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説明 オキシクリーンはあらゆる掃除に使える万能クリーナーで、ベトベトな油汚れでいっぱいの換気扇にも効果的です。今回の記事では、オキシ漬けやオキシ液パックなど、換気扇をピカピカにできる技を紹介していきます。オキシクリーンで換気扇掃除をしたいと思っていた方は参考にしてはいかがでしょうか。
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アメリカ生まれの酸素系漂白剤であるオキシクリーンは、洗濯だけでなく、お風呂掃除や洗濯槽の洗浄にと、色んなポイントで活躍する万能クリーナーです。
それだけのパワーを持ったオキシクリーンを、「換気扇掃除に活かせたら…」と考えたことはないでしょうか?
オキシクリーンが使えるかどうか不安で、使用に踏み切れないという方もいるかもしれません。
まず、オキシクリーンは換気扇掃除に使うことができます。それどころか、頑固な汚れもスムーズに落とせるので、換気扇掃除に最適ともいえる洗剤です。
その理由はオキシクリーンの主成分である『過炭酸ナトリウム』にあります。
過炭酸ナトリウムは、アルカリ性の性質を持っているので、酸性の汚れである油汚れを中和し、落ちやすくする効果があります。
また、溶かした際に酸素の泡を発生させて、汚れを浮かしとる効果もあります。
さらに、アメリカ版のオキシクリーンには界面活性剤という油汚れを分解しやすくさせる成分も含まれているので、油汚れを落とすのにより効果的です。
これがオキシクリーンが換気扇掃除に活用できる理由です。
換気扇の油汚れが落ちないと悩んでいるならば、オキシクリーンを使ってお掃除してみてはいかがでしょうか。
※換気扇の素材や状態によっては、オキシクリーンの使用が向かないことがあります。換気扇の状態や説明書を確認した上で使用することをおすすめします。
オキシクリーンは換気扇掃除に活用できます。それでは、オキシクリーンをどのように使ったら、換気扇の油汚れを落とせるのでしょうか?
答えは、ずばり『オキシ漬け』です。オキシクリーンを溶かした液に、各部品を浸けて置いた後、水で洗い流したり、擦り洗ったりするだけで、換気扇にこびりついた油汚れが落とせます。
ほぼほったらかしなのに油汚れが簡単に落ちるのは、忙しい毎日を過ごす方にとって嬉しいポイントですよね。試してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
参考としてオキシ漬けのやり方とコツを紹介していきます。
ファンやフィルター、カバーなど、換気扇には多数の部品がありますね。これらの中で浸け置きが可能なものなら、オキシ漬けできれいにできます。
オキシ漬けの詳しい手順を説明いたします。
※各部品の取り外し方は製品や換気扇のタイプごとに違うので、取扱説明書などで確認の上、換気扇掃除に取り掛かることをおすすめします。
まず、換気扇のオキシ漬けに必要なものは以下です。
続いてオキシ漬けの手順を詳しく説明していきます。
フィルターやカバーなど換気扇のパーツを入れてお湯を貯めていきます。
容器はシンクや大きめのゴミ袋でも代用が可能です。シンクでオキシ漬けする場合は、しっかり栓をしてお湯が漏れないようにしましょう。また、栓がない場合は、ビニール袋に水を入れて塞ぐ方法が有効です。
ゴミ袋を使う場合は、破れた時に備えて2枚重ねにすることをおすすめします。
容器にお湯が貯まったらオキシクリーンを投入します。
オキシクリーンには日本版とアメリカ版がありますが、それぞれ計量スプーンのサイズが違うので、使用量を変える必要があるので注意しましょう。
日本版の場合は、1Lに付属のスプーン1杯ほどを目安にします。アメリカ版の場合は、1Lあたり1ラインが目安です。
かき混ぜてオキシクリーンが溶けたのを確認できたら、しばらく放置して、泡の力で汚れが緩んでいくのを待ちます。
浸け置きする時間は、20分~3時間の間で、汚れの具合に応じて調整しましょう。
また、なかなか落ちない場合は、6時間まで浸け置く時間を伸ばすのも有効です。ただ、長時間浸ける場合は、換気扇に傷みが出てくる場合もあるので、様子を確認しつつ行うのがおすすめです。
緩んだ汚れを洗い流しましょう。洗うだけでは取れない汚れも、オキシ漬けでゆるんでいるので、ブラシやスポンジなどで擦ると落ちていきます。細かいポイントもどんどんきれいにしましょう。
ちなみに、細い羽が多数あるシロッコファンタイプには、専用の掃除用品もあります。そちらを使うと効率的に擦り洗いができます。
オキシクリーンと汚れが洗い流せたのを確認したら、しっかり乾かしたあとに元通りにします。水分が残っていると故障を招く危険もあるので、きちんと乾かすことがポイントです。
以上がオキシ漬けで行う換気扇掃除のやり方です。
分解や取り付けの作業が手間かもしれませんが、それさえクリアできればほぼほったらかしなので簡単でおすすめの掃除方法です。
オキシ漬けは浸け置くだけの簡単な掃除方法ですが、時には失敗してしまうこともあります。
オキシ漬けは2つのコツに気を付けるだけで成功させられるので、それも合わせてチェックしていきましょう。
オキシクリーンは溶かした時に出る酸素の泡によって汚れ落ちを高めます。浸け置きが基本なのも、泡によって汚れを浮かしとるためです。
思ったよりきれいにならなかったという時は、溶け残りがあって泡があまり発生しなかったのかもしれません。しっかり溶かしてオキシ漬けの効果が最大限発揮されるようにしてみましょう。
特にアメリカ版のオキシクリーンは、界面活性剤で発生する泡による効果も強いので、より泡立ちを意識することが大切です。
オキシクリーンの主成分である過炭酸ナトリウムは、溶かした時に酸素を放出しますが、実は水温が低いと少しずつしか出しません。
オキシクリーンの汚れ落ちの良さは、酸素の泡にもありますから、酸素が出にくい状況は効果的とはいえません。
そのため、お湯に溶かして使用するのが大切です。最大限の効果を得るためにも、40℃~60℃のお湯を使うというポイントを守るようにしましょう。
また、油汚れは温度が高いほど柔らかくなるので、お湯を使うことで落としやすくなることも期待できます。そういった意味でもお湯の使用がおすすめです。
オキシ漬けやオキシパックなど、オキシクリーンの活用で換気扇をまるごとピカピカにできます。
ただ、オキシクリーンを活用した換気扇掃除は、浸け置きの時間が必要なので、一日仕事になることは珍しくありません。
また、換気扇の分解や取り付けの作業が大変という方もいるのではないでしょうか。
そんな大変な換気扇掃除は、ハウスクリーニング業者へ依頼してみてはいかがでしょうか。プロならではの技術や洗剤で頑固な油汚れもきれいにできます。
手間や時間をかけずに換気扇まるごとがきれいになるので、換気扇の油汚れが落ちないと悩んでいる方にはおすすめです。
頑張ってお掃除します!
義実家の換気扇が、何年掃除していないのかわからないレベルの汚れです。 やはり、ハウスクリーニングのプロにお願いするほうが賢明ですね。
めんどくさくてついつい後回ししてたけど、不意にやる気になって今漬けてる最中です。 どのくらい漬けておくんだっけ?と忘れてしまっていたので助かりました。 具体的に記してあったので良い記事でした ありがとうございました。
シロッコファンの細部に試します。
とても簡単に素早く理解できました。ありがとうございました。
換気扇の掃除大変ですが、始めて使ってみたいと思います。きれいになりますように。