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説明 イタチやフェレット、オコジョなど、見た目は似ているけど名前が違うってことは、別の動物なの?と思ったことはありませんか?今回は、よく混乱してしまう、イタチ、フェレット、オコジョについてご紹介したいと思います。
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イタチは、日本だけでなく、アフリカやユーラシア、アメリカなど、様々な気候・場所に広く生息しています。しなやかで細長い胴体と短い四肢をもっています。その小柄で愛らしい見た目からペットにする人もいます。
しかし、見た目に反してニワトリやウサギなどを一匹で狩りにいくなど、肉食獣としての凶暴な一面も持っています。
実は、イタチとは、イタチ科の動物の総称です。そのため、フェレットもオコジョも、どちらもイタチなのです。ただ、昔から日本で「イタチ」と呼ばれているものに関しては、「ニホンイタチ」のことを指すといわれています。
山吹色の毛並みに、額中央から鼻にかけて濃褐色の斑紋があるのが特徴のイタチです。雄と雌で、体の大きさが違うなど雌雄の見分けもつきやすくなっています。
先ほど、イタチがイタチ科の動物の総称とお伝えしましたが、フェレットも同様にイタチ科の動物です。ヨーロッパケナガイタチまたは、ステップケナガイタチを家畜化したもので、ヨーロッパで飼育されていましたが、現在では世界中でペットとして飼われています。
日本でペットとして人気が出始めたのは最近のことで、1993年にマイケル・コールマンという方がマーシャル・フェレットの日本総代理店をまかされ、テレビ番組の「笑っていいとも!」で紹介されたり、飼育書などが出版されることで、徐々に人気が出てきました。
フェレットは、人間になつきやすいと言われています。飼い主とよく遊んでくれるので、芸を仕込むこともできます。また、驚いた際に犬のような大きな声で鳴くことはありますが、それ以外は吠えることなどもないためペット可のマンションでも飼いやすいです。
ペットショップなどで売られているフェレットは、大抵の場合、臭腺除去や避妊手術がされています(不安な場合は、ペットショップに確認しましょう。)。臭腺とは、強い臭気のある液を分泌する腺のことをいいます。スカンクを想像すると、その効果が分かると思います。スカンクもイタチ科の動物で、同じイタチ科のフェレットにも臭腺が付いています。
臭腺から発せられる臭いだけでなく、フェレットは発情期に体臭がきつくなるため、大抵の場合は避妊手術がされています。
オコジョは前述のニホンイタチやフェレットと同じく、イタチ科の動物です。オコジョの後ろ足は長く、強力な跳躍力を持っています。また、他のイタチよりも顔や耳が丸いなど少し変わった特徴を持っています。
オコジョというと、白い毛並みを想像する人が多いのではないでしょうか。実は、オコジョは、夏と冬で毛色が変わるのです。冬は尾の先が黒く、それ以外の毛が真っ白になります。しかし、夏になると、背中側の毛が茶色くなるのです。
かわいらしい見た目に反して、肉食獣としての一面もしっかり持っています。小さいノネズミなどだけでなく、自分よりも大きいノウサギやライチョウなどを食べることがあり、その意外性から狩りの瞬間を捉えた動画などがYoutubeなどにアップされています。
オコジョは、天然記念物であり絶滅危惧種に指定されています。そのため、ペットショップなどでは見かけることがありません。また、自分で捕獲することなどもできませんので、見つけても捕まえたり追いかけたりしないようにしましょう。
今回は、イタチ、フェレット、オコジョについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。見た目が似ているだけに、どれがどれだか詳しくない人が見ても見分けが付きづらいですよね。もう一度おさらいですが、ニホンイタチとオコジョは野生で、おなかが白いのがオコジョ、鼻付近に濃褐色の斑紋があるのがイタチ、ペットショップにいて尻尾が黒いのがフェレットです。何かの役に立てば幸いです。
オコジョは初めて知りました、細かい所まで分かったので、動物園に見に行きたいと思いました。
イタチとフェレットが分からなくなるので、助かりました^^ オコジョは知りませんでした!天然記念物で絶滅危惧種とは驚きました。
勉強になりました。
おこじょのことについてしりたかったのでちょうどよかった。
スカンクもイタチだとはね〜 イタチも、最後っ屁という言葉があるけど イタチやフェレットも本来は臭いんだとかも知らなかったし、面白かった 話のネタになります、感謝