さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 窓ガラスのゴムパッキンが、カビで黒ずんでしまい、拭いただけでは取れなくなって困っていませんか?カビは放置しておくと、どんどん周りに広がってしまうので厄介ですよね。また、体の中にカビが侵入すると、健康を害することもあります。そこで今回は、窓ガラスのカビをキレイに掃除する方法についてご紹介いたします。
カビをキレイに掃除するには、「根元からカビを除去する」のがポイントです。中性洗剤などで表面のカビを掃除しても、ゴムパッキンの中にカビが残っていれば、すぐに増えてしまいます。
カビキラー、ゴム手袋、キッチンペーパー、ラップ、バケツまたは要らないトレー、マスク、ゴーグル(水泳用で大丈夫です)、雑巾。
カビキラーを使う際は、目や口に薬品が入らないように注意しましょう。また、使用後は水で、手や顔、目を洗うようにしましょう。使用中は、部屋の中の換気を充分にしてください。
簡単にまとめると、キッチンペーパーにカビキラーを染みこませて、ゴムパッキンに貼り付けるだけのお手軽な方法です。詳細な手順は、下記をご参考ください。
1.ゴム手袋、マスク、ゴーグルを装着する。
2.乾いた状態のバケツまたは要らないトレーに、少量のカビキラーを入れる。
3.キッチンペーパーを一枚ずつカビキラーに浸して、窓枠のゴムパッキンに密着させる。
4.キッチンペーパーの上からラップを被せて、20~30分ほど待つ。
5.時間が経ったらラップとキッチンペーパーを剥がして、水で濡らした雑巾で液がついた部分をしっかりと拭く。
6.カビが一度で取れない場合は、数回繰り返す。
紹介した方法で、カビがキレイに掃除できない場合は、「ゴムパッキン用カビキラー」を使ってみるといいかもしれません。また、カビがゴムパッキンの奥まで入りこんでいる場合は、1回の作業では取れないこともあるため、根気よく続けていくことが大切です。
窓ガラスのゴムパッキンのカビは、一度キレイに掃除しても、その後も発生することがあります。部屋の換気や、日頃の掃除はもちろん、結露ができた場合は拭き取るといった対策をしてあげると、カビを予防することができます。
もしも、「掃除をしていてもカビが、再び発生してしまった」という場合は、今回紹介した方法を早めに試すと、カビ取りの回数が減るのでおすすめです。
窓ガラスの種類によっては、結露ができにくいガラスもあります。日頃、「一生懸命掃除はしているけど、よく結露してしまうのでカビが発生してしまう」といったことでお困りの場合は、結露ができにくいガラスへの交換も考えてみてはいかがでしょうか。
結露ができにくいガラスは、日頃のお掃除が楽になるだけでなく、冬の暖房や夏の冷房の効果を高くしてくれるといった効果もあるため、そういったことで悩んでいる人におすすめです。
今回は、窓ガラスのカビをキレイに掃除する方法や、カビの発生を予防する方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。一度、深く根付いてしまったカビは、1回の掃除ではキレイになりませんが、複数回すると徐々にキレイになっていきます。また、日頃のお掃除や換気で、カビの発生を予防することもできるので、定期的に掃除してあげましょう。