埼玉県さいたま市岩槻区のローカル情報

自然豊かな「岩槻城址公園」は埼玉県さいたま市岩槻区に

埼玉県でも桜の名所と言われているのが、「岩槻城址公園」です。岩槻城址公園は埼玉県さいたま市岩槻区にある大きな公園で、自然林に囲まれて豊かな自然を感じることができるスポットとして、県内外から多くの人が訪れます。また、現存する岩槻城の土塁や、菖蒲池にかかる朱塗りの八ツ橋など、桜の開花シーズン以外でも楽しめる場所です。また、園内にはロマンスカー・きぬ号が展示されています。当時はデラックスロマンスカーと呼ばれていた最新車両で浅草－日光・鬼怒川間を運行していた車両です。きぬ号は車内に入れるようになっており、入場料は無料。現在も椅子が残っており、冷暖房がきいているので休憩所としてもおすすめです。客席だけでなく運転席まで間近で見ることができるので、小さなお子さんにも人気です。本当に走っているロマンスカーの中に居るような気分を味わえるきぬ号ですが、車内での飲食は禁止なので、お弁当を食べたり飲み物を飲むことができない点は注意しましょう。

埼玉県さいたま市岩槻区・久伊豆神社

埼玉県さいたま市岩槻区にはユニークな名前の神社があります。その名も「久伊豆神社」といい、地元岩槻の氏神様で、欽明天皇の時代、およそ1,500年も前に建立された由緒ある総鎮守です。縁結びや厄除け、商売繁盛などの御利益があるとされていますが、その名前からクイズの神様としても近年人気が高まっています。勝負ごとに強い神社ということで、アメリカ横断ウルトラクイズの予選会場としても使われています。緑豊かな境内では、クジャクが飼育されています。神社とクジャクとは珍しい取り合わせですが、クジャクは毒虫や毒のある草も食べてくれるというところから、邪気を払い災厄を取り去ると考えられています。実は、このクジャクは旧皇族・朝香宮鳩彦（あさかのみややすひこ）殿下より賜った由緒正しきもの。現在はそのクジャクの子孫が大切に飼育されています。毎月9日のみ手に入れられる桐箱入りのクジャクお守りや、クジャクの御朱印も人気です。

名城があった埼玉県さいたま市岩槻区

埼玉県さいたま市岩槻区は、さいたま市の中でも中心エリアである大宮駅から一駅でアクセスできるところです。埼玉県さいたま市岩槻区はもともと「人形の街」として知られた歴史のある観光都市です。江戸時代には江戸に最も近い若槻藩がありました。その名残として、岩槻城址公園があります。岩槻城は、日本でも有数の名城でした。太田道灌もしくは成田氏が手掛けた城といわれています。いずれも有名な建築家でした。沼地の中にお城が浮かんでいるような感じだったといわれています。本丸跡については住宅地として今では活用されています。しかし一部は岩槻城址公園として整備されました。岩槻城址公園には歴史的に価値のある遺構がいくつかあります。例えば2棟の門はそのまま現在の場所に移築されていますし、深い堀や土塁などにかつてここにはお城のあったことがうかがわれます。また「きぬ号」という東武鉄道のロマンスカーの先頭車両が園内に展示されています。実際にレバーなど触れるようになっていて、子供たちに人気です。

岩槻のシンボルでもある岩槻城址公園

埼玉県さいたま市岩槻区は市を構成する10区の内の1つです。市北東部にあり、さいたま市や東京のベッドタウンとなっています。またひな人形をはじめとした「岩槻人形」が有名で、区を代表する産業となっています。岩槻城址公園は元荒川沿いにある市を代表する公園です。自然林に囲まれた広い敷地内にお城の黒門や土塁・空堀などの史跡があります。野球場やテニスコートなどのスポーツ施設や多目的広場、わんぱく広場や子どもが遊べるじゃぶじゃぶ池、遊具などもありますので、家族連れで出かけても楽しめる公園です。「人形のまち岩槻」に関連した催事として、春の「流しびな」、秋には人形塚での「人形供養」などが行われ、また県内屈指の桜の名所でもあり600本の桜が咲き誇る季節には「桜まつり」も開催されて多くの人で賑います。ショウブ・スイレンなどが咲く菖蒲池には赤い八つ橋が掛かっており、季節には訪れたいところで、市民の散策ルートとしても親しまれています。城址公園へのアクセスは東武鉄道アーバンパークライン（野田線）岩槻駅よりバスが便利、駅より徒歩で23分です。無料駐車場も完備されています。

