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説明 洗濯物の効率的な干し方をお探しではありませんか?洗濯物干しは、一見「ハンガーにかけて物干し竿につるす」だけの作業に見えるかもしれませんが、やり方によっては早く乾かしたり、仕上がりをきれいにする効果も期待できます。そこで今回は、洗濯物をハンガーで干すときの効率的なやり方をご紹介します。
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洗濯物の効率的な干し方をお探しではありませんか?
洗濯物干しは、一見「ハンガーにかけて物干し竿につるす」だけの作業に見えるかもしれませんが、やり方によっては早く乾かしたり、仕上がりをきれいにする効果も期待できます。
そこで今回は、洗濯物をハンガーで干すときの効率的なやり方をご紹介したいと思います。
洗濯物を干すときは、基本的に「ハンガーにかけて干す」「ピンチハンガー(洗濯ばさみ)に挟んで干す」といったやり方で干している人が多いと思います。
しかし、服の種類によってはいつもの方法とは異なる干し方が指定されていることもあるので注意が必要です。
しわや伸びなどの劣化を防ぐために、洗濯物を干すときは「適切な干し方」をあらかじめ確認しておくといいでしょう。
衣類の裏側や側面には、「洗濯表示タグ」が取り付けられています。
タグには素材や洗い方だけではなく干し方についての表示もあるので、とくにおしゃれ着などデリケートな衣類を干すときは忘れずに確認しておきましょう。
洗濯表示タグに「平干し」のマークが付いている服の場合、ハンガーを使った「つり干し」をすると伸びたり型崩れすることがあるので、表示の通りに平干しして乾燥させましょう。
平干しするときは、底が広くネット状になっている専用のハンガーを使うとラクです。
また、物干しスタンドに広げて置いたり、ピンチハンガーの上に置くなどで代用することもできます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ハンガーで洗濯物を干すときによく聞く不満は「下の方がなかなか乾かない、洗濯物によって乾く時間に差がある」「乾かしても洗濯したときのしわがとれない」などです。
このような不満点は、干し方を変えてみるとある程度改善することがあります。
そこでここでは、早く乾きやすい・しわになりにくいハンガーの干し方をご紹介したいと思います。
洗濯物どうしが密集していると、密集している部分の空気の流れが悪くなって乾きにくくなってしまいます。
ハンガーは「およそ5cm以上」の間隔を開けてつるしておくのがおすすめです。洗濯物の間に充分に空気が流れるようになると、乾燥効率もアップします。
スペースが足りなくて間隔を開けるのが難しいときは、1回に洗濯する量を少なめにするか、物干し竿を上下や2列以上に増やすなどでスペースを作ってみましょう。
アーチ干しとは、洗濯物がアーチ状に見えるように「外側に長い衣類、内側に短い衣類」を干すやり方のことです。
アーチ干しをすると洗濯物の下側に空気の流れができて、バラバラに干すよりも早く乾きやすくなるといわれています。
また、洗濯物をつり干しすると下の方に水が流れていくので、アーチ干しで下側の風通しをよくすることで「下の方が乾きが遅くなる」のを抑える効果も期待できます。
Tシャツの縫い目やズボンのポケットなど、衣類の裏側は乾きにくい部分があります。
そのため、衣類を裏返してから干すと乾きにくい部分もしっかりと乾燥させることができます。
また、日光を長時間当てると素材が傷んだり変色する場合があるので、裏返すことで衣類の表側を保護できるというメリットもあります。
ただし、ワイシャツなど型崩れしやすい衣類は裏返さずそのまま干したほうがいいでしょう。
靴下やストッキングなどゴムが入っている服は、ゴム部分を洗濯ばさみで留めて干しましょう。
乾きにくいゴム部分を上にした方が効率が良く、ゴムが長い時間濡れることで劣化が早まるのも防ぐことができます。
厚手のズボンやスカートは、筒状にして干す「筒干し」をすると乾きやすくなります。
