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説明 金庫の鍵が開けられなくなって、困っていませんか?金庫が開かないときは業者やメーカーに依頼して開ける方法もありますが、原因によっては自力で金庫を開けられる可能性があります。そこで今回は、金庫の鍵開けを自分でやる方法をご紹介いたします。
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金庫の鍵が開けられなくなって、困っていませんか?
「暗証番号を忘れてしまった」「テンキーが反応しなくなってしまった」など、金庫が開かなくなると焦ってしまいます。
業者やメーカーに連絡して開ける方法もありますが、開かない原因によっては自力で金庫を開けられる可能性があります。
そこで今回は、金庫の鍵開けを自分でやる方法や、鍵開けを業者に依頼した場合の料金相場、鍵開け作業のときによくある質問などをご紹介したいと思います。
金庫が開かなくなってしまう原因はさまざまなことが考えられますが、よく見られる不具合は金庫の種類によって異なります。
そこでまずは、金庫の鍵開け依頼でよく見る原因を種類別に紹介したいと思います。
金庫の中には基本的に貴重品が入っているので、開かなくなってしまったけれど何とかして開錠したい、という人がほとんどだと思います。
しかし、無理にこじ開けようとすると中の物や金庫を破損するおそれがあるため避けたほうがいいでしょう。
金庫が開かない不具合は、原因によっては自力で開けられる可能性もあるので、自分で解決したい場合は下記の対処法などを参考にしてみてはいかがでしょうか。
ダイヤル式金庫は、丸いダイヤルを回して番号を合わせて開錠する、昔からよくあるタイプの金庫です。
ここでは、ダイヤル式金庫でよくある不具合や原因についてご紹介いたします。
ダイヤル式金庫が開かない原因でよくあるのは、「番号を忘れてしまった」「元々は別の人が使っていたので番号を知らない」といったケースです。
上記のような場合は、番号を知っていそうな人に確認を取るか、鍵屋に相談して開錠を依頼することをおすすめいたします。
番号や開け方は合っているのに開けられない、というケースでは、以下のような原因が考えられます。
【原因1.振動によるダイヤル番号のズレ】
番号忘れで開けられなくならないように、ダイヤルをテープで止めている人がたまにいらっしゃいます。しかし、地震などの振動でダイヤルがズレてしまい、正しい番号に合わさっていない状態になることがあります。
この場合は、もう一度正しい番号にダイヤルを回して合わせ直す必要があります。
【原因2.ダイヤル内部の部品の故障】
金庫の経年劣化などでダイヤル内部の部品が故障していると、番号が合っていても開けられないことがあります。
金庫の耐用年数は20年が目安となっていますので、製造から20年程度経った金庫は新しく買い替えることをおすすめいたします。
【原因3.金庫に物を詰め込みすぎている】
金庫の中に物を詰め込みすぎていると、内側から扉が押されて鍵の部分に引っかかり、鍵が回せなくなることがあります。
テンキー式金庫は、数字やアルファベットの暗証番号ボタンを押して開錠するタイプの金庫です。
「正しい暗証番号を入力しているのに金庫が開かない」というトラブルのときは、下記のような不具合が発生していることが考えられます。
テンキー式金庫が開かない原因のほとんどは、電池切れによるものです。
テンキーを押しても反応しない、いつもと違う音がする、画面やランプが点かない、などの症状があるときは、電池の消耗や寿命の可能性が考えられるので、電池交換を行ってみましょう。
金庫の種類によっては、電池切れから24時間後など一定以上の時間が経過すると自動で暗証番号を初期設定の番号にリセットするものがあります。
「電池切れからしばらく経ってから電池交換をして、その後に暗証番号を入力したがうまくいかない」などの場合は、暗証番号が初期設定にリセットされている可能性があります。
一部のテンキー式金庫には、暗証番号を複数回入力ミスすると、セキュリティのためロックをかけて一定時間操作ができなくなる機能がついています。
一度ロックされてしまったら、既定の時間が経たないと正しい番号を入力しても開錠することができないため、しばらく時間をおいてロックの解除を待つ必要があります。
時間が経ってロックが解除されたら、改めて正しい暗証番号を入力しましょう。
指紋認証式金庫は、登録した指紋をセンサーで読み取って開錠するタイプの金庫です。
キーレスで開錠できて利便性があり、不正開錠もされにくい防犯性の高い金庫ですが、指紋認証機能は精密なため、ちょっとしたことで不具合を起こしてしまうケースがよくあります。
ここからは、指紋認証式金庫でよく見かける不具合と原因をご紹介いたします。
指紋認証エラーでまず考えられるのは、手や指先が汚れていて指紋が読み取れないケースです。