人形の街・埼玉県さいたま市岩槻区

埼玉県さいたま市岩槻区の名産品と言えば、ひな人形です。もともと埼玉県は人形作りの盛んな街で、ひな人形は全国一の生産量を誇っています。なかでも有名なのが埼玉県さいたま市岩槻区です。岩槻におけるひな人形の歴史は古く、江戸時代からひな人形の製作が行われ、幕末には岩槻藩の専売品となるほどでした。現在でも、岩槻のひな人形は伝統工芸品に指定されています。毎年、2月下旬から3月上旬にかけて、岩槻のひな人形をアピールするために「まちかど雛めぐり」というイベントを開催しています。古い商家に代々伝わる貴重なひな人形の展示、つるし雛製作体験などの体験教室開催、お琴体験教室などの他、おひな様パレードや甘酒振る舞いなども開催し、参加者すべてが楽しめるイベントとなっています。地元の飲食店では、ひな祭り限定メニューでイベントを盛り上げています。愛宕神社の大ひな壇飾りは、350体以上のひな人形が圧巻です。忘れずに見学してください。

埼玉県さいたま市岩槻区で人形を楽しむ

埼玉県さいたま市岩槻区はもともと人形の町といわれていたエリアで、今でも日本人形の出荷数では国内トップクラスの数を誇ります。桐と水という人形作りで必要な物資に恵まれていたことが発展の大きな原動力になりました。区内には人形工房がたくさんあります。その中でも代表的な存在といわれているのが、東玉です。こちらは創業が江戸時代末期と由緒あるお店です。人形の製造・販売を行っているだけでなく、人形の博物館の運営も行っています。この博物館には古今東西いろいろな人形が飾られています。その他に区内のはお人形歴史館もあります。現代の岩槻の人形制作のリーダーといわれている福田東久氏が館長を務めています。彼が自分で集めた1500体以上の人形がディスプレイされています。有名な人形作家が自分で厳選した作品が展示されています。このように埼玉県さいたま市岩槻区は人形と切っても切り離すことができません。人形巡りで日本の美を再確認してみるのもおすすめです。

人形のまち埼玉県さいたまし岩槻区の「人形博物館」

埼玉県さいたま市岩槻区にはたくさんの人形工房があり、街を歩くと人形のまちの風情を味わえます。岩槻人形の歴史は古く、江戸時代初期に遡れます。現在でもひな人形や五月人形が造られ、伝統的工芸品に指定されました。そしてそれらの歴史を伝える人形の博物館等も市内にあります。今回その中で紹介するのは代表的工房の1つである「人形の東玉」の「東玉人形の博物館」です。雛人形や五月人形をはじめとして御所人形や羽子板、あやつり人形やからくり人形までが収集されています。さらに現代作家の逸品や海外の人形までが展示されていますので、見ごたえ充分です。人形工房の見学や体験教室での製作体験（有料）もできますし、来館記念に和風小物などを購入できる売店もあります。岩槻区でも人形を紹介する総合的施設を現在建築中で「岩槻人形博物館」が2020年2月には開館予定ですので、さらに充実した展示が期待されます。東玉人形の博物館へのアクセスは東武線岩槻駅より徒歩2分です。無料駐車場もあります。開館時間は10時～17時（工房は18時）、月曜日、お盆、年末年始は休みです。入館料300円、中高生200円、工房無料です。

三蔵法師の遺骨を祀る・埼玉県さいたま市岩槻区・慈恩寺

玄奘三蔵法師（げんじょうさんぞうほうし）と言えば西遊記に出てくるお坊さんですが、埼玉県さいたま市岩槻区に、三蔵法師ゆかりのお寺があることをご存知でしょうか。埼玉県さいたま市岩槻区にある慈恩寺は、中国長安（現在の西安）にある大慈恩寺という寺院にちなんで名がつけられたお寺です。境内にある霊骨石塔は三蔵法師のものです。なぜ、三蔵法師の遺骨を祀っているのか不思議に思いますよね。宋の時代、三蔵法師の遺骨は長安から南京に移されました。ところが、戦争による混乱で遺骨は行方不明になってしまいます。第二次世界大戦のさなか、南京に出兵していた日本人が、偶然、三蔵法師の頭蓋骨を納めた石箱を発見します。三蔵法師の遺骨は、当然、中国に返還されましたが、昭和19年、南京に玄奘塔を建立した際に日本にも分骨されました。日本へ持ち帰られた遺骨は、戦争の混乱時期、あちこちへと移されます。三蔵法師の建立した大慈恩寺にちなんだ慈恩寺に落ち着いたのは昭和25年のことでした。

