さまざまな暮らしのトラブルを自分で解決する方法を紹介。
説明 窓の閉まりが悪くなった時のために、メンテナンス方法をご紹介します。
日頃から快適に暮らすには、家のお手入れは忘れずに行いたいものです。 新築からの時間が経てば、段々と不具合が出ることも増えてきます。 例えば、「窓サッシの閉まりが悪くなった」「扉のカギがかかりづらくなった」といった具合です。 おかしいなと感じたら、すぐ対処すればトラブルは最小限に抑えられるものの、面倒だという事を理由に放置しておくと、トラブルは大きくなる一方です。 窓を開閉するときに、重かったり、不快な音がしたり、引っかかりがあるなど、スムーズに開閉できないのは嫌なものです。 放っておくと、サッシの交換が必要になる事もあり、費用もかさみます。 今回、「窓の閉まりが悪くなった時のメンテナンス方法」という事で、「閉まりにくくなった窓」をどのように閉まりやすくするかを紹介します。
窓は生活の中で欠かせないものであると共に、トラブルが起こると非常に困る所でもあります。 窓は度重なる地震の影響や経年劣化により、少しずつ歪んできます。 窓サッシの下部のレールに潤滑剤スプレーを吹きかけることで簡単に良くなればいいのですが、ずれが大きかったり、別の理由が潜んでいると簡単には直りません。
まずは、窓のまわりにブルーシート敷いて、作業の際に汚れがまわりに飛び散るのを防ぎます。
不具合の原因が窓のどこにあるのかを突き止めます。
戸車に原因がある時は、窓の下部にある穴にドライバーを差し込み、戸車の高さを調整する事で、歪んでしまった窓枠に対して、窓側の高さを調整してすべりを良くしていきます。
窓サッシからガラスを外す時は、ガラスを割らないようにしましょう。 立て掛けるとずり落ちたり、倒れたりする事がありますので、あらかじめ床に倒した状態にしておきましょう。
歯ブラシかブラシで戸車のほこりやゴミを取り除いておきます。 この時、掃除機を使うと簡単にほこりやゴミを吸い取ってくれます。 古い潤滑油でこびりついている場合は、中性洗剤を水で薄めた水溶液で、ゴミや汚れを落としましょう。 戸車が磨り減っていないか確認し、磨り減っている場合は交換が必要です。
最後に潤滑剤を吹きかけ、問題なく開閉できるかを確認します。 この時、サッシに潤滑油がに汚れと一緒に固まってしまうことを防ぐため、ティッシュにスプレーし、潤滑油をしみこませ、拭き取るとよいでしょう。
窓サッシの掃除は比較的簡単ですが、戸車の掃除は意外に大変です。 特に窓サッシから外すのが重労働です。多くのトラブルは埃やゴミが戸車にこびりついている事で起こります。 これでは滑らないわけだと思うほど、ひどい場合もあります。 普段からゴミを取り除いていたら窓ガラスを取り外すまでないケースも多くあります。 毎月よりも毎週、毎週よりも毎日、掃除していれば大事に至らない窓のメンテナンス。 こまめなお手入れを心がけましょう。 もし、窓の滑りが悪い場合は、まずは潤滑剤スプレーで症状が改善するか試し、それでも改善しない場合は、専門業者に相談するとよいでしょう。 賃貸物件やマンションの場合は、修繕するために許可をとる等、手続きが必要なこともあります。 不明解な事があれば、大家さんや管理会社に連絡しましょう。