裏返しにして(ポケットも出しておく)からウエスト部分を筒状に広げてピンチハンガーに留めておくと、内側に空気が流れて効率よく乾燥させられます。
室内にハンガーをかけて部屋干しをするときは、エアコンや扇風機などの家電を使うと時短になります。
エアコンは除湿モードにして、扇風機は下から風を当てるようにすると効率的に乾かすことができます。
除湿器、サーキュレーターなど部屋干しではさまざまな家電を衣類乾燥に利用できるので、できるだけ早く取り込みたいときはいくつか組み合わせて使ってみるのもいいでしょう。
洗濯後の衣類のしわに悩まされている人も多いと思いますが、ハンガーにかける前にちょっとした対策をするだけでもある程度のしわを防ぐことは可能です。
ハンガーで洗濯物を干すときは、つるす前に軽くしわを伸ばしておきましょう。しわは放置すると定着しやすくなるので、乾かした後にアイロンがけするよりもしわがついてすぐに伸ばしたほうが対処しやすいです。
たとえば下記のような方法でしわを大まかに伸ばしておくと、取り込むときにしわが残りにくくなります。
ハンガーでつり干しをするときに大切なのは、「重さが均等になるように干す」ことです。
左右どちらかに偏った状態で干すと襟・首回りが伸びたりしわが残る原因になるので、しっかり形を左右対称に整えてから干しましょう。
衣類の型崩れを防ぐときは、「ハンガーの厚み」にも注目してみましょう。
厚みのあるハンガーでつるすと型崩れ防止になりますが、衣類ごとに適切な厚みのハンガーを使い分けるとより効果的です。
シャツは1~3cm、ジャケット類は3~5cmくらいを目安にするといいでしょう。
脱水直後のワイシャツやブラウスを、生乾きのままアイロンがけしてしわを伸ばしてから干すと、乾いた後もしわが残りにくくなります。
また、アイロンをかけることで服の水分がある程度蒸発するので、より短時間で乾かすことができます。
「形を整えて干す」「乾き具合を見て取り込む」など、洗濯物干しは意外と工程が多いので、毎日続けるとなると負担になりやすいです。
最近では、ちょっとした便利機能を備えたハンガーもたくさん販売されているので、試しに使ってみるのもいいかもしれません。
ここからは、洗濯物を干すときに使えるハンガーをいくつかご紹介したいと思います。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
靴下やタオルなどの小物を一度にたくさん干すときに重宝するピンチハンガーですが、洗濯ばさみを一つ一つ開いて取り込むのは面倒ですし、無理に引っ張って取ると洗濯物が傷んでしまいます。
そこでおすすめなのが、洗濯物を下に引っ張るとピンチが開くタイプのピンチハンガーです。
洗濯物を引っ張るだけで簡単に取り込めるので、一度でたくさんの衣類を回収することができます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ピンチハンガーで干す量が多いと、洗濯物が密集しやすくなることがあります。
ピンチハンガーでたくさん干しても効率よく乾かしたいときは、ピンチどうしの間隔が広いタイプがおすすめです。
このハンガーは折りたたんであるバーを開くとハンガーの反対側にも洗濯物を干せるので、干す量を増やしても洗濯物どうしの間隔を保つことができます。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
タオルを広げて乾かすと物干し竿やピンチハンガーのスペースを余分にとりがちです。
なるべくスペースを取らずにたくさんタオルを干したいときは、パラソルタイプのハンガーを使ってみましょう。
タオルを放射状に並べられるので省スペースになり、洗濯物どうしの間隔もしっかり取りながら乾燥させられます。
使わないときは畳んで収納できるので、部屋干し用で使うときも場所を取りません。
今回は、洗濯物をハンガーで効率よく干す方法についてご紹介させていただきました。
ハンガーで洗濯物を干すときは、干し方にちょっとした工夫をしてみると時短やしわ防止につなげることができます。
「向き・位置を変える」など簡単なやり方も多いので、興味がある方は一度実践してみてはいかがでしょうか。