埼玉県さいたま市岩槻区の慈恩寺を訪れる

埼玉県さいたま市岩槻区にはいくつか神社仏閣があります。その中でも北部にある慈恩寺は歴史ある建物として、連日多くの観光客が訪れます。作られたのは824年といわれていて、1000年を超える歴史があります。江戸時代には幕府から手厚い庇護を受けていたともされています。慈恩寺には三蔵法師の遺骨が納められているといわれています。西遊記に登場してくる、あの三蔵法師の遺骨の一部が安置されています。境内の玄奘塔に納められているといわれていて、石塔も13重になっていてこれだけでも一見の価値ありです。このほかに慈恩寺で見ておきたい観光スポットとして、南蛮鉄灯籠もあります。戦国時代末期の岩槻城主だった太田氏房の家臣であった伊達房美が1589年に寄進したものだといわれています。こちらはさいたま市の有形文化財にも指定されている歴史的に価値あるものです。東岩槻駅の北口から出ているさいたま市コミュニティバスでアクセスできます。

天台宗の古刹「慈恩寺」

埼玉県さいたま市岩槻区にある「慈恩寺（じおんじ）」は華林山最上院（かりんさんさいじょういん）慈恩寺が正式な名称で、天台宗の古刹です。天台座主「慈覚大師円仁（じかくたいしえんにん）」が開祖で、彼が唐の留学生であったことから長安の名刹「大慈恩寺」にちなんで名付けました。本尊は千手観世音菩薩像で観音霊場の1つとされています。戦時中に西遊記で有名な玄奘三蔵の遺骨の一部が南京で発見されて日中で分け合うことになりましたが、日本では所縁のある慈恩寺に奉安されました。現在でも寺内の「玄奘三蔵院」に納められています。岩槻では最も有名な寺院の1つで、近隣に限らず多くの人々から信仰を集めています。初詣や玄奘忌（2月）・玄奘祭（5月）、秋の大祭（11月）などのお祭りには出店もたくさん出て多くの人で賑います。でも平日は境内も静かで市民の散策の場所として親しまれています。慈恩寺へのアクセスは東武鉄道アーバンパークライン（野田線）豊春駅より徒歩25分、同線岩槻駅からバスも便利です。拝観時間は8時～17時です。

埼玉県さいたま市岩槻区について

埼玉県さいたま市岩槻区は埼玉県の主要駅である大宮駅にもアクセスが良い場所です。 都心にも大宮駅で乗り換える必要がありますが、アクセスが良いと言われています。 城下町として栄えた面影もあり、歴史を感じさせる建物などもあります。 新しい部分と古い部分が上手く融合しているエリアと言えるでしょう。 そんな岩槻区の観光スポットは「時の鐘」と「久伊豆神社」です。「時の鐘」は1671年に設置され、1720年の改鋳を経て現在も鐘を鳴らし続けています。美しい音色が歴史を感じさせてくれるので、ぜひとも岩槻区を訪れた際は聞いて見てください。「久伊豆神社」は埼玉県のふるさとの森、自然百選にも選ばれている境内で有名です。孔雀がいると評判ですが、タイミングが悪いと見られないこともあるようです。歴史を感じさせる建物、凛とした空気はぜひとも味わってほしいものです。他にも観光スポットはありますが、このふたつだけは立ち寄って欲しい場所と言えます。

埼玉県さいたま市岩槻区にある有名歴史スポット

埼玉県さいたま市岩槻区にある、歴史を感じさせるスポットが「時の鐘」です。この鐘は1671年、岩槻城主の阿部正春が設置したもので、領内の人々に時間を知らせるために作られました。現在でも正午、朝と夕方の6時の計3回は鐘が鳴っており、時間を知らせる役目を果たしています。同名の鐘が埼玉県川越市にも存在しますが、埼玉県さいたま市岩槻区の鐘の方が長い歴史を誇っているのです。埼玉県さいたま市岩槻区にある「久伊豆神社」は非常に歴史が古く、在位期間が西暦539年から571年までであった欽明天皇の時代に社殿が作られたのが始まりとされています。歴史を感じられるスポットであるのと同時に、クイズ神社の名前で親しまれているのも大きな特徴です。神社の正しい読み方は「ひさいず」であるものの、クイズとも読めることから、過去にはクイズ番組の会場としても用いられたことがあります。縁結び、厄除け、安産、商売繁盛など様々なご利益があるとされているのも見逃せません。