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説明 キッチンの換気扇が汚れていてお困りではありませんか?換気扇に汚れがたまるとファンの動きが悪くなったり、サビが発生して換気機能が落ちてしまうことがあるため、なるべく定期的に掃除をしておくと安心です。そこで今回は、キッチンの換気扇の掃除方法や、換気扇汚れにおすすめの洗剤などについてご紹介します。
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キッチンの換気扇が汚れていてお困りではありませんか?
換気扇に汚れがたまるとファンの動きが悪くなったり、サビが発生して換気機能が落ちてしまうことがあるため、なるべく定期的に掃除をしておくと安心です。
そこで今回は、キッチンの換気扇の掃除方法や、換気扇汚れにおすすめの洗剤などについてご紹介いたします。
キッチンの換気扇につく主な汚れは、コンロで調理を行った際に出る油汚れと空気中のほこりです。
換気扇をつけながら調理すると、油を含んだ湯気や空気中のほこりが換気扇の中に吸い込まれていきます。
ほこりと混ざった油は時間が経つと固まって、べたついた落ちにくい汚れになることがあります。
ここでは、そんなキッチン換気扇の汚れを掃除するやり方についてご紹介したいと思います。
キッチンの換気扇は、ファンやフィルターを取り外して部品ごとに洗浄する「分解掃除」がおすすめです。
ただし、換気扇の種類によっては分解できないものもあるので注意しましょう。
分解できるかどうかや分解方法については、換気扇やレンジフードに貼ってあるシールや取扱説明書などで確認できます。
換気扇掃除に必要な道具は、下記の通りです。
換気扇が手の届きにくい高い位置に設置されているときは、安定した踏み台も用意しておくといいでしょう。
換気扇掃除に効果的な洗剤については、下記でご紹介しております。
キッチンの換気扇は、下記の2種類に分かれています。
ファンの種類によって分解方法が異なるので、掃除をする前にあらかじめどちらのタイプかをチェックしておきましょう。
分解や掃除の最中に換気扇が動くと危険なので、作業を始める前に必ず換気扇の電源を切って、コンセントを抜いておきましょう。また、可能であればブレーカーのスイッチも切っておきましょう。
1.整流板がある場合は、まず整流板を取り外します。整流板がないタイプの場合は、(2)の手順から始めます。
2.換気扇のフィルターを取り外します。ネジをゆるめる、ストッパーを押し上げるなど、換気扇の種類によって外し方が異なるので注意しましょう。
3.フィルターを外すと、シロッコファンが確認できます。ファンを分解するときは、まずファンの周囲にある円盤状の留め具を外しましょう。手で回せるネジが付いている場合は、ネジを反時計回りにゆるめると外すことができます。
4.留め具を外したら、シロッコファンの中心にあるネジをゆるめてファンを取り外します。
扇風機のようなプロペラ型のファンが回転して換気を行う昔ながらの換気扇も、シロッコファンの換気扇と同様に分解して掃除することができます。
ここでは、プロペラファンのキッチン換気扇の分解方法をご紹介いたします。
ここでは、プロペラタイプの換気扇を分解する手順をご紹介いたします。
1.換気扇のスイッチを切り、コンセントを抜いておきます。
2.フィルターが付いている場合は、手前に引いて取り外します。
3.油受け(カバーの下部分)を、下に引っ張って取り外します。
4.換気扇カバー(ファンを囲んで取り付けてある部品)を取り外します。
5.ファンの中央にある表示を確認し、「ゆるむ」の方向に回してファンを取り外します。
最近のキッチンでは、換気扇をレンジフードで覆っているタイプが主流です。
レンジフードが設置されているタイプの換気扇の場合は、まず外側のレンジフードの汚れを落としていきましょう。
1.レンジフードの汚れに直接洗剤を吹き付けていきます。洗剤に重曹を使う場合は、水200mlに重曹の粉末約小さじ2~3杯を溶かして、重曹水を作ってスプレーしましょう。
2.洗剤を吹き付けた場所にキッチンペーパーを貼り付けて、洗剤が流れないようにしておきます。この状態で5~10分程度放置します。
3.キッチンペーパーをはがした後、洗剤でゆるんだ汚れをタオルで水拭きします。さらにキッチンペーパーや別の乾いたタオルで乾拭きをして完了です。
上記のやり方は、整流板の掃除にも使うことができます。
フィルターやファンの固まって蓄積した汚れは、スポンジなどでこするだけでは落としにくいことがあります。
このような固まった油汚れは、重曹水を使った「つけ置き掃除」がおすすめです。
