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【現場密着】ガラスのサービススタッフ潮さんに同行取材!

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【現場密着】ガラスのサービススタッフ潮さんに同行取材!

説明 「生活救急車」は365日 年中無休で、あらゆるトラブルを解決していますが中でも危険を伴う「生活救急車」ではどんな仕事を受け、どのようにサービスを提供しているのでしょうか? 今回はスタッフのお仕事に同行させていただき、そのサービスの全貌に迫ります!

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泥棒に自然災害、ガラスは今日もいろいろなところで割れている!

密着取材させていただいたのは、名古屋を中心に活躍されてらっしゃる潮陽平さん。ガラスのトラブルだけでなく、鍵の問題にも同時に対処することがあるといいます。(スタッフ紹介にも登場)

今回は三河安城駅で12時に待ち合わせ。午後に回るお仕事に同行させてもらい、その仕事のすべてを拝見させてもらいます。

仕事の範囲は「防犯」にまで及ぶ

この日は午前中にすでに1件、お仕事をこなしていた潮さん。午後一発目のお仕事は、泥棒被害に遭ってしまったお宅ということ。当然のことながらお客様は非常にお困りで一刻も早く現場に急行しようと車を走らせました。それにしても泥棒被害とは驚き、こういうことはよくあるのでしょうか?

――ガラスの修理ということで、「家事をしていて偶然割れてしまった」というような状況が多いのかな、と思っていたのですが、泥棒被害ということも多いのですか?

潮:そうですね。とても残念なことですが泥棒がガラスを割って空き巣に入るということは、意外と多いのが現状。大胆な手口に見えますが泥棒のプロは小さな物音だけでガラスを割ってしまいます。ものが盗まれたうえに、ガラスも割れてしまっている、だからお客様としてはガラスだけでも早く直したいという状況は少なくありませんね。

――泥棒がガラスを割るというのはどのような手口なんでしょうか。

潮:いろいろな方法がありますが、マイナスドライバー1本でガラスを割って鍵を空けて入るという手口がよく見られます。この場合ガラスは「パリーン」とは割れず、「ジャリッ」とヒビが入る音がする程度なので、近隣住民にも気づかれにくいというのが現状。ガラスを割って鍵を開けるだけなので、短時間で侵入されてしまいます。悲しいことに、そのような被害は正直後をたちません。なので私たちは防犯対策までご提案することもあります。

――ガラスの修理、交換だけでなく「防犯」を提案することもお仕事の大事な一部なんですね。

潮:そうですね。防犯用のガラスであったり、防犯フィルム、クレセント錠など、より防犯性を高めるアイテムを紹介することも多いですよ。私はガラスの職人ですが、鍵の方も経験があるので、ガラスと一緒に鍵のトラブルに対応することもけっこうありますね。

潮さんはガラスの職人さんですが、ガラスのことを考えていればいい、というわけじゃないんですね。お客様のニーズに寄り添うべく、「防犯」の提案も常々心がけていらっしゃるとは、さすがプロ! また、潮さんはガラスだけでなく鍵のお仕事もご自分でこなされるので、このような泥棒被害の際は1人で2つのトラブルに対処できるとのこと。確かに1度にいくつもの生活のトラブルに対応してもらえたら、お客様としてはとても助かりますよね。

いざ現場へ。驚きの作業の早さでガラスを交換

ガラスと泥棒被害についてお話を聞いているうちに、1件目のお家に近づいてきました。三河安城から1時間弱車を走らせたところ。潮さんの話によれば日に300Kmほど運転することは珍しくないそうで、非常に幅広いエリアに対応されていることを助手席に乗りながら実感しました。すると……

潮:お客様に電話を入れさせてもらっていいですか?

そういって潮さんはお客様に電話をして、もうすぐ着くことをお伝えしていました。このように電話を入れることでお客様に安心してもらう、というのも仕事の一つなんですね。物腰の柔らかい潮さんの対応に感激。1件目のお家に到着すると潮さんはガラスの割れた現場へと駆けて行き、お客様と丁寧に接してらっしゃいました。

潮:やはりドライバーによるガラス被害でしたね。完全に慣れた人の手口で、通りに面している部屋なのに派手に割られてしまっています。

――これは、大変ですね。まずどのような作業から始めるのでしょう。

潮:そうですね、まずはサイズを測らせていただき見積もりを出します。それでお客様のOKをいただいてからの作業となります。

――なるほど、まずは見積もりなんですね。見積もりで終わってしまうこともあるんですか?

潮:もちろんそういうこともありますが、それも仕事の一つ、見積もりは無料対応ですからお客様に喜ばれますね。

見積もりだけで終わってしまうこともあるのに、無料で対応。移動することを考えるとなかなか大変そうですが、まさにお客様目線のサービスということですね。幸い、1件目のお家では見積もりが通り、その場でガラスの交換ということになりました。

――この後はどのような流れになりますか?

潮:まずはサッシを外し、割れたガラスを片付けます。当然ながらガラスは危ないので、まずはお客様の身体第一、お声がけしながら危なくないようにやってますよ。そして次はガラスのカットです。

――え! カットって、この場で切るのですか?