また、指ではなく認証パネルの方が汚れているためうまく読み取れない、という可能性もあります。指紋認証を行うときは、手や認証パネルの汚れをしっかり拭き取っておきましょう。
指紋を登録した指を怪我していて、傷がついていたり絆創膏を貼っていると指紋が認証できなくなります。
また、子供の指紋の場合は成長により指紋が変化したことで、同一の指紋と認識できなくなるケースがあります。
手汗などで指に水分がついている、指先が乾燥している、指の油分が多い、などの状態だと、認証パネルが指紋をうまく認識できないことがあります。
また、金庫によっては指紋だけではなく、指の温度も認証に関係している種類があります。そのため、寒さなどで手が冷たくなっていると認証できない場合があります。
マグネット式金庫は、磁石の棒のような鍵(マグネットキー)を使って開錠するタイプの金庫です。鍵の磁気で開錠するため電池切れの心配はありませんが、経年劣化などにより開かなくなるケースがあります。
マグネット式金庫が開かないときは、磁力の劣化が原因になっている可能性があります。
経年劣化のほかに、夏場に高温になる場所に保管したり、ストーブの近くに置いていると、熱で磁力が落ちやすくなります。
ここまで、金庫が開かなくなる不具合の原因についてご紹介させていただきました。
金庫の部品や基盤の破損など金庫が故障しているときは、メーカーや鍵屋に連絡して開錠することになります。
しかし、故障以外の原因で開かない場合は特別な技術や道具がなくても鍵開けができるケースもあるので、まず自分で対処してみたいという人はこれからご紹介する方法を試してみてはいかがでしょうか。
ダイヤル式金庫が開かないときの対処法は、番号がわからない場合とわかっている場合でやり方が異なります。
ここでは、ダイヤル式金庫の鍵開けの方法を状況別にご紹介したいと思います。
ダイヤル式金庫の番号がわからないときは、下記の方法で番号を調べてみましょう。
番号を調べてもわからなかったときは、業者に相談して金庫の開錠作業を依頼するか、メーカーに番号照会を行うことをおすすめいたします。
番号や開け方はあっているのに開かないときは、内部の部品の故障か、金庫に物を詰め込みすぎていることが考えられます。
部品が故障しているときは業者やメーカーによる修理が必要ですが、物を入れすぎて金庫が詰まっているだけなら「金庫の扉を強く押しながらダイヤルを回す」ことで開錠できる場合があります。
ここでは、テンキー式金庫の鍵開けを自分でやる方法をご紹介いたします。
電池や番号設定の問題であれば自分で開けられる可能性がありますので、ここで紹介されている方法を試してみてはいかがでしょうか。
電池が切れていて操作や開錠ができなくなっているときは、電池を新品に交換してみましょう。交換する際は、中に入っている電池をすべて新しくします。たとえば電池を4本使用しているときは、4本とも新品にしましょう。
テンキー式金庫の電池ボックスはテンキー部分の近くに内蔵されていることが多いですが、電池の場所がわからないときは金庫の取扱説明書を確認したりメーカーに問い合わせてみましょう。
しかし、電池ボックスが金庫の内側にある場合は自力では開けられないため業者対応になります。
暗証番号がリセットされていたときは、初期設定の番号を入力することで開錠できます。初期設定の番号は「0000」「9999」など金庫の種類によって異なります。
使用している金庫の初期設定番号は、金庫の取扱説明書で確認できます。また、金庫の品番がわかればメーカーのホームページで確認できる場合もあります。
初期設定で開錠できた後は、もともと使っていた暗証番号に再設定しておきましょう。
指紋認証式金庫がエラーを起こして開けられないときは、指紋や指紋認証パネルの状態を整えてみましょう。
手を洗ってからしっかり乾燥させる、認証パネルの汚れを拭き取るなど、指紋を読み取りやすくしてから認証させることでエラーが解消できる場合があります。
また、電池で動いている金庫は、電池交換で直るケースもあります。
不具合がないのになかなか指紋認証できないときは、認証操作のやり方を見直してみましょう。
上記のようなコツを押さえることで、読み取りやすくなる場合があります。
マグネット式金庫の磁力が劣化していて開かないときは、「強力な磁石をマグネットキーにくっつけて磁力を回復させる」ことで開けられるようになる可能性があります。
しかし、この方法で必ず磁力が戻るわけではない点に注意が必要です。完全に劣化しているときは、自己修理ができません。
金庫によっては、ちょっと特殊な鍵開けのやり方がありますので、ご紹介しておきたいと思います。
「合わせる番号が1つだけ」の安い手提げ金庫の場合は、下記の方法で鍵を開けられる可能性があります。
合わせる番号が1つだけの安い手提げ金庫であれば、上記方法で開けられる可能性があります。
ただし、番号が2つ以上あるものや、作りのしっかりした手提げ金庫の場合は、上記方法は使えません。
一部の金庫では、金庫メーカーに製造番号などを伝えることで登録されているダイヤル番号を照会することができます。