つけ置きをしている時間は、レンジフードなどほかの場所の掃除をしておくといいでしょう。
ここでは、重曹で換気扇の部品をつけ置き掃除する手順をご紹介いたします。
1.シンクや浴室にゴミ袋を2重にして広げて、中に分解した換気扇の部品を入れます。
2.重曹の粉末1/2カップ(約60g)を、換気扇の部品にまんべんなくふりかけます。
3.ゴミ袋の中に水を溜めます。油汚れは熱を加えると柔らかくなるので、水の代わりに50~60℃くらいに沸かしたお湯を入れると洗浄効果がアップします。
部品にすっぽり水がかぶるくらいまで水(お湯)を溜めましょう。
4.そのまま1~2時間程度つけ置きします。
5.重曹でやわらかくなった油汚れを、スポンジや歯ブラシでこすって落としていきます。
6.つけ置き水から部品を取り出して、水ですすぎます。重曹の粉末が残らないよう、しっかり水を流しましょう。
換気扇の汚れは、蓄積された頑固な油汚れになっていることも多いです。
強力なアルカリ性洗剤を使えば汚れは落としやすくなりますが、「食材を扱うキッチンで使用するのは不安・・・」という人もいるかと思います。
そこでここからは、キッチンの換気扇掃除におすすめの洗剤をご紹介いたします。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
油汚れは酸性なので、反対の性質であるアルカリ性の洗剤を使うと中和されて落としやすくなります。
重曹は弱アルカリ性の物質のため、粉末や粉末を溶かした水は油汚れを落とすのに効果的です。
また、弱アルカリ性で刺激が少ないので、安全なエコ洗剤としても親しまれています。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
セスキ炭酸ソーダは、重曹より強いアルカリ性を持っています。ドラッグストアなどでは、粉末やスプレーなどの形で販売されています。
弱アルカリ性ですが強い洗浄力があり、重曹では落とせないようなギトギトした油汚れなどにも効果が期待できます。
ただし、洗浄力がある分刺激も強くなるため、使用時はゴム手袋やマスク、ゴーグルなど目や口、皮膚を保護することを忘れないようにしましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
オキシクリーンは、酸素系漂白剤の1つです。洗濯洗剤としても有名ですが、キッチンやお風呂など水回りの掃除にも使うことができます。
オキシクリーンで換気扇掃除をする場合は、オキシクリーンに部品を漬けて汚れを取る「オキシ漬け」がおすすめです。酸素の泡で油を浮かせることで、汚れが落としやすくなります。
注意点ですが、下記のような素材や状態の換気扇掃除には、オキシクリーンの使用は避けたほうがいいでしょう。
換気扇をチェックして、「アルミ製」「塗装の剥がれ」が確認されたときはほかの洗剤を使用しましょう。
※種類・品番・サイズなど、買い間違いにご注意ください。
ウタマロクリーナーは、スプレータイプの中性洗剤です。
刺激が少ないのでキッチンにも安心して使うことができ、油汚れを落とす洗浄力もあります。
換気扇掃除に使うときは、油汚れにスプレーして5~10分ほど放置してから布などで拭き取ってみましょう。
換気扇は、料理でコンロを使うたびに油やほこりが蓄積していきます。
しかし、部屋中に湿気や油のにおいが充満してしまうので、換気扇をつけずに料理をするわけにはいきません。
そこでおすすめなのが、換気扇に油汚れがつくのを防止するグッズを使った対策です。ここからは、油汚れの防止グッズについてご紹介いたします。
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レンジフードつきの換気扇にはフィルターが取り付けられていますが、フィルター自体に汚れがたまると掃除が大変です。
そこで、レンジフードのフィルターにカバーをつけることで、フィルターに直接汚れがつくのを防止できます。
プロペラファンの換気扇用に、カバーごと覆うことができるフィルターも販売されているので、設置されている換気扇に合った種類を選びましょう。
今回はキッチンの換気扇の掃除方法やおすすめの洗剤についてご紹介いたしました。
キッチンの換気扇は、分解掃除、つけ置き掃除などで油汚れをしっかりと落とすことが大切です。
軽い掃除は月1回程度、本格的な掃除を数ヶ月に1回くらいの頻度でできることが望ましいですが、つい放置して汚れが溜まってしまうこともあるかもしれません。
自分で汚れを落とすのが大変なときは、ハウスクリーニングに依頼して本格的な清掃をすることも検討してみてはいかがでしょうか。