さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 庭掃除をしていて、ふと外壁を見るとコケがついていたなんてことはありませんか。日当たりの悪い場所などでは、コケが生えやすいのでそこだけ緑色になっていたなんてことも多いかと思います。そこで、今回は外壁についたコケを除去する方法について、ご紹介したいと思います。
コケが外壁に生えてしまった場合、カビキラーやハイターなどの次亜塩素酸ナトリウムが主成分の洗剤を使うといいでしょう。水やタワシだけでこすっても、コケが残ってしまってすぐに生えてくることがあります。カビキラーやハイターであれば、そういったことを長く予防してくれるのでおすすめです。
実際にカビキラーなどを使ってコケを除去する際は、下記の道具を準備しましょう。
今回は、カビキラーやハイターを使うため、目などを守るためにゴーグルやマスクを装着するようにしましょう。また、手を守るためにゴム手袋も必須です。これらを装着したら、ホースやバケツに入れた水で軽く外壁の汚れを落としていきましょう。ある程度汚れが落ちたら、カビキラーやハイターとブラシを使って優しくコケを落としていきます。力を入れすぎると外壁の塗装などに傷がついてしまいます。また、ハイターを使うときは水で薄めてから使いましょう。コケが落ちたら、ホースやバケツで水を外壁にかけて、カビキラーやハイターをしっかりと落として完了です。
最近、テレビなどで高圧洗浄を使った掃除などが放送されているのを見て「便利だなー」と思ったことはありませんか。通販などでも購入できる高圧洗浄は、確かに掃除などにも便利です。しかし、使い方を誤ると外壁などに傷が残ることもあるため、使い方には注意が必要です。高圧洗浄を使う際は、自分と周りに注意して使用するようにしましょう。
コケを除去しても、しばらくしたら再び生えてくることはあります。とくに、日の当たらない場所で湿度が高い場所にはよく生えます。また、外壁の種類によってコケが生えやすいものや、生えにくいものがあると思っている人もいますが、実際どうなのでしょうか。
外壁がサイディングの場合、コケが生えにくいような印象がありますが、もちろんコケが生えることはあります。コケが生えやすいか、生えにくいかは、外壁の種類よりも「塗料」に防カビ機能などがあるかによって変わります。フッ素系の塗料などは、コケやカビなどが付きにくくなります。しかし、それでも付きにくくなるだけで生えることはあります。
物置などを置いている場所や、風どおりが悪い場所、トイレや浴室などの近くの外壁は、湿度が高くなりやすいため、コケが生えやすくなります。家の外に使っていない物置などを置いていて、その周りにコケが生えるのが気になる場合は物置の撤去などを考えた方がいいかもしれません。
今回は、外壁のコケの除去方法などについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。コケは日当たりの悪い場所や湿度が高い場所で、発生しやすくなります。気づいたら、いつのまにか壁が緑になっていたなんてこともあると思います。そんなときは、家にあるカビキラーなどの洗剤で除去と予防が簡単にできます。テレビなどで高圧洗浄で汚れを落とすシーンを見て高圧洗浄を使ってみたいと思っている人もいるかと思いますが、外壁を傷つけることもあるため、使用の際は注意しましょう。毎回のコケ掃除を少しでも楽にしたいという人は、外壁の塗り直しの際にあ防カビ効果のある塗料などを選んでみるといいかもしれません。