜂の巣があったり、土の中に蜂の巣ができていてお困りではありませんか?
土で巣を作る蜂には、「ドロバチ」や「オオスズメバチ」などがいます。蜂は種類によって危険性が異なるため、「自力で駆除できるかどうか」といった判断もまず種類の特定から始めることが大切です。
そこで今回は、土でできた蜂の巣の駆除方法や、ドロバチ・オオスズメバチの巣の違いについて解説いたします。
蜂の巣を見つけた場合、「危険かどうか」「自分で駆除できるのか」など気になることがあると思います。
しかし、蜂の駆除は危険が伴います。自力での駆除を検討する場合、事前に駆除する蜂の種類を特定して危険性を把握しておきましょう。
蜂の種類は、巣や蜂の外見・巣の場所などを観察することで特定できる場合もあります。
そこでまずは、土でできた巣を作る蜂の種類や危険性についてご紹介したいと思います。
※蜂の巣に近づくと刺される危険性があるので、巣を確認するときは双眼鏡やスマホのカメラズームを使って確認しましょう。
日本に生息する蜂の中で、土でできている巣を作ったり、土の中に巣を作る蜂には下記の種類がいます。
ここでは、それぞれの蜂や巣の特徴、攻撃性・威嚇性などの危険性があるかどうかをご説明いたします。
オオスズメバチは屋根裏や床下のほかに、土の中に巣を作ることがあります。
スズメバチは攻撃性が高く危険な蜂としてよく知られていますが、オオスズメバチはその中でも大型で、針の毒性も非常に強いです。
「地中から蜂が出入りしている」など、オオスズメバチの巣ができている可能性があるときは、付近には近づかず3m以上の距離を取りましょう。
土の中に作られたオオスズメバチの巣は、下記のような特徴があります。
ただし「ヒメスズメバチ」など、ほかの種類のスズメバチも土の中に巣を作ることがあります。
オオスズメバチより小さい蜂ですが、いずれも危険な種類なので土の中にできた巣には十分に警戒した方がいいでしょう。
巣を作ったのがオオスズメバチだと判明した場合、すぐにその場からゆっくりと離れましょう。
オオスズメバチは非常に攻撃的で危険性の高い蜂です。とくに、夏~秋口のオオスズメバチはさらに攻撃性が増し、巣の近くを通っただけでも威嚇されて刺されるおそれがあります。
初期の巣以外は自力での駆除は難しいため、業者に相談して駆除作業を依頼することをおすすめいたします。
土の中に巣を作る蜂は、オオスズメバチのほかに「クロスズメバチ」がいます。
「ジバチ」「ヘボ」などの呼び名もあり、全体が黒くて白い縞模様をしている外見が特徴です。
スズメバチの仲間で、黒い見た目から怖そうなイメージを受けますが、スズメバチよりサイズが小さく、性質もおとなしいです。
しかし、巣を刺激すると刺されるおそれがあるので充分に注意する必要があります。
クロスズメバチの巣は、下記のような特徴があります。
オオスズメバチの巣と似た特徴をしているため、オオスズメバチとクロスズメバチを見分けるときは、巣よりも蜂の見た目から判断した方が特定しやすいでしょう。
オレンジ色の大きな体をしている蜂は「オオスズメバチ」、黒い体をしていてミツバチくらいの大きさの蜂は「クロスズメバチ」です。
クロスズメバチは巣を刺激すると、襲ってくることがあります。
クロスズメバチの巣は土の中にあるため気づきにくく、巣があることを知らずに踏んでしまうと「巣を攻撃された」と思われて刺される可能性があります。
クロスズメバチは蜂の中では珍しく、『越冬』ができるタイプの蜂なので、時期や表面から巣の大きさを判断するのはむずかしいでしょう。
自分で駆除する際は他の蜂を駆除するときと同様に防護服を来て、安全性を確保しつつ殺虫剤を巣に噴射することになりますが、飛んでいる蜂の数が多いときは業者依頼されることをおすすめします。
「ドロバチ」の仲間は、土や泥で巣を作ります。スズバチ、トックリバチなどの種類も、ドロバチの仲間です。
ドロバチは「黒い体に黄色い線が1~2本入っている」見た目をしています。種類によって差はありますが、ドロバチの仲間はだいたい共通した模様をしています。
ここでは、ドロバチの巣の特徴や危険性についてご説明したいと思います。
ドロバチは、スズメバチとは異なりおとなしい性質の蜂です。スズメバチのように集団行動はせず、巣作りや子育ても単独で行います。
蜂なので毒針を持っていますが、威嚇や攻撃をしてくることはほとんどありません。また、針の毒性も蜂の中では低い方と言われています。
蜂に近づいたり巣の近くを通っても襲われる可能性は低く、危険性は比較的少ない種類の蜂です。
ドロバチの巣は、下記のような特徴があります。スズメバチの巣と見分けるときのポイントとしてチェックしておきましょう。
