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説明 雨漏りを修理するにあたって、「塗り替え塗装をすれば直る」という話を聞いたことはありませんか?もちろん、塗り替え塗装で雨漏りが直る場合もありますが、雨漏りが発生する場所や原因、対処法もさまざまです。そこで今回は、雨漏りが塗り替え塗装で直るケースや、雨漏り防止に使える塗料・塗装方法などをご紹介します。
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雨漏りを修理するにあたって、「塗り替え塗装をすれば直る」という話を聞いたことはありませんか?
もちろん、塗り替え塗装をすることで雨漏りが直るというケースもありますが、何でも塗装をすれば雨漏りが直るというわけではありません。
雨漏りが発生する原因は屋根・外壁などの場所によって複数あり、その解決策も今使っている屋根材や外壁材、塗料、原因などの条件によって何十パターンにも分かれます。
そこで今回は、雨漏りが塗り替え塗装で直るケースや、雨漏り防止に使える塗料・塗装方法などについてご紹介したいと思います。
おそらく、このサイト以外で情報収集をある程度された人は「雨漏りは塗り替え塗装をすれば直ることもあるけれど、直らないこともある」という文章をよく目にされたかと思います。
結論から申し上げると、まさにその通りで、塗り替え塗装で直ることもあれば直らないこともあります。
ただ、そんな言葉だけ言われても悩みは解決しませんよね。そこで、ここでは塗り替え塗装で直る雨漏りの原因をご紹介したいと思います。
※塗り替え塗装で直らない原因も、このページでご紹介しております。
モルタルのように現場で材料を混ぜて、職人の手で仕上げる外壁材は職人の技術力によって仕上がりに大きな差がでます。
築浅なのに外壁にひび割れが入っていて、そのひび割れ付近から室内に雨漏りが起こっているような場合は施工時に使う塗料の量が少なかったり、ムラがあってひび割れが入って雨漏りしている可能性があります。
こういった塗装に関するトラブルが原因の場合は、塗り替え塗装で雨漏りが直ります。しかし、塗料や外壁材の下には防水シートなどの雨水を防ぐ資材が入っているので、塗料が直接の原因になることは珍しいでしょう。
鉄骨・鉄筋コンクリート造の建物は一次防水のみの構造となっていることが多く、塗り替え塗装で雨漏り予防の補修をすることがあります。
ただし、すでに雨漏りがしている場合で、防水層に水が入ってしまっている場合は塗装以外の作業が必要になります。
先ほどは、塗り替え塗装で直る雨漏りの原因についてご紹介しましたが、今度は「塗り替え塗装では直らない雨漏りの原因」についてご紹介したいと思います。
もしも、業者に雨漏り修理を依頼したときに、ここに記載されているような原因で雨漏りが起こっているのに外壁塗装を勧められた場合は、その業者にどうして外壁塗装をするのか説明をしてもらった方がいいでしょう。
外壁の補修を行った後に、塗装をすることは有りうることなので必ず業者の説明を聞いてから判断しましょう。
※あなたの家の雨漏りが、ここで紹介する原因であった場合でも、必ずしも「塗替え塗装をしなくてもいい!」ということではありませんのでご注意ください。
塗装は、建物の一番外側の部分となり、塗装と家の中の間には防湿や断熱のための構造があります。
塗装に加え、塗装より下側・内側の部分も劣化している場合は、塗り替え塗装だけでは雨漏りを直すことができません。
塗り替え塗装の場所だけではなく、建物の複数箇所から雨水が侵入して雨漏りしているというケースがあります。
たとえば、雨漏りの原因を探っていたら塗装部分に劣化を発見したので、塗り替え塗装を行ったとします。
しかし、窓サッシやベランダなど、補修箇所以外からも雨水が侵入していた場合は、その箇所も修理しなければ雨漏りは直りません。
この例のように、雨漏りの原因が複数ヶ所あるのに、一箇所しか修理をしないというトラブルは、「目視による雨漏り調査しかしていない」ことが原因でよく起こります。
雨漏りの調査というと、散水調査やサーモグラフィ調査などの専用機材を使った調査の場合は目視よりも調査料が高くなります。
そのため、一番安い目視調査のみで済ませたくなりますが、目視調査はあくまで「人間の目で見える箇所だけ」をチェックする調査なので目で見えない場所の調査はできません。