潮:そうです。まずはテーブルを組み立ててその上で、ガラスカッターでガラスを切ります。

なんと巨大なテーブルを道路上で組み立て始めました。そして……

驚くことにガラスの加工作業はたったの数分で終了。まさか現場でガラスを切るとは。しかもガラスカッターでスルッと切ってからは、背面をトントンと叩くだけでガラスはキレイにカットできて、見事測ったサイズに。ガラスがこんな一瞬で切れるとは思いませんでした。見積もりが終わってからその家に合ったガラスを取りに会社に戻る、なんて悠長なことはやってられないんですね。

潮:次はパッキンの交換です。今回はこれもキズついていたので交換させてもらいます。

そういって潮さんはスルスルとパッキンを取り付けていきました。雨の中での作業となってしまいましたが、まったく問題なく新しいガラスが完成!

潮:これでサッシにガラスを取り付けて、あとはサッシを元に戻せば完成です。

なんと1時間弱ですべての作業が終了。瞬く間にガラスの取り付けが終わってしまいました。あまりの早業にお客様も喜んでくださり、「ありがとう、また何かあったら頼むよ」と一言。無事にガラス交換完了です。

お支払中に、車の中を覗かせてもらったのですが、当然ながらたくさんのガラスや、道具があることに驚き。なるほど、このお仕事ハイエースじゃないと務まりませんね。

――ガラスを見せてもらってもいいですか。

潮:はい、ガラスはこんな風に収納しています。大体20枚ほどのストックがあり、透明な普通のガラスに加えて「型ガラス」といわれる模様の入ったものや防犯ガラスを常に持って動いています。どんな事態にもすぐ対応できるようになってるんですよ。それじゃ、そろそろ次の仕事に行きましょうか。2件目は名古屋市内です。

自然災害でもガラスは割れる!

車を名古屋に走らせ、また1時間程。次は商業施設のガラスの交換だけするということ。

――交換だけということも多いんですか?

潮:かなりイレギュラーですね。というのは普通のお客様は新しいガラスを持っていませんから。今回の施設はチェーン店で共通のガラスを使ってらっしゃるので、ストックのガラスをお持ちのようです。

――へぇ、そういうこともあるんですね。一般のお宅だけでなく、会社やこれから行くような施設に伺うことも多いんですか。

潮:もちろん会社さんに行くことも多いですよ。いろいろな状況、いろいろな案件に対応しています。

――それにしても、ガラスってそんなにしょっちゅう割れるものじゃないように思っていたのですが常にお仕事があるんですね。

潮:やはり簡単に割れてしまうものでもあるので、どこかしらでトラブルは発生していますね。生活救急車と名乗っているので、仲間で時間やエリアをズラして動きながら、すぐに対応できるようにしているんですよ。

――ほかのお仕事では「繁忙期」というか、混み合う時期って明確にあったりしますが、生活救急車の場合どうでしょうか?

潮:それがやっぱり案件がたくさん被るときがあるんですよ。それが台風など、強風が吹いたとき。風でガラスが割れることもあるし、物が倒れたりして割れちゃったというケースも多いですね。

なるほど、自然災害でも確かにガラスは割れますね。365日どこかでガラスが割れていると思うと、ちょっとゾッとしてしまいますが、いつでも駆けつけてくれるサービスがあるって、本当安心ですね。

たくさんの案件をこなせるのは仲間と相棒のおかげです

2件目に到着。ここではガラスの交換が2カ所。1時間半程度の作業になりました。まずは壊れたガラスを外すところからスタートしました。作業自体は1件目のお宅と同じように扉部分を外して、ガラスを取り除くというもの。けれど扉が巨大で重く、潮さんも大変そう。

――このように大きな扉も1人で外すんですね。

潮:そうですね、大体1人で作業します。けれど、もちろん仲間と協力するような現場もありますよ。仲間とは情報を交換したり、ときに助け合ったり。だからうまく現場を回せてるんですね。

――なるほど、確かに潮さんのお仕事は1人だけで動く仕事ではありますが、仲間の存在はとても大きいですね。また先程から気になっていたのですが、道具がどれも格好いいですね。作業ではどのような道具を使われているのでしょう?

潮:掃除道具、重たいものを運ぶリフター、ガラスを扉を嵌めるときなどに微調節するゴムハンマー、そしてやっぱり電動ドリル、これは絶対はずせませんね。

そういって潮さんはそれぞれの道具を器用に使いこなし、サクサクと作業をこなしました。

潮:特に電動ドリルは仕事の相棒ともいえる存在です。私はマキタの10.8Vのインパクトドライバーを使っています。壊れないし、使いやすいし、本当いいドライバーですよ。

おおっ、これは格好いい。かなり使い込んでらっしゃるドライバーは、仕事道具というよりもはやパートナーなんですね。

作業しているうちに潮さんは汗だくに。恥ずかしいから撮らないでください、といわれましたが、一心で作業するその背中が男らしく、思わずシャッターを切らせてもらいました。

まとめ

ガラスは誰の生活の中にもあって馴染みのあるもの。だけど、少し間違えれば危険な存在にもなってしまいます。何か起こったときは、プロの力が必要ということを痛感。この日は半日だけの同行となりましたが、どんなお仕事が舞い込み、どのように作業してらっしゃるかがよくわかり、その仕事の大変さ、そして質の高さに驚きました。

私と別れると潮さんは「これから2件回るんですよ、頑張ります」と夜の街へと車を走らせて行きました。ガラスのトラブルはそこかしこで起き、常に誰かが困っている。「生活救急車」がたくさんの人に頼られていることを実感しました。

<プロフィール>

この記事を書いた人
ライター
半澤則吉
1983年生まれ。福島県出身。グルメ、散歩系の街取材に加えてモノや旅行系のライターとしても活動。『散歩の達人』(交通新聞社)にて「町中華探検隊がゆく!」を連載中

生活救急車 編集部
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