トックリバチ以外では、コガタスズメバチの初期の巣がとっくり型をしています。
「危険なスズメバチとトックリバチの巣を間違えないか」と心配になる人もいるかもしれませんが、2つの巣は下記の違いがあるのでよく観察すれば見分けることは可能です。
種類 | コガタスズメバチ | トックリバチ |
---|---|---|
巣の大きさ | 直径およそ10cm(初期の巣) |
およそ1cm~4cm |
巣の色 | 茶色やマーブル模様 |
白や灰色っぽい色 |
巣の形 | とっくりの口の部分が長い |
口の部分は短く、ツボのような形 |
蜂の巣というと、「巣の中にはたくさんの働き蜂や幼虫・さなぎがいる」という印象を持つ人も多いと思います。しかし、ドロバチの巣には「幼虫が1匹」しかいません。
ドロバチの成虫は、土で作った巣の中に幼虫と幼虫を育てる餌を入れたあとは、巣の入口をふさいで飛び立ってしまいます。遅くても、冬前にはいなくなります。
そのため、ドロバチの巣を見つけても基本的には「そのまま放っておく」のが比較的安全な対処法になるでしょう。
しかし、「自転車のサドルに巣を作られてしまった」などの場合は下記で紹介している方法で駆除することも可能です。
地面に穴を掘って巣穴を作るのは、アナバチの仲間です。「クロアナバチ」や「ジガバチ」と呼ばれる蜂も、アナバチの一種になります。
アナバチの生態は先ほどご紹介したドロバチと似ており、単独行動をする攻撃性の低い蜂です。
危険性は低く、食害に遭う植物を育てている人にとっては益虫の面が強くなるので、積極的に駆除する対象ではないでしょう。
アナバチの仲間は、土や泥を集めて巣作りをするのではなく、木や地面に掘った穴をそのまま巣として使います。また、巣穴のほかにダミーの穴を作る習性があります。
地面に3~4個の穴が開いていて、そこから黒っぽい蜂が出入りしているときはアナバチが巣を作っている可能性があります。
アナバチは危険性の低い蜂なので、巣を見つけても放置しておけば冬にはいなくなります。
ただ、どうしても気になるというときは、殺虫剤を使って自分で駆除するという方法もあります。
土の中に巣があると、『どの蜂の巣』なのかを判別するのがむずかしくなります。
最初はドロバチだと思って放置していたら、夏ごろにオオスズメバチが飛ぶようになって「違う巣だった!」と駆除した後に気づかれることもあります。
蜂の巣は、巣のサイズが小さいときの方が駆除料金が安くなるので、心配なときは早めに点検と駆除をされることをおすすめします。
土でできた蜂の巣や、土の中にある蜂の巣は、巣を作っている蜂の種類や巣の状態によっては自分で駆除できるケースがあります。
しかし、蜂の巣駆除は危険が伴うため、自分で駆除するときは必要な道具や手順をしっかり確認し、細心の注意を払いながら作業を進めることをおすすめいたします。
ここからは、土でできた蜂の巣駆除を自分でやる方法についてご紹介いたします。
スズメバチは夏~秋にかけて活動が活発になり、巣も大きくなります。そのため、夏以降の巣を個人で駆除するのはおすすめしません。
しかし、春先に作られた「初期状態の巣」であれば、個人での駆除ができる可能性があります。
ここでは、スズメバチの初期の巣を駆除する方法についてご紹介いたします。
防護服は、スズメバチ駆除で使用する場合、お住まいの自治体に連絡することで貸し出してくれる場合があります。
防護服を用意するのが難しいときは、事前に問い合わせてみましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
スズメバチの駆除は、働き蜂が巣に戻ってきて活動が鈍くなる日没後に行いましょう。
1.赤いセロハンを貼った懐中電灯をつけて、巣から2~3mの位置まで近づき巣の位置を確認します。
2.風上(または無風状態)から、巣に向かって殺虫スプレーを10秒~20秒程度噴射します。
殺虫剤に驚いた蜂が巣から飛び出してくることがありますが、慌てずに飛んできた蜂にもしばらく吹き付けましょう(近づかれすぎて危険だと感じたらすぐに駆除を中止し、避難します)。
3.巣の周りにいる蜂を駆除したら、巣穴の中に殺虫スプレーを散布して巣の中にいる蜂を駆除します。
4.蜂の巣と死骸をトングで回収し、ゴミ袋に入れます。
5.念のため、ゴミ袋の中に殺虫スプレーを噴射します。
6.ゴミ袋を可燃ごみとして処分します。
7.巣があった場所に殺虫スプレーをまいて防除をしたら完了です。