しっかりと確認しておきたい場合は、散水調査やサーモグラフィ調査などの専用機材を使った調査をされることをおすすめします。
屋根の塗装には「縁切り」という、屋根材どうしの隙間に塗料が詰まってしまうのを防ぐための工程があります。この縁切りが不十分だったり、そもそも行程自体を省いたりすると、塗料が水の通り道をふさいでしまいます。
その結果、屋根の雨水が排水できなくなって、雨漏りとなることがあります。このように、雨漏りの対策のために塗装を行ったのに、逆効果になってしまうというケースもあります。
自分で雨漏り補修をしようとしてよくやってしまう失敗のひとつに、「排水のために必要な隙間も塞いでしまう」というものがあります。
屋根材には、屋根にたまった水を屋根の下に排水できるように排水用の隙間があります。一目みただけでは、排水用なのか、屋根材が破損したのかわからないものもあります。
補修に失敗すると、その失敗した補修も修理する手間がかかるので、自信がない人は何もしないで業者に任せることをおすすめします。
外壁の雨漏り原因の一部は塗装の塗り替えで修理することが可能ですが、屋根の雨漏りについては基本的に屋根塗装で雨漏りを修理することはできません。
外壁は修理できる可能性があるのに、屋根だけできないなんて不思議ですよね。しかし、屋根の構造を知ってしまえば「あぁ、だから屋根塗装じゃ直らないんだ。」と納得できると思います。
そこでここでは、屋根の防水構造、屋根塗装では雨漏りの修理ができない理由についてご説明したいと思います。
瓦やスレートは遠くから見たら隙間なく敷き詰められているように見えますが、実際は、瓦やスレートの下に入った雨水が屋根の下に排水されるように隙間が空いています。
水が流れていくと雨漏りしてしまうのではないかと思われますが、水をはじく防水シートがあるので家の中には水が漏れてくることはありません。
屋根塗装は、瓦やスレートの表面に塗られるため直接雨水を弾いているわけではありません。雨水を直接弾いているのは防水シートなので、屋根塗装をしても雨漏りが直ることはありません。
屋根塗装では雨漏りが直らない理由についてご紹介しましたが、中には「屋根塗装をした後に雨漏りがする」というトラブルに遭遇する人もいます。
よくある施工ミスですが、屋根塗装で瓦やスレートの排水路を塗料で塞いでしまっているので瓦やスレートの下に入った雨水が排水されずに、屋根材の下に漏れている状態です。
この場合は、「縁切り(ふちぎり)」で隙間を塞いでいる塗料を切りとることで修理が可能です。
(※別途雨漏りした箇所の資材の補修が必要になることもあります。)
塗り替え塗装は、雨漏りの補修よりも、予防やメンテナンスの意味合いで行うことが多い施工内容です。
ここでは、雨漏りを防止するのに使われる塗料や塗装方法についてご紹介したいと思います。
雨漏り予防での外壁塗装には、防水塗料を使用すると効果的です。防水塗料とは、簡単に言うと伸縮性の高い弾性塗料のことをいいます。
他の塗料に比べてよく伸びるので、外壁材のひび割れが起こったときも塗膜が伸びて割れないので雨水の侵入を防ぐことができます。
ただし、耐用年数が5~10年と短いため、定期的なメンテナンスが必要となります。
防水塗装は、一般的にベランダや屋上といった水の溜まりやすい部分に行う塗装になります。
防水塗装がされているかどうかは、ベランダや屋上の床を見て「コンクリートが剥き出しになっていれば」防水塗装がされていないということがわかります。
防水塗装などをしてみたいときは、複数業者に見積りをとって使う塗料や料金・対応などを比べておくと安心です。
今回は、雨漏りが塗り替え塗装で直るかどうか、雨漏り防止塗料や外壁防水塗装についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
塗料が原因で雨漏りがしていれば塗り替え塗装で修理することも可能でしたが、「必ず塗り替え塗装で必ず雨漏りが直る」というわけではありませんでしたよね。
もしも、修理業者に塗り替え塗装で直るといわれた場合は、原因は何なのかをしっかり確認しておくと安心です。
生活救急車でも、雨漏りの修理や外壁塗装などを承っておりますので、お困りの際はお気軽にお電話ください。まずは、現地見積り・ご相談から承っております。
とても分かりやすかったです。