ただ、この番号照会が使える金庫は限られていますので、「できたらラッキー」くらいに思っておいたほうがいいでしょう。
※金庫の暗証番号照会については、お使いの金庫メーカーに直接お問合せください。当社では、ご対応できません。
ホテルの金庫でよく見かける「暗証番号を入力する」タイプの金庫では、初期パスワードやマスターコードを使って金庫を開けられる可能性があります。
金庫の種類によって異なりますが、「00000」や「99999」と入力して開錠ボタンや※ボタンを所定の手順で押すと緊急開錠できるものがあります。
ただし、やり方については金庫の種類によって異なり、防犯性が高い金庫に関してはこういった方法自体存在しません。
※初期パスワードやマスターコード、緊急開錠の方法については、お使いの金庫メーカーに直接お問合せください。当社では、ご対応できません。
番号忘れや金庫の故障などで金庫が開かないときは、鍵の業者に相談して開錠作業を依頼することをおすすめしています。
しかし、業者に作業を依頼する場合は費用がどのくらいかかるのかが気になりますよね。
そこでここからは、金庫の鍵開けを業者に依頼した場合の費用・料金相場をご紹介したいと思います。
金庫の鍵開けの料金は、作業を依頼する業者によって大きく異なるため、相場を掴みたい場合は「最低3社の業者に見積もりを取って」比較するのがおすすめです。
ただ、時間がないという人もいるかと思いますので、参考例として生活救急車の料金事例から見る金庫の鍵開けの料金相場をご紹介したいと思います。
金庫鍵開けの内容 | 料金相場 |
---|---|
電池切れによる電池交換 | 8,000~10,000円 |
テンキー式金庫の番号忘れ | 20,000~40,000円 |
ダイヤルの番号忘れ | 15,000~30,000円 |
差し込む鍵の紛失 | 10,000~15,000円 |
何らかの故障による鍵開け | 故障内容によって変わる |
※正確な料金は、現地見積りになります。上記表は、料金を保証するものではありません。
あくまで相場ですので、鍵やダイヤルの種類によって相場よりも高くなることもあります。
料金の相場や事例については、下記ページで詳しく紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ここでは、金庫の鍵開け作業についてよくいただく質問とその回答についてご紹介したいと思います。
※お電話では、鍵開けのご依頼のみ承っております。ご自身で鍵開けをする方法のレクチャーや金庫そのものに関するお問合せは承っておりませんので、ご了承ください。
A.ダイヤル・シリンダー・マグネット・電子錠など種類やグレードによって異なります。お見積りは、すべて現地にて「無料」で実施しております。
ダイヤルなどは、見た目が同じでも中に入っている「ディスク」の枚数によって開錠の難易度が上がります。
料金確認や他社比較などで現地見積もりをご依頼いただいても、一切料金はかかりませんので、お困りの際はお気軽にお問合せください。
A.長年放置していると振動でダイヤル内部のディスクが動き、設定した番号がずれることがあります。
長年金庫を放置していると、人や車が通ったときの振動や地震などの影響で、ちょっとずつダイヤル内部のディスクが動いて番号がずれることがあります。
「ダイヤルをテープで止めていた」「番号はメモしているから合っているはず」なのに開かないというトラブルでよくある原因です。
この場合は、業者に鍵開けを依頼することになります。
A.番号を登録されているのであれば、金庫メーカーに直接問い合わせることで照会が可能です。
金庫の番号照会は、下記を用意して直接金庫メーカーに問い合わせる必要があります。
費用は1,200~5,000円程度(メーカーによって異なります)で、1~2週間程みておくといいでしょう。
※番号照会の費用や期間は、お使いの金庫メーカーにご自身でお問合せください。
A.当社で鍵開けをさせていただいた場合は、作業後に引き取り・処分のご依頼も承っております。
生活救急車で金庫の鍵開けなどの作業をさせていただいた場合は、作業後に引き取り・処分のご依頼も承っております。
ただし、金庫の引き取りや処分のみのご対応は当社ではご対応できません。個人での処分方法は、下記ページで紹介しています。
今回は、金庫の鍵開けを自分でやる方法についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
金庫が開かない原因は金庫の種類によってさまざまですが、故障以外の原因だった場合は自分で開けられる可能性があります。
しかし、自分で開けるのが難しいときは無理をせず鍵の業者に相談することをおすすめいたします。
生活救急車では金庫の鍵開け作業を承っておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。まずは、無料の現地見積もりからご対応させていただきます。