上記でご紹介した方法は、あくまで初期状態の巣を駆除するやり方です。夏以降に巣を見つけたり、巣にいる蜂の数が多いときは害虫駆除業者に相談することをおすすめいたします。
ドロバチの巣やドロバチ自体は危険性が少ないですが、どうしても駆除しなければならない状況になることもあると思います。
ここでは、ドロバチを自分で駆除する方法をご紹介いたします。
ドロバチの駆除に必要な道具は、下記の通りです。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ドロバチはおとなしい蜂ですが、巣に危害を加えると襲ってくることがあり危険なので、防護服を着用して駆除を行いましょう。
1.巣の近くにいるドロバチに向かって殺虫剤をスプレーします。蜂が動かなくなるまで、噴射を続けましょう。
2.外にいる蜂を駆除できたら、巣穴に向かって殺虫剤をスプレーします。
3.しばらく待ってから、ヘラで巣の根元を削って巣を撤去します。
4.巣のあった場所に殺虫剤をまいて防除をしたら完了です。駆除した蜂と巣は、可燃ごみ袋に入れて処分しましょう。
ドロバチの巣は土や泥でできていますが、非常に固くて壊すのが難しい場合もあります。
巣の撤去が困難な場合は、蜂の巣駆除業者に相談することをおすすめいたします。
蜂の巣の駆除は、専門の業者に作業を依頼するとラクです。
しかし、業者に依頼する場合は費用がいくらかかるのかが気になると思います。
そこでここからは、蜂の巣の駆除にかかる費用についてご紹介いたします。
蜂の巣の駆除にかかる費用は、蜂の巣の大きさや蜂の種類によって異なります。
ここでは費用をイメージしやすいように、生活救急車で蜂の巣駆除を行った場合の料金事例をご紹介したいと思います。
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
ハチの巣の駆除依頼で訪問しました。家の庭にハチの巣ができてしまったとのことでしたので、ハチの巣の撤去作業とハチが戻らないよう予防材の散布を行いました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ハチの巣撤去(撤去作業、予防剤散布、保証・3ヶ月) | 24,000円 |
合計 | 24,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
ハチの巣のようなものがあるので駆除してほしいとのご依頼をいただきました。現場を拝見し、ドロバチの駆除にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
害虫駆除 ドロバチ | 25,000円 |
合計 | 25,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
土の中にハチの巣があってハチが飛んでいるので駆除してほしいとのご依頼でした。土砂運搬を伴うキバネオオベッコウの土中駆除、ハチが戻らないように予防用スプレーの散布にて対応いたしました。
項目内容 | 料金(税込) |
---|---|
ハチ駆除 基本料・出張料 | 4,400円 |
キバネオオベッコウ | 11,000円 |
土中の駆除 | 8,800円 |
予防用スプレー(1ヵ月保証) 3㎡ | 13,200円 |
軽作業、夜間作業(20~24時) | 6,600円 |
土砂運搬 | 11,000円 |
合計 | 55,000円 |
※作業当時の料金の為、料金体系・税率が現在と異なる場合がございます。
今回は、土でできた蜂の巣の駆除方法についてご紹介させていただきました。
土で巣を作ったり、土の中に巣を作る蜂は、スズメバチ、ドロバチ、アナバチなどがいます。
一部の蜂は自力で駆除することも可能ですが、スズメバチなど危険な種類の蜂は駆除業者に依頼することをおすすめいたします。
生活救急車では蜂の巣の駆除を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、現地見積もりからご対応させていただきます。
毎年ありのようなハチが穴を作って悩みの種でしたがアリバチと分かりました。ありがとうございます。
蜂の巣駆除のことが よくわかりました。
一度刺されたことがあるので怖いです。
記載されているアナバチの特徴そのものが見つかりました。 庭の真ん中なので、あとで駆除します。
家に茶色の巣をみつけました。駆除しました。
エアコンの室外機のホースの上に見慣れない泥で出来た巣があって驚きました 蜂だろうと思って殺虫剤かけて取りましたが、空だったので良かったです 巣の主を特定したかったので情報は